[GMCD] 428 ~封鎖された渋谷で~ オリジナルサウンドトラック

Wii/PSP/PS3などのAVG「428 ~封鎖された渋谷で~」のOSTをゲット。
先日、PS3版をクリアした記念に購入しました。
2枚組で全73曲。ボーナスシナリオの曲も収録されています。
総再生時間は2時間4分ほど。

コンポーザは佐藤直紀氏、坂本英城氏(ノイジークローク)、それと保本真吾氏の3方。
佐藤直紀氏の名前は知らなかったのですが、Wikipediaで手がけられた作品を見たらビッグタイトル揃いでビビりました。
主に映画やTVドラマ、アニメのBGMを担当されていたようで、ゲームのBGMは、「428」が初めてっぽいです。
各コンポーザが担当された曲をざっと見た感じでは、佐藤氏がメインテーマや各キャラクターイメージ曲など軸となる重要な曲を手がけ、それを補うような小曲を坂本氏が提供したという感じでしょうか。
保本氏は、ゲーム中で妙に浮いてた某ボーナスシナリオのBGMを一手に引き受けたようです。

ゲームプレイ中にもかなり聴いていたのですが、改めてOSTでざっと聴いたところ、渋くてカッコいい曲が多いような印象を受けました。
べったりハードボイルドってわけではなくて、そこはかとなくハードボイルド。
もちろん、シナリオにコメディ要素があるので、滑稽な曲もあるのですが。
ただ、印象的な曲のほとんどが渋い曲のような気がします。
まぁ、単に俺がそういう曲の方が好きだからかもしれませんが。

曲調は、なんでもありです。
ロックあり、テクノやトランスあり、しんみりしたピアノアンサンブルあり、なんともいえない曲あり。
ゲームのOSTとしてはすこぶる王道。
そのため、ゲーム未プレイの人には少々取っ付き難いかも。

例外として、「Main Theme」はゲーム未プレイでも聴ける曲だと思います。
すごくカッコいい曲です。
まるで、スパイ映画や刑事モノの映画のタイトルバック曲のようです。
弦と管楽器とパーカッションの掛け合いが、聴いていて気持ちいい。
この曲はPRESS START 2011で生演奏されたのですが、その当時はゲーム未プレイで曲も聴いたことなかったけれど一発で気に入りました。
その印象があったから、今回OST買おうと思ったのかもしれない。

「428」プレイして面白かったと思った人にはオススメです。

[GMCD] 朧村正 音楽集 変奏ノ幕

WiiのA・RPG「朧村正」のBGMのアレンジ曲+ゲーム中で語られなかったエピソードを基に作られた新曲が収録されたアルバム「朧村正 音楽集 変奏ノ幕」をゲット。
収録曲数は全14曲。
そのうち、新曲が4曲(?)、PRESS START 2010の音源が1曲。
総プレイ時間は、約64分です。

ゲームの「朧村正」はプレイしたことないし、そもそも「朧村正」のOSTすら聴いたことないのに、気が付いたらこのアレンジアルバムを購入してました。
『「朧村正」の曲がいい』という話をプレイ済みの友人から聞いており、加えて先日9/30~10/2に開催された4starの物販ブースで、ベイシスケイプの前を通りすがってしまったのが原因かと。
気が付いたら、1枚購入してました。
ゲーム音楽好きの逃れられない性分です。しょうがない。

だったら先にOST購入しろよっていう話ですが、それはそれ。

曲調は、一言で言えば「和風」。
尺八や三味線、琴などの和楽器の音色が、常に流れています。
だからといって、ごりごりに雅楽っぽいというわけではありません。
和楽器+オケが多いけれど、中には「落花繽紛」のような和楽器+ビッグバンドっぽい曲、「雪月風花」のような和楽器+バラード(?)っぽい曲もあります。
和風要素が強くないので、和楽器が苦手な人でもすんなり聞けるのではないかと。

聞いていて思ったのですが、全体的にドラマティックな曲が多いです。
どの曲も迫力があります。
一番最後に収録されているPRESS START 2010音源がほとんど浮いてません。
PRESS START 2010に行かれた方なら、全体的にどんなアルバムか想像できるかもしれません。
他の曲も、だいたいあんな感じです。

原曲とアレンジ曲の違いは、原曲知らないのでなんとも言えません。
でも、原曲もこんな感じなら、聴いてみたいです。
積みCD消化できたら、購入を検討しようかな。

和楽器が好きな方、ベイシスケイプの曲が好きな方ならオススメです。
一番のお気に入りは、「乾坤一擲」。その次は「雪月風花」でした。

[ゲームRev] 428~封鎖された渋谷で~

チュンソフトのサウンドノベル「428~封鎖された渋谷で~」(PS3版)をクリア。
1周目、攻略サイト等を見ずにノーマルエンドでクリアしたときのプレイ時間は、約18時間。
その時点でのBAD END数は44でした。

