[ゲームEV] テイルズ オブ フェスティバル 2011

NBGIのRPG「テイルズ オブ」シリーズのイベント「テイルズ オブ フェスティバル 2011」の29日昼公演に行ってきました。
テイルズフェスへの参加は、今年初めてです。
「テイルズ オブ」シリーズはSFC版TOPからそれなりにプレイしてますが、正直なところ、中の人にはあまり興味がなかったので。
そんな自分でしたが、2つの理由によって今年は参加を決意しました。
1つは、去年のテイルズフェスのレビューをあちこちで見る機会があり、それを読んで「なんか、みんな、楽しそうだなぁ・・・・」と思ったこと。
もう1つが、レイヴン(@TOV)が参加すると聞いて。
・・・・・・うん、レイヴンめっちゃ好きです。うひゃっほーい。

会場はパシフィコ横浜。
台風が来る一歩手前だったのでずっと雨が降っていましたが、観覧客の熱意にはほとんど影響を及ぼせなかったようです。
スタッフさんは、雨の中でもあっちへこっちへ人を誘導したり案内したりで、たいへんそうでしたが。
ほんと、お疲れ様でした。

初めての参加で、「テイルズ オブ」シリーズ全作品プレイしているわけではなかったのですが、すこぶる楽しかったです。
あのゆるーい雰囲気も含めて、ひたすら笑って過ごした気がします。
笑って笑って、気が付けば公演時間は3時間以上。
終わる頃には笑い過ぎてヘトヘトになっていました。
でも、満足です。

基本的に声優イベントなので、中の人にもキャラクターにも興味のない人にはあまりオススメできません。
とはいえ、「テイルズ オブ」シリーズをある程度プレイして楽しんだ人なら、十分楽しめるのではないのかと思います。

ぜひ、来年も開催されることを期待しています。
その前に、DVD発売待ちです。出るよね、たぶん。


ここから先は、諸々の細かい感想になります。
長くなり過ぎたので、とりあえず折りたたみ。

[ドラマCD] テイルズ オブ ヴェスペリア 虚空の仮面 前編

ドラマCD「テイルズ オブ ヴェスペリア 虚空の仮面」の前編をゲット。
無事、konozama組にならずに済みました。
そして、今3周目です。

本作は、Xbox360/PS3のRPG「テイルズ オブ ヴェスペリア」の登場人物の1人である、うさんくさいおっさんことレイヴンのスピンオフ小説「虚空の仮面」をドラマCD化した作品です。
小説がものすごくおもしろかったので、このブログのレビュー記事で「ドラマCD化して欲しい」と書いてみたら、本当にドラマCD化されました。
ドラマCD化されると知ったときは、嬉しさと同時にかなり驚きました。
うん、何事も言ってみるもんだな。

ちなみに、原作小説のレビュー記事はこちらです。→上巻/下巻
ムダに長いので要注意。

ドラマCD前編は、原作小説の上巻がまるっと収録されています。
ただ、ドラマCDには尺の制限があるので、メインの流れにあまり関係のない細かいエピソードは省略されています。
そして、展開がすごく早いです。
それでも、重要なイベントや印象的な台詞は一通りおさえてあるのではないかと。

小説では細かく描かれていた主人公ダミュロンの心情は、ドラマCDという媒体の性質上あまり深くは描かれていません。
さすがに、あれを描き切るのは難しかったようです。
とはいえ、声が付いたことにより、臨場感は小説より増しています。
臨場感が増したことにより、小説以上にゾクゾクしたりドキドキしたりしたシーンもありました。
あと、場の雰囲気というか空気感に、直接触れているような感覚があります。
声優って、やっぱりすごいなぁ。

それと、シーンとシーンを繋ぐためでしょうか、小説ではあまり詳しく描かれていなかったけれど、ドラマCDで新規に挿入されたイベントも少しあります。
初っ端のシーンとか、アレクセイとの手合わせとか。

「テイルズ オブ ヴェスペリア」特有の世界観の説明は一切ありません。
魔導器(ブラスティア)がどういうものかという説明もないです。
そのため、少なくともゲームプレイ済みでないと、ストーリーを理解するのはちょっと難しいかもしれません。
ゲームプレイ済みであれば、原作小説未読でも聞けるんじゃないかと。
ただ、台詞の裏に様々な心情が隠れているので、ドラマCD聴く前でも後でもいいので、原作小説は読んで欲しいなぁとも思います。


以下、ドラマCDのネタバレ感想になります。

[本] 新世界より

2011/05/21(土) 21:59:18 | カテゴリ:
貴志祐介「新世界より」(講談社文庫)読了。

「呪力」と呼ばれる超能力を手に入れたことで、それまで人が築き上げてきた文明は一度崩壊した。
それから1000年。利根川に程近いところにある「神栖66町」。八丁標で外界と隔てられた集落の中で、子供たちは日々の生活を送っていた。そんな彼らの間で囁かれる、様々な異形のものの話。ネコダマシや風船犬、バケネズミ。それらの中でも「悪鬼」と「業魔」は特に恐るべきものとして、その昔話を子供たちは幼い頃から聞かされ続けた。
子供たちは成長し、やがて呪力を得る。そして、全人学級で呪力を自在に操るための訓練の一環で、ついに子供たちだけで八丁標の外に出られる日がやってきた。


