[音楽] Mr.Children TOUR POPSAURUS 2012

2012/05/27(日) 00:34:07 | カテゴリ:音楽
Mr.Childrenのコンサートツアー「POPSAURUS 2012」東京公演3日目に行ってきました。
会場は東京ドーム。
ちょうど同日のほぼ同じ時間帯に東京ドームから程近い別会場で開催された、ゲーム音楽・劇伴音楽専門のアマチュア管弦楽団「コスモスカイオーケストラ」の演奏会と、どっちに行こうか直前まで悩んだけれど、Mr.Childrenの方はチケット代払ってるし、席がステージに超近くて「なにこれこわい」状態だったし、という理由によりこっち選択。
日本のトップアーティストのライヴコンサートとゲーム音楽のアマチュア管弦楽団の演奏会を天秤にかけて、ギリギリまで悩んでるヤツなんて、日本全国探しても片手で数えられるくらいしかいないだろうなぁ。
まぁ、俺にとってはどっちも大事な音楽なんです。うん。

とはいえ、Mr.Childrenのコンサート終了後、急ぎコスモスカイの演奏会に行って、第2部途中からロビー鑑賞してたんですが。
サヨナラ・ヘヴン聴き逃した。。。orz

閑話休題。

東京ドームルールだかなんだかの大人の事情が発動したらしく、まだ陽の高い15:00開演でした。
そのため、いつも屋内のライヴコンサート会場って照明を落とすと真っ暗になるものなのですが、今回は照明を全部落としても東京ドーム内が仄明るくて、なんだか不思議な感覚。
まぁ、3分も経たずして気にならなくなったけれど。

Mr.Childrenのコンサートは、09年の「終末のコンフィデンスソング」新潟公演以来、約3年ぶり。
その3年の間、ゲーム音楽かクラシック音楽を聴いてる時間の方が長かったので、曲にのれるかどうか少し不安だったのですが、始まってみたら杞憂でした。
意外とすんなり入り込めました。

今回のコンサートのセットリストは、見事に新旧入り混じったもの。
最も古い曲はアルバム「versus」の「LOVE」、最も新しい曲は「祈り~涙の軌道」、「End of the day」。
90年代の曲も多かったので、古参ファンも楽しめる構成になっていました。
全体的にはシングル曲が多かったような気がします。
まぁ、ベスト盤発売を受けてのツアーだし。

とはいえ、「デルモ」や「1999年、夏、沖縄」などシングルのカップリング曲が演奏されたりして、古くからのファンとしてはうれしい限りでした。
というか、「デルモ」も「1999年、夏、沖縄」も、まさかライヴで聴けると思いませんでした。
どっちも好きな曲だった俺、狂喜乱舞です。内心で。

これまでのライヴコンサート以上に、全員合唱が多かったと思います。
「GIFT」を皮切りに、「終わりなき旅」や「fanfare」、「innocent world」など、結構な頻度で声を出していました。
おかげで、ライヴ終わったら喉がカラカラになっていました。


今回、セットリストは記載しませんが、特に印象的だった曲の雑感を以下に記述します。


LOVE
懐かしさのあまり、瞬間的に頭の中が飽和状態に。
今聴いても、あまり色褪せていないのがすごい。
何年前の曲だっけこれ。19年ぐらい前?

CDに収録された桜井さんの歌声と今回のライヴのそれの違いが如実に感じられて、歳月の大きさを感じました。しみじみ。

GIFT
改めて良曲だなぁ、としんみり。
桜井さんの全身で叫ぶような歌い方の影響もあるのでしょうが、すごく胸を打たれました。
終盤の「ららら~らら~ら・・・」の大合唱も、声出しながら感極まってしまい、ちょっとヤバかったです。

