[GMCD] wac / 音楽

BEMANIシリーズでぐんにゃり活動されている古参コンポーザーwac氏のアルバム「音楽」を鑑賞。
2枚組で全14曲収録。
プレイ時間は、トータルで約1時間20分。

Disc2は、Virkato Wakhmaninov名義のオーケストラっぽい曲が3曲。
Disc1は、それ以外のPop, Rockのような曲が収録されています。ボーカル曲多目です。

これまでBEMANIシリーズで発表された曲のロングバージョンが収録されています。
BEMANIシリーズのOSTは人から飛び飛びに借りて聴くことがあったため、何曲かは聴き覚えがありました。
とはいえ、聴き覚えがあったのは、ほとんどDisc2の曲ばかりだったりするのですが。
俺の好みがそっちなので。うん、仕方ない。

Disc1は原曲を知らない曲ばかりなので、原曲との違いはよくわかりません。
普通に聴いていて思ったのが、妙に耳に残る曲が揃っているということ。
ノリが良いだけではなく、フレーズが特徴的というか。
Disc1の11曲目の「neu」を筆頭に、ふっと脳内で再生されるフレーズが多いです。

ただ、若干ボーカルが残念な曲もあったり。
数年前のBEMANI曲ってボーカルが残念な曲が多かったけれど、その歴史をちらっと懐古したような気分になりました。

で、前述の「neu」が、このアルバムで2番目に好きです。
原曲はちらっと聴いた程度で、よく知りません。ニエンテって、何? 曲名? っていうレベルです。
ほぼ初聴でしたが、この曲は一発で好きになりました。
曲全体でエレギや電子音、ドラムがバリバリ鳴っているのに、静謐かつ脆く儚げだけど強い感じが満遍なく漂っていて、聴いていて切なさを引き出されます。
ボーカルの透き通る声も良い感じ。
なんだかすごく不思議な曲で、だからこそ印象的な曲です。
あと、途中でメドレーのように入ってる曲は、過去のwac氏のBEMANI提供曲だそうです。
どうりで聴き覚えのある曲がちらほらあったわけだ。
というか、「それもwac氏の曲なの?」というのが多かったです。

1番の目当てだったDisc2の「ピアノ協奏曲第1番"蠍火"」。
beatmania IIDXのOSTに収録されている原曲ロングバージョンから少し編曲されて収録されています。
しかも、楽器パートによっては生音なんじゃないかというところも多々あったり。
そのためか、迫力と臨場感が原曲より増しています。
ピアノも生なのかな。
生っぽい気もするけれど、あれは人が弾ける譜面じゃないっていう気もするし、うーん、どうなんだろう。
もしこれが、技術的に生オケで演奏可能な曲ならば、ぜひ生で聴いてみたいです。
わりと本気で。

BEMANIシリーズのwac氏の曲が好きな人ならば、必聴のアルバムだと思います。
BEMANIシリーズよく知らない人でも、PopやRockが好きな方にはオススメです。
もしくは、ゲーム音楽のオケ曲が好きな人には、Disc2がすごくオススメです。

[GMEV] 東京ファンタジックブラスバンド 第5回演奏会

ゲーム音楽専門の吹奏楽団「東京ファンタジックブラスバンド」(以下TFB)の第5回演奏会に行ってきました。
会場は、江戸川区総合文化センター 大ホール。
およそ1,500席のホールで、約7~8割ほどが埋まっていました。

前回同様、第1部~第3部の構成。
第1部は、小曲+メドレー。
第2部は、ネタの演出を少し混ぜつつ、ややコメディタッチで。
第3部は、一転して大真面目に壮大な演奏でした。

TFBは演出をあまり入れずに『聴かせる』のがメインのスタイルのようなので、ひたすら聴くことに没頭していました。
調和の取れた綺麗な演奏で、聴く側として楽に没頭できたと思います。
すごくバランス良くまとまっていました。
ところどころ早弾きがありましたが、あまり目立ったミスがなかったところからすると、演奏者の技術力が確実に上がってるような。

