[ゲームEV] 逆転裁判15周年 特別法廷

2017年1月22日(日)に、逆転裁判15周年記念のイベントである「特別法廷」が、昼と夜の2回開催されました。
そのうち昼公演に参加してきましたので、ここにその感想を記します。

会場は、舞浜アンフィシアター。
開演は13:30で、終演は16:10頃でした。

2001年にGBA用の法廷アドベンチャーゲームとして誕生した逆転裁判が、ついに15周年を迎えました。
自分は2発売直後(2002年)に2をプレイしてハマり、2→1→3以降はナンバリング順にプレイ。
そんなわけで、シリーズ作品をプレイし始めてから14年以上経過したことになります。
もうそんなに月日が過ぎていたのか。早いなぁ。

今回の特別法廷は、歴代の「特別法廷」でおなじみの特別映像(フルボイス)だけでなく、キャスト・スタッフトーク、ミニゲーム、バンド演奏と目白押し。
出演者の非常に多いイベントとなっていました。
MCは、アメリカザリガニの柳原哲也さんと平井善之さん。
テンポのよい進行とキレ味鋭いツッコミ、そしてちゃんとネタを拾ってくれる良いMCでした。

今回のイベントはカメラ撮影が入っていたらしいです。
昼公演か夜公演かわかりませんが、後日、イベントの模様を収録した円盤が発売されるかもしれません。

来場者特典は、過去の「特別法廷」の全映像を収録したDVDでした。
2008年に開催されたオーケストラコンサートや、2012年の10周年記念特別法廷も入っていました。
まだ全部見ていないけれど、オーケストラコンサートは会場でしか見られなかったし、これはうれしい特典です。


これより下は、今回のイベントのネタバレを多分に含みます。
また、ゲーム本編のネタにも触れると思うので、ゲーム未プレイの方はご注意ください。


■開演前
「逆転裁判 蘇る逆転」以降に発表されたゲーム用PV(「逆転検事」シリーズ、「大逆転裁判」含む)が、正面の巨大モニターで再生されていました。
古いものから新しいものへ順番に再生されていたので、その映像に時代の流れを感じました。
主に、演出と画質とアスペクト比に。

初期のころのPVは、今の時代から見るとものすごく手作り感が強いというか、低予算っぽさを感じるというか。
それが、ナンバリングが進むにつれて画質が向上し、演出が洗練され、そこにカプコン社内で重要IPの一つへと成長していく様が見えました。
また、従来3:2だったアスペクト比が、「逆転裁判5」あたりから16:9に変わったあたりにも、月日の流れを感じました。

どのPVも一通り見たことのあるものばかりで、「蘇る逆転」あたりのPVは本当に懐かしさたっぷりです。
「そういえば、こんなPVあったなぁ」と懐かしさを感じながら、鑑賞していました。
そうか、15周年だもんなぁ。しみじみ。

歴代PVの中では、4が一番好きです。
演出がすごく凝っているし、BGMに使用されているオーケストラ風「王泥喜法介 ~新章開廷」が格好良いしで、4発売前後に何十回と繰り返し見た記憶があります。
ちなみに、4のゲーム自体も、個人的には結構好きです。

開演直前の13:20頃にPVが途切れて、カゲアナ(場内アナウンス)が流れました。
担当は、成歩堂と御剣。
「こういうのは慣れていない」らしくたどたどしく喋る成歩堂と、「私の方が慣れている」と流暢に喋る御剣の対比が面白かったです。
まぁ確かに、法廷で立証責任がある分キャラ的にもそうだし、中の人的にも御剣の方が慣れていそう。
ただ、御剣の台詞に「ペンライトや”アクアリウム”の使用は禁止」云々というものがあって、見事な天然ボケっぷりを発揮。
そこへすかさず、成歩堂の「アクアリウムじゃなくて、サイリウムだろ」というツッコミが炸裂していました。
アクアリウム・・・随分デカいものを持ってきたなぁ。

