[音楽] 志方あきこ / Harmonia

2009/03/29(日) 02:05:20 | カテゴリ:音楽
志方あきこさんの最新アルバム「Harmonia」を購入。
前作「RAKA」から2年以上経過し、ようやく待望の新アルバムが発売されました。
「アルトネリコ2」や「うみねこのなく頃に」などで活躍されていたとはいえ、なんだかすごく待った気がします。

全17曲収録。そのうち、インターミッション的な短い曲が4曲。
収録曲の中には、「うみねこのなく頃に」や「謳う丘」(アルトネリコ2Ver)のアレンジも含まれています。
「謳う丘」アレンジは、もはや定番なんでしょうか。
むっちゃ好みだから文句はありませんが。

全体的な曲の雰囲気は、前作「RAKA」とそれほど大きな違いはないかと。
ただ、曲によっては意外なほどポップな曲もあるので、全曲総エスノだった前作よりはほんのりポップかもしれません。

以下、曲ごとに雑感。

3. 軌跡
これまでの多重エスノ色が色濃く表現されている曲だと思う。
志方さんといえばこーゆーのだよなぁ、ていう曲調です。
勇ましく力強い曲。聴いてると励まされている気分になります。

4. 風と羅針盤
ポップで明るくテンポの速い曲。ノリやすい曲じゃないかと。
タイトルどおり、疾走感を感じられます。

6. 埋火
電子音やエレキ音の響く曲。エスノというよりはロック?
意外な曲調ですが、すごくかっこいいです。
このアルバムの中では一番好きな曲かも。

7. レプリカーレ
妖しい雰囲気漂う序盤からじわじわと盛り上がっていって、サビで爆発するタイプの曲。
多重録音が凄まじいです。サビが結構好き。

8. うみねこのなく頃に?煉獄?
出だしはミニアルバムと同じなんだけど、2分あたりからかなりアレンジが入ってます。
なんというか、カオスにアレンジされてるような。狂気を感じるというか。
「うみねこのなく頃に」って、こういう作品なんでしょうか?

11. アオイロ缶詰
びっくりするほど明るく透き通ったポップな曲。
志方さんといえば多重エスノ、ぐらいの先入観があったので、この曲調は意外でした。
こういう曲もできるのか、へぇー。

14. 謳う丘?Salavec rhaplanca.?
PS2のRPG「アルトネリコ2」の「謳う丘」のアレンジ。
ところどころで、1の「謳う丘」のフレーズも入ってます。

前作「RAKA」収録の「EXEC_HARVESTASYA/.」と同様、曲の展開が物語風。
少年と少女の物語ってところも同様、若干鬱な物語になっているところも同様です。
ただ、歌詞が日本語じゃない部分もあるので、物語を理解するには一度歌詞に目を通してないとわからないかと。

この曲で語られるラプランカって、たぶんアルトネリコ2のヒュムノス中で描かれるラプランカとは別人のような。こっちのラプランカは、普通に悲劇的な一人の少女って感じだし。

16. 調和?Hrmonia?
17. Hrmonia?見果てぬ地へ?
2つで1つの曲。曲自体は繋がっています。
「調和」がフィナーレなら、「Harmonia」はエピローグかな。何かが終わって、何かが始まる、みたいな。
「Harmonia」が最後の曲だけど、この先も何かが続いていくような、そんな感じに仕上がってます。

[本] 第九の日

2009/03/27(金) 21:07:58 | カテゴリ:
瀬名秀明「第九の日」(光文社文庫)読了。

イギリス内で一人旅をしていたケンイチは、ジョージと名乗る少年ロボットに導かれて「永遠の町<エヴァーヴィル>」にたどり着く。そこは、現役を引退した人々がロボットたちとともに余生を送る、理想の町だという。町全体がコンピュータによって管理され、人間は召使いロボットとともに何不自由のない生活を送る。全てがシステム化された町。
しかし、ケンイチがそこで見たものは、人のいないロボットだけの町だった。


