[ゲーム] アンソロジードラマCD テイルズ オブ ヴェスペリア 2009 Winter
PS3/Xbox360のRPG「テイルズ オブ ヴェスペリア」のドラマCD「アンソロジードラマCD テイルズ オブ ヴェスペリア 2009 Winter」をゲット。
2009年冬コミの企業ブースで先行発売されたものと同じだと思います。
ようやく一般販売が開始されたので、早速購入しました。

番外編的なギャグシナリオ4本と、テイルズリング・ヴェスペリアの特別編を収録。
4本のシナリオは、徹頭徹尾ギャグでした。
もう、なんというか、破壊力がすごかったです。
TOVはギャグになると、半端ないですね。なんかもう、いろいろと。
PTの仲が良いせいか、ツッコミが容赦ない。

ドラマCDのTOVがベースのためか、残念ながらパティの登場はありません。
もっとも、この雰囲気にパティが加わると、破壊力がさらに5割増しになりそうですがw

時間的には、第二部序盤のダングレスト→ヘリオード以降のようです。
ただし、あるシナリオに盛大なネタバレが含まれているので、第二部中盤までゲームプレイ済み推奨かと。

以下、シナリオごとに箇条書き感想です。普通に感想書いてたらまとまらなかったので。
本作およびゲーム本編のネタバレを含むかもしれないので、閲覧にはご注意ください。
[2/4] 一部加筆修正しました。

[ゲーム] テイルズ オブ ハーツ
DSのRPG「テイルズ オブ ハーツ」(以下TOH)をクリアしました。
ちなみに、アニメーションエディションの方です。
クリア時のプレイ時間は41時間。レベルは71〜74。
サブイベント等をことごとくすっ飛ばしてこの時間なので、サブイベントを網羅したらもっとかかると思います。

DSのテイルズは、イノセンス以来です。
が、イノセンスの時も思ったのですが、なんというか、全体的に小粒な印象を受けました。
DSソフトの容量の問題で必要最低限の機能しか盛り込めなかったというのもあるでしょうし、そもそも直前にプレイしていたのがPS3版ヴェスペリアだったというのも、影響してるかもしれません。
もう少し間を置いてから、TOHプレイすれば良かったかなぁ。

それでも、ストーリーは良かったと思います。
テーマはタイトル通り「人の心とその繋がり」で、それがシナリオの中でうまく表現されていたんじゃないかと。
プレイ前はDSのRPGということで、「どうせ盛り上がりに欠けるシナリオなんだろ」ってなめてかかってたのですが、ごめんなさい俺が間違っていました(平謝
思っていた以上に重厚なシナリオでした。
時々、背筋がむず痒くなるような台詞を連発されて、ちょっと食傷気味になりかけたところもありましたが、まーそれはそれ。
主人公がテイルズ定番の熱血バカだから仕方ないw

キャラクターは、可もなく不可もなく。
あまり突飛なキャラはいないけれど、かといって特徴が無いわけでもない、というキャラクターが揃っています。
主人公シングの熱血バカっぷりは、最初ちょっと苦手だったのですが、中盤のクリード登場イベントでシングの熱血バカキャラ設定に納得しました。クリードと対比させると、シングの熱血バカっぷりは映えますね。
ちなみに、一番好きなキャラはベリルでした。
一番一般人に近いリアクションを示したのが彼女だったので、感情移入しやすかった。

あと、DSにしてはキャラがよく喋る。メインシナリオやスキット、戦闘中と、とにかく喋る。
DSによくこんなに詰め込んだもんだ、と感心するくらい喋りまくります。

テイルズ特有のバトルシステムは、PS2版TODの「AR-LMBS」を進化させたもの、だそうです。
なので、フリーランは廃されて、移動は左右移動とジャンプのみの2Dになってます。
とはいえ、このバトルシステム、フリーランに慣れてしまった身としては結構辛かったです。
敵に挟まれて逃げられなくてフルボッコにされることがしばしば。
しかも、空飛ぶ敵に攻撃がなかなか当たらなくて、本当に困りました。
セミオートでプレイしていたのですが、ジャンプして欲しいところでしてくれなかったり、しなくていいところでジャンプしたり、なんだかうまく動いてくれませんでした。
任意でジャンプする方法は、最後までわかりませんでした(ぁ
とかく苦手なんです空中戦。PS2版TODをプレイしたときも、空中コンボがウリだったのに空中戦は一切しなかったくらい。
地上駆け回っても敵を倒せるバトルシステムが、俺にはちょうどいいです。