カゲアナの〆は、力強い「準備完了しております」でした。
これが前振りだったなんて、当時の俺は予想だにしていませんでした。。。

■逆転裁判1~3
まずは、逆転裁判1~3をふまえた「特別法廷」から開始。
脚本は、巧舟氏による書き下ろし。
登場人物は、成歩堂、真宵ちゃん、御剣、糸鋸刑事、矢張、裁判長。
逆転裁判1~3を振り返りつつ、矢張殺人事件(?)を解決する、という内容でした。

時間設定は、イベント開催日の2017年1月22日。
2001年に発生し、15年後の2016年12月28日に解決したDL6号事件の裁判から、およそ1ヶ月後。
というわけで、冒頭から御剣がものすごく疲れていました。
そして、倉院の里に帰ったはずの真宵ちゃんが法廷にいるという超設定。
まぁ、特別法廷ではいつものことです。深く考えてはいけません。
きっと、ゲーム本編とは違う世界線なんだよ。

特別法廷ではいつものこと、といえば、準備がさっぱり完了していないのもいつものことです。
つか、カゲアナであんなに力強く「準備完了しております」って言ってたの、あれはなんだったんだっ!?
ツッコミ待ちか? ツッコミ待ちなのか??

1~3の振り返りでは、「時代が我々に追いついた」という御剣の台詞を受けて、「時代が追い抜いていった」と訂正する成歩堂のやり取りが印象的でした。
そして、おもむろに取り出されるガラケー。着信音は言わずもがなのチープなアレです。
あ、確かに時代が追い抜いていってる。あんなガラケー、今時骨董品ですね。

事件発生の報せを届けに駆け付けたイトノコ刑事が持っていたのが、タブレット端末。
あー、時代の流れを感じますね。。。
そして、尻ポケットネタでいじられる御剣。一番最初の特別法廷(2005年TGS)のネタでしょうか。

事件の顛末は、いつものドタバタな感じ。
成歩堂の「異議あり!」に真宵ちゃんが被ってくるという、3の名シーンを思い起こさせる展開もありました。
そして、「事件の裏にはヤッパリ矢張」は今年も健在でした。

「特別法廷」の映像後は、キャストとスタッフによるトークコーナー。
キャストとして登場されたのは、成歩堂役の近藤孝行さん、御剣役の竹本英史さん。
スタッフは、プロデューサーの江城元秀氏、ディレクター・脚本の巧舟氏、イラストレーターの岩元辰郎氏。
この5人で開発当時のことを振り返りながらトークを繰り広げていました。

役が決まったときの感想を訊かれて、あまりゲームをプレイされない近藤さんは、電車内の吊り広告で作品を知っていて、「すごい髪型だな」と思ったとのこと。
逆にゲーマーな竹本さんは既にゲームプレイ済みだったそうで、フリーダム過ぎる登場人物の中で唯一真面目キャラの御剣をどう演じようか悩まれたそうな。
元々ゲーム版の御剣の声は岩元さんのもので、それに近づけようか迷ったりもしたそうです。
が、実は御剣の声はサウンド担当の方の一存で実装されたもので、巧さんの承認は得られていなかったという新事実を、岩元さんから暴露。
正規の手続きを経ていない声に似せようと悩んでいた竹本さんが撃沈していました。

また、巧さんの当時のメモには、「(『異議あり!』が)一発で来た!」と書かれていたことに対して、近藤さんや竹本さんからリアル「異議あり!」。
何十回とリテイクを重ねて、大阪から東京へ帰る新幹線の中で凹んでいたそうです。
あまりに凹んでいて、新幹線内でいくらビールを飲んでも酔えなくて、ビールがすごく捗ったと語られていました。

[ゲームEV] ペルソナ20thフェス

アトラスの人気RPG「ペルソナ」シリーズの生誕20周年を記念したイベント「ペルソナ20thフェス」が、12月8日(木)~18日(日)にかけて開催されています。
そのうち、10日(土)の10:00~12:00入場回に行ってきたので、その感想をここに記します。

