[GMCD] モンスターハンター3 (tri-) オリジナル・サウンドトラック
2年前にWiiで発売された「モンスターハンター3(tri-)」のOSTを最近iTunesから購入したので、いまさらながら聴きました。
CDにして2枚組。全54曲(Secret Track2曲込み)。
総再生時間は2時間20分強。

俺のモンハンプレイ暦は0時間です。
3(tri-)はおろか、どのシリーズ作品もプレイしたことがありません。
せいぜい3rdGのプレイ画面をちらっと見せてもらったことがあるくらい。アイルーは可愛い。
そんなモンハンとは縁もゆかりもない自分が、なぜ3(tri-)のOSTを買おうと思ったのかというと、昨年夏に開催されたオーケストラコンサート「狩猟音楽祭」を聴いた余韻がいまだに抜けないため。
そこで聴いた3(tri-)の「生命ある者へ」が、抜群に好みの曲だったのです。
それはもう衝撃的で、原曲が気になって気になって仕方がないくらい。

まぁ、それから10ヶ月近くもOST買おうかどうしようか悩んでいたあたりに、モンハンプレイ暦0時間としての迷いが表れているというか。

そんなこんなで「生命ある者へ」目当てでOSTを購入したのですが、想像していた以上に良曲揃い、かつ聴きやすいOSTでした。
全体的な曲調は、基本オーケストラ。
所々にエキゾチックで熱帯っぽいフレーズが混ざっています。
エレキギターやベースなどの電子楽器系の音は、あまりなさそうです。
そのためでしょうか、いかにもバトルっぽい曲はかなり激しいのですが、耳障りな印象はありません。
かといって燃えないわけでもなく。
しばらく聴いていると、じりじりと燃えてくる気がします。

フィールドっぽい曲は、比較的大人しい曲であっても壮大だったり幻想的だったり神秘的だったりして、奥行きを感じさせる曲が多いです。
そして、骨太なんだけどどこかクールだったりして、とても格好良い。

こんなに良曲揃いだったなら、もっと早く買っておけば良かったです。
モンハンのOST(アレンジCD除く)の中では、一番好きなOSTかも。

目当ての「生命ある者へ」は、このOSTで原曲をまるっと聴けて非常に満足しました。
聴いていると中盤以降にぐわっと沸き上がる感動がたまりません。
気が付くと、単曲エンドレスリピートしています。

そういえば、このOSTに収録されている曲って一部生音なんでしょうか?
音の広がりとか余韻とかが、なんとなく生音っぽい。特に金管楽器とパーカッション。

そんなこんなで、モンハンをプレイしたことがなくても、オーケストラ風のゲーム音楽が好きな人にはオススメです。
[GMCD] LIVE A LIVE オリジナル・サウンドトラック
先日「LIVE A LIVE」(以下LAL)のOSTが復刻されたので、購入しました。
収録曲数は43曲。
総プレイ時間は72分ほどです。

復刻前のCD(旧盤)をそもそも持っているので今回は見送ろうかと思っていたのですが、とある理由によりあっさり購入を決めました。
その「とある理由」とは、「完全攻略ガイドブック Limited Edition」に収録されていた「Battlissimo」「Forgotten Wings~忘れられた翼~」が収録されたこと。
完全攻略ガイドブックは10年ほど前からずっとオークションで5桁超えの高値取引され、そこに同根されたCDは聴きたくても聴けなかったのです。
「Forgotten Wings~忘れられた翼~」は、下村陽子氏のアルバム「drammatica」に生オケ版が収録されたもものの、その素晴らしい出来に余計に原曲が聴きたくなった次第。
復刻盤に収録されるとのことで、渡りに船とばかりに予約しました。

予約ついでに、特典CDが付くというのでスクエニのe-STOREを利用。
あの時田貴司氏が超ノリノリで熱唱している曲が付いてくると聞いて、思わず飛びつきました。

旧盤に収録されていた楽曲は、全て復刻盤にも収録されています。
収録内容に変更はなさそうです。曲名もそのまま。
それ故に、相変わらずの神曲揃いです。
聴き続けていると、ゲームをプレイしたときに受けた数々の衝撃(トラウマとも言う)を思い出します。
ベヒーモスこわいよ。

