[雑記] 2012年もろもろ振り返ってみる

2012/12/31(月) 18:54:18 | カテゴリ:雑記
一昨日、昨日と二日連続でC83に始発から参加したツケが、今になって出てきたのか、身体中がダルいし痛いです。
誰か、ケアルガかベホマかディアラハンか、なんかそれっぽい回復魔法かけてください。

というわけで、年末の恒例行事。1年分のエントリ総決算です。
なお、本エントリーのリンクは、全て過去記事に繋がっています。

■ゲームこの1年
ゲームレビューのエントリは、今年18本。
1ヶ月あたり1~2本。RPGがメインだから、まぁ、そんなもんか。

去年から引き続き、「STEINS;GATE」にドハマり継続中。
公式からの燃料投下が絶えないから、ずぶずぶハマったまま抜け出せなくて現在に至ってます。
来年もしばらく同じ調子だと思います。春に新作出るし、劇場版あるし、公式小説の続きがあるし。

今年は、「初音ミク -Project DIVA-」シリーズに目覚めた1年でした。
「2nd」に始まり、「extend」「f」と、立て続けにプレイしました。
リズムアクションをがっつりプレイするのは初めてだったのですが、どれも面白かったです。
キャラゲーだと思い込んでた昔の自分を殴りたい気分です。

リズムアクションといえば、「シアトリズムFF」も今年でしたっけ。
FFの曲でリズムゲームということでゲーム音楽好きとして手を出したものの、俺には少し難しくて、四苦八苦しながらプレイしていたことは、今となっては良い思い出。しみじみ。

「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」も、楽しくプレイしました。
PS2版P4プレイ済みでしたが、追加要素が多かったため、退屈せずにプレイできました。
何より、待望の足立コミュ追加に全俺が歓喜です。

そして、今年外せない一本は「ブレイブリーデフォルト」
システム、シナリオ、キャラクター、グラフィック、音楽、どこを取ってもおいしい作品でした。
冒頭から散りばめられていた伏線が一気に収束する終盤は、本当に興奮しました。

■ゲーム音楽この1年
ゲーム音楽のエントリは、今年28本投下。
毎月2本以上のゲーム音楽聴いてるってことですか。なるほど。

個人的に今年一番クリーンヒットしたのは、PS3版「STEINS;GATE」のダブルパックの特典CD「STEINS;GATE SYMPHONIC MATERIAL」でした。
「STEINS;GATE」大好き&ゲーム音楽のオーケストレーション大好物な俺にとってはプラチナ級の組み合わせで、もうこれだけでも辛抱たまらないのですが、内容も素晴らしかったです。特典CDにしておくのが勿体無いぐらい。
特に「GATE OF STEINER」の壮大さは想定以上で、終盤の盛り上がりには聴く度にいつもゾクゾクさせられます。
なお、このCDは特典CDという性質のためレビューを投下していません。
今にして思えば、これ単体でもレビュー投下しておけば良かった。

次点は「ブレイブリーデフォルト」
オーケストラとロックの共演による、荘厳で壮大で勢いのある、格好良い楽曲が揃っていました。
しかもメロディラインがはっきりしているので、印象に残りやすくて聴きやすかったです。

「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」のOSTは、相変わらずのスタイリッシュさ。
P4G追加曲のみの収録でしたが、これまでのP4シリーズのBGMに負けない楽曲群でした。
特に冬のフィールド曲がお気に入り。

あまり期待していなかったけれど、想像以上にハマったのが「すばらしきこのせかい -Crossover-」
ノリの良いダンサブルな曲はあまり得意ではないけれど、意外と飽きずに聴いていたように思います。

■読書この1年
びっくりするくらい読書量の減った1年でした。
読んでもゲームのノベライズばっかり。
シュタゲのノベライズだけはがっついて読んでいたけれど、それ以外はほどほど。

■その他この1年
去年以上にアニメを良く見た一年でした。
そのほとんどが、ゲームもしくは小説が原作の作品でしたけれど。
その中で、スルメ級に繰り返し見たのは、「ペルソナ4」と「うーさーのその日暮らし」。
P4Aは、特に最後の2話を何度も見てました。
うーさーは、まさかBlu-rayを予約してしまうことになるなんて、思いもしませんでした。