なお、これより下はフェスのネタバレになります。
これから足を運ばれる方は、ご注意ください。

また、つらつらと書いていたら長くなったので、後半は追記という形にしています。
むしろ、追記の方が長文です。


■会場は旧校舎
ペルソナ20thフェスの会場は、秋葉原にあるアーツ千代田3331。
秋葉原といっても、JR秋葉原駅からはそこそこ歩きます。
銀座線を使えるなら、銀座線末広町駅の方が圧倒的に便利です。
その方が、一番混雑している秋葉原駅電気街口周辺を通らなくて済むので楽だと思います。

アーツ千代田3331は、廃校舎を改造したイベント開催場です。
入口も内装も、学校として使われていた頃の面影が色濃く残されています。
「学校」というものから離れて久しい身だったので、それだけでなんとなく童心に返った気分になりました。

ちなみに、会場内は基本的に土足で入場できました。
ただし、元・体育館らしい模擬店エリア(物販含む)だけは土足厳禁でした。
そこだけ靴を脱いで備え付けのビニール袋に入れて持ち歩くことになるので、物販や模擬店に行かれる場合は、ブーツなどの大きな靴は避けて、なるべく脱いだり履いたりしやすいものを選んだ方が良さそうです。

■開場前から長蛇の列
入場はチケット制。
事前に、入場時間の指定されたチケットを購入しておく必要があります。

ただ、指定されているのは入場時間だけで、滞在時間の制限はない模様。
今回10:00~12:00入場回で行きましたが、10:00~12:00に入場すれば、いつまでも滞在できるっぽかったです。
12:00になったら退場しろとか、そういうことはありませんでした。
完全入替制ではなかったです。

とはいえ、こういうイベントでは少しでも早く入場したいと思うのがファン心理というもの。
会場に到着したのは開場時間の20分ほど前だったのですが、既に100人ほどの列ができていました。
平日ではなく土曜日だったからかもしれませんが、ペルソナファンの熱意はやっぱりすごいなぁと改めて感じました。

■再びの待機列
入場時のチケットのもぎりを通過した後、再度待機列に並びました。
入場する際には、「世界への道」というエリアをグループで通過する必要があるためです。
その待機列からは、入場口のすぐ隣にあるコミュニケーションエリアを眺めることができました。
そのエリアにある黒板には、アトラスの副島さんや参加者の方々のよるイラストが描かれていました。
それを眺めていると時間があっという間に経過していたので、待機列があまり苦ではなかったです。
というか、むしろ良い目の保養になりました。
副島さんのイラストも、他の方々のイラストも必見です。

で、待機列から20人ほどのグループで誘導された先の「世界への道」についてですが、あまり触れない方が良さそうな気がするので詳しくは語りません。
ただ、感想を一言で表すなら、「演出が上手過ぎる」に尽きます。
P5プレイヤーならば「おおっ!」と思わせられるのではないかと。

「世界への道」から一歩足を踏み入れると、そこはもうフェスの会場。
旧校舎ということもあり、そこはかとなく文化祭っぽい雰囲気が漂っていました。

[ゲームEV] 科学アドベンチャーライブ2015 ~STEINS;GATE 5th Anniversary~

10月18日(日)に、MAGES.(5pb.)より展開されている「科学アドベンチャーシリーズ」(以下、科学ADV)のイベント「科学アドベンチャーライブ2015 ~STEINS;GATE 5th Anniversary~」が開催されたので、行ってきました。
会場は、赤坂BLITZ。
昼公演と夜公演の2部制だったのですが、運良く両方のチケットが取れたので、両方足を運びました。
だって、科学ADV公式ツイキャス「しくらふざい」で、昼と夜で内容が変わる+昼はカオスチャイルド(以下カオチャ)メイン、夜はシュタインズゲート(以下シュタゲ)メインって言われたら、そりゃカオチャもシュタゲもどっちも同じくらい好きな身としてはどっちも行きたくなるじゃないですか。