もう一つ、TOHのバトルシステムの特徴として、基本的に術技しか使わない、というのもあります。
通常攻撃、必要ないです。ひたすら術技の連発です。
こんな操作性でほんとにいいの? って逆に不安になるくらいw

操作性といえば、ダンジョンの操作性はもう少し一考してほしかったです。
DSって十字キーしか実装されていないのに、ダンジョンの移動では中途半端な斜め方向移動が多くて、やたら指が疲れました。
極め付けが、ダンジョン内に仕掛けられたパズル。
時間制限付きの上、その場で斜め方向への姿勢転換を余儀なくされるパズルがあって、何度やってもうまく斜め方向を向いてくれなくて、何度も心が折れそうになりました。
十字キーのみで斜め方向入力って、結構たいへんなんですよ。察してくださいバンナムさん。

ストーリーが良かっただけに、操作性がちょっと勿体無かったです。
とはいえ、ストーリーはなかなか良かったので、テイルズシリーズのファンならオススメです。

それにしても、CGエディションだと、ムービーシーンはどんな感じになってたんだろう。
怖いもの見たさで、一度見てみたい気もする。
[GM] Piano Collections KINGDOM HEARTS FIELD & BATTLE
A・RPG「キングダムハーツ」シリーズのピアノアレンジ盤の第2弾「FIELD & BATTLE」が発売されました。
前作から1年経たずしての第2弾。
よっぽど反響が大きかったんでしょうか、前作は。まぁ、わからないでもないけれど。

前作より3曲少ない、全9曲収録。
今回はタイトル通り、フィールド曲とバトル曲に的を絞られています。
そのためか、前作よりはほんの少し地味な印象を受けました。心を鷲掴みにするようなキャッチーさが足りないというか。
でも、アレンジの重厚さ、煌びやかさは、前作を上回っているような。
目立たなくて比較的地味なフィールド&バトル曲をここまで聞き入らせる曲に仕上がっているっていうのは、アレンジャーさんの底力を見せ付けられたような気分です。すごいな。

FFのピアコレのようなヒーリング性は、やっぱり今回もあまりありません。
どの曲もどっしりと聴かせる曲になっています。
あと、前作のように「がんばれば素人でも弾ける曲」というのが、今回はないような。「Lazy Afternoon」ぐらい?
ピアノ弾けないのではっきりと断言はできませんが。
バトル曲が絡むためでしょうか、曲始めは大人しくても、中盤でテンポアップして激しくなったりします。

しかし、第2弾がこうして発売されてしまうと、つい第3弾を期待してしまいます。
うーん、でも、さすがに弾切れかなぁ。。。

オススメは、どれも良曲なんですけれど、あえて一曲選ぶなら「Hollow Bustion」。原曲が1の中で1番好きなんです。
一番最後の「Musique pour la tristesse de Xion」も結構好きです。原曲分からないけれど。
[小説] 弥勒の掌
我孫子武丸「弥勒の掌」(文春文庫)読了。

教え子との不倫が発覚して以来、家庭内別居状態が続いていた妻が行方不明になった高校教師・辻。
警察官でありながら汚職に手を染めつつ、ある日再婚した最愛の妻を殺された刑事・蛯原。
各々の妻の絡む事件を追う2人は、やがて一つの宗教団体にたどり着く。人類救済を唱える新興宗教団体「救いの御手」。
事件を追う過程で出会った2人は、共同で捜査を行うことで手を組む。蛯原は警察から辻の妻の情報を引き出し、辻は「救いの御手」に仮入会し事件の手がかりを探ることに。


我孫子氏の作品を読むのは久しぶりですが、相変わらずです。
一筋縄には行かないだろうと思っていたのですが、やっぱりでした。
我孫子氏の一見推理小説”風”な作品は、「殺戮にいたる病」を読んで以来、どうしても最後のオチを期待してしまいます。