来年こそは、このブログの古くてどうでもいいエントリを消して、少し整理したい。
・・・と思い続けて早何年になるんだろう。

来年も平常通り、グダグダ運行しようと思います。マイペース、超重要。

[本] STEINS;GATE 永劫回帰のパンドラ

2012/12/29(土) 21:22:38 | カテゴリ:
たきもとまさし「STEINS;GATE 永劫回帰のパンドラ」(MAGES.)読了。
本日より3日間開催されるコミックマーケット83で、先行販売されたものをゲットしました。

今回もあらすじは割愛。
ゲームのトゥルーEDルートや前作のネタバレに触れそうだからです。
公式サイトにあらすじが掲載されているので、そちらを参照してください。
決して、冬コミに始発から参加して疲れきってあらすじ書く気力がないとか、そんな理由じゃないんだからなっ。

本作は、秋に発売された公式外伝小説「STEINS;GATE 閉時曲線のエピグラフ」の続きになります。
当然、ストーリーは前作を読んでいることが前提です。
前作を読んでいないと、Amadeusや比屋定真帆などゲーム本編にはなかった要素で躓いて、初っ端から話の内容についていけないと思います。

「パンドラ」のストーリー構成は、大きく分けて2つのパートに分かれます。
サスペンス色の強いオカリン・真帆パートと、ラボメン+αの人間模様が綴られているダル・鈴羽パート。
それらが交互に語られているような感じです。
今のところ、その2パートはそれぞれ独立して動いていて、あまり接点がないように見えるのですが、そこは次巻に期待かな。

全三巻予定の第二巻だから、「エピグラフ」で撒いた種を育てるのが「パンドラ」の役割かと思っていたのですが、あまりそうでもなかったような。
公式サイトのあらすじではAmadeusが超重要アイテムっぽく書かれていたけれど、むしろ別のものの方が重要アイテムとして目立ってました。
また、前作終盤のあの事件についても、あまり触れられず。
なんというか、「エピグラフ」で撒いた種を育てるフリをして、「パンドラ」でも別の種を撒いて自家栽培しちゃったよう感じ。

この話の流れを次巻で収束させるのでしょうけれど、撒いた種の量を考えると、ちゃんと回収できるのかが少し不安。
もし綺麗に回収できたなら、コンバインで収穫するかのごとくの怒涛の展開になりそう。
なので、次巻に関しては期待半分、不安半分です。

ただ、すごく先の気になる展開で終わってるので、そこは気になって仕方がないです。
あのシュタゲらしい展開には、内心「キターッ!」と一気に興奮しました。
次巻はよ。


ついでに、付属のドラマCD「人工械機のパンデミア」についてのレビューも。

録り下ろしのドラマCDの内容は、Amadeus上に構築されたラボメンガールズ+比屋定真帆のAIでいろいろ遊んじゃおう、というもの。
全編通してコメディです。
再生時間は、約35分。

今回は、ダルの凄まじい活躍っぷりが注目点かと。特に前半。
ダル、本当に良いHENTAIキャラだなぁ。
中の人が、現在OA中の某「サイコ○ス」の主役級キャラと同じ人だということに、すごいと思う反面、若干複雑な気分でもありますが。

前作「エピグラフ」付属のドラマCD「斜影曲面のエピキタシー」と同様に、この「人工械機のパンデミア」も「パンドラ」とは全く関係ない内容です。
ついでに、「斜影曲面のエピキタシー」との繋がりもほとんどありません。
あるとすれば、真帆が普通にラボメンの中に混ざっているくらい。

ちなみに、「パンドラ」のシリアスっぷりが吹き飛ばされるほどのコメディタッチなので、「パンドラ」読了直後に聞くのはあまりオススメしません。
むしろ「パンドラ」読む前に聞いた方がいいかも。
特にオカリンのギャップが激しくて、「パンドラ」読了直後にドラマCD聞いたとき、あまりのテンションの差に少し戸惑いを覚えました。

