[ゲームRev] 流行り神3 警視庁怪異事件ファイル(体験版)

PlayStation Storeで配信開始された「流行り神3」の大容量体験版、早速ダウンロードしてプレイしました。
さきほど、科学ルート・オカルトルートともにSクラスでクリア。
既読率が89%ほどなので、これから発売日までの間に100%にしようと目論んでます。

1→2に比べると、2→3は結構変更点が多いです。

まずグラフィック面。
最初からPSPをターゲットに開発されたためか、デザインが一新されています。
ユーザインターフェースのデザインがこれまでとがらりと変わり、伝奇色が薄れて硬質な現代風になっています。
PSPの液晶を前提にデザインされたんでしょうか、これは。
もしくは、3のシナリオが全体的に科学寄りというか、人為的なものであることを暗に示してるんでしょうか。
以前のどことなくおどろおどろしいデザインも捨てがたいのですが、これはこれでアリだと思います。

分岐フローも、上から下へのフローではなく、左から右へ横に流れるフローに変更されています。
これは、PSPのディスプレイが16:9の横長だからなんでしょう。
これまで既読したポイントへ簡単に戻れるシステムは、非常にありがたいです。

デザインは大きく変わったけれど、セルフクエスチョンや推理ロジック、カリッジポイントなどのシステム面は従来通りなので、操作に戸惑うことはあまりなさそう。
1, 2プレイ済みなら、すぐに慣れると思います。

人物キャラや背景のイラストは、描き直してるのが多いような気がします。
編纂室の背景イラストも、1から描き直してるっぽい雰囲気。
霧崎兄さんと犬童警部が2のデザインのままだったけれど、他は新規に描き直されてるのかな。
風海の正面イラストはどうなんだろう。風海好きとしては気になるなぁ。
ちなみに、セルフクエスチョンの風海の絵は、今回のが一番好みです。

音楽も、ほぼ新規録りのようです。
1, 2で使われていた楽曲は、耳にしなかったような気がします。

で、肝心のシナリオについて。
序章からあまりに衝撃的な展開で、一発で引き込まれました。
どうしてこんなことになってるのか、この先どうなるのか、先が気になって仕方ありません。
・・・・・・やってくれたな、日本一ソフトウェア。

第零話、かなりボリュームがありました。
規模的には、2の第零話と同じくらいかな。
編纂室メンバー3人に、新キャラの羽黒薫を加えた4人で、時折ドタバタしながらも不可解な事件に挑む展開は従来通り。
少しオカルト染みているけれど、一部は現実にありそうな事件展開という匙加減はさすがです。かなり堪能しました。
これは製品版に期待せざるを得ない。

とまぁ、体験版でかなーり楽しませてもらったのですが、引っかかった点が全くなかったわけではありません。
一番気になったのは、誤字脱字の多さ。
2のPS2版をプレイしていたときも思いましたけど、ちょっと多いような印象を受けました。
誤字脱字は、ノベル系ゲームの宿命なんでしょうか。
製品版では減っていると思いたい。。。

あと、固有名詞の取り違いっぽい箇所がいくつか。
第零話はいつになく登場人物が多いからなんでしょうが、「あれ?」ていうところが2, 3回ありました。

体験版ということなので序章と第零話しかプレイできませんが、それでも3のプレイ感覚は十分掴めるんじゃないかと思います。
体験版のセーブデータは製品版に引き継ぐことができるというので、今のうちにプレイしておくのもいいかと。

[本] シャングリ・ラ

2009/07/26(日) 01:46:52 | カテゴリ:
池上永一「シャングリ・ラ」(角川文庫)読了。

旧来の経済体系が崩壊し、炭素経済へ移行してから50年。地球温暖化対策として日本政府は東京を放棄し、急速な森林化を進めていた。首都機能は、東京の上空に作られた積層型建造物「アトラス」に移動。一方で、市民は選ばれた者しかアトラスに移り住むことが許されなかった。
森林化の進む東京の一角、難民たちの住む街「ドゥオモ」。反政府ゲリラ組織「メタル・エイジ」の拠点でもあるこの地に、女子少年院を出所した北条國子が2年ぶりに帰還する。


この本の存在を知ったのは、アニメ化のニュースからでした。
そこで紹介されていたあらすじでこの小説に興味を持ち、他にこれといって読みたい本もなかったので購入。
ちなみに、アニメは全然見てません。モモコのCVが中田譲治さんと知ったときには驚いたけれど、それっきり。

ジャンルとしては、SF・・・・・・でしょうか。
ただし、SF = 政治からファンタジーまで、という意味で。
科学+ファンタジー+オカルト+経済、とにかくいろんな要素が詰まってます。
そのためでしょうか、かなりスケールのデカい話になっています。
しかも、それが破綻していないところがすごい。

登場人物と世界観の紹介が主だった前半はちょっと退屈だったのですが、中盤?後半の展開はおもしろくて、一気に読んでしまいました。
継承者争いのところは特に、登場人物たちよりも多くの情報が読者に与えられるため、それで余計にヤキモキさせられたり、ハラハラさせられたり、先の気になる展開に。
最後の最後まで気が抜けなかったです。

一点ツッコミを入れたいのは、主要登場人物(コンピュータ含む)の誰もが生命力あり過ぎるところ。
いくらなんでもいい加減にウザい、と思ったことが何回かありました。うーん、さすがにちょっとしつこいかも。
でもまー、おもしろかったからいっか。

