[音楽] なるけみちこ / Feedback 2nd

2014/01/26(日) 20:45:11 | カテゴリ:音楽
ゲーム音楽のコンポーザとして有名ななるけみちこさんの自主制作CD「Feedback 2nd」を、随分前に購入し、つい最近ようやく聴きました。
全5曲で、再生時間はトータル14分ほど。規模としてはミニアルバムです。

なるけみちこさんと言えば、俺の中では「ワイルドアームズ」のイメージが強いです。
荒野を駆け巡る冒険者をテーマにした、切なくも力強くカッコいい曲という感じ。
今回のミニアルバムは、そんな「ワイルドアームズ」とやや似たような雰囲気の、とにかくカッコいい曲が揃っていました。

5曲中2曲が間奏曲っぽい短めの繋ぎの曲で、メインは残りの3曲。
その3曲は、どの曲も疾走感が溢れ、強い意志を感じさせるような前向きな曲です。
聴いていると、自然と気分が高揚してきます。

個人的に印象的だったのは「Territory」という曲。その中でも特にフィドル。
曲自体はパーカッションの重低音もあって重い曲なのですが、その中を軽快かつ流暢に、跳ねるように流れるフィドルがたまりません。
終盤の追い込むような全力疾走にも、感動を呼び起こされました。
なるけみちこさんの曲にフィドルなんて、その時点で鉄板で名曲確定です。

1曲目の「闇を駆ける」は、電子音の強い、ちょっとサイバーチックな曲。
なるけみちこさんにしては、ちょっと珍しい感じ。
でも、疾走感は半端ないし、硬質の格好良さがあります。

「ダンブルフィード」は、「Territory」と曲の雰囲気は似ているけれど、こっちの方がちょっと軽やかな印象。
メインのメロディを奏でてる楽器は、尺八でしょうか? それにティンホイッスルが被ってるのかな?

実はそれほど期待して買ったCDではなかったのですが、これは本当に良い買い物でした。
なるけみちこさんの曲が好きな方には、超オススメです。
販売は2083オンラインショップなどに限られますが、興味をもたれたらぜひ。

[GMCD] FINAL FANTASY X HD Remaster Original Soundtrack

先日PS3/PS Vitaで発売された「FINAL FANTASY X」のリマスター版OST「FINAL FANTASY X HD Remaster Original Soundtrack」を聴きました。
収録曲数は、ボーナストラック込みで全104曲。
再生時間は、トータルで5時間超えます。

メディアがBlu-ray Discなので、PS3などのBlu-ray再生可能なプレイヤーかPCが必須です。
ただ、BDの中にMP3形式のデータが入っているので、ディスクからコピーすることでMP3再生可能なプレイヤーでも楽しめます。
コピーするには、Blu-ray DiscドライブのあるPCが必要ですが。

ちなみに、映像の方はまだ見ていないです。
作業用BGM用途として再生していることが多いので。

リマスター版ということで、2001年発売のオリジナル版と同じ曲もあれば少し変わっている曲もあります。
公式サイトによると、60曲前後がリアレンジされたとか。
リアレンジと言っても、そんなにごっそり編曲されたわけでもなく。
とはいえ、聴いてすぐに「あれ、俺の知ってる曲とちょっと違う」と分かる程度にはリアレンジされています。
曲の雰囲気はそのままに、ほんのちょっとメロディを足したり、少し音を増やしたりした感じのアレンジです。

今回、久しぶりにFFXのOSTを全曲聴いたのですが、結構忘れている曲も多くて、自分の記憶力の弱さに愕然としました。
後半の曲や「ザナルカンドにて」「ノーマルバトル」のようなメロディの立っている曲は、さすがに覚えていましたが、アンビエントっぽいもや~っとした曲は、概ね忘れていました。
そういえば、FFXのOSTを全曲通して聴いたのは、かれこれ10年以上ぶりかもしれない。

曲自体は、オリジナル版同様、相変わらずの名曲揃い。
「ザナルカンドにて」や「シーモアバトル」など、各種コンサートで今も度々演奏される名曲がリマスターされて収録されている点が、この作品の最大の魅力かと。
なんて言いつつ、自分は「雷平原」と「いつか終わる夢」と「決戦」でたぎっていましたが。
でも、上記3曲はあんまりコンサートでは演奏されないんですよね。少し悲しい・・・。
もっとも、「決戦」は聴くからに演奏が難しそうだからわからないでもないですが。