以下、ドラマCDの感想を箇条書きします。

・ダルのリア充っぷり炸裂! ただし対AIに限る。
・まゆりの萌郁に対する百合セクハラ。
・紅莉栖の「ドHENTAI!」は、我々の業界ではご褒美d(ry
・あれ、そーいやオカリン出てこないなぁ、と思ったら、いきなり出てきた!
・つか、どっから出てきた!?
・ダルにペナルティを考えさせるとか、普通に危険過ぎる。
・ダルのチート級のハイスペックには今さら驚きはしないけれど、さらっとAmadeusを起動できてしまうオカリンもそれなりにスペック高いと思う。
・オカリンの外道っぷり。
・ラフテー、おいしいよね。
・萌郁さんがすごく喋ってるΣ
・鈴羽の武器語りw
・オカリンって、冴えてる時とボケボケっぷりの差が激しい。分かりやすい罠に嵌められてるなぁ。


というわけで、この外伝小説も、予定では次巻「無限遠点のアルタイル」で完結のはず。
正直なところ、もう一巻増えるという世界線もあるんじゃないかと思っていたりするのですが。
ともあれ、ドラマCDともども、今後の展開が楽しみです。


これより下は、「永劫回帰のパンドラ」のネタバレトークになります。

[ゲームRev] テイルズ オブ エクシリア2

PS3のRPG「テイルズ オブ エクシリア2」(以下TOX2)をクリア。
クリア時のLvは全員86。ラスボス戦はかなり楽でした。
プレイ時間は、93時間超。
とはいえ、プレイ中に軽く寝落ちすることも度々あったので、実質90時間ぐらいです。

昨年発売された「テイルズ オブ エクシリア」の続編にあたる本作。
メインストーリーの7割ほどは今作のオリジナル。逆に言えば3割ほどは前作を踏襲している感じがしました。
前作のメインキャラクターはもちろんのこと、前作語られた内容が説明なしにさらっと出てくることもあります。
一応、前作をおさらいするムービーもありますが、可能であれば前作から先にプレイすることをオススメします。

メインストーリーは、章立てられたクエストを一つずつこなして進めていく感じです。
メインが一段落付いたらサブクエストを進めて、気が済んだらメインを進める、というのが全体的な流れ。
サブクエストは本数が多いので、全部網羅しようとすると結構な時間がかかります。
たぶん、メインよりもサブの方が時間かかっています。

サブクエストと一口に言っても、ざっくり2種類に分かれます。
1つは前作PTキャラの個別ストーリー(後日談的な話)が楽しめるもの、もう1つは仕事を請け負って報酬を得るもの。
前者の方は、前作プレイ済みであると結構楽しめます。TOXとTOX2の間にそんなことがあったのか、と。
が、後者は金稼ぎのためと割り切らないと、ちょっと辛いです。
基本的にアイテム納品と魔物退治しかない作業ゲーになるので。

メインストーリーだけ進めるのであれば、プレイ時間は30時間ぐらいではないかと。
メインはそれほど長くはありません。
奇をてらった展開もあまりなくて、かなり真っ直ぐです。
中盤はほぼお使いイベントの連続。
終盤の展開は結構たぎりました。
が、EDまで含めて若干消化不良というか、なんだかこう、どうにもすっきりしない感じ。

メインがあまり長くないのに、クリアまで90時間もかかった理由は、「ゲームと言えども借金は完済しなければならない」という強迫観念に駆られた自分の性分のせいです。
そんなこんなで、ラストダンジョン突入前に借金返済に東奔西走した結果、プレイ時間90時間超なんてことに。

今回はマルチEDらしく、いくつかのEDが用意されているそうです。
俺が見たEDは3つで、借金完済時のいわゆる温泉ED→ノーマルED→真EDの順で見ました。
まぁ、攻略情報を一切見ずにプレイしていて、借金完済→即温泉ED突入したときは、素で「なんぞこれぇぇぇぇ!」と叫びましたが。
あと、「温泉ED」というよりは、むしろ「打ち切りED」で良いと思う。「俺たちの戦いはこれからだっ!」的な意味で。
というか、ED見る順番を激しく間違えた気がしてなりません。

これからTOX2をクリアされる方は、借金完済する前に、一度メインをクリアしておくことを強くオススメします。結構マジで。
温泉EDは、メインクリアしたプレイヤーへのファンサービスです。むしろそれしかないです。最初に見るEDでは、決してないです。