実際のところ、昼の部もカオチャ要素はあまり濃くなかったですが。

シュタゲ発売5周年を記念して開催された本イベント。
3年前に開催された「科学アドベンチャーライブ2012」は科学ADVの各作品をクロスオーバー的に満遍なく取り上げていましたが、今回のイベントは副題の通り、シュタゲがメイン。
どれくらいメインかというと、9割シュタゲというくらい。
残り1割のうちの80%がカオチャ、20%がロボティクスノーツ(以下ロボノ)みたいな構成でした。
カオスヘッド(以下カオヘ)要素は見当たりませんでした。あったっけ?

もう「シュタインズゲート ライブ」というイベント名でも良かったんじゃないか? という考えも、少し頭を過ぎりました。
そうなると、本当にシュタゲ縛りになってしまうから、それはそれで曲数的に難しかったのでしょうか。
まぁ、科学ADVの中ではシュタゲが突出して知名度高いし、12月10日発売予定のシュタゲ・ゼロのプロモーションも兼ねてのイベントだったから、集客とかビジネスとかを考えると仕方ない気もしますが。
ただ個人的には、発売されてまだ1年も経っていないし、埋もれさせるには正直勿体無い名作だと思うカオチャを、もう少し公式が推しても良いんじゃないかと思います。ファンの欲目かもしれませんが。
カオチャはシュタゲに匹敵する面白さだったので、これを機会にプレイする人が増えてくれるといいなぁ、と密かに願っています。
カオヘ未プレイだしなぁ、とか、エログロはちょっと、とか、そういうことがどうでもよくなるくらい面白いので、是非もっと広まって欲しいです。

イベント内容の構成比についてはともかく、イベント自体はすこぶる楽しかったです。
トークも面白かったし、演奏パートも格好良かったです。

イベントの構成は、ライブ→トーク→ライブ、というサンドイッチ形式。
全体で2時間強ぐらい時間のうち、トーク(生アフレコ含む)は45分~1時間ほどでしょうか。
ちゃんと計ってないので、ライブの曲数+感覚的で算出したひどく曖昧な値ですが。
思っていたより長かったです。

ライブの曲演奏は、意外と普通に楽しめました。
自分は、バンドサウンド(特にロック)は音質的にも身体を動かすことにも苦手意識が強く働いてしまう性質持ちです。
曲は座ってじっくり聴く方が好きだし、電子楽器や爆音はあまり得意ではないです。
そのため、どちらかと言えば音楽ホールで静かにオーケストラや吹奏楽などのアンサンブルを嗜む方が好みです。
じゃぁ、なんで行ったし!っていうツッコミが入りそうですが、単純に科学ADVの曲(特にいとうかなこさんの曲)が好きだったのと、トークが楽しみだったこと、何か特報かサプライズ情報ないかなという思惑があったことからです。
でも実際にライブハウスで演奏を直接聴いたら、そんな自分の好みの問題が吹き飛ばされるぐらい、曲演奏も楽しめました。
ノリの良い曲が多かったことと、ボーカリストのみなさんの力強く迫力ある歌声のおかげでしょうか。
今回のイベントで初お披露目の曲もちらほらありましたが、それらも含めてノリノリで楽しめました。

演奏された曲の中で一番驚いたのは、あの「GATE OF STEINER」に歌詞がついたこと。
ピアノとストリングス、そこにバンドサウンドが乗ったようなアレンジに、佐々木恵梨さんの低音から高音までの力強いボイス。
圧倒的な迫力でした。
特に、サビ終盤の高音の伸びが素晴らしかったです。
あんな高音よく出るなぁ、という感心とともに、その素晴らしい歌声に心底痺れました。
このアレンジはアリだと思います。
今回歌われたのと同じバージョンでメディア化されたら、欲しくなるレベルでした。

あ、可能ならば、「SYMPHONIC REUNION」に収録されてるオケ版「GATE OF STEINER」をバックに歌ったバージョンも聴きたいです。
基本的に、オケ大好き人間なので。