思っていた以上にあっさりとクリアできてしまったので、Twitterでそのことをぼそっと呟いたら、フォロワーさんから「その先に隠し要素がある」という返信をいただいたので、一念発起して先を進めてみました。
一念発起と言っても、1周目プレイ時とは異なり、攻略サイトを表示させたノートPCが傍らに鎮座してましたが。
で、ついさっき虹の栞ゲット。
その時点でのプレイ時間は、約27時間でした。

システムは、ザッピングを取り入れたサウンドノベル。
時々現れる選択肢を選びつつ、ひたすら文章を読み進めるタイプのAVGです。

主人公となる登場人物は複数人いて、ある誘拐事件にまつわる出来事を、各主人公視点で描かれたシナリオが用意されています。
そのシナリオ中に登場する選択肢の選択が、他のシナリオに影響を及ぼしたり及ぼさなかったりします。
その影響を利用しつつ、登場人物たちを誘拐事件の真相に導くのが、このゲームの命題となります。

ある人物の選択が他の人物に影響を及ぼし合う様は、「街」や「かまいたちの夜3」を髣髴とさせられました。
ただ、ゲーム内時間の1時間ごとに話が区切られていて、ある人の選択が他の人に影響を及ぼす範囲がその1時間以内に限定されているので、「かま3」より難易度がやや下がり、遊びやすくなっていたんじゃないかと。
バッドエンドになっても、どうしてバッドエンドになったのかヒントが出ますし。
ノーマルエンドまでなら、攻略サイトに頼らなくてもクリアできそうです。

あるシナリオから別のシナリオへ移るザッピングシステムは、「街」をプレイしていたときから薄々感じていたことなのですが、やっぱり俺の肌に合わなかったです。
システムや演出としては非常に面白いと思うのですが、途中で話をぶった切られるとそこで集中力がぷっつり切れてしまうので、それがどうもダメっぽいです。
立て続けにザッピングしないと話が進まないところだったりすると、特に。

本編は、サスペンスタッチで描かれる誘拐事件を軸に、コメディと人間ドラマを振りかけたを加えたようなシナリオでした。
渋谷駅前から始まった誘拐事件が、グローバル規模の大きな事件に発展していく展開には、すごく燃えました。
夕方以降は畳み掛けるような伏線回収が始まり、怒涛の勢いでサスペンスが止まらない。
思わず一気にプレイしてしまいました。

ただ、前半はコメディ色が強くて、やや食傷気味でもありました。
御法川編とタマ編は、ちょっと辛かったです。

隠し要素は、あくまで隠し要素という感じでした。
本編の補完シナリオが2本、他は本編とはほぼ関係ない内容です。
「本編クリアしたら見るべき!」とまでは思いませんでしたが、某シナリオのスタッフロールで流れたメイキング映像は一見の価値があるかも。

ボーナスシナリオのカナン編は、虹の栞を出した今でも浮いて見えます。
他のシナリオは実写画像なのに、カナン編だけはアニメ絵+アテレコ付きです。
その時点で浮くの確定です。
さすがに中東+アクションのロケは難しかったということでしょうか。
それと、シナリオがすごく奈須きのこさんでした。
奈須さんの作品は「空の境界」しか読んだことないのですが、登場人物たちの台詞が中二っぽかったり、漢字とルビでダブルミーニングにしたりと、文章のクセがまんま奈須作品でした。
若干「どうしてこうなった」感が拭えないのですが、「428」のシナリオだと思わなければ楽しんで読めたかも。

不満な点が全くないわけではないのですが、シナリオは十分楽しめました。
本編のシナリオがよくできているので、サウンドノベル好き、AVG好きならオススメです。

[GMCD] Never More -Reincarnation: PERSONA4-

PS2のRPG「ペルソナ4」の楽曲のアレンジCD「Never More -Reincarnation: PERSONA4-」をゲット。
そういえば、オリコン発表の11/7付アルバム週間売上ランキングで1位だったそうです。おめでとうございます!

収録曲数は12曲。総プレイ時間は約50分です。

アレンジCDとありますが、原曲から大きく外れたアレンジはありません。
原曲の雰囲気が色濃く残っています。
原曲の特徴であるクールでスタイリッシュな曲調はそのままで、より豪華になったような感じです。

原曲の雰囲気が残っているからといって、ゲームをプレイしていないと聴けないというわけではありません。
ゲームをプレイしていなくても十分聴けます。
もちろん、ゲームプレイ済みの方が、より一層楽しめるとは思いますが。
ただ、そもそも原曲OSTがゲーム未プレイでも聴けるクォリティだったので。

まずゲームありきだった原曲OSTよりも、明るくノリやすい曲ばかりという印象です。
聴いていて気持ちがいいです。爽快感や疾走感を感じます。
ボーカル・平田志穂子さんの芯の通った真っ直ぐな声も、その空気管を際立たせる一翼を担っています。
もはや、ペルソナ4サウンドのボーカルは、平田さん以外考えられないです。

とはいえ、そういう曲とは真逆の曲もあります。
「夢想曲」はピアノとストリングスによるアンサンブルで構成されているし、「Heaven」はピアノとボーカル、ドラムによるシンプルでしっとりしたアレンジになってます。
確か「Heaven」ってダンジョンBGMだったよなぁ。これを聴くと、ますますダンジョンBGMとは思えない。