登場人物についてですが、TOX2からの新キャラクター、ルドガーやエルは好印象でした。
エルのツンデレっぷりは最初の頃こそ慣れませんでしたが、「この子はこういうもんなんだ」と思えた頃から、段々それがクセになってきました。
ルドガーの保護者っぷりも、微笑ましかったです。
まぁ、それより何より一番好きだったのは、デブ猫のルルでしたが。

TOXから継続のPTキャラは、容姿はちょこちょこ変わっていつつも、性格はあまり変わらずというか。そのまんまというか。
さすがに、アルヴィンの裏切り癖はなかったけれど。

前作では敵だったけれど、TOX2ではPTキャラに昇格したガイアスとミュゼは、面白キャラになっていました。
お前ら、そんなキャラだったのか!? とツッコミを入れずにはいられなかったほどに。
ただ、前作PTメンバーにルドガー、ガイアス、ミュゼが加入したことで、メンバーが多過ぎると感じたこともしばしば。
経験値は非戦闘メンバーにも等しく分配されるから、その点は助かりましたが。

いろいろ細かいところでツッコミたいところが山ほどあったゲームでしたが、キャラクター同士の掛け合いなどはやはり楽しかったです。
でも、やっぱり「テイルズオブ」シリーズの完全新作をプレイしたいです。
ちゃんと世界観が練られた、ガツンと重いシナリオのものを。

[GMEV] Melodies of Crystal 第一回演奏会 第二部

Melodies of Crystalの第一回演奏会が開催されたので行ってきました。
会場は、練馬文化センター 小ホール。
第一部と第二部の2回の公演がありましたが、ここでは第二部について感想をば。
第一部については、この前のエントリを参照してください。

夜開催の第二部は、有志による管楽合奏「勇者のくせになまいきだ:3D」と、音大在学or出身者で構成されたシュデンゲン室内管弦楽団による「FINAL FANTASY IX」という構成。
管弦楽団ですが、室内楽規模なので、人数的には最大26人と小規模編成。
また、ティンパニなし、金管はトランペットのみという構成でした。
とはいえ、会場自体がさほど大きくないので、この構成でもボリュームは十分だったと思います。

演奏は、さすが音大在学者もしくは出身者で構成されているだけあって、非常に安定していました。
音のバランスの良さも、抜群に素晴らしかったです。
また、音が全体的に柔らかくて、耳当たりが良く感じられました。
楽器演奏を専門に学ばれているだけあって、やっぱり違うんだなぁ、としみじみ感じました。

ただ、ゲームに対する熱意というか情熱というか、そういうモノについては、第一部の方が若干強かったような。
第一部の演奏は音の乱れを感じることがあったけれど、情熱は強く感じました。
第二部の演奏は若干面白みに欠けるけれど、安定感は僅差で上のような気がしました。

編曲については、前半の勇なま3Dは原曲をよく知らないのでなんとも言えませんが、FF9は相当がっつり入っていました。
「いつか帰るところ」は、曲の進行上、何度も演奏されたのですが、原曲の面影が強く残っていたのは冒頭の1回目のみ。
他は原曲破壊と言えるぐらいにアレンジされていました。
特に2回目は、これが「いつか帰るところ」のアレンジだと言われなければわからないくらい。
これを是と取るか非と取るかは、個人の鑑賞前の期待と好みと解釈の仕方によるかと。
ちなみに、俺は編曲には割と寛容、というか演奏会では編曲も楽しみの一つと思っていますが、2回目のアレンジはちょっとやり過ぎなんじゃないかなと感じました。他は、アリかな。

曲目リストが公式サイトで公開されたとき、「『独りじゃない』が入ってない!」と軽い反感を抱きもしたのですが、編曲解説を読んでその辺は納得しました。
今回の選曲および編曲は全編通してビビに焦点を当てたため、ジタンの曲である「独りじゃない」が演奏曲から漏れたのだと解釈しました。
「永遠の豊穣 Eternal Harvest」も抜けているのは、同じ理由かな。

演奏会で一番印象的だったのは、最後の「Melodies of Life」の全員合唱。
楽団による演奏と鑑賞客全員によるコーラスには、会場全体の一体感を感じずにはいられません。
その一体感の後に続いた「Final Fantasy」は、原曲通り1ループだけとはいえ感動も一入。
この昂揚感は、しばらく忘れられそうにないです。

