[GMCD] Beer SQ

スクウェア・エニックス(主に旧スクウェア)のゲーム音楽のアレンジシリーズ「SQシリーズ」から、「Beer SQ」が発売されたので購入。
「Beer SQ」と同時発売の「Battle SQ」と同様に、こちらも初回限定版を購入。
初回限定版は本編ディスク1枚に特典ディスク1枚が付いた、計2枚。
通常版は本編のみのようです。

収録曲数は、本編8曲+特典ディスク3曲の計11曲。
なお特典ディスクは、本編未収録曲1曲+「SQ Party Level.3」のデータが2曲です。
再生時間は、本編ディスクで40分。かなり短いです。

アレンジ元ゲームは、FFを筆頭に、クロノ・トリガー、聖剣伝説3、LIVE A LIVE、SaGa Frontier 2(+特典ディスクにUNLIMITED:SaGa)と、「Battle SQ」と比べメジャー作品が多め。
曲もメジャーな曲が多いような気がします。

全体の曲調は、「Beer SQ」の名が示すようにバーやパブでかかってそうなジャズっぽい曲。
と言いたいところですが、そうしようとして途中で挫折してるような曲もちらほら。
ビールに合わないんじゃないか、これ? という曲もあるようなないような。
アルコール一切飲まないので、飲酒するときに聴きたい曲というものがどういうものなのか、俺にはわかりませんが。

アレンジの強さは、強めの曲もあり弱めの曲もあり、といったところ。
聖剣伝説3の「Can You Fly Sister?」はアレンジが強過ぎて、最初全然原曲が思い浮かんでこなかったです。
LIVE A LIVEの「WANDERER」も同様。
ちゃんと集中して聴いて、ようやく「そういえばこんなフレーズあった」と納得するくらいの、アレンジの強さでした。
一方で、原曲が色濃く残っている曲もあります。
アレンジャーが曲によって異なるので、アレンジ強度はアレンジャーの好み次第なのでしょう。

個人的には、サガフロ2の「Roman & Vorspiel」ぐらいのアレンジが好み。
メロディラインがしっかり残っていて、でもちゃんとアレンジだと分かるぐらいのアレンジが好きです。

「Battle SQ」に比べしっとりした曲になっているので、アレンジ聴きたいけれど激しいのはちょっと苦手という方にオススメです。

[GMCD] Battle SQ

スクウェアエニックス(というか旧スクウェア)のゲーム音楽のアレンジCD「SQシリーズ」として発売された「BattleSQ」をゲット。
初回限定版なのでCD2枚組。通常版は本編CD1枚のみのようです。
楽曲数は本編14曲+特典ディスク5曲の全19曲。

「Battle SQ」という名前の通り、今回のアレンジのターゲットはバトル曲。
バトル曲というだけあって、激しく派手な曲が多いです。
ロックやテクノ調の曲が好きな方には合うかもしれません。

激しいロックやテクノ調の曲が苦手な俺でも、「あ、これは良いな」という曲もいくつかありました。
その一方で、かなりの勢いで原曲破壊されている曲もあって、少し残念な気分になったことも。
これまでのSQシリーズと同様に、一曲ずつアレンジャーが異なり曲にその人の音楽性が出るので、全部が全部、自分の好みに合うわけがないんですが。

選曲元のゲームは、これまでの「SQシリーズ」以上にバラバラです。
本編収録曲のうち、FFシリーズからは3曲(FFTも含めると4曲)。
今回は「LIVE A LIVE」(2曲)の存在感が強いです。
他に、「魔界塔士Sa・Ga」の「怒闘」や「チョコボの不思議なダンジョン」の「戦えチョコボ!」、「ルドラの秘宝」の「The Spirit Chaser (SURLENT)」など、マイナーなゲームの曲も多かったです。

個人的に一番好きというか妙に印象に残っているのは、「シグマ・ハーモニクス」の「希望与えし「戌吠の神楽」」。
ピアノとストリングスがメインのしっとりした曲で、他に比べると騒がしくなくて聴きやすかったです。
また、原曲の雰囲気をかなり残しつつ、原曲の良い部分をうまく引き出している感じがしました。
原曲聴いていたときはそれほど耳に残らなかったのですが、今回聴いてみて良曲であると認識しました。
音がリアルかつクリアになったからかな。耳当たりが良くなった感じ。

初回特典CDは、本編CDやSQシリーズの未収録曲とライヴ音源のごった煮。
長過ぎて収録できなかった曲や余った曲をとりあえずぶち込んでみた、という雰囲気もしますが、そこはそれ。

特典CD収録のFF8の「Maybe I'm a Lion」は、太鼓と笛の和風で重いアレンジという感じ。
なんというか、ずっしりしてます。派手さはあまりないですが、重量感があります。
本編収録曲でもいいんじゃないかというくらい、完成度は高いです。
が、逆に本編CDの全体的な雰囲気と合わない気も、しないでもないです。

全体的に派手で激しい曲が多いので、そういう曲が好みの方にはオススメです。

[ゲームRev] ROBOTICS;NOTES

PS3/Xbox360のADV「ROBOTICS;NOTES」のPS3版をクリア。
トロフィー全制覇までやりました。
プレイ時間は45時間程度かな。
EDを1つ見て以降は攻略サイトに頼ったので、プレイ時間はそれくらいでしたが、攻略サイトに頼らなかったらもっとかかっていたと思います。