ついでにもう一点不満点をあげるとしたら、特報について。
Live5pb.の開催決定は確かにうれしいけれど、本音を言えばシュタゲ・ゼロもしくはカオチャのアニメ化の話が聞きたかったです。
まだあまり発表できる情報がないから、Lve5pb.またはシュタゲ・ゼロ発売日まで待てってことでしょうか。
シュタゲ・ゼロの発売延期は、作品のクオリティアップのためというより、12/10に発売した方が面白いことができるからって話のようですし。

ちなみにシュタゲ・ゼロですが、「シュタゲを知らない人は絶対にプレイしちゃダメ!」と、志倉千代丸氏が夜公演で力説していました。
「シュタゲを知っている人にとってはとにかく面白いけれど、知らない人は絶対にプレイしちゃダメ」とも。
ゲームでもアニメでもいいので、シュタゲのことを知ってからプレイすること、という会長直々の厳命が下りました。
シュタゲ・ゼロは冒頭からシュタゲのネタバレ満載っぽいので、確かに納得の厳命と思います。
でも、ということは、制作決定しているシュタゲ・ゼロのアニメも、シュタゲを知らない人は鑑賞厳禁ってことでしょうか。

そんなわけで、科学ADV好きとはいえバンドサウンドは苦手な自分でしたが、それでも非常に楽しめたイベントでした。
ただ、今回みたいな歌メインのライブハウスイベントも良いけど、今度はまたぜひ2012年のイベントのような、科学ADV全作をクロスオーバーしたようなイベントを企画してほしいです。
もし歌メインのイベントであれば、箱はもう少し大きめのものを用意してほしいです。
なにはともあれ、定期的に科学ADVでイベントを開催して、某テ○ルズ オブ フ○スティバルみたいに育てていってほしいなぁ、と一ファンとしてはそう願いたいです。

なお、トークやその他諸々の雑多な感想は、若干ゲーム内容のネタバレを含みそう(特にシュタゲ本編)だし、とてつもなく長くなりそうなので、これより下の追記にざかざかっと書き殴ります。

[ゲームEV] ファイアーエムブレム祭

任天堂(開発:インテリジェントシステムズ)のS・RPG「ファイアーエムブレム」(以下FE)シリーズのイベント「愛と勇気の25周年記念 ファイアーエムブレム祭」に行ってきました。
全3公演ありましたが、俺が参加したのは2日目昼公演のみです。
会場は東京ドームシティホール。
開演13:30、終演16:00頃でした。

ちなみに「ファイアーエムブレム祭」の「祭」は「さい」と読むようです。
ずっと「まつり」だと思ってました。

イベントの内容は、オーケストラによる歴代FE作品の楽曲演奏をメインに、ミニドラマやトークショーを披露。
休憩無しの2時間30分で、かなりの濃縮度でした。
過去に某ゲームのイベントで休憩無し4時間というのを経験しているので、それに比べれば2時間半なんて余裕と思っていましたが、それでもかなりのボリューム感を感じました。

まず、メインのオーケストラについてですが、編成は50人いたかどうかという中規模編成。
弦楽器がメインで、管楽器は少ない印象でした。
金管楽器に至っては、ホルンとトロンボーンは確認できたけれど、トランペットとチューバは見えませんでした。
とはいえ、そもそも原曲が弦強めなので、FEならばこの編成でもアリかなと思いました。

演奏自体は、さすがは東京フィル。技術力は確かなものでした。
ただ、オーケストレーションされているとはいえ、そもそも演奏されることを想定して作曲された曲ではないので、ところどころ演奏がたいへんそうというか、音に不安定さを感じるところがありました。
特に古い楽曲ほど顕著だったような。
崩壊まではいかないけれど、時々「ん?」と引っかかる部分がありました。