デルモ
以前1度だけコンサートで演奏したものの、演奏する側も聴く側も寒~い空気になってしまい、それ以来封印されていたといういわく付きの曲(らしい)。
確かに、実際聴いてみてちょっと思いましたが、大会場のライヴ向きの曲ではないです。
これは場が寒くなるのも、さもありなん、と。
手放しに盛り上がれる曲でもないし、じっくり聴き入るバラードでもないし。
不思議な雰囲気の曲でほんのりJAZZYなので、どちらかといえばパブのような飲食しながら耳を傾ける場に向いてそう。

でも、個人的には好きな曲なので、生で聴けたのはたいへんうれしかったです。
15年ほど前のシングルのカップリング曲を、まさか聴けるとは思いもしなかったので、あまりの意外性により喜び倍増。

フェイク
歌よりも、ディスプレイに映し出されていた映像の方が気になって仕方なかったです。
あの映像って解像度どれくらいなんだろう? 結構高精細のような気もするけれど、それをあんなに数パターンもリアルタイム画像加工するなんて、どんだけハイスペックなマシン使ってるんだ? ひょっとして数台で分散処理してるんかな? とかいろいろ。
裏で稼動している機材、見てみたいなぁ。

365日
「365日」が始まる前の映像が、すごく好みでした。
ああいうセンスを感じさせる映像、ネタ出しも含めて誰が作ってるんだろう。

くるみ
出だしの「ねぇ」に桜井さん自身がセルフツッコミ入れつつ、3回目でようやく開始。
こういうちょっとした小ネタ、大好きです。

先日の朝に時計代わりに付けていたTVでちらっと見た「くるみ」のPVに色々思うところがあったため、この曲は聴いていて少し泣きそうになっていました。
ちらっと見ただけなのにPV全編を思い出してしまい、改めてPVが描いていた物語を考えたら、切なくなったというか心が痛んだというか。
で、曲を聴いてPVを思い出して、泣きかけてました。

MC(メンバー紹介)
開演20分前に会場に着き、ケータリングを軽く摘んでトイレに行って、それで今回のコンサートに臨んんでいるという余裕のある男・小林武史氏から始まり、中川さん、田原さん、鈴木さん(JEN)、そして桜井さんの順に紹介。
今回、サポートメンバーいないのかな?

桜井さんからの無茶振りにより、JEN紹介時にJENによる5/21のイベントレポートが発表されました。
それが、今回のコンサートの中で一番笑いました。
その報告によると、5/21は金環日食のあった日で、どのTV局も世紀の天体ショーを大々的に生中継していた中、テレビ東京だけは「しま○ろう」。
聴いた瞬間、盛大に吹いてしまいました。
さすがは、ぶれないテレ東。期待を裏切らないww

その後、今回のライヴのMCの端々に「ぶれない」という単語が顔を出していました。

ちなみに、金環日食ネタでもう一つ。
JENは金環日食のために遮光レンズをAmazonで注文したけれどなかなか届かず、結局日食は肉眼で見て、2時間ほど何も見えない状態になってしまったとのこと。
後で確認したら、Amazonのカートに入れたまま、発注までしてなかったのが原因と判明。
自分もたまにやるだけに、笑うに笑えないネタでした。

1999年、夏、沖縄
これもシングルのカップリング曲。
「デルモ」と同様に、好きなんだけどコンサートで聴けるとは全く思いもしなかった曲です。
今回のツアーでは名曲を揃えたとのことですが、確かにこれは名曲。異論は認めません。

Worlds end
何らかの思い出と強く結びついているわけでもないのに、どうやら涙腺と直結しているらしく、聴いてると無条件で泣ける曲。
今回のライヴでも聴けて、すごく満足です。

この曲を演奏中にディスプレイに流れていた映像、曲同梱ですごく欲しいんですが、どこかに落ちていませんか?
DVDもしくはBlu-rayの特典映像でもいいので、欲しいです。わりと切実に。
そもそも、以前から感じていたことなんですけれど、Mr.Childrenのライヴのディスプレイに流れる映像、すごくセンスが良いと思うんです。
映像見てるだけで、込み上げてくるものを感じて。
あれ、誰が制作してるんだろう。
そういうメイキングも見てみたいです。