「デカルトの密室」の続編というか、時間軸的には「デカルトの密室」の前後の話をまとめた短編4本。
本作と「デカルトの密室」合わせて読む順番としては、

メンツェルのチェスプレイヤー → デカルトの密室 → モノー博士の島 → 第九の日 → 決闘

がオススメかと。
「デカルトの密室」で「メンツェルのチェスプレイヤー」の話が少しだけ出てくるし、「第九の日」は「デカルトの密室」を読んでないとわからない人物の名前が出てくるし。
とはいえ、順番がバラバラでも、とりあえずなんとか読めそうな気はします。

そんなわけで。
本作は「デカルトの密室」に登場した少年型ヒューマノイド・ケンイチが主人公のSF作品です。
「デカルトの密室」同様、テーマは「心」。理系でSFなストーリーながら、哲学的な話になってます。
でも、「デカルトの密室」よりは、本作の方が読みやすかったような。話が短かったからかな。
難しいのは相変わらずだけど、理系的な面白さもあったり、ミステリ的な謎解き要素もあったりして、結構飽きずに楽しめました。

ケンイチが活躍するこのシリーズは、きっとこれ以上続かないだろう、と思う。
でも、瀬名さんは今後もロボットやSF中心で活躍されるんだろうか。
「パラサイト・イヴ」や「BV」みたいなホラーも久しぶりに読みたいなぁ、なんて欲してしまうのは欲張りか。

[ゲームRev] 内田康夫DSミステリー 名探偵・浅見光彦シリーズ 「副都心連続殺人事件」 -2-

本編の感想は以前のエントリ参照てことで。ここではおまけシナリオの感想を。

おまけシナリオ全10話。全て読み終わりました。
本編の裏話的なシナリオが2/3。残り1/3はファンサービス、という感じでした。

小説では第一章などで、事の始まりや被害者となる人物の人となりがそれに身近な存在の視点で描かれることが多いです。
しかし、本作ではプレイヤーの分身たるカメラマンが主人公のため、本編は基本的に全て一人称視点で語られています。そのため、事件の中心にいるキャラ(被害者の娘やその家族など)のバックグラウンドを描きにくい状況になってます。
そんなバックグラウンドを描いてキャラを掘り下げるのが、おまけシナリオの役目のようです。

とはいえ、それだけがおまけシナリオの全てではなく、より一層アサミスト向けの内容になっていたような気もします。
本編では必要以上に浅見シリーズの内容に触れることはなかったのに、この作品ではアサミストなキャラが登場するためか、おまけシナリオでは浅見シリーズの作品名やその内容がぽこぽこ出てきます。
それはもう、プレイヤーだって当然知ってるだろうと言わんばかりに、普通にw
こういう小ネタは、ファンにはうれしいサービスだったりします。知ってるとニヤニヤせざるを得ない。
ただ、浅見シリーズをあまり知らないプレイヤーは、ちょっと置いてけぼりになりかねかいかも。

おまけシナリオの一つ「浅見光彦クイズ」は、浅見シリーズの内容などから3択形式のクイズが10問出題されるシナリオでした。
俺の場合、何も調べず記憶だけを頼りに解答していった結果、8問正解でした。
札幌と最後の問題をミスってしまったけど、記憶だけを頼りに解答した割にはそこそこイイ線じゃないかと。意外と覚えてるもんだな。
ちなみに、2回目で全問正解しました。
どうも、正答率で少しシナリオ分岐する様子。8問正解と全問正解では、ラストの展開が少し異なりました。

残すノルマは、エンディング制覇ぐらいかな。
今のところ、10個あるエンディングのうち7, 8, 10番目は見ました。
9番目の出現条件はなんとなく察しが付いたけれど、最初から浅見光彦レベルが高い状態でクリアした身としては、ちょっと面倒そうな予感。