あと「Vamo'alla flamenco」の荒ぶるカスタネットと、ここぞという時に存在感を放つトランペットが印象的でした。あれは良いインパクト。
それに続く「銀竜戦」も格好良かったです。

こちらの管弦楽団の次回公演があるのかどうか分かりませんが、次回もあれば是非足を運びたいです。
第一部のエントリにも書きましたが、編曲ががっつり入るので、演奏曲目次第ですが。
ついでに、事前予習は必須。うん、覚えた。


ここより下は、第二部のセットリストになります。

[GMEV] Melodies of Crystal 第一回演奏会 第一部

Melodies of Crystalの第一回演奏会が開催されたので行ってきました。
会場は、練馬文化センター 小ホール。
第一部と第二部の2回の公演がありましたが、ここでは第一部について感想をば。
第二部については、たぶんこの後に感想を投下します。

昼開催の第一部は、FF3づくし。
FC版OST収録曲のうち、演奏されなかったのは「クリスタルルーム」と「生きている森」のみという徹底っぷり。
パンフレットに記載されていた企画人・大澤久氏の編曲解説によると、ジングルやSEも盛り込みたかったそうですが、本公演ではそれらはほぼなかったです。
大澤氏の別団体「Ensemble Game Classica」では、時折ジングルやSEが盛り沢山な曲を演奏されていたりしたので、きっと不可能ではないと思います。
いつかジングルやSEも加えた完全版をやりたいとのことなので、それはそれで聴いてみたいです。

会場の席数は約600弱と、演奏曲のタイトルに比べてあまり大きくないホールでしたが、今回の演奏様式が弦楽のみの合奏と小規模だったので、むしろちょうど良いくらいでした。
弦楽のみということで、音に多少の物足りなさはあったものの、それでもそれらを跳ね除ける力強さが十分にありました。
今回の演奏者の演奏技術が平均的にかなりハイレベルだったため、強弱のメリハリはもちろん、演奏全体の安定感が半端なかったです。
ピアノぐらいの音量でも不安定になることが無かったのは、地味に感動しました。

それより何より、演奏者から「FF3大好き」感を強く感じました。
一番それが強かったのは、指揮をされていた大澤氏だったような気がします。

曲はほぼ全曲にかけて、かなり強いアレンジが入っていました。
これまで聴いたどの演奏会も遥かに上回るアレンジっぷりです。
1ループ目は大人しいアレンジでも、2ループ目でどっさりアレンジを盛り込んだり。
ある曲とある曲を混ぜる、いわゆる「混ぜるな自然」的なアレンジもあったり。
オリジナルフレーズも少なくありませんでした。
クラシック風に言い表すなら、全編まとめて「FINAL FANTASY 3の主題による大弦楽合奏組曲」と言った感じ。
あまりにアレンジが強いので、今回がゲーム音楽演奏会初参加の方、原曲通りに演奏されることを期待していた方、原曲重視の方にとっては、全編通して「ぽかーん」という感じだったかもしれません。

個人的には、こういう演奏会ならではの編曲も大好きなので、非常に楽しめました。
「ここであの曲とこの曲を混ぜるのか」とか「この展開は反則だろ。くっ、涙腺が」とか、次にどんなアレンジを仕掛けてくるのか、内心でワクワクしながら聴いてました。
こういう、各演奏団体ならではの編曲の妙が楽しいから、演奏会巡りを止められないのかも。

1回こっきりの演奏会かと思っていましたが、どうやら次回の演奏曲ネタを検討中のようなので、次回もあるならぜひ参加したいです。
とはいえ、編曲ががっつり入るということがわかったので、耳に馴染みのある曲だったら、という条件付ですが。


これより下は、第一部のセットリストと印象に残った曲の雑感になります。


[GMCD] Piano Collections FINAL FANTASY XII

FF12のピアノソロ曲集「Piano Collections FINAL FANTASY XII」が発売されたので、早速ゲット。
全13曲収録。総再生時間は約61分。

ついにFF12のピアコレ発売。
FFのコンシューマ向けナンバリングタイトル(続編除く)のうち、ピアノソロ集が出てなかったのは、たぶん12だけだったと思うので、ようやくといった感じです。
1~3は、Piano Collectionsという名前では出ていないけれど、一応3作品まとめてPIANO OPERAという形で販売されていますし。