・・・・・需要がないのは重々承知で言ってみた。

そういえば、「Worlds end」の終盤、めまぐるしく入れ替わる文字で表現されていた部分で、時々不穏当な単語がずらっと並ぶのを見て、ふとボカロ曲の「ワールズエンド・ダンスホール」を連想しました。
”ワールズエンド”繋がりで。

innocent world
本編ラストの曲。
俺の席の周辺にライヴコンサートの猛者が多数いたらしく、あまりに乱れのない一挙手一投足に、オタ芸根性を垣間見た気がしました。
気がした、っていうか、あれはオタ芸の域に達してると思う、間違いなく。

「innocent world」が始まると同時に観客上に放出された卵形の巨大バルーンは、結局一度も触ることができませんでした。残念。

MC(アンコール前)
「innocent world」終了しMr.Childrenのメンバーが一度舞台裏に引っ込んだ後も、なんだかんだで観客ほぼ全員が巨大バルーンに夢中になってしまい、「アンコール」コールが全く出ないという異常事態に。
アンコールのため登壇した桜井さんが、
「アンコールの声がしないから出てきてみれば、みんなバルーンに夢中になりやがってw」
と、若干拗ね気味。すみませんw

諸事情により巨大バルーンにヘリウムガスを入れられなかったら、バルーンをスタンド席に送り込むことができなかったと、アンコール前のMCで桜井さんが釈明していましたが、「innocent world」中に2個ほどスタンド席で舞ってたようなような。
誰かが高く打ち上げたんだろうなぁ。

東京
アコースティックギター弾き語りによる「東京」。
最初、何の曲か全然ピンと来なかったけれど、数分後には気が付いたら聴き入ってました。
これはこれで、大いにアリだと思います。

ところで、この曲、他の都市の公演でも演奏されたんでしょうか?
それとも、東京公演のみ?
少なくとも、「バイパスにかかる歩道橋」が「水道橋にかかる歩道橋」になっていた部分は、東京公演独自のものと思いますが。

[GMEV] Ensemble Game Classica 第一回ミニコンサート

ゲーム音楽をアンサンブル形式で演奏される「Ensemble Game Classica」(以下EGC)のミニコンサートに行ってきました。
会場は、日暮里サニーホール コンサートサロン。
ちょうど仕事に一区切り付いたタイミングで、助かったー。

今回は弦楽三重奏。EGCのコンサートでは過去最小の編成だそうです。
演奏曲目は、全てFCで発売されたことのあるゲームで:

1. ドラえもん
2. ドラゴンクエスト2
3. ファンタジーゾーン
4. MOTHER
アンコール. スーパーマリオブラザーズより「地上BGM」ほか

幸いにして、どれも昔一度はプレイしたことのあるゲームでした。
どれも懐かしくて、そして楽しかったです。

もっとも、上記5つのゲームのうち、クリアできたものはDQ2とMOTHERぐらいなのですが。

今回はアレンジがあまりなく、かなり原曲忠実な演奏でした。
FC音源である原曲の3音を、それぞれヴァイオリン、ヴィオラ、チェロに置き換えたような感じ。
原曲は電子音ですが、それらを弦楽器に置き換えても違和感は皆無。
すっと耳に浸透するような、すこぶる自然でした。

ちなみに、効果音も弦楽器で再現されていました。
ドラえもんのタイムマシン音、よく再現したなぁ。

演奏レベルは、いつも通り高かったです。
EGCのコンサートはいつも安定の高クォリティなので、すごく安心して聴けます。
原曲に忠実に演奏されていたので、ところどころに「無茶しやがって」な演奏部分もありましたが、それらも弾きこなす演奏力は感嘆ものです。