全体的な編曲は、古い曲ほどちょっとクセのあるアレンジだったように感じました。
逆に新しい曲はわりと原曲に近いというか。
そのせいかわかりませんが、古い曲ではあまりオケとの相性が良くない感じがしましたが、後半の新しい曲になるにつれて、オケのノリが良くなっていったように思います。

選曲は、第一作目の「暗黒竜と光の剣」から、最新作「if」まで、外伝も含めた全作品から幅広く採用。
ほんの少し「聖戦の系譜」と「覚醒」が優遇されている感じもしましたが、FEシリーズの中ではその2つの作品の曲が特に好きなので、個人的には問題ありませんでした。むしろ歓迎。
それでも、本当に生で聴きたかった曲が聴けない悲しさはありましたが。
紋章の「聖戦」とか、聖戦の「運命の扉」とか、蒼炎の「To My Love」とか、覚醒の「貴様らが…姉さんの言葉を語るな!」とか、聴きたかったなぁ。
聴きたい曲全部聴けるハズもないので、まぁ、仕方ないので次回に期待します。
ただ、とりあえず覚醒の「「I」メドレー」で「「I」 ~ 為」が聴けただけで、かなり満足しました。

ifの「if~ひとり思う~」は今回初めて聴きました。
前半はゆったりした静かな曲だったのですが、後半の盛り上がりは鳥肌モノでした。
映像はFE版MVが流れていたのでしょうか、透明感のある歌唱とMVの相乗効果でゾクゾクしました。
これ、ちょっとCDが欲しくなりました。それと、猛烈にifがやりたくなりました。

そして、最後のアンコールは、ソリスト(ソプラノ、バリトン)+コーラス付きのFEメインテーマ。
要するに、CMでお馴染みのアレを再現した形です。
バックのモニタに歌詞まで表示するというサービスっぷり。
国歌きたーっ!という感じで、もう興奮が止まりませんでした。

と、演奏自体は良かったのですが、ぶっちゃけ場所が悪かったなぁ、というのが一番の印象でした。
東京ドームシティホールの作りが音楽用ではなく多目的イベント用だからなのか、音の反響が全然ないことにまずびっくり。
今回のイベントで、逆に反響音の重要さを痛感しました。
普段、音楽用ホールでしかオーケストラの演奏を聴いてないから気付いていませんでしたけれど、反響音マジ重要。

その反響音がなかったため、オーケストラの演奏でよくある「音に包み込まれる感じ」がほとんどありませんでした。
生音だからこそ得られるあの感じがたまらないのに、勿体無い感じがしました。

オーケストラの演奏以外で特筆する点は、ミニドラマとトークショー。
ミニドラマはifがメインで、FEif未プレイの自分にとってはキャラクターの掴めないところがありましたが、普通に楽しめました。
キャラ的にわかりやすい性格だったからかもしれませんが。

トークショーは、主に聖戦と覚醒について触れられていたので、暗黒竜、紋章、聖戦、覚醒しかプレイしていないにわかエムブレマーな自分でも十分付いていけました。
というか、トークショーが非常に興味深く、面白かったです。
特に、子安武人さんと小林ゆうさんのはっちゃけっぷりが。
詳細は追記に記載しますが、このトークショーを1~2時間やっても結構楽しめるんじゃないかと思ったぐらい楽しかったです。

そんなわけで、FEシリーズ初の公式イベントでしたが、不満な点もありつつも、まぁ楽しめたイベントでした。
ぜひ次回の開催も希望します。
もし次回もオーケストラメインの構成になる場合は、できれば音楽用のホールで開催してほしいです。
サントリーホールやオーチャードホールとは言いません。文京シビックホールとかみなとみらいホールとか東京文化会館とかミューザ川崎とか、そのへんでお願いします。