加えて、編曲ががんばっていたと思います。
吹奏楽としてあまりムリのない曲になっていたんじゃないかと。

ちょっと残念だったのは、音の厚みがやや足りなく感じた点。
アンコールはそうでもなかったのですが、本編はちょっと物足りなかったです。
特に第1部。綺麗にまとめようとして、逆に萎縮してしまったような感じがしました。
激しいところは『ぐわっ』と圧力を感じるほどの迫力が、もっと欲しかったです。

今回はあまり知っている曲がなかったので、「あの曲をこうしたのか!」という感動ではなく、「へー、こういう曲もあるのかー」という印象ばかりが残りました。
やっぱりゲーム音楽の演奏会は、知らない曲でもそれなりに楽しめるけれど、知ってるとより一層楽しめるもんだなっていうことをひしひしと感じました。
まだまだ俺も精進しないと。

以下、今回のセットリストと、印象に残った曲の雑感になります。

[ゲームRev] Ever17 -the out of infinity- Premium Edition

恋愛ADV「Ever17 -the out of infinity-」のPSP版をプレイ。
先日、全EDクリアしました。
総プレイ時間は25時間ほど。
読んでいないメッセージや選んでいない選択肢がまだ残ってるけれど、とりあえず一通りプレイして堪能しました。

プレイに至ったキッカケは、Twitterのフォロワーさんから薦められたから。
ゲームタイトルに聞き覚えはありましたが、実はどんなゲームかほとんど知らない状態からのプレイでした。
かろうじてADVらしいってことは知っていましたけれど、恋愛ADVってことすら知りませんでした。

一通りプレイしてみたところ、あまり恋愛ADVという感じはしませんでした。
そういう要素が全く無いわけでもありませんが、それほど強くないです。
どちらかといえば、SF的要素の方が強かったような。

海洋テーマパーク「LeMU」の事故によって海中施設に閉じ込められた6人の脱出劇、ということで、プレイ序盤は極限状態のドロドロサスペンスを想像していました。
が、意外と登場人物みんな、のほほんしてます。
そのせいか、前半はちょっと中だるみを感じました。

しかし、後半の怒涛の展開は、どのルートも面白かったです。
1周目は何も見ずにプレイしていたので、普通につぐみ・空編のバッドエンドだったのですが、バッドエンドですら背筋をゾワゾワさせるシナリオがたまりませんでした。
一番好きなシナリオは、やはり全てが明かされるココ編。
まさか、あんな結末に持っていくとは思いもしませんでした。

ちなみに、ゲーム中で一番印象的だったシーンは、ボケ2人と1匹+ツッコミ1人の寸劇。
思わず3回見直しましてしまったほど、好きなシーンです。

音楽も印象的でした。
タイトルBGM「Karma」も好きですが、個人的には「Tief Blau」も好きです。
出だしのちょっと不気味にずれた感じが、なんかこう、いろいろくすぐられるんです。
OST欲しいけど、今はもう入手困難ぽい感じなので、ほんのりしょんぼり。

ネタバレしないように感想を書こうとするとあまり書けることのないゲームですが、一言に集約するなら「おもしろかった」。
特に後半が胸熱でした。
良作を薦めてくれたフォロワーさんに感謝感謝です。

[GMCD] PIANO OPERA FINAL FANTASY I/II/III

「PIANO OPERA FINAL FANTASY I/II/III」が発売されたので、早速ゲットしました。
本作は、FF1~3の楽曲をピアノソロアレンジしたCDになります。

収録曲数は13曲。
再生時間はトータルで50分弱です。
1曲1曲の演奏時間は、それほど長くありません。

スクエニからこれまで発売された「Piano Collections」と同じ流れを汲んだ発展形が、この「PIANO OPERA」になるようです。
何か違いがあるのだろうかと期待しながらざっくり聴いてみたところ、これまで発表されてきた「Piano Collections」とほぼ同じ雰囲気でした。よく似ています。
ピアコレではなく「PIANO ”OPERA”」と銘打たれていたので、もっとドラマティックなものを想像していただけに、ちょっと残念な気分になったりもしましたが。
まぁ、流れが同じだからなぁ。

FF4以降のナンバリングタイトルについては、一通りピアノソロアレンジ集が発表されているのですが、確か1~3はこれまでありませんでした。
なので、FF1~3のピアノソロ集は、本CDが初ということになります。