[音楽] メッセージ

2009/03/15(日) 22:14:20 | カテゴリ:音楽
著名なゲームコンポーザと、アニソン・ゲーソンで活躍されている歌姫によるコラボレーションアルバム「メッセージ」。
参加コンポーザは、桜庭統さん、佐野信義さん、伊藤賢冶さん、細江慎治さん、下村陽子さんなど。コラボレーションアルバム企画でよく見かける、あの方面の方々です。
参加歌姫は、霜月はるかさん、癒月さん、片霧烈火さん、茶太さんなど。こちらもまた、企画CDなどでよくコラボってる面々ですね。
ゲーム音楽業界としてはかなり豪華な顔ぶれが揃ってます。
こういう企画好きだよなぁ、TEAMは。
そして、そんなTEAMの企画に踊らされつつも大喜びのゲーム音楽好きがここに一人w

いろんな方々が集まっているだけあって、いろんな曲が詰まってます。
いろんな曲があるけれど、全体的にアニソンっぽいような。

以下、印象に残った曲ごとに雑感。

1. image?心像?
オケ調のゆったり不思議サウンド。
いきなりオケっぽい曲だ、と喜んでたら、コンポーザが桜庭さんでした。あーうん、なるほどね。
桜庭さんは本来、もっと激しい曲の方が得意なんでしょうけれど、トラスティベル以来、桜庭さん=オケ曲というイメージが俺の中に染み付いています。なので、この曲調は大歓迎。
ストリングスの後ろに聴こえる流れるようなピアノの旋律が、すごくトラスティベルな桜庭さんっぽい。

4. ウィークエンド・ショコラプラン
やたら洋菓子の名前が出てくるので、これ聴いた後、すっごく甘いものが食べたくなりました。
製菓会社の陰謀かっ!?w

6. 歌声にのせて
民族音楽調っぽい。つーか、アルトネリコで霜月さんが歌ってたヒュムノスっぽい。と思ったら、コンポーザはガストの中河さんでした。
ガストって、こういう企画に対して太っ腹だよな。
ちなみに、歌姫は癒月さん。相変わらずの透明ボイス。

8. Moon
疾走感溢れるかっこいい曲。コンポーザは誰かと思えば、下村さんでした。あー納得。
西部劇っぽいというか、コンポーザは違うけどワイルドアームズっぽいというか、そんな曲調。
アコースティックギターの音色がすごく耳に残る。ヴァイオリンの切ない音色との相性がいいなぁ。

10. 片羽のコトリ
パキパキ陰鬱サウンド。こういう曲調、大好きです!
このアルバムの中では一番好きかも。
明るい曲調が多いこのアルバムの中では、ひときわ異彩を放ってます。だから余計に目立つような。
でも、カッコいいから良い。

[GMCD] Rain drops

数ヶ月ぶりに、winampのプレイリストを入れ替えた気がする。。。
別にGM熱が冷めたわけでもなく、GMCD自体は相変わらず購入しまくってます。
ただ、聴いてないだけで。
プレイリストを入れ替える欲求が削がれてしまうほどに大ハマリしてしまったGMがあって、ここ数ヶ月ひたすらそれをエンドレスリピートしてました。
あー、なんか、デスクの脇に未聴CDのタワーができつつあるなぁ(遠い目

閑話休題。

主にBEMANIシリーズで活躍されている猫叉Masterさんのソロアルバム「Rain drops」をゲット。
このCD、KONAMI STYLE限定発売だそうです。なんてこったい。
仕方ないので、このためだけにKONAMI STYLEにメンバー登録しましたよ、えぇ。
・・・・・・一般販売してくれりゃいいのに(ぼそ

これまでBEMANIで発表した曲をメインに、全17曲収録。
BEMANIのサントラはIIDX 7, 11~14と、pop'n 12, 13しかしっかり聴いてないから、はっきり「そうだ」とは断言できないけれど、全部が全部、BEMANIのサントラの再録ではないと思う。
いくつか新曲もあるのかな。曲名に「Rain drops」の名前が入ってるのが、このCDのための録り下ろしっぽいな。

そんなわけで。
収録曲の何曲かはサントラで既に視聴済み。何曲かは初めて聴く曲。何曲かは某動画投稿サイトで何度か聴いた気がする曲、でした。

全体的な曲調は、エスノ+テクノ、時々アンビエント。
リズムにのりやすい、テンポの良いエスノ+テクノ曲が多いです。
和風っぽいものがあったり、中東風っぽいものがあったり、ちょっと中華っぽいのがあったり、そのあたりは多国籍というか無国籍というか。
要するに、BEMANIで猫叉Masterさんが発表した曲そのままのイメージって感じです。
ゴリゴリのエスノサウンドではないけれど、民族音楽調の曲が好きな人にはオススメじゃないかと。