本作は、5pb.(MAGES.)とニトロプラスのコラボ作品「科学アドベンチャーシリーズ」の第三弾。
そんなわけで、第一弾の「CHAOS;HEAD」や第二弾の「STEINS;GATE」と、どうしても比べてしまうわけですが。
最後までプレイしてみたところ、「STEINS;GATE」がぶっちぎりで神シナリオ過ぎたんだと改めて実感しました。
あのシナリオに追いつけ追い越せってのは、相当に険しく高いハードルなんでしょう。
科学ADVの三作の中でどれが一番好きかと言われれば、俺は間違いなく「STEINS;GATE」と答えます。
「CHAOS;HEAD」と「ROBOTICS;NOTES」は同列かな。

本作のテーマは、タイトル通り「ロボット」。
これまでの科学ADVシリーズ同様に、ロボットに関しては科学的にかなり詳述されます。
そのため、ロボットについて技術的なことを知らない人でも問題ありません。
ロボット工学ネタの他に「拡張現実(AR)」のようなコンピュータ用語も絡んできます。
そういったちょっと専門的な用語は「TIPS」という用語辞典で解説されるので、科学に興味はあるけれど詳しくないという方でも、それほど恐れるものではないかと。
そもそも、ストーリー自体は雰囲気さえ掴めれば楽しめます。

あと、シリーズ恒例の○ちゃんねる由来のネットスラングも、結構出てきます。
主要キャラの一人、神代フラウが多用するので。
そういった単語も「TIPS」で解説されていました。
解説読むまでもなくほぼ全て分かった自分に、若干凹んだりもしましたが。それはそれ。

物語は、終始ロボット制作に勤しんでいるという印象が残りました。
人物像を徹底的に掘り下げるような、あまり深い人間ドラマはなかったような。
もっとこう、ドキドキワクワクゾクゾクするような人間ドラマが欲しかったです。
まぁ、最後の展開はかなり熱かったですが。

今回のシナリオ分岐システムは、「ツイぽ。」という某ツイッ○ーみたいなミニブログを使用します。
メインキャラの呟きに対してどう返信するかで、シナリオが分岐します。
呟きに対して返信することで好感度をMAXにすると、対応キャラのシナリオに突入できるような感じです。

舞台が高校の部活「ロボット研究部(通称ロボ部)」なので、メインキャラクターは全員高校生。
高校生らしい若さと熱さが微笑ましくもあり、うらやましくもありました。
メインキャラクターの中では、神代フラウと日高昴はかなり好きなキャラです。
とはいえ、メイン・サブかかわらず全登場キャラの中で一番ツボったキャラは、実は八汐海翔の父親なんですが。
キャラの立ち絵もないのになw

一方で、どうしても性格的に好きになれないキャラが数人。
そこがちょっと感情移入できなくて残念だったところ。

今回、立ち絵が3Dになったため、キャラが終始ぬるぬる動きます。
キャラの立ち絵が3Dになったことを雑誌記事を見たときは半分不安だったのですが、これが意外と違和感がなく。
動きが加わったことで、表現力がかなり増しているように思います。
文章で説明すると長くなることでも、モーションで表現されると一瞬なんだなぁ、と実感。百聞は一見にしかず、とはよく言ったもんだ。
ちなみに、イベントCGは今までどおり2Dで動きなしです。

科学ADVシリーズと同じ世界観を有しているということで、「CHAOS;HEAD」や「STEINS;GATE」のキャラクターも何人かゲスト出演しています。
とはいえ、過去シリーズ作プレイ済みである必要はないです。
プレイしていると、会話や地の文の端々に隠されている細かい設定を楽しめる感じ。綯さんの二つ名とか。
特に「CHAOS;HEAD」の内容はストーリーに若干絡んでくるので、プレイ前でも後でもプレイしておいた方が、より理解が深まりそうな気がします。
プレイしていなくても作中で軽く説明されるので、ストーリーを読み進める上では全く問題ありませんが。

過去シリーズからの出演キャラのうち、一番活躍していたのはサブキャラの一人でもある天王寺綯でしょう。
キャラデザの人が「STEINS;GATE」と違うのでぱっと見似てるようには見えなかったのですが、よく見ると前髪が同じだし、性格にも小さい頃の片鱗が見えて、「あー綯ちゃんが綯さんになってるー」と感慨深かったです。
それにしても、20歳でJAXA入りって、どんな裏技使ったんだ?

綯さんに関しては、「STEINS;GATE」本編の他に、スピンオフ作品「恩讐のブラウニアンモーション」と「災厄降誕ホーリー・ディ」(「科学アドベンチャーシリーズ マニアックス」収録)も読んでおくと、「あー、あれかー」て楽しめる箇所が増えます。

過去作から数人ゲスト出演しているのは、過去作プレイ済みなので楽しめて良かったんですが、一番見たかった人が出てなくて、トゥルーED中に「なんでシュタゲの”あの人”が出てないんだー!!」って地団駄踏みました。
会話の端々に匂わせる記述はあったけど、2019年の”あの人”そのもの(もしくは発言)が見たかったです。
今後のスピンオフで登場してくれることを期待。

なんだかんだ言いつつも、一気にプレイしたくらいなので、それなりに楽しめたと思います。
シナリオは、さすが科学ADVという感じです。
科学的なことやロボットが好きな人、陰謀論が好きな人にはオススメです。