数日前の地震の速報で、「神栖」が実在の地名だったということを初めて知りました。
他にも作中にいくつか地名が出てくるのですが、見覚えのある地名ばかりだったので、たぶん全部実在の地名かな。

というわけで。
「新世界より」がようやく文庫化されたので、上・中・下巻まとめて購入。
先にハードカバーで読み終わっていた友人から「おもしろかったよ」と言われ続けていたので、以前からずっと気になっていました。
別の本を読み終わらせて、ようやく上巻から読み始めたのはGWちょっと前あたり。
自分の読むスピードの遅さと、全3巻構成という分厚さから、読み終わるのは半年後かなと思っていたのですが、気が付いたら一気に読み進めていました。
上巻の後半あたりから、止め時に苦労させられることが幾度。
噂に違わぬおもしろさです。
貴志作品の中で個人的なベスト1は「クリムゾンの迷宮」だったのですが、それを超えました。
# ちなみに、巷で噂の「悪の教典」はまだ読んでません。文庫化待ち。

ジャンルは、SFでファンタジーでホラーで冒険小説。
ベースはたぶんSFに分類されるんじゃないかと思いますが、いろんな要素が混じっているので、明確にコレと言えるジャンルが思い当たりません。
それだけに、いろいろな要素を楽しめる作品とも言えます。

ただ、ところどろこで残酷描写が挟まれるので、血みどろの展開が苦手な方は要注意。
そういった描写から、貴志さんってやっぱホラー小説大賞出身者なんだなぁ、とも思ったりもしましたが。
最近、純ミステリっぽい作品が多くて、ホラー好きとしては少し寂しくもあったので。

「1000年後」と「超能力」というキーワードだけでも、俺のツボを突きまくりだったのですが、それらを上手い具合に調理して、見事なまでに”歪んだ”世界観を作り出していたのはさすがだと思いました。
超能力ものというと、派手で華やかで煌びやかな超能力合戦であったり、もしくは能力者の苦悩のようなものが描かれたりする作品が、これまで多かったような気がします。
この作品は、登場人物のほとんどが超能力を持っていて、人々は超能力を使えて当たり前の世界。
その誰もが持つ「神の力」故の歪みと、その歪みから生じた”膿”。
それらが描く世界はひどく暗くてドロドロしていて、おどろおどろしいものになっています。

超能力があったら便利だなぁ、と夢見ることはあるんですが、とはいえこんな1000年後はさすがに嫌だなと思います。
そう思わせることが、この小説の目標なのかもしれませんが。

貴志作品が好きな方はもちろん、SFやホラーに少しでも興味がある方にもオススメです。

[GMCD] キャサリン オリジナルサウンドトラック

PS3/Xbox360のACT/PZL「キャサリン」のサントラをゲット。
CDではなく、iTunesのダウンロード販売で購入しました。
CD版と内容変わらない上に、DL販売の方が安かったので。

ゲーム本編は、少し前にクリアしました。
常にスーパーイージーモードでしたが。

アトラスのペルソナ班がゲーム制作を手がけていただけあって、曲もペルソナチックです。
曲によってはおどろおどろしい曲や不安にさせるような曲もあるんですが、全体的にはスタイリッシュ。
ただ、P3やP4ほど自己主張が強くないです。
あと、「これ、ゲームのどこで使われてた曲だっけ?」という曲が結構たくさんありました。
ルート進行によっては聴くことのない曲もいくつかありそう。

ゲーム内ゲーム「ラプンツェル」の曲も収録されています。
あれ、ものすごくシンプルな作りなんですね。
ゲーム中は解くことに必死で、あまりちゃんと聴いてなかったです。

あちこちで指摘されている通り、アクションパートでかかるクラシック音楽のアレンジ曲は、まるっと全部収録されていません。
そちらも聴きたい場合は、ゲームの初回特典CDを入手するしかありません。
ぶっちゃけ、クラシック音楽のアレンジ曲の方がゲーム中に長時間聴くことになるので、なんでそっちをOSTに収録しなかったのか不思議なのですが。
コンポーザの完全オリジナルじゃないから、特典にしたのかな?