そんなわけで。
最初から9.5割ほどまでは純粋に捜査小説・警察小説です。
が、残りの0.5割で、それまで築き上げてきた捜査部分をものの見事に全部ぶち壊していますw
このあっと驚く大どんでん返しが、この作品の売りだと思います。鮮やかです。
悔しいというよりも、ものすごく納得しました。我孫子氏らしい作品です。

オチの手口は鮮やかですが、読後感はあまりさっぱりしません。
事件は解決するんですが、なんだろう、すこぶる後ろ向きです。
一歩間違うとホラーに片足突っ込みかけてそうな。
まぁ、そんな作品でした(どんなだ
[音楽] 日本フィルハーモニー交響楽団 第192回サンデーコンサート
昨日1/10に、日本フィルハーモニー交響楽団のサンデーコンサートに行ってきました。
会場は池袋の東京芸術劇場。
余談ですが、東京芸術劇場って駅から近いのはすこぶる便利なんですけど、1階エントランスから大ホールへ上がるやたら長いエスカレータは正直どうにかして欲しいです。高所恐怖症っ気のある身としては、あれがものすごくツラい。特に下り。

セットリストは次の通り。
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1. ドヴォルジャーク: 交響曲第9番ホ短調《新世界より》
2. チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲ニ長調
3. チャイコフスキー: 荘厳序曲《1812年》
  - ドヴォルジャーク: ユーモレスク
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指揮は小林研一郎氏、ヴァイオリンは矢野玲子氏。

チケット購入して行こうと思ったのは、3曲とも自分の好きな曲だったから。
どれも一度は生で聴いておきたいと思っていた曲だったので、e+で見つけたときは即購入していました。
別に、年明けだから「新世界より」を聴いておきたいとか、指揮が小林氏だからとかではありません。そこまでこだわれるほど、クラシックに詳しいわけじゃないので。

以下、ゲーム音楽好きのクラシック素人による曲ごとの雑感です。

ドヴォルジャーク: 交響曲第9番ホ短調《新世界より》
金管がすごく格好良かったです。
いつもならストリングス系に惚れるのに、これは金管の豪快さ、勇ましさに惚れました。

新世界よりって、メロディラインが印象的で、どの楽章にもどこかで聴いたことのあるフレーズが混ざっているから、結構素人にも手の出しやすい曲だと思うのです。
それと、今回の演奏を聴いて、すごくゲーム音楽っぽいと思いました。特に第一楽章と第四楽章。
まぁ、ゲーム音楽っぽいなんて言われても、多くのクラシック愛好家の方からは眉を顰められることでしょうが。
CDで聴いていたときは、特にそんな印象は残らなかったんですけれど、昨日生演奏を聴きながら「あれ?」と感じたもので。
なんでだろう。やっぱり生音だと雰囲気がちょっと違うのかな。
でも、だからこそ取っ付き易かったというか、飽きなかったというか、より一層楽しめた気がします。

この交響曲、あちこちの楽団で演奏されているようなので、他の楽団の演奏も聴いてみたいです。
一回聴いただけじゃ物足りない。また聴いてみたい。

チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲ニ長調
念願の第一楽章が聴けただけで、自分としては満足です。
オーケストラによる主題(なのかな?)の演奏部分が好きで、ここだけでもいいから生で聴きたかったんです。もう感無量。

矢野さんのカデンツァの早弾きは、単純に「すごい」と感動しました。
素人目からすれば、超絶技巧の領域に見えました。なんだあれ、人の腕の動きじゃない。

チャイコフスキー: 荘厳序曲《1812年》
勇壮ってこういう曲のことを指すのだろうなぁ、と思わされた演奏でした。
終盤の炸裂する金管楽器とパーカッションが、本当にもう、格好良かったです。

理由はわからないけれど、最初の大砲(バスドラムで代用でしたが)が鳴ったとき、急に感情が昂ぶって泣きかけました。
クラシックで泣かされそうになったのは、これが初めてです。
音だけなのに、こんなに感動できるのか。
これを今回会場で聴くことができて本当に良かったって、心底思いました。

ところで、終盤で指揮の小林氏が時々客席に向かってタクトを振っていたのは、何だったんでしょう?
大砲用シンセサイザーが客席側にいたのかな?
Written by Sey Huyuki, 2005-2010.