FFXのリマスター版といいつつ、ボーナストラックとしてオリジナル版未収録曲が3曲と、FFX-2の曲が10曲収録されています。
FFX-2は未プレイですが、選りすぐりの曲が収録されているためでしょうか、結構良い曲でした。
これを機会に、プレイしてみるってのもアリかな。

BDなので他のOSTに比べると少々価格設定が高めですが、映像付き・高品質再生・曲数が多いということを考えると、実はそれほど高くもないんじゃないかと。
オリジナル版と劇的な違いはないので、オリジナル版を持っていて、ざっくりと曲を知れればいいという人には不向きかな。
FFXの曲は興味あるけれど聴いたことない人、どんな風にリアレンジされたのか興味のある人にはオススメです。

[ゲームRev] 勇者のくせにこなまいきだ。G

PS Vitaのダウンロード専売のPZL「勇者のくせにこなまいきだ。G」をプレイ。
通常面の最終ステージまでクリアしました。
最終ステージクリア時点のプレイ時間は約17時間。

プレイのきっかけは、去年の冬コミ初日早朝の待機列で開場を待っていたときに、左斜め前方にいた人がこれをプレイしていて、それをちらっと見たときに面白そうだったから。
「勇者のくせにこなまいきだ。G」の存在もプレイ画面も知っていたし、基本無料ということも知っていたのですが、素早い操作を要求されるパズルゲームということで二の足を踏んでいたところ、そんなきっかけで一歩踏み出せた次第。
基本無料というのも、プレイのきっかけとしては大きいかも。

とりあえずプレイしてみようと、3連休の1週間前にDLしてプレイ開始。
無課金だと一度に最大3回しかプレイできない仕様なので、毎日ちまちま進めていました。
が、この3連休のうちの1日だけぽっかり時間が空いてしまったので、一気にプレイしようと無期限プレイの権利を購入。
それからどっぷりプレイして、昨夜ようやく最終ステージをクリアしました。

ゲーム自体は至ってシンプル。
積み上げられたブロックを壊した隙間にその上のブロックを落としたりスライドさせたりして、同じブロックを3つ並べて消していくだけ。
アイテムがあったり特殊ブロックがあったりもするけれど、基本的にはそんな感じのゲームです。

シンプルなんだけど、連鎖が発生したときの爽快感はたまらないです。
その爽快感があったから、一気にプレイしようという気になったのかも。
パズルゲームの爽快感、超重要。

全8ステージあって、各ステージに8面、全部で64面。
先に進むごとに難易度が上がります。
ちなみに、64面全てクリアしたら、エンディングの後に裏面が登場しました。やっぱりか。

育成要素もあります。
といっても、極めようと思わなければそんなに苦労しないです。
それなりに育成していれば、とりあえず先のステージに進めます。
逆に極めようとすると、ちょっとたいへんかも。

難易度は、育成をそれなりにこなしていれば、詰まることなくサクサク進められる感じです。
パズルゲーム得意じゃない俺ですら、8-7まではすんなり行けました。
8-7までなら、たぶん10時間ぐらいでたどり着いています。

が、8-8になって初めて何回やってもどうにもならない事態に陥り、その時にようやく本気で育成に取り組み始めました。
8-8クリアするだけで、残りの7時間ぐらい費やしてます。

基本無料のアイテム課金なので、プレイ回数や補助アイテムなどは課金することで強化できます。
とはいえ、俺が購入したのは「どっぷりモード(無制限プレイ権)」だけ。
945円でゲームを買い取ったようなものですが、ゲームのクオリティを考えると高くはないです。むしろ安いかも。

プレイ回数は他にも「あっさりモード(1日10回プレイ権)」と「しっかりモード(1日24回プレイ権)があるけれど、どれを選ぶかはプレイスタイルによるかも。
ぶっちゃけ1日3回は少な過ぎるし、プレイ1回分回復するのに8時間もかかるので、ゲームモード系アイテムはどれか買った方がストレス感じなくて済む分得なんじゃないかと。

久しぶりに手を出したパズルゲームでしたが、すごく楽しかったです。
ちょっと時間が余ったときの暇つぶしにはちょうどいい感じ。
「勇なま」シリーズ好きには特にオススメかも。

[GMEV] 東京シティ・フィルのドラゴンクエスト 交響組曲「ドラゴンクエストIV」導かれし者たち

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団のDQ4演奏会(東京公演)に行ってきました。
会場は新宿文化センターの大ホール。
13:00開場の14:00開演、16:00頃終演でした。