これより下は、2日目昼公演のプログラムと、ミニドラマ、トークショーの内容や感想になります。

[ゲームEV] テイルズ オブ フェスティバル 2015

6月6日、7日と開催された「テイルズ オブ」シリーズのイベント「テイルズ オブ フェスティバル」の1日目に行ってきました。
会場は、横浜アリーナ。
開演は、予定より10分押しの16時40分、終演は20時頃でした。
ここ数年は4~5時間ぐらいだったことを考えると、今回はちょっと短めでした。
まぁ、いつもならスペシャルスキット→キャストトークの後のミニコーナーがあったのですが、今回はそれがなかったからかもしれません。

なんだかんだで2011年以降毎年言っているテイフェスですが、今年はちょっと雰囲気が違いました。
主にスタッフ側の厳戒体制っぷりが。
入場時は持ち物検査だけではなく、持ち込みのペットボトルはその場で一口飲んでもらったり、金属探知機による身体検査もあったり。
さらにステージからセンター席へ降りる中央階段の両脇に警備員を配備する徹底っぷり。
どうしたバンナム、何があった?
まぁ、たぶん、TOZ炎上騒動を公式が大分重く見ていて、アンチによるテロを警戒していたんだと推察しますが。

そんな一部物々しい雰囲気だったところもありましたが、実際のステージはいつも通りのゆるゆるムード。
スペシャルスキットもゆるいし、キャストトークもゆるかったです。
とはいえ、スキットはアドリブ満載だったらしく、立て直すのがたいへんだった模様。
なんというか、本当にお疲れ様でした。

今年のスキットは、話題というか物語の目標があちこちに飛躍する展開が多くて、いつも以上にグダグダ感を強く感じました。
キャストのアドリブが醸し出すピンポイントの微笑ましいゆるゆる感とは違う、全体的なシナリオのグダグダ感です。
むしろ、キャストのアドリブがあったからこその面白さで脚本のグダグダさがカバーされて、ギリギリ面白かったと思えた感じです。
脚本、もうちょっとどうにかならなかったのかなぁ。

キャストトークは最新作であるTOZ一辺倒ではなく、満遍なくどの作品も話題として触れられていて、普通に面白かったです。
チームゼスティリアと絡むときは、小野坂さんからちょっと話題を振り難そうな雰囲気を感じましたが、逢坂さんが良い弄られネタ(=カジュアル服)を背負ってきたので、それで助けられた部分が多かったような。
逢坂さん、ある意味GJでした。

最新情報は、完全新作「テイルズ オブ ベルセリア」(TOB)の発表と、「テイルズ オブ ミュージアム」という企画展の告知。
TOBは、今のところいのまたむつみさんによる主人公ベルベットのイラストとCV、一部シーンを繋ぎ合せたPVしか公開されていないので、とりあえず様子見で。
ただ、クレジットに藤島康介さんの名前もあったので、どうやら今回のイラストもいのまたさんオンリーではなさそうです。

企画展は都合が付けば行きたいかな、と思いつつ。
夏休み期間と被りそうなので、行くなら平日に行こうかな。

ちなみに、最新情報のコーナーにバンナム社員(プロデューサーなど)は登場されませんでした。
さすがに空気読んだか。

ライヴは、20周年記念ということで、桜庭統さんが満を持して登場。
ゲーム音楽好きとしては、今回の本命はこのライヴでした。
最新作TOZからの曲が一番多かったですが、TOPからTOX2まで各作品から1, 2曲ずつ選曲されました。
桜庭さんが音楽を手がけているマザーシップタイトルでなかったのは、IとHぐらいでしょうか。D2とRはどうだったかな。
バンド編成ということもあり、全体的に戦闘曲が多かったです。
そのためか、非常に力強く迫力のあるライヴでした。至福でした。
やっぱり、生演奏はいいなぁ。迫力が違います。

そんなわけで。
正直、某騒動があったので、今年のテイフェスはどうなるのか不安があったのですが、つつがなく終わって、普通に楽しめたイベントでした。
20周年記念にしてはいつもよりこじんまりしている印象もありましたが、ノリはいつものテイフェスだったなぁ、というのが第一感想でした。


これより下の追記は、各コーナーの感想を箇条書きで書き殴ったものになります。