あまりに原曲忠実+高クォリティだったため、演奏中ほとんど「懐かしい・・・なにもかも懐かしい・・・」と半ば放心状態でした。
懐かしいし楽しいし、それにメロディや音色が気持ち良くて、仕事の疲れが癒されました。

一点だけちょっと気になったのは、いつもより演奏が若干荒っぽく感じたところ。
勢いだけで弾ききろうとしてるような印象を、ところどころで感じました。
荒削りというかなんというか、音が毛羽立ってて痛く感じることがしばしば。特に後半。
もっとも、ポップだったりロックだったり、アクションだったりシューティングだったり、スライムやおにいさんと戦ったりと、激しい曲や運指の難しそうな曲が多かったので、仕方ないところもあるのですが。
とはいえ、ほんの些細なところなので、全体的にはあまり気になりません。

そんなこんなで、週の半ばの平日でしたが、すこぶる楽しんだひとときでした。
がんばって足を運んだ甲斐がありました。

次回、11/3にコンサートが開催されるそうなので、ぜひ行きたいです。


以下、演奏曲ごとの感想になります。

[GMCD] PIANO OPERA FINAL FANTASY IV/V/VI

PIANO OPERAシリーズの前作「I/II/III」の発売から3ヶ月弱。
FINAL FANTASY 4~6のBGMのピアノソロアルバム「PIANO OPERA FINAL FANTASY IV/V/VI」が発売されたので、早速ゲットしました。
全12曲収録で、総再生時間は48分ほど。
1曲あたり3~4分で、1曲だけ10分超という大曲になっています。

FF4, 5, 6からそれぞれ4曲ずつピックアップされ、オリジナルのピアノソロアレンジが加えられています。
数曲ほど「Piano Collections」収録曲とかぶっているものもありますが、アレンジは異なります。
ちなみに、「Piano Collections」とかぶっていない曲は、

 FF4:赤い翼~バロン王国
 FF5:離愁
 FF6:幻獣を守れ、仲間を求めて、妖星乱舞

・・・・・・あれ、かぶってない曲の方が少ないぞ。
まぁ、メジャーな曲から重点的にピックアップすると、どうしても曲がかぶってしまうということなのでしょう。ということにしておく。

ちなみに、前述の10分超の大曲は、FF6のOSTを聴いたことのある人ならばタイトルからわかる通り、「妖星乱舞」です。
第1段階から第4段階までの全フレーズが、これでもかというくらい丁寧にそのまま練り込まれています。

どの曲も、大体構成は似ています。
前半は原曲超重視、後半からアレンジ。
ただし、「妖星乱舞」のように長い曲は、ほぼ全部、原曲をそのままピアノに落とし込んだような曲になっています。

前作「I/II/III」のときも思ったのですが、「PIANO OPERA」という言葉の響きから感じていたほどのドラマティックさは、あまりないように感じました。
ドラマティックさで言えば、「Piano Collections」の方が強いんじゃないかというくらい。
全体的に原曲重視だからでしょうか。
原曲は音色が豊かだけど、それをそのままピアノに落とすと質素簡潔というか、悪く言えば素っ気無い感じ。
もう少し、胸を打つような壮大さが欲しかったです。

「I/II/III」と比べて印象に残っているのは、早弾き。
素人お断りな早いアルベジオが多い気がしました。
ちょっと楽譜を見てみたいです。
一生かかったって弾ける気はしませんが。そもそもピアノ弾けないし。

FFの曲が好きで、ピアノソロが苦手でない方ならオススメです。
アレンジするのならどかーんとアレンジされている方が好み、という方には微妙かも。

[GMCD] モンスターハンター3 (tri-) オリジナル・サウンドトラック

2年前にWiiで発売された「モンスターハンター3(tri-)」のOSTを最近iTunesから購入したので、いまさらながら聴きました。
CDにして2枚組。全54曲(Secret Track2曲込み)。
総再生時間は2時間20分強。