演奏内容は、コンサート名の通り。
去年のDQ3コンサートと同様に、交響組曲DQ4を譜面はほぼそのままでまるっと演奏されました。
それならCD聴けばいいじゃん、と思うかもしれませんが、PS版で追加された曲も演奏されたところは注目ポイントかと。

追加曲ですが、PS版DQ4プレイ済みなので少なくとも一度は聴いているハズなのですが、全く記憶にありませんでした。
手持ちの音源は91年ロンドンフィル+ポニーキャニオン版で、FC版DQ4がベースだから当然追加曲なんて収録されていないし。
そのため、ほぼ初聴きのようなものでしたが、普通に楽しめました。

演奏は全体的にスローテンポ。
まぁ、ロンドンフィル版しか知らないので、それと比較して、ですが。
自分の耳がロンドンフィル版で慣れているせいか、ちょっとスロー過ぎな感じもしました。
でも、スローで力強い演奏だったので、重厚さは数割増し。
どっちが良いかは、好みによるかも。

テンポを除けば、どの曲もすこぶる気持ちの良い演奏でした。
管楽器(特に金管楽器)の力強さや強弱のメリハリの正確さ、演奏の安定感は、さすがプロオケ。
あまりに気持ち良くて、ゆったりした曲の時には度々睡魔に襲われました(褒め言葉
訳あって睡眠不足のまま鑑賞に行ってしまったため、「エレジー」や「街でのひととき」のときは特に効果てきめん。
聴きたい欲求と睡魔がぶつかり合って、ちょっとたいへんでした。
睡眠不足のままオケコン鑑賞は危険すぎる。いろんな意味で。

あと、演奏の合間に挟み込まれた指揮者・井田氏によるトークが面白かったです。
いい感じにプレイヤー心をくすぐるようなトークが絶妙でした。
演奏者の中にもガチプレイヤーが居られるみたいで、トランペット2人によるLvアップSEや、フルートによる呪文SEなども披露されました。

そんなこんなで、去年のDQ3に引き続き今年のDQ4と来たら、やっぱり来年のDQ5を期待せざるを得ない!
・・・なんてコメントの前に、来年のDQ5公演が決定したそうです。
DQ5かぁ・・・そういえば未プレイなんだよなぁ・・・。


これより下は、演奏された曲のリストと、曲ごとの簡単な感想になります。
多少のネタバレを含むので、明日の横須賀公演、3月の長野公演に行かれる方は注意してください。

[GMCD] 討鬼伝 オリジナル・サウンドトラック

PS VitaおよびPSPで発売されたACT「討鬼伝」のOSTを聴きました。
CD2枚組で、全47曲収録。
再生時間は、トータルでおよそ2時間23分。

ゲームは未プレイです。
ACTという時点で、俺にはムリでした。
それなのに、なぜOSTを聴こうと思ったのかと言えば、理由は2つ。
1つ目、BGMの良さを風の噂で聞いたことがあったから。
2つ目、「ピアノレストラン 2nd Concert」で演奏された「鬼討ツモノ」がすごく良かったから。
おかげで、気がついたらピアノレストランの物販コーナーでこのOSTを購入していました。

曲調は、和風オーケストラ。
と言っても、ゴリゴリに和風というわけではありません。
オーケストラ主体の中に、和楽器が取り入れられている感じです。
オーケストラ8に対して、和楽器が3ぐらいでしょうか?
「大神」や「朧村正」ほど和楽器要素は強くありません。

事前に「和風」という話ばかり聞いていたので、雅楽っぽいのはあまり得意じゃない身としては聴く前から少し身構えていたのですが、全くの杞憂でした。
オーケストラ主体だったからか、思っていたより聞きやすかったです。

ACTのBGMだから激しい曲の連続だったりするのかと思っていたのですが、あんまりそうでもなく。
テンポはどの曲もそんなに速くなくて、落ち着いた、じわじわ来る曲が多いような。

曲は、良曲揃いです。
聴いていて「あ、この曲いいな」「これもいい曲だな」と感じることがしばしば。
確かに噂どおりでした。噂になるのもわかります。
きっと、ゲームをプレイしていれば、もっと印象強く聴けると思います。
アクション下手な自分のスキルが憎い。

欠点は、どれも良曲であるが故に、突出して目立った曲がないというところでしょうか。
それくらい良曲揃いです。

オケ好きな俺にとっては、非常に俺得なOSTでした。
和楽器の組み込まれたオーケストラ好きにオススメです。
ちなみに、個人的にお気に入りの曲は「逢魔ガ刻」と「鬼討ツモノ」でした。