以下、気になった曲ごとに雑感。

3. Beyond The Earth
初めて聴いた猫叉Masterさんの曲が、たぶんこれ。
beatmaniaといえばバリバリのテクノというイメージで凝り固まってたときだったので、この曲を聴いたときは「こんなエスノ調もあるのか、幅が広いなbeatmania」と衝撃を受けたもんです。
その衝撃を受けたまま、某動画投稿サイトでムービーを見たときに感じた別方向の衝撃を、久しぶりに聴いて思い出しました。

4.月雪に舞う華のように
どっかで聴いたことあるな、これ。
聴いて「なんか、すげーいい」って思った記憶がある。
メロディラインにほんのり物悲しさを含んだ、基本的には勇ましいエスノ。ちょっと和風風味。

6.Echoes
大人しいメロディラインに絡む激しいパーカスが妙に印象的。
そして、4分10秒付近の転調にやられました。

9.Rain drops #2 「Station」
ブルース、ですかね?
激しい曲が続く中での小休止みたいな、しっとりした曲。
イメージとしては、雨の中のバー、みたいな感じかな。

10.Scar in the Earth
なんか、カッコイイ曲。
ちょっと曲のイメージが「月雪に舞う華のように」と被るんだけど、俺だけかな。

11.女王騎士
幻想水滸伝5の「女王騎士」のアレンジ、かな。これもカッコイイ曲だよなぁ。勇ましさが心地よい。
猫叉Masterさんと幻想水滸伝は、曲のイメージとゲームの世界観が一致してそうだし、相性はかなり良さそう。

12.danaca
中東・アラビアンな曲。エスノ色よりテクノ色の方が若干強いような。
あと、他の曲に比べると音が重い気がする。低音が多いのかな。

15.Reflection Into the EDEN
ほんのり南国風味の曲。他に比べると落ち着いた曲だと思う。
あまりテクノっぽくなくて、どちらかといえばアンビに近いような。
フワフワした浮遊感と流されるような疾走感がたまりません。

16.サヨナラ・ヘヴン
神曲キタ! これは外せませんよねー。今でも大好きで、よく聴いてます。
ギターメインの間奏~大サビの展開は、もう鳥肌級。いつ聴いてもゾクゾクします。

[ゲームRev] 内田康夫DSミステリー 名探偵・浅見光彦シリーズ 「副都心連続殺人事件」

タイトル長いよっ!

DSのADV「内田康夫DSミステリー 名探偵・浅見光彦シリーズ 『副都心連続殺人事件』」を、グッドエンドでとりあえずクリアしました。
グッドエンドクリア時の浅見光彦度は8。
グッドエンドクリアまでのプレイ時間は約6時間。
・・・・・・いくらなんでも、短過ぎないか?

アサミスト兼(ヌル)ゲーマーとして、このゲームは非常に楽しみでした・・・・・・と言いたいところだけど、正直なところプレイするまで楽しみ半分、不安半分でした。
過去に原作ありきのゲームが激しく原作を破壊していた様を幾度か見てきたし、しかも制作がD3という点も不安原因の一つ。
オーソドックスでありきたりなシステムでいい、頼むから余計なことはしてくれるな、と切に願っていたら、ほんとにオーソドックスなゲームに仕上がっていました。その点は、ほっと一安心。

基本システムは、コマンド式ではなく、ビジュアルノベル式。シナリオを読みすすめていって、時々発生する選択肢を選択することでシナリオが分岐したり内部パラメータが変わったりするタイプです。
もっとも、シナリオ分岐といっても、「かまいたちの夜」のようにストーリーががらりと変わるわけではない模様。
ノベルタイプを選択したのは、きっとターゲットが原作小説読書層のためなんだろう。
実際、プレイしてる間「なんか小説読んでるみたいだな」と何度も感じました。