俺のモンハンプレイ暦は0時間です。
3(tri-)はおろか、どのシリーズ作品もプレイしたことがありません。
せいぜい3rdGのプレイ画面をちらっと見せてもらったことがあるくらい。アイルーは可愛い。
そんなモンハンとは縁もゆかりもない自分が、なぜ3(tri-)のOSTを買おうと思ったのかというと、昨年夏に開催されたオーケストラコンサート「狩猟音楽祭」を聴いた余韻がいまだに抜けないため。
そこで聴いた3(tri-)の「生命ある者へ」が、抜群に好みの曲だったのです。
それはもう衝撃的で、原曲が気になって気になって仕方がないくらい。

まぁ、それから10ヶ月近くもOST買おうかどうしようか悩んでいたあたりに、モンハンプレイ暦0時間としての迷いが表れているというか。

そんなこんなで「生命ある者へ」目当てでOSTを購入したのですが、想像していた以上に良曲揃い、かつ聴きやすいOSTでした。
全体的な曲調は、基本オーケストラ。
所々にエキゾチックで熱帯っぽいフレーズが混ざっています。
エレキギターやベースなどの電子楽器系の音は、あまりなさそうです。
そのためでしょうか、いかにもバトルっぽい曲はかなり激しいのですが、耳障りな印象はありません。
かといって燃えないわけでもなく。
しばらく聴いていると、じりじりと燃えてくる気がします。

フィールドっぽい曲は、比較的大人しい曲であっても壮大だったり幻想的だったり神秘的だったりして、奥行きを感じさせる曲が多いです。
そして、骨太なんだけどどこかクールだったりして、とても格好良い。

こんなに良曲揃いだったなら、もっと早く買っておけば良かったです。
モンハンのOST(アレンジCD除く)の中では、一番好きなOSTかも。

目当ての「生命ある者へ」は、このOSTで原曲をまるっと聴けて非常に満足しました。
聴いていると中盤以降にぐわっと沸き上がる感動がたまりません。
気が付くと、単曲エンドレスリピートしています。

そういえば、このOSTに収録されている曲って一部生音なんでしょうか?
音の広がりとか余韻とかが、なんとなく生音っぽい。特に金管楽器とパーカッション。

そんなこんなで、モンハンをプレイしたことがなくても、オーケストラ風のゲーム音楽が好きな人にはオススメです。

[GMCD] LIVE A LIVE オリジナル・サウンドトラック

先日「LIVE A LIVE」(以下LAL)のOSTが復刻されたので、購入しました。
収録曲数は43曲。
総プレイ時間は72分ほどです。

復刻前のCD(旧盤)をそもそも持っているので今回は見送ろうかと思っていたのですが、とある理由によりあっさり購入を決めました。
その「とある理由」とは、「完全攻略ガイドブック Limited Edition」に収録されていた「Battlissimo」「Forgotten Wings~忘れられた翼~」が収録されたこと。
完全攻略ガイドブックは10年ほど前からずっとオークションで5桁超えの高値取引され、そこに同根されたCDは聴きたくても聴けなかったのです。
「Forgotten Wings~忘れられた翼~」は、下村陽子氏のアルバム「drammatica」に生オケ版が収録されたもものの、その素晴らしい出来に余計に原曲が聴きたくなった次第。
復刻盤に収録されるとのことで、渡りに船とばかりに予約しました。

予約ついでに、特典CDが付くというのでスクエニのe-STOREを利用。
あの時田貴司氏が超ノリノリで熱唱している曲が付いてくると聞いて、思わず飛びつきました。

旧盤に収録されていた楽曲は、全て復刻盤にも収録されています。
収録内容に変更はなさそうです。曲名もそのまま。
それ故に、相変わらずの神曲揃いです。
聴き続けていると、ゲームをプレイしたときに受けた数々の衝撃(トラウマとも言う)を思い出します。
ベヒーモスこわいよ。