とはいえ、こっちのOSTにも、一部のクラシック音楽アレンジ曲が収録されています。
アクションパートのゲームオーバー曲と、どこでかかるのか分からないけれどベートーヴェンの第九アレンジ曲。
ゲームオーバーの曲を聴く度に、ヴィンセントに申し訳ない気持ちがふつふつと。
何度も落ちたり潰されたり刺されたりさせて、正直すまんかった。

オススメは、OPムービーでかかる「YO」。
それと、個人的には「リザルト」も好きです。パイプオルガンの荘厳さがツボ。

[音楽] ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2011

2011/05/08(日) 10:36:38 | カテゴリ:音楽
このGW中に、今年も「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」(東京会場)に行ってきました。
去年同様5/3は別件で朝から出かけていたので、5/4に。

今年のテーマは後期ロマン派だったようです。
メインは、ブラームスとリストでしょうか。
正直後期ロマン派時代の曲はあまり知らないので、とりあえず会場の雰囲気を味わうために行ってきたような気がします。
あの「ハイソな祭り」という雰囲気、ほんとたまりません。
真昼間からビールやワインを嗜んでいても、まったく違和感ないあたりが素晴らしい。
悪酔いしてる人もいないし。

今年は去年よりも明らかに人が少なかったような気がしました。
地上会場の屋台村周辺の休憩場所、少し待ってるだけでテーブル確保できたし。
テーマの人気度というよりは、東日本大震災が影響していたんでしょう。
一番大きなAホールやいくつかのホールが電源系統の故障で使えなくて、有料公演数が格段に減ったのも影響してたかもしれません。

震災の影響で一部ホールが使用不可になったり、演奏者が来日できなくなったりで、開催2週間前ぐらいに有料公演のプログラムがオールリセットされた影響は、会場のあちこちでちらほら見受けられました。
リセット前の有料公演チケットを払い戻すためにチケットカウンターで手続きしてたら、隣のカウンターにおばさん2人が乗り込んできて、スタッフに延々文句を怒鳴り始めたのには、少々辟易しましたが。
ただ、その気持ちはわからないでもないです。
プログラムリセットの告知、ちょっと遅かったし。
電源系統の故障だったら、開催可能かどうかってもっと早い段階でわかりそうなのに。
もっとも、他にも何か理由があったのかもしれないけれど。

有料公演、とりあえず5/4の2公演分、聴いてきました。
ブラームスの「ピアノ協奏曲第1番」と、ブルックナーの「交響曲第7番」。
どっちも初聴き。
ブルックナーの交響曲第7番の第三楽章が、ものすごく格好良かったです。
一緒に行った友人たちとも、「第三楽章格好いい」で意見が一致しました。
あと、俺、協奏曲はあまり肌に合わないと再認識しました。
協奏曲はソリストに合わせなければならないから、生で聴くと、迫力がちょっと物足りない。

一番聴きたかったブラームスの交響曲第1番は、プログラムリセット後のフレンズ先行抽選で落選。
リセット前だったらチケット取れてただけに、悔しさもひとしお。
いつか生で聴いてやるんだからっ!

そんなこんなな、今年のラ・フォル・ジュルネでした。
さて、来年のテーマは誰なんだろう?

[ゲームRev] キャサリン

PS3/Xbox360のACT+PZL「キャサリン」をクリアしました。
俺がプレイしたのは、PS3の方です。
難易度はスーパーイージー。プレイ時間は約12時間。

クリアしてもなお、スーパーイージー以外の難易度でクリアできる気がしません。
アクションもパズルもド下手な俺には、とてもじゃないけどムリです。
スーパーイージーでプレイしてもクリアするのがやっとで、各階層クリア時の評価はほとんどブロンズでした。
ごく稀に、シルバーをもらったりもしてました。
きっと、どっかから奇跡でも降ってきたんじゃないかと。
ゴールド? なにそれ、おいしーの?

こんなパズルスキルもアクションスキルも底辺な俺が、巷で難しいと評判の「キャサリン」を購入するに至った動機は、初回特典でした。
P3やP4で有名なコンポーザの目黒将司さんによる、テクノ/ロック調にアレンジしたクラシック音楽のサントラが初回特典と聞いて、光の速さで飛びつきました。
クラシック音楽+目黒さんのマッチング、買わないわけにはいきません。
これ、ホントです。

まぁ、俺のようにアクションやパズルが苦手な人でも、スーパーイージーならひょっとするとなんとか最後までいけるかもしれません。たぶん。

ストーリーは、端的に言ってしまえば、男と女のドロドロ話です。非常にアダルト。
若干ホラーというか狂気じみたシーンもあります。
CERO Cなのも納得。
むしろ、あの雰囲気ならCERO Dレベルまで話を展開させても良かったんじゃないか、とも思います。

全体の雰囲気は、P3やP4に似ている部分もあります。
軽妙な掛け合いがあったかと思えば、妙にリアルなドロッドロの展開があったり。

どうやらマルチエンディングらしいのですが、俺が辿ったルートはどっちつかずのルート。
普通に何も考えずに選択肢を選んでたからか、ゲージは中間を行ったり来たり。
他のEDも気になるけれど、あのパズルをもう一度リプレイするのはちょっと骨が折れるなぁ。

公式がネタバレを禁止しているので深くは触れませんが、終盤の展開がすごくATLUSらしいです。
急に話が大きくなって、プレイしつつ「え、あ、うおぉぉ!?」と言葉にならない声を上げてました。
あと、終盤のヴィンセントがカッコ良かった。やればできるんじゃん。

P3やP4の雰囲気が好きな方は、意外とハマれるかもしれません。
あと、パズルゲームが好きな人も。中毒になるかもしれませんが。