原曲が1曲あたりすごく短いので、アレンジが結構加えられています。
特に出だしと中間。
とはいえ、原曲破壊というほどアレンジされているわけではありません。
ほどよく原曲の雰囲気が残っています。

選曲は、メジャーどころ揃いです。
「マトーヤの洞窟」とか、「反乱軍のテーマ」とか、「果てしなき大海原」とか、ゲームプレイしていなくても、FFのBGM好きなら1度は聴いたことのある曲ばかりです。
全体的に、1と3が多めで、2がやや少なめと言ったところ。
確かに、2のBGMってやや影が薄いからなぁ。「反乱軍のテーマ」は大好きだけど。

今回、エンディング曲が1つも入っていないのが、少し残念な気もしました。
2のエンディング曲、入れて欲しかったなぁ。

FFの曲が好きで、ピアノソロが苦手でなければ、オススメです。
5月には4~6の「PIANO OPERA」が出るそうなので、そちらも今から楽しみです。

そういえば、スクエニミュージックの「Piano Collections」シリーズのページ、FF4~6のピアコレがなかったことにされているんですが、なんで? 古過ぎるから?

[ゲームRev] シアトリズム ファイナルファンタジー

3DSのリズムアクションゲーム「シアトリズム ファイナルファンタジー」をプレイ。
とりあえず、「シリーズ」の「熟練の楽譜」全部と、「チャレンジ」の「熟練の楽譜」全部(リズポをためると追加される曲除く)をクリアしたところまで、プレイしました。
その時点で、リズポは3万超。
プレイ時間は10時間弱です。

本作は、歴代FFのBGMを使ったリズムアクションゲームです。
FF1~13から、それぞれ5曲以上の曲が使用されています。
FF10-2や13-2、14の曲は収録されていない模様。
タイミング的に間に合わなかったのか、それとも無かったことにされているのかは不明ですが。

歴代FFのBGMが使用されている、というわけで、ゲーム音楽好きの血が滾った結果、アクション苦手な俺が予約して入手する事態にまで発展した本作。
アクション下手な俺でも、それなりに楽しめました。
難易度は「基本の楽譜」と「熟練の楽譜」、「究極の楽譜」の3段階あり、「基本」はかなり簡単な譜面になっていて初心者でもプレイ可能な安心設計。
逆に「究極」は、かなりリズム感とアクションセンスの良い人でないと、クリアが難しい譜面になっています。
ちなみに俺は、「究極」を一つもクリアできませんでした。
「究極の譜面」をプレイしたところ、あまりの難易度に次第に視覚と聴覚がゲシュタルト崩壊を起こして、自分が何をやっているのかわからなくなってしまって。

使用されている曲は、基本的に初出のBGMです。
FF1~3はFCのピコピコ音源で、FF4~6はSFC音源。
なんともいえない懐かしさで、耳が幸せでした。
選曲も良いところを突いてきたと思います。

プレイモードは、EMS、BMS、FMS、DMS(「シリーズ」のみに出現)の4つあり、BMSとFMSは楽しかったです。
単純にスクロールが横方向の、よくあるリズムゲームの形態なので、すぐに慣れました。
が、EMSは結構苦痛でした。
判定枠の流れるスピードが一定じゃないので、タイミングが取り辛くて、曲にノリ難かったです。
結局、曲を聴きながらタッチするのではなく、画面を凝視してタッチしていたような気がします。

リズムゲームとしては、正直操作性がイマイチという印象。
直前にやっていた「初音ミク -Project DIVA-」に比べると、プレイし辛さを感じました。
原因はタッチパネルだからだと思っています。
タッチするだけならともかく、スライドがとにかくネックでした。
リズムに合わせてスライド開始すると、スライド終了して判定される頃にはタイミングがずれていて、それで判定結果が下がることがしばしば。
わずかなタイムラグなのですが、それが結構大きな痛手だったりもしました。

あと、時々スライド入力で誤判定があったような。
自分の操作がヘタなだけかもしれませんが。

リズムゲームとしてはまだまだ一考の余地があると思います。
歴代FFのBGMを使ったリズムゲームとしては面白い試みなので、今後に期待というところ。
ついでに、サガシリーズや聖剣伝説シリーズ、クロノ・トリガー/クロノ・クロスでもリズムゲーム作ってくださいお願いします。