「完全攻略ガイドブック Limited Edition」からの再録2曲は、どちらも良曲です。
「Battlissimo」は、各シナリオのバトル曲のメドレー。
あれだけ方向性のバラバラな各曲をうまく繋げてあって、色々な曲を1曲で楽しめます。
もう一つの「Forgotten Wings~忘れられた翼~」は、drammativca版をそのままDTMで再現したような感じでした。
まぁ、復刻盤収録版(=攻略ガイド版)の方が先なんですが。
「届かぬ翼」はLALのOST収録曲の中で一番好きな曲だったので、今回の復刻盤ではこうして「Forgotten Wings~忘れられた翼~」の原曲が聴けたのが一番の喜びでした。スクエニよくぞやってくれた!

とはいえ、どちらかといえばdrammatica版の「Forgotten Wings~忘れられた翼~」の方が好みなんですが。

スクエニe-STORE予約特典のCDには、「GO! GO! ブリキ大王!!」のボーカル付き版とカラオケ版が収録。
前述の通り、LALでディレクターを務めた時田貴司氏が熱唱しています。
それはもうノリノリで。
曲もそうですが、歌詞も80年代ロボットアニメのOP曲のような雰囲気なので、そういう曲が好きな方なら燃えるのではないかと。

旧盤を持っている身としてはやや高い買い物でしたが、追加収録曲が非常に満足できるものだったので、あまり後悔はありません。
旧盤を持っていなくてヤキモキしていた方にとっては、間違いなく買いだと思います。

[ゲームRev] STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん

科学アドベンチャーシリーズ第2弾「STEINS;GATE」のスピンオフ作品「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」(PSP版)の全シナリオクリアしました。
全ED鑑賞し、バレル・タイターからのメールを見た時点でのプレイ時間は、約28時間。
なお、まゆりルートだけフラグ立てが複雑だったため、そこだけ攻略サイトに頼りました。

ずば抜けて神過ぎたシナリオの「STEINS;GATE」。通称シュタゲ。
そこで登場した6人のヒロイン(うち1人は男)とのエピソードを収録したものが、この「比翼恋理のだーりん」になります。
本編が長編小説だとすると、この「比翼恋理」は短編小説のようです。

本編があまりに神だっただけにその雰囲気が壊されたらどうしようと、軽い不安を抱えつつも実際にプレイしたところ、不安は全て杞憂でした。
本編ほどのサスペンス要素はないのでハラハラドキドキはそれほど強くないですが、シナリオはどれも丁寧に作られています。
6つあるシナリオのどれもが個性的で、どのシナリオも最後まで飽きることなく楽しめました。
しかも、どれもヒロインの特徴を生かすようなシナリオで、ヒロインの個性を本編以上に掘り下げる内容になっています。

ヒロインとのちゅっちゅ具合ですが、構えてプレイしていた割には、それほど強烈な甘さは感じられませんでした。
これくらいなら余裕です。

本編のネタバレは、某未来人に関するもの以外はなかったと思います。
あの人とかあの機関とか、そういった本編後半で明かされる裏の要素を出さずに、キャラクターの魅力を引き出している点は、すごいことだと思います。
本編未プレイで「比翼恋理」で初めてシュタゲに触れる人を、本編へ誘導するための助けになっているんじゃないかと。
まぁ、その代わり、某未来人に関しては盛大にネタバレされています。

スピンオフ作品とはいえ、「比翼恋理」からプレイすることも可能だと思います。
が、順当に本編からプレイした方がたぶん楽しめそう。

個人的には萌郁ルートと鈴羽ルートがすごく好みでした。僅差で紅莉栖ルート、フェイリスルート。

萌郁ルートは、Xbox360発売時の評判に違わぬシナリオでした。これは良いシナリオ。
萌郁ルートはGWの帰省帰りの電車の中でプレイしていたのですが、ちゃんと静かなところでプレイすれば良かったと軽く後悔したくらい、質の良いシナリオでした。
萌郁の過去と苦悩が垣間見えた後の、あの笑顔はズルイなぁと思いつつも、萌郁の幸せを願わずにはいられませんでした。萌郁さん、かわいい。

