[GMCD] LIGHTNING RETURNS: FINAL FANTASY XIII オリジナル・サウンドトラック

ものすごく今更感満載ですが、FF13の続編の続編「LIGHTNING RETURNS: FINAL FANTASY XIII」のOSTをようやく全曲聴き終わりました。
CD4枚組みで、全74曲。再生時間はトータルで5時間超え。

ゲームは未プレイです。
無印FF13は一応最後までプレイしたのですが、中盤以降からゲーム内の独自単語が何のことを指しているのか理解できなくなって、結局ストーリーがさっぱりわからないままEDに到達してしまったので、それ以降の続編は未プレイです。
無印13の内容を理解してなくても13-2やライトニング・リターンズがプレイできそうなら、ちょっと興味はあるんですが。
システムと音楽は良かったし。

というわけで、OSTは続編の分も購入して聴き続けてます。
今回も、曲はどれもいい曲です。
最近のゲーム音楽でよく聴く雰囲気音楽ではなく、ちゃんとメロディが立っているので、聴き応えがあります。
個人的には13-2より好きかもしれません。

全体的にはオケ調が強い印象。
無印FF13のメインコンポーザーが浜渦正志氏だった流れからか、全体的にキラッキラしたオケ調が強いです。
でも、個々の曲を聴くとロック調だったりエキゾチックだったりアンビエントっぽかったり、様々な曲があります。
ただ、なんとなくですが、どの曲も醸し出される空気感に共通項が含まれているようで、あまりバラつき感は強くなく、むしろ統一感を感じます。
今回もコンポーザにバラつきがあるのに、妙な統一感が保たれていて、なんか不思議。

コンポーザは、浜渦正志氏の他に、鈴木光人氏や水田直志氏なども参加されています。
鈴木光人氏の曲は、BEMANIやアレンジ曲の印象で、なんとなくエレギやドラムがバンバン入り乱れる激しい曲を書く人というイメージだったのですが、本作の曲を聴いて少しイメージ変わりました。
結構、重厚でしっとりした曲やトリッキーな曲も書ける、カバー範囲の広い方なんだなぁ。

それにしても、FF13にちなんでラストバトル曲を13分に収めた、というのは、なんとも粋なはからいでした。
そういう小ネタは大好きです。好感急上昇です。

一部の曲はシアトリズムFFCCに収録されていたので、そっちで先行して聴きましたが、シアトリズムFFCCに収録された曲はLR:FF13の中でも飛び抜けてトリッキーな曲ばかりだったっぽい。
それだけに印象が強くて、人気があって、収録されたんでしょうか。
確かに、聴いていて面白いというか、クセになる曲でした。人気が出た理由もわかった気がしました。

でも、他の曲もかなりレベルが高いです。
「ウィルダネス」のような重厚な曲は、自分にとっては超好物でした。

今回、LR:FF13のOSTを聴いて、ゲーム本編への興味が少し強くなりました。
それくらい、曲が良かったです。
もっとも、LR:FF13やる前に、FF13-2やらないといけないんですが・・・そして積みゲーの山が高くなる・・・。

[GMEV] テンプルナイツ交響楽団演奏会 -今、その物語を語ろう…-

FINAL FANTASY TACTICS(以下FFT)のBGMをオーケストラで演奏する団体「テンプルナイツ交響楽団」の演奏会が開催されたので、行ってきました。
会場は、東京都多摩市のパルテノン多摩 大ホール。
12:00開場の13:00開演で、終演は15:30頃でした。

FFTのオーケストラ団体というと「管弦楽団:星の調べ」がありますが、今回の演奏会は「星の調べ」と無縁ではないそうで、演奏された楽譜は「星の調べ」から提供された「交響曲FFT」の抜粋とのこと。
2009年に開催された「星の調べ」の第2回演奏会には足を運んだのですが、いかんせん5年も前のことで、どんなアレンジだったのか細かいところまで覚えていないため、今回演奏された曲がまるっと一緒なのかどうかはさすがにわかりませんでした。
あまりアレンジが強くないところは一緒だな、とは思いましたが。
あと、帰宅後に本ブログの「星の調べ」第二回演奏会レビューに書いてあったセットリストを確認して、確かに演奏曲目の並びが似てるなと気付きましたが。
微妙に違うところがあるのは、今回演奏されたのが第二回演奏会以降に改訂されたものだからかもしれません。

演奏された曲目数は、アンコールも含めると50曲以上。
FFTのOSTの収録曲数が71曲と考えると、かなりの数が演奏されたと言えます。
実質2時間の演奏時間の中に、50以上もの曲がぎゅっと詰め込まれていたから、確かに次から次へと曲が移り変わり、そのためか最後まで飽きることなく鑑賞できました。
それでいて、1曲あたりの演奏時間は短すぎることなく、「この曲もっとじっくり聴きたいのに」っていうフラストレーションはほぼ感じませんでした。