アレンジャーは、原曲コンポーザの目黒将司氏の他に、「HOSPITAL」などのBGMを担当された喜多條敦志氏も担当されています。
喜多條氏が、目黒氏の後継者になるんですかね。
「I'll Face Myself (-Battle-)」や「夢想曲」など、今回喜多條氏がアレンジを担当された曲が俺のツボを直撃しまくったので、今後の活躍に期待せざるを得ません。

とてもクォリティの高いCDなので、P4の曲や目黒将司氏の曲が好きな方には間違いなくオススメです。
そうでないにしても、曲に少しでも興味を持った方なら、聴いて損はないのではいかと。

なお、初回限定版には、来春4/8(日)に開催される「PERSONA MUSIC LIVE 2012」のチケット先行応募券が付いてきます。
ライヴの会場は、東京国際フォーラム ホールA。
あの収容人数約5,000人というデカいホールです。
日曜日なのに開催時間が遅い(開演18:00)なので、遠方の方には少々厳しいかもしれませんが、興味があるなら初回版がオススメです。

バンド形式のコンサートはちょっと苦手なのですが、俺もとりあえず申し込んでみました。
プレミアムシートの特典にもすこぶる引かれたのですが、懐具合と相談した結果、そっちは第二希望にして指定席を第一希望で。
というか、プレミアムシートは凄まじい争奪戦になりそうな予感しかしない・・・。

[ゲームRev] STEINS;GATE 変移空間のオクテット

Windows用のコマンド入力式ADVゲーム「STEINS;GATE 変移空間のオクテット」をクリアしました。
プレイ時間は、たぶん7時間ぐらい。
とはいえ、3回ほど攻略サイトに頼ったので、全て自力プレイだったらもっとかかっていたと思います。

本作は、Xbox360/PC/PSPなどで発売中の科学ADVシリーズ第2作「STEINS;GATE」のスピンアウト作品になります。
正式タイトルが発表されるまで、「シュタゲ8bit」と呼ばれていた作品です。

シナリオは完全オリジナル。
本編のトゥルーエンド後の話ということで、本編のネタバレがかなり散りばめられています。
そんなわけで、本編クリア済み推奨というか、本編をクリアしていないと面白みが半減どころか9割減になりそうなシナリオでした。
完全に、一見さんお断り仕様です。

それと、本作品の重要人物として、科学ADVシリーズ第1作「CHAOS;HEAD」の某人物が登場するため、「CHAOS;HEAD」の情報も必要になります。特にラスト付近。
俺は「CHAOS;HEAD」をプレイしたことが無かったので、結構苦労させられました。
おかげで、Wikipediaの「CHAOS;HEAD」の項目を頭から読みふける羽目に。
まーでも、インターネットって便利だわー。

上述の通り、本作品のシステムは、80年代のADV黎明期にメジャーだった「コマンド入力式ADV」を採用しています。
「コマンド選択式」ではなく「コマンド入力式」です。
シーンに合わせて、自分で「talk」とか「look」とか入力しないといけません。
というわけで、的確なコマンドを思いつけるかどうかが鍵となるこのゲーム。
そのコマンドを見つけるのに、本当に苦労させられました。
日本語から英語への脳内変換ができなくて、和英辞書サイトを頼ったこともしばしば。
ほんと、インターネットって便利だわー(大事なことなのでry

しかし、悩みながらいろいろ打ち込んで試して、ようやくヒットしたときの快感といったら、それはもう。
コマンド選択式のADVにはない爽快感です。

まぁ、ところどころで「なんぞこれぇーっ!」っていうコマンドもありましたが。
ネタがコア過ぎてわからんぞな、と、つい愚痴をこぼしてしまったことも。

ストーリーの詳細には触れませんが、「8bitPC時代のADV風」というところを逆手にとった、ある意味ぶっ飛んだ展開がうまいなと思いました。
全面的に非現実的なのですが、非現実をゲーム内で揶揄するところに妙な現実感があったりして。
欲を言えば、もうちょっと長いシナリオが欲しかったです。
あと、本編ほどとは言わないまでも、シナリオに深みが欲しかったかも。

本編で出てくるラボメンは全員出てきます。一応。
それと、天王寺親子もちらっと。
そんなキャラクター陣の中でも、特に紅莉栖の活躍が素晴らしかったです。
最初から最後まで、困ったときの助手頼み、でした。
助手、いくらなんでも律儀過ぎるぞ。どんだけオカリンに惚れ込んでるんだw

音楽は、本編で使用された楽曲をFM音源+PSG音源にアレンジ。
まさか、ピコピコ音の「スカイクラッドの観測者」が聴けるとは思いませんでした。
しかも、あんまり違和感ないし。すげぇ。

これまでコマンド入力式ADVに触れたことがなかったので、残念ながらノスタルジックな気分には浸れませんでしたが、その代わりに新鮮さを感じました。
たまに、こういうゲームをプレイするのもいいかも。