とはいえ、正直なところ、歴代FFの中で一番曲の印象が薄いのもFF12。
今年の春頃にシアトリズムをプレイしたときも、FF12の曲に聴き覚えがほとんどなくて苦労したくらいです。
FF12はクリアしているし、OSTも持ってるんですけれど。

そんなわけで、今回Piano Collectionsを聴いても、ほとんどの曲が初めて聴くような感じでした。
かろうじて、シアトリズムに収録されていた「帝国のテーマ」や「東ダルマスカ砂漠」に聴き覚えがあった程度。

Piano Collectionsの曲は、全体的にゆったりとして、さらっとしています。
激しいところはあまりありません。おどろおどろしいところは多少あるけれど。
よく言えば、ヒーリングっぽくて作業用BGMに向いてそう。
悪く言えば、尖ったところがなくて印象に残りにくい。
と言った感じ。

読書などのBGMには結構向いていると思います。
FF12の曲に思い入れのある方にはオススメです。

[GMCD] Linked Horizon / ルクセンダルク大紀行

Sound HorizonのRevo氏の別名義Linked Horizonのアルバム「ルクセンダルク大紀行」を聴き込み中。
初回限定盤なので全13トラック。総再生時間は71分になります。

収録曲に関する通常盤との違いは、

・通常盤にはないボーナストラック「ピコピコ戦闘曲メドレー」+ジングル的なインスト曲収録
・通常盤にはある「戦いの鐘[Long Version]」が未収録

通常盤にあって初回盤にない曲が存在することを、今さっき知りました。
CDのキャパシティの問題で、ボーナストラックを収録するには1曲削らざるを得なかったんでしょうが、初回盤の有利性が失われてるようで少し不満。
コンプするならどっちも買えってことでしょうか。むぐぐ。
それなら、初回盤=通常盤+ボーナストラック収録の別添CDにして欲しかったです。

収録曲に関する不満はともかく。
収録されている曲は、3DSのRPG「ブレイブリーデフォルト」(以下BDFF)のBGMのボーカライズもしくはアレンジ曲になります。
Sound HorizonやRevo氏の曲はアルバム1枚+シングル2枚しか聴いたことがないので、このCDはBDFFのアレンジ盤という位置付けで捉えています。
そんなわけで、「Sound Horizonの曲と比べて云々」とは語れません。
語れないけれど、良曲を『良曲』とは語れます。

ボーカライズにしろアレンジにしろ、原曲の雰囲気がかなり強く残っています。
ボーカライズは、原曲にボーカルが乗ったような感じ。
アレンジは、原曲のロングバージョンといったところ。
どちらも多少オリジナルのフレーズがありますが、あまり気にならない程度です。

聴く前は、原曲があまりに素晴らしかったので、そこにボーカルが乗ることに多少の不安もありました。
最初の1ループ目は、やはり多少の違和感は否めませんでした。
しかし、3ループ目あたりから慣れてきて、今ではスルメ曲になっています。
原曲が神がかっているから、スルメ曲になるのも致し方ないというもの。

ボーカライズ曲の歌詞は、ゲームのシナリオとかなりリンクしています。
なので、ゲームプレイ済み推奨です。
ゲームプレイしていなくても、ある程度は想像力で補完できそうですが、ゲームプレイ済みであれば、歌詞が描く物語に容易に浸れるのではないかと。
まぁ、「純愛 十字砲火」は、ゲームプレイ済みであってもなくても、問題なく聴けそうですが。

ゲームクリア済みの身としては、特に必殺技曲「君は僕の希望」「風の行方」「雛鳥」「愛の放浪者」と、街の曲をメドレーにした「ルクセンダルク紀行」の歌詞は、ゲームプレイした上で噛み締めて欲しいところ。
歌詞では表現しきれない深いものが、ゲームで描かれているので。

ちなみに、歌詞にネタバレは・・・あるようなないような?
「この部分が、これがあれでそういうわけだからネタバレ」って説明しなければ気付かない程度かな。
なので、深読みしなければ、ないと思います。たぶん。