「完全攻略ガイドブック Limited Edition」からの再録2曲は、どちらも良曲です。
「Battlissimo」は、各シナリオのバトル曲のメドレー。
あれだけ方向性のバラバラな各曲をうまく繋げてあって、色々な曲を1曲で楽しめます。
もう一つの「Forgotten Wings~忘れられた翼~」は、drammativca版をそのままDTMで再現したような感じでした。
まぁ、復刻盤収録版(=攻略ガイド版)の方が先なんですが。
「届かぬ翼」はLALのOST収録曲の中で一番好きな曲だったので、今回の復刻盤ではこうして「Forgotten Wings~忘れられた翼~」の原曲が聴けたのが一番の喜びでした。スクエニよくぞやってくれた!

とはいえ、どちらかといえばdrammatica版の「Forgotten Wings~忘れられた翼~」の方が好みなんですが。

スクエニe-STORE予約特典のCDには、「GO! GO! ブリキ大王!!」のボーカル付き版とカラオケ版が収録。
前述の通り、LALでディレクターを務めた時田貴司氏が熱唱しています。
それはもうノリノリで。
曲もそうですが、歌詞も80年代ロボットアニメのOP曲のような雰囲気なので、そういう曲が好きな方なら燃えるのではないかと。

旧盤を持っている身としてはやや高い買い物でしたが、追加収録曲が非常に満足できるものだったので、あまり後悔はありません。
旧盤を持っていなくてヤキモキしていた方にとっては、間違いなく買いだと思います。
[ゲームRev] STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん
科学アドベンチャーシリーズ第2弾「STEINS;GATE」のスピンオフ作品「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」(PSP版)の全シナリオクリアしました。
全ED鑑賞し、バレル・タイターからのメールを見た時点でのプレイ時間は、約28時間。
なお、まゆりルートだけフラグ立てが複雑だったため、そこだけ攻略サイトに頼りました。

ずば抜けて神過ぎたシナリオの「STEINS;GATE」。通称シュタゲ。
そこで登場した6人のヒロイン(うち1人は男)とのエピソードを収録したものが、この「比翼恋理のだーりん」になります。
本編が長編小説だとすると、この「比翼恋理」は短編小説のようです。

本編があまりに神だっただけにその雰囲気が壊されたらどうしようと、軽い不安を抱えつつも実際にプレイしたところ、不安は全て杞憂でした。
本編ほどのサスペンス要素はないのでハラハラドキドキはそれほど強くないですが、シナリオはどれも丁寧に作られています。
6つあるシナリオのどれもが個性的で、どのシナリオも最後まで飽きることなく楽しめました。
しかも、どれもヒロインの特徴を生かすようなシナリオで、ヒロインの個性を本編以上に掘り下げる内容になっています。

ヒロインとのちゅっちゅ具合ですが、構えてプレイしていた割には、それほど強烈な甘さは感じられませんでした。
これくらいなら余裕です。

本編のネタバレは、某未来人に関するもの以外はなかったと思います。
あの人とかあの機関とか、そういった本編後半で明かされる裏の要素を出さずに、キャラクターの魅力を引き出している点は、すごいことだと思います。
本編未プレイで「比翼恋理」で初めてシュタゲに触れる人を、本編へ誘導するための助けになっているんじゃないかと。
まぁ、その代わり、某未来人に関しては盛大にネタバレされています。

スピンオフ作品とはいえ、「比翼恋理」からプレイすることも可能だと思います。
が、順当に本編からプレイした方がたぶん楽しめそう。

個人的には萌郁ルートと鈴羽ルートがすごく好みでした。僅差で紅莉栖ルート、フェイリスルート。

萌郁ルートは、Xbox360発売時の評判に違わぬシナリオでした。これは良いシナリオ。
萌郁ルートはGWの帰省帰りの電車の中でプレイしていたのですが、ちゃんと静かなところでプレイすれば良かったと軽く後悔したくらい、質の良いシナリオでした。
萌郁の過去と苦悩が垣間見えた後の、あの笑顔はズルイなぁと思いつつも、萌郁の幸せを願わずにはいられませんでした。萌郁さん、かわいい。