この作品を読むには、現代小説を読める読解力と、ゲーム的な表現に冠する想像力の両方が必要かと思うけれど、最近のラノベが読めるんだったらたぶんいけるんじゃないかと。

[ゲームRev] 女神異聞録デビルサバイバー

NDSのS・RPG「女神異聞録デビルサバイバー」をクリアしました。
クリアしたと言っても、3つあるEDのうちの1つを見たというだけですが。
総プレイ時間は・・・・・・どれくらいだろう。タイムカウントがなかったのでちょっとわかりませんが、結構かかったハズ。40時間は軽く超えてるんじゃないかと。
クリア時のレベルは、全員70弱でした。

アトラスの「女神転生」シリーズの傍流の一つにあたる本作。
「女神異聞録」の名前を冠しているから、てっきりペルソナのようなポップなものを想像していたのですが、雰囲気はむしろ女神転生に近いです。
東京・山手線の内側が政府および自衛隊によって封鎖され、人々が閉じ込められる。そこに溢れかえる悪魔たち。タイムリミットは7日間。それまでに現状を打開しないと、その先に待っているのは死。
そんな極限状態が丁寧に描かれていたと思います。さすがアトラス。

ちなみに、俺の選択したルートは、ナオヤルート。悪魔の王を目指し、神を打倒するルートです。
ラスボス戦は結構苦戦しました。MPがほとんど尽きてしまい、最後は貫通+物理攻撃にかなり助けられた気がする。
他のルートだと、ストーリーは当然違うのだろうけれど、ラスボスも違うのでしょうか?

戦闘は、シミュレーションぽいです。
この戦闘システムについては賛否両論あるようですが、まぁ確かにプレイのテンポが崩される感じはしました。
なんというか、疾走感を削がれるというか。
でも、嫌いではなかったです。

「女神転生」の流れなので、当然、悪魔合体もあります。
仲魔にできる悪魔の数は、DSという媒体だから仕方ないのだろうけど、ちょっと少なく感じました。

DSというハードの制約のせいか、P3や4に比べるとどうしても小品という感じが拭えないけれど、これはこれでおもしろかったです。
殺伐とした雰囲気が好きな方にはオススメですw

[音楽] ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団 所沢公演

2009/07/05(日) 15:30:09 | カテゴリ:音楽
昨日7/4に、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団の所沢公演に行ってきました。
セットリストは次の通り。
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1. モニューシュコ: 序曲「おとぎ話」
2. ショパン: ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11 (ピアノ:スタニスラフ・ブーニン)
   - ショパン: マズルカ第5番 変ロ長調 作品7-1
3. チャイコフスキー: 交響曲第6番 ロ短調 作品74 「悲愴」
   - ドヴォルザーク: スラブ舞曲 ハ長調 作品46-1
   - プロコフィエフ: 古典交響曲 ニ長調 より ガヴォット
   - ルトスラフスキ: 小組曲 より ポルカ
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某RPGの影響でクラシック音楽にハマった勢いが高じて、とうとうプロオケのコンサートに足を運んでみました。
市や区の吹奏楽団の公演は何度か行ったことあるけれど、プロオケのオーケストラコンサートは、ゲーム音楽系オケコンを除くと今回が初めてでした。

ちなみに、自分の音楽知識はかなり底辺に近いです。
対位法? 何それおいしーの? っていうレベル。
最近ようやくソナタ形式がどういうものか知ったものの、曲を聴いてもどれがそれなのか判別付きません。
単純に「このヴァイオリンの旋律、切ねー」とか「このティンパニー、かっこいい!」とか感じるだけで、アナリーゼや考察なんてできやしません。
感覚的には、クラシック音楽聴くのとゲーム音楽聴くのと、大差ないです。

世の中に数多あるクラシック音楽のコンサートの中からこれを選んだ理由は、ショパンのピアノ協奏曲第1番をブーニン氏のピアノで聴けるから。
この時点で、「某RPG」が何なのか、ゲーム好きにはバレバレですねw

以下、曲ごとに拙い雑感です。

モニューシュコ: 序曲「おとぎ話」
初めて聴いたけれど、普通に良い曲。素直に楽しめました。

ショパン: ピアノ協奏曲第1番
CDでワルシャワフィル+コルド氏+ブーニン氏の演奏を聴きまくっていて、それに耳が慣れていたせいか、今回の公演の演奏はやたらスローテンポで重く感じました。
第3楽章は素直に聴けたけれど、第1, 2楽章はなんだか木管楽器の音が突出して聞こえて、なんというか、こう、音が混ざりきっていない感じがしました。うーん、ちょっと残念。

ブーニン氏のピアノ演奏は、端的に言ってしまうと、派手・・・・・・?
某RPGのサントラに収録されているブーニン氏演奏のピアノ曲に、時々「だんっ」とか「どんっ」とか、ペダルの音っぽいのが混ざってた理由が、なんとなくわかった気がしました。

チャイコフスキー: 交響曲第6番「悲愴」
CDで聴いたときの感想は「なんだこれ、変な曲」だったのですが、今回生で聴いて印象が変わりました。すごく良かった。派手好きにはたまりません。
「変な曲」と感じた大きな要因である第3楽章と第4楽章の落差も、今回の公演では魅力の一つになっていたような。
曲のメリハリがはっきりしていて、最初から最後まで飽きずに楽しめました。
オケっていいなぁ。クラシック音楽のコンサート、病み付きになりそう。