鈴羽ルートは、鈴羽の話よりもオカリンとダルのシーンが印象的でした。
本編ではオカリンとダルってあまり友人には見えなかったのですが、鈴羽ルートの2人は気の合った友人同士に見えて、どことなくほっこりしました。
あと、間違ったことを言っていないのに受け入れてもらえないオカリンの悲壮感が、オカリン好きにはたまりません。
舞い上がってひたすらウザいダルも、抜群のインパクトでした。

紅莉栖ルートは、紅莉栖のツンデレをひたすら愛でるルートではないかと。
展開的には王道だけど、王道だからこその安定感があり、楽しかったです。

フェイリスルートは、ラボメンたちがメイクイーンでバイトするシーンのドタバタっぷりが最高でした。
クロト様がただの宮野さんにしか聞えなかったのも、シュタゲならネタにできるので許せますw

シナリオについてはほぼ文句がないのですが、一つだけ欠点を上げるならば、読み込み時間の長さ。
読み込み時間が多少長くても寛容な方だと自負しているのですが、それでも気になるくらい、読み込み時間が長かったです。
ローディングが発生する度に話の流れやテンポが切られてしまうので、そこはもう少し改善して欲しかったです。

そんなこんなで、シュタゲ本編が好きで、ラボメンの和気藹々とした雰囲気が好きな方なら、プレイして損はありません。

[音楽] ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2012

2012/05/06(日) 21:19:47 | カテゴリ:音楽
今年もGW恒例のクラシック音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」(以下LFJ)の季節がやってきたので、喜び勇んで東京国際フォーラムへ行ってきました。
今年は5/4夕方と5/5ほぼ全日かけて、会場に入り浸っていました。

今年のテーマは「ロシア音楽」。
ロシア音楽ってあんまり明るくないんだよなぁ・・・まぁ、他のテーマでも詳しくないけどさ・・・と思っていましたが、事前公開されたプログラムを見ていたら思っていた以上に聴きたい曲が多くてびっくり。
結局、今年の有料公演は5公演聴きました。

5/4の公演番号244で初めてムソルグスキーの「展覧会の絵」を通して聴いたのですが、すごく格好良かったです。
これまで聴いたことがあったのは、超有名な冒頭の「プロムナード」と、昨年発売の某PZLゲームで使用された「バーバ・ヤーガ」ぐらいだったので、全曲は知りませんでした。
この公演で初めて全曲聴いて、その格好良さに胸を打たれ、勢いでCDを購入してました。
買って悔いなし。

今回足を運んだ有料公演の中で最も素晴らしかったのは、5/5の最終公演(公演番号316)。
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」目当てでチケット取ったのですが、この公演で演奏された3曲全て、捨て曲がありませんでした。
1曲目の「イタリア奇想曲」は初めて聴きましたが、面白い曲で最後まで飽きませんでした。

そして2曲目のボロディン「だったん人の踊り」(合唱付き)、なんだかもう、たまりませんでした。
ラフマニノフのピアコン2番目当てでチケット取ったので、同じ公演で「だったん人」が演奏されるということを当日まで気づかなかったのですが、それだけに喜びもひとしお。個人的に大きなサプライズ。
演奏は、合唱が付くことによって、迫力と面白さ、曲の深みが5割増し。
一緒に行った友人の1人が以前から「だったん人の踊り」大好きだったので、公演前も公演後も大喜びでした。
これは良いものを聴いた。満足。