ボーナストラックの「ピコピコ戦闘曲メドレー」は、BDFFの戦闘曲をファミコン風のピコピコ音にしてメドレーにしたものです。
戦闘曲は、通常戦闘曲からラスボス戦曲までほぼ網羅(必殺技曲除く)。
しかし、尺の都合でしょうか、各曲の1部分だけ抜粋されてピコピコ音アレンジされています。
まぁ、各曲フルでピコピコ音にしてメドレーにしたら、15分あったって足りないでしょう。
真終章のラスボス戦曲なんて、1ループ6分以上あるし。
8bit音が特別好きというわけではありませんが、うまくピコピコ音アレンジされていて、聴いていてたぎりました。
BDFFの曲はどれもメロディラインが立っているから、ピコピコ音にしても熱さは変わらないです。

BDFFのアレンジ盤ともいえる、この「ルクセンダルク大紀行」。
原曲の雰囲気をそのままに、良曲を良曲のままアレンジされています。
BDFFの曲が好きな方も、または熱くたぎる曲が好きな方にもオススメです。

ちなみに、ミニアルバムの「ルクセンダルク小紀行」(BDFF盤)も同時に聴きましたが、そっちも同様にオススメです。
大紀行と小紀行で被っている曲は、「希望へ向う譚詩曲 [Long Version]」のみかな。

[GMCD] ブレイブリーデフォルト フライング フェアリー オリジナル・サウンドトラック

3DSの王道RPG「ブレイブリーデフォルト」のOSTをゲット。
CD2枚組で、全46曲収録。総再生時間は2時間30分弱になります。
ギリギリまで詰め込んだんだなぁ。

ゲームの方は先日、終章/真終章ともにクリアしました。
端的に言えば、非常に面白いゲームでした。

ゲームとOSTの発売日はほぼ同時期で、どちらも発売日当日にゲット。
とりあえずゲームから開封してプレイを開始したところ、初っ端からBGMの全力投球っぷりが凄まじく、すぐにでもOSTの封も切りたい衝動に駆られることがしばしばありました。
が、曲名からのネタバレに対する恐怖と葛藤した挙句、結局封を切ったのは終章クリア後。
結果的に、曲名がネタバレに触れていることはなかったのですが、会社のゲーム好きな同僚も同じ理由でOSTに触れられないでいたところを見ると、そういう人少なくないかもしれません。

全体的な曲調は、オーケストラ+ロック。
哀愁漂う曲、しっとりした曲、牧歌的な曲もありますが、基本的に熱いです。
力強く熱情的な曲が多いです。
戦闘曲が熱いのはもちろんのこと、イベント曲も熱いし、ものによっては街の曲も熱いです。

どの曲もメロディラインがしっかり立っているためか、印象に残りやすい曲ばかりです。
曲を聴けば、容易にゲームシーンが思い浮かびます。

そして、1ループがそこそこ長い。
ゲームを普通にプレイしていると、曲の後半をほとんど耳にせずに別のBGMに移ってしまうことが多いくらいには、長いです。特に街の曲。
が、実は後半の方が盛り上がる曲が多いです。
その点は、ゲームプレイ時から勿体無いなぁと感じていたところなんですが。
ゲームプレイ中も、BGMの後半の盛り上がりに痺れた挙句、BGM聴きたさに放置することもしばしば。
ラスボス戦に至っては、BGMを途切れさせたくないばかりに、必殺技を封印してプレイしてました。
それくらい、後半の盛り上がりが半端ないです。
「ブレイブリーデフォルト」のBGMに魅かれた方には、ぜひ全曲通して聴いて欲しいところ。
もう本当に、後半が最高にカッコいい曲が多いのです。

なお、OSTに収録されている曲は、ジングルやOP・ED曲などを除き、基本2ループです。
1曲1曲、じっくり聴けます。

今年も数多くのゲーム音楽を聴いてきましたが、それらの中でも1, 2を争うくらいの良曲揃いだったこのOST。
どの曲も素晴らしい曲ばかりで、しばらく手放せそうにありません。
個人的に特にオススメの曲は「内戦の国」「不死の国」「邪悪なる飛翔」「地平を喰らう蛇」、そしてED曲の「希望へ向う譚詩曲」あたり。
それ以外の曲も、どれもたぎる良曲で、問答無用で平伏したくなります。
それくらい完成度の高いOSTでした。

あ、ちなみに、巷で噂の「純愛 十字砲火」はOSTに収録されていません。