演奏技術面は、申し訳ないけれど、お世辞にも上手いとは言えませんでした。
音の外しが頻発していたり、音のバランスがちょっと悪くて空中分解しかけていたり、音色がのっぺりしていて表情に乏しかったり(特に木管の音が平べったい感じがしました)。
特に第1部はその傾向が強くて、冒頭の「Bland Logo~Title Back」は聴いていて不安しかありませんでした。

ただ、指が温まったからなのか、気分が乗ってきたからなのか、演奏が続くにつれてそのへんが少しずつ良くなって、第3部の頃にはあまり気にならなくなりました。
そして、最後の「Bland Logo~Title Back」は、素晴らしい演奏でした。
冒頭のはなんだったんだ、と思わずにはいられなかったくらい、良かったです。
この楽団、地道に経験値をためてLvを上げてアビリティを身に付けていけば、大きく化けるかもしれない。大器晩成型?

あと、弦楽器が人数のわりに音が出ていないように思えました。
それに引っ張られる形になったのか、全体的な音量が物足りなくて、ちょっと迫力が足りないように感じました。

とはいえ、それも原曲のメロディとハーモニーの美しさの再現に注意を払ったがためかもしれません。
今回の演奏会は、全体的にハーモニーに気を使っている印象を受けました。
ところどころでバランス崩している箇所はありましたが、演奏者各人が他のパートの音と合わせるように、すごく丁寧に演奏されていた気がします。

今回の演奏会には、「星の調べ」の団長さんや編曲者の方々、さらに作曲者の崎元仁氏も来場されていました。
混乱を避けるため、一観衆として席に紛れていたと指揮の方が説明されていましたが、結構バレバレでした。めっちゃ関係者席にいたし。
崎元氏は、最後のアンコール曲の前に登壇され、今回の演奏会についての感想などを述べられていました。

演奏的に多少の残念感はあったものの、全体的には楽しめた演奏会でした。
テンプルナイツ交響楽団の今回の演奏会は、準備期間の短い中での開催だったとのことなので、ぜひじっくり時間をかけて、次回の演奏会を開催されることを期待しています。
これ一回きりで終わらせてしまうのは、勿体無いです。


これより下の追記は、今回の演奏会のセットリストになります。

[GMCD] 九龍風水傳原聲音樂專輯~クーロンズ・ゲート オリジナルサウンドコレクション

かつてPSで発売されたADV「クーロンズ・ゲート」の完全版OST「九龍風水傳原聲音樂專輯~クーロンズ・ゲート オリジナルサウンドコレクション」をゲット。
CD3枚組みで、全67曲収録(未使用曲、ボーナストラック含む)。

相変わらず、ゲームは未プレイです。
しかも、「クーロンズ・ゲート」が風水を軸にしたADVだった、という程度の知識しか持っていません。
なのに、なんで購入を決めたのか。その理由は、正直自分でもよくわかりません。
たぶん、コンポーザが蓜島邦明氏だったからだと思うのですが。

「クーロンズ・ゲート」の音源を全て収録した完全版という本作。
なんでも、ゲームそのものから音源を引っこ抜いたとか。
そのためか、一部楽曲には音声も含まれています。
自分はゲーム未プレイなので、音声部分の台詞はさっぱり理解できませんでしたが、プレイ済みなら「あぁ、あのシーンか」って思うのかもしれません。

曲調は、ひたすら陰鬱な環境音楽っぽい感じ。
そもそも、曲、というよりも、音、という感じです。
メロディアスな曲はあまりありません。ないわけではないけれど。

最初聴いたときは、PS/SS版「BAROQUE」のOSTみたいだなと思いました。
陰鬱な雰囲気といい、環境音楽っぽいところといい、なんとなく似た雰囲気だったので。
違いは、曲に漂う空気感。
「BAROQUE」が西洋的だった一方で、こちらは東洋的な印象です。

そんなわけで、聴いていて猛烈に引き込まれるOSTではありませんでした。
ひたすらダークでネガティブで暗くて重いサウンド群なので、最初に一通り聴いたときの感想は「なんぞこれ?」でした。
が、2周目以降はなぜか妙にクセになってしまい、この2週間ほどなんとなく垂れ流しています。
なんだか、徐々に音に洗脳されているような気がします。なんぞこれ。

曲(音?)の性質上、万人に勧められるOSTではありませんが、妙な方向でクセになるOSTでした。
少なくとも、どの曲も自己主張が強くないので、作業用BGMには向いていると想います。
陰鬱な気分になりたいときのBGMには最適かも。