最後の3曲目が、本命のラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」。
協奏曲はどうも肌に合わないのか、どの協奏曲もコンサート会場で聴くよりCDなどで聴く方が好みなのですが、この曲は例外的にコンサートで生音を聴くのが好きです。
なので、いの一番でチケットを確保していました。
そして、いつ聴いても、やっぱり第一楽章と第三楽章は燃えます。オケもピアノも情熱的で、胸が熱くなる。
しかも、アンコールで第三楽章のラストを再演。何度聴いても良いものは良い。
公演後の拍手は、スタンディングオベーションの嵐。
あんなに大勢のスタンディングオベーションは初めて見ました。

有料公演を立て続けに聴いて回っていたので、無料公演はほとんど聴かなかったです。
屋台村で軽く食事を取っていたときに、少し耳にした程度。

屋台村周辺は、相変わらず座れる場所が少なくて、今年もやっぱり苦労しました。
もう少しテーブルなど座れる場所を増やしてほしいところ。
テーブルの数や通行人の流れの問題で、きっとこれ以上増やせないのだろうなぁ、とも思いますが。

そういえば、LFJが目指しているものって「クラシック音楽に明るくない人でも気軽に楽しんでもらえるような祭典」だと思うのですが、気がつけばクラシック音楽に明るくない人にとって少し敷居の高いイベントになってるような気がしました。
確かに気軽に楽しめはするけれど、クラシック愛好者のためのイベントになりつつあるというか。特に有料公演が。
クラシック音楽をそれほど聴くわけではない初心者でも楽しめるような公演が、あればいいのにと思わないでもないです。
有名な曲の有名な部分だけを寄せ集めて演奏する公演とか。

今年のLFJは、去年、一昨年以上に楽しんだような気がします。
さて、来年はどんなテーマなんだろう。

[GMCD] KINGDOM HEARTS 3D [Dream Drop Distance] Original Soundtrack

3DSで発売されたRPG「KINGDOM HEARTS 3D [Dream Drop Distance]」(以下KH3D)のOSTをゲット。
CD3枚組で、総プレイ時間は3時間20分ほど。
さすがに3枚組だと、聴き込むのに時間がかかります。ゲーム未プレイだからなおのこと。
ゲームの方は、いずれプレイするつもりです。

KH3Dの担当コンポーザは、いつもの下村陽子さんのほかに、石元丈晴さん、関戸剛さんも参加されています。
石元さんといえば「すばらしきこのせかい」のコンポーザ。
というわけで、「すばらしきこのせかい」のアレンジ曲も3曲ほど収録されています。

「すばらしきこのせかい」の曲はKHシリーズの曲とは異なり、全体的にテクノ調のはっちゃけた曲が多いのですが、このOSTに収録されているアレンジ曲もその雰囲気が色濃く残されています。
そのためか、今回のOSTはこれまでのKHシリーズの中で、最も曲のバリエーションが豊かな感じがしました。
色々な曲が楽しめます。
しかし、「すばらしきこのせかい」の曲がゲーム中ではどんな風に使われているのか、ちょっと気になる・・・。

下村さんの曲は、いつも通りの下村節です。
オケ調で壮大な曲が目白押し。
特にDisc3収録曲で遺憾なく発揮されており、格別にドラマティックな曲ばかりです。
Disc1, 2収録曲はあまり印象に残る曲がなかったのですが、Disc3は良曲が多いです。

KHシリーズおなじみの曲もちらほら聴くことができました。
「Dearly Beloved」や「Sora」、「Destati」など。
特に「Destati」は複数の曲でフレーズが使われているため、何度も聴く機会があります。

あと、Disc3のラストにクラシック音楽の曲が収録。
オーケストラで演奏されたものが計4曲収録されています。
一般的にクラシック音楽は1曲あたりの演奏時間が長いので、収録された曲もまた1曲あたりの演奏時間が長いです。
それはもう、Disc3の3分の1はクラシックの4曲で占められているんじゃないかと思うくらい。

KHシリーズの曲が好きな方はもちろん、オケ調のゲーム音楽が好きな方にもオススメです。
個人的なお気に入りは、「L'Eminenza Oscura I」と「L'Eminenza Oscura II」。