鈴羽ルートは、鈴羽の話よりもオカリンとダルのシーンが印象的でした。
本編ではオカリンとダルってあまり友人には見えなかったのですが、鈴羽ルートの2人は気の合った友人同士に見えて、どことなくほっこりしました。
あと、間違ったことを言っていないのに受け入れてもらえないオカリンの悲壮感が、オカリン好きにはたまりません。
舞い上がってひたすらウザいダルも、抜群のインパクトでした。

紅莉栖ルートは、紅莉栖のツンデレをひたすら愛でるルートではないかと。
展開的には王道だけど、王道だからこその安定感があり、楽しかったです。

フェイリスルートは、ラボメンたちがメイクイーンでバイトするシーンのドタバタっぷりが最高でした。
クロト様がただの宮野さんにしか聞えなかったのも、シュタゲならネタにできるので許せますw

シナリオについてはほぼ文句がないのですが、一つだけ欠点を上げるならば、読み込み時間の長さ。
読み込み時間が多少長くても寛容な方だと自負しているのですが、それでも気になるくらい、読み込み時間が長かったです。
ローディングが発生する度に話の流れやテンポが切られてしまうので、そこはもう少し改善して欲しかったです。

そんなこんなで、シュタゲ本編が好きで、ラボメンの和気藹々とした雰囲気が好きな方なら、プレイして損はありません。
[音楽] ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2012
今年もGW恒例のクラシック音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」(以下LFJ)の季節がやってきたので、喜び勇んで東京国際フォーラムへ行ってきました。
今年は5/4夕方と5/5ほぼ全日かけて、会場に入り浸っていました。

今年のテーマは「ロシア音楽」。
ロシア音楽ってあんまり明るくないんだよなぁ・・・まぁ、他のテーマでも詳しくないけどさ・・・と思っていましたが、事前公開されたプログラムを見ていたら思っていた以上に聴きたい曲が多くてびっくり。
結局、今年の有料公演は5公演聴きました。

5/4の公演番号244で初めてムソルグスキーの「展覧会の絵」を通して聴いたのですが、すごく格好良かったです。
これまで聴いたことがあったのは、超有名な冒頭の「プロムナード」と、昨年発売の某PZLゲームで使用された「バーバ・ヤーガ」ぐらいだったので、全曲は知りませんでした。
この公演で初めて全曲聴いて、その格好良さに胸を打たれ、勢いでCDを購入してました。
買って悔いなし。

今回足を運んだ有料公演の中で最も素晴らしかったのは、5/5の最終公演(公演番号316)。
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」目当てでチケット取ったのですが、この公演で演奏された3曲全て、捨て曲がありませんでした。
1曲目の「イタリア奇想曲」は初めて聴きましたが、面白い曲で最後まで飽きませんでした。

そして2曲目のボロディン「だったん人の踊り」(合唱付き)、なんだかもう、たまりませんでした。
ラフマニノフのピアコン2番目当てでチケット取ったので、同じ公演で「だったん人」が演奏されるということを当日まで気づかなかったのですが、それだけに喜びもひとしお。個人的に大きなサプライズ。
演奏は、合唱が付くことによって、迫力と面白さ、曲の深みが5割増し。
一緒に行った友人の1人が以前から「だったん人の踊り」大好きだったので、公演前も公演後も大喜びでした。
これは良いものを聴いた。満足。