難易度は、たぶん低め。事件の人間関係が把握できていれば、すんなりグッドエンドまでたどり着けると思う。
一回だけ最後の選択肢間違えてバッドエンドへ突入してしまったけれど、バッドエンドになったのはそれっきりで、グッドエンドに到達していきなり浅見光彦度8達成、おまけシナリオも一発で全出現でした。
さすがに一発で浅見光彦度10にはならなかったか。ちぇ。

シナリオは、結構おもしろかったです。
ゲームという媒体を意識してか前半では暗号解読が主体になっていたけれど、それほどトリック重視というわけではなく、最終的にはやっぱり原作のように人間関係が物語の主体になってます。
これがまた、相変わらずドロドロしてるというか。
事件が収束し始めるあたりからラストの展開は、ものすごく浅見光彦シリーズらしい展開でした。

原作と大きく異なる点は、主人公(=プレイヤーの分身)がシリーズの主人公である浅見さんではなく、浅見さんをアシストするカメラマンということ。物語は常にこのカメラマンの視点で描かれます。
小説では神の視点で描かれている(一部作品に例外はあるけれど)事件が、このゲームでは第三者の目を通して描かれるわけで、第三者が感じる事件像や人物像がダイレクトにプレイヤー(=読者)に伝わってくるのが新鮮でした。
特に、第三者から見た浅見家の人々の姿が。「他人からはこういう風に見えるのかぁ」って。

物語の所々に、アサミストならニヤニヤせざるを得ない描写があったりして、ファンとしてはそのへんも楽しめました。
そういう原作絡みの小ネタは多少あるものの、本筋は完全にオリジナルストーリーなので、原作を知らない人でも十分プレイできると思います。
クリアまでのプレイ時間はかなり短いけれど、アサミストはもちろん、システムよりシナリオ重視のADV好きにもオススメかもしれません。

[本] 狼花 新宿鮫IX

2009/03/01(日) 01:26:37 | カテゴリ:
大沢在昌「狼花 新宿鮫IX」(カッパノベルス)読了。

新宿中央公園で傷害事件が発生。被害者のナイジェリア人から、大麻が見つかった。彼はナイジェリアから大麻を密輸していた「運び屋」で、密輸入した大量の大麻を別のナイジェリア人に奪われたらしい。本人は認めないが、鮫島はそう当たりを付けて、麻薬ルートの解明の捜査にあたる。
日本での外国人犯罪者の暗躍は、暴力団以上に厄介な事件として目立ってきた現代。警察にとっても、暴力団にとっても、彼らの存在は見過ごせない状況になりつつあった。新宿で起きた傷害事件は、やがて警察組織、暴力団、外国人犯罪者らを巻き込む事件に発展する。


一体何ヶ月かけて読んでんだよ、っていうくらい、読み終わるのに時間かかりました。
内容が難しいってわけでも、ページ数が膨大ってわけでもなく、単に読書時間(=通勤時間)が減ったというだけですが。

新宿鮫シリーズの現時点での最新刊、ですかね?
このシリーズももう9作目かぁ。高校生の頃に4→1→2→3と一気に読んで以来、新刊がノベルスで出る度に買ってますが、気がつけば次は10作目。早いなー。
もっとも、出れば、の話だけど。
そいや、一作目から続いてる複線がいくつもあるけれど、一体どこへ向かおうとしてるのか、そもそも終わらせる気が作者にあるのか、最近ちょっと不安。

今作は、いつも以上に後半がハードボイルドしていた印象が残りました。
組織と個人、謀略と裏切り、そして人の感情が入り混じった「食うか食われるか」的な展開に、これまでのシリーズ作品以上に先が気になりました。
ほんと、なんかすごーく「ハードボイルド読んだ」って気分になりました。
というか、今までどんだけハードボイルドって意味を把握してなかったのかを、思い知らされました。
あー、こういうのをハードボイルドっていうのか。

これまでわりと重要な立ち位置にいたある登場人物が、最後の最後で「なんだってー!」な行動を起こして終わってるんですが、この展開はシリーズ完結に向けたフラグですかね。
それとも、新キャラ登場フラグか?