最後の3曲目が、本命のラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」。
協奏曲はどうも肌に合わないのか、どの協奏曲もコンサート会場で聴くよりCDなどで聴く方が好みなのですが、この曲は例外的にコンサートで生音を聴くのが好きです。
なので、いの一番でチケットを確保していました。
そして、いつ聴いても、やっぱり第一楽章と第三楽章は燃えます。オケもピアノも情熱的で、胸が熱くなる。
しかも、アンコールで第三楽章のラストを再演。何度聴いても良いものは良い。
公演後の拍手は、スタンディングオベーションの嵐。
あんなに大勢のスタンディングオベーションは初めて見ました。

有料公演を立て続けに聴いて回っていたので、無料公演はほとんど聴かなかったです。
屋台村で軽く食事を取っていたときに、少し耳にした程度。

屋台村周辺は、相変わらず座れる場所が少なくて、今年もやっぱり苦労しました。
もう少しテーブルなど座れる場所を増やしてほしいところ。
テーブルの数や通行人の流れの問題で、きっとこれ以上増やせないのだろうなぁ、とも思いますが。

そういえば、LFJが目指しているものって「クラシック音楽に明るくない人でも気軽に楽しんでもらえるような祭典」だと思うのですが、気がつけばクラシック音楽に明るくない人にとって少し敷居の高いイベントになってるような気がしました。
確かに気軽に楽しめはするけれど、クラシック愛好者のためのイベントになりつつあるというか。特に有料公演が。
クラシック音楽をそれほど聴くわけではない初心者でも楽しめるような公演が、あればいいのにと思わないでもないです。
有名な曲の有名な部分だけを寄せ集めて演奏する公演とか。

今年のLFJは、去年、一昨年以上に楽しんだような気がします。
さて、来年はどんなテーマなんだろう。
[GMCD] KINGDOM HEARTS 3D [Dream Drop Distance] Original Soundtrack
3DSで発売されたRPG「KINGDOM HEARTS 3D [Dream Drop Distance]」(以下KH3D)のOSTをゲット。
CD3枚組で、総プレイ時間は3時間20分ほど。
さすがに3枚組だと、聴き込むのに時間がかかります。ゲーム未プレイだからなおのこと。
ゲームの方は、いずれプレイするつもりです。

KH3Dの担当コンポーザは、いつもの下村陽子さんのほかに、石元丈晴さん、関戸剛さんも参加されています。
石元さんといえば「すばらしきこのせかい」のコンポーザ。
というわけで、「すばらしきこのせかい」のアレンジ曲も3曲ほど収録されています。

「すばらしきこのせかい」の曲はKHシリーズの曲とは異なり、全体的にテクノ調のはっちゃけた曲が多いのですが、このOSTに収録されているアレンジ曲もその雰囲気が色濃く残されています。
そのためか、今回のOSTはこれまでのKHシリーズの中で、最も曲のバリエーションが豊かな感じがしました。
色々な曲が楽しめます。
しかし、「すばらしきこのせかい」の曲がゲーム中ではどんな風に使われているのか、ちょっと気になる・・・。

下村さんの曲は、いつも通りの下村節です。
オケ調で壮大な曲が目白押し。
特にDisc3収録曲で遺憾なく発揮されており、格別にドラマティックな曲ばかりです。
Disc1, 2収録曲はあまり印象に残る曲がなかったのですが、Disc3は良曲が多いです。

KHシリーズおなじみの曲もちらほら聴くことができました。
「Dearly Beloved」や「Sora」、「Destati」など。
特に「Destati」は複数の曲でフレーズが使われているため、何度も聴く機会があります。

あと、Disc3のラストにクラシック音楽の曲が収録。
オーケストラで演奏されたものが計4曲収録されています。
一般的にクラシック音楽は1曲あたりの演奏時間が長いので、収録された曲もまた1曲あたりの演奏時間が長いです。
それはもう、Disc3の3分の1はクラシックの4曲で占められているんじゃないかと思うくらい。

KHシリーズの曲が好きな方はもちろん、オケ調のゲーム音楽が好きな方にもオススメです。
個人的なお気に入りは、「L'Eminenza Oscura I」と「L'Eminenza Oscura II」。
Written by Sey Fuyuki, 2005-.