[GMCD] PERSORA -THE GOLDEN BEST- / -THE GOLDEN BEST 2-

ペルソナシリーズの楽曲を集めたアルバム「PERSORA -THE GOLDEN BEST -」と「PERSORA -THE GOLDEN BEST 2-」をまとめてゲット。
まとめてゲットしたので、まとめて聴いています。
1枚目の方が全13曲、2枚目の方が全14曲収録。
再生時間は、1枚目が約41分、2枚目が約38分です。意外と短い。

本作は、アトラス公式動画「ペルソナストーカー倶楽部」(以下PSC)で好評の1コーナー「ペル空耳劇場」で空耳された楽曲が主に収録されたアルバムになります。
なので、アルバムタイトルも「PERSONA」ではなく「PERSORA」。
ペルソナシリーズの全く新規のアルバムではないのでご注意を。
ちなみに、2枚目の時点で2015年2月の生放送回の分まで収録されています。

1枚目が発売された頃には既にPSCを毎月楽しく視聴していたのですが、ペルソナシリーズのCDは一通り買っているし、「ペル空耳劇場」の面白さは動画だからこそだと思っていたので、その頃はあまり興味が沸きませんでした。
映像の構成や日向さんのイラストの可愛らしさ、そして絵の表示タイミングが合わさったからこその面白さなのだと思っていました。

ところが、1枚目の発売から約半年の間に、1枚目が一時品切れを起こしたり、2枚目も発売されたり、Amazonのランキング(ゲーム音楽CDカテゴリ)で1位だったりするほど人気出たし、ブックレットに未公開のイラストがあるという話を小耳に挟んでしまい、ちょっと気になってしまいました。
で、気が付いたら秋葉原で3軒ハシゴしてまで「PERSORA」2枚を揃えるという、普段ならやらない実行力を行使した次第。
いやー、1枚目がなかなか見つからなくて苦労しました。
うん、なんでAmaz○nでポチらなかったんだろうな、自分。

というわけで、いろいろ葛藤があった末に買ったCDですが、楽曲だけ聴いていれば、ペルソナシリーズ(PQやP4Uなどの派生作品含む)のある意味ベスト盤のようなものになっています。
P3やP4の曲が大半を占めていますが、PSC第9回で空耳されたPSP版ペルソナ1の曲もちゃんと入っています。
人気のある曲が数多く揃っているし、どれもノリの良い良曲なので、すごく聴き応えがあります。
まぁ、特に人気の高い3や4のED曲が入ってないので、完璧なベスト盤ではありませんが。

ただ、一度でも「ペル空耳劇場」を見ていると、その効果が恐ろしいほど発揮されます。
歌詞の一部が本来の歌詞ではなく、「ペル空耳劇場」の空耳のようにしか聴こえないし、「ペル空耳劇場」の映像が脳内再生されるという呪いの効果が。
このCDを再生している最中に、うっかり歌詞が空耳バージョンで聴こえてしまい、何度脱力させられたことか。
曲はかっこいいのにっ! ボーカルは力強いのにっっ!!(ダンダン
本当に、「ペル空耳劇場」はなんて呪いをかけてくれたんだ。。。

話は変わって、ブックレットについて。
ブックレットは全体的に質素だけど可愛らしい作りになっています。
歌詞カードとして本来の歌詞を全文掲載しつつ、空きスペースに補足的な感じで「ペル空耳劇場」で流れた映像の1カットと空耳歌詞が添えてある感じ。
購入前は、歌詞の中に空耳バージョンが上書きされているものを想像していたので、思っていたものより控えめでした。
空耳を前面に押し出していないあたりに、アトラスの良心を感じました。

日向さんのイラストは、未公開のものもありましたが、数は少ないような。
逆に、「ペル空耳劇場」の映像に使用されたけれど、ブックレットに掲載されていないものがちらほら。
アニメーションのようになっているものは1コマずつ全掲載するのが難しかったのでしょうが、正直なところそれらも見たかったです。

それと、公式アルバムということなので、PSCのMCのお二方やイラストを描かれている日向さんのコメントだけではなく、ペルソナチームの橋野Dや音楽担当の目黒さんのコメントも掲載されています。
個人的には、日向さんのベクトルが明後日の方向に行ってるコメントがツボでした。

なお、2枚目の方には、まだ未発売のP4Dの曲が1曲、「ペルソナストーカー倶楽部」のために作曲された「PQ散々クッキングのテーマ」が収録されています。

P4Dの曲は「Pursuing My True Self」のアレンジ版で、原曲より軽快でダンサブルな感じでした。
ただ、「リッチな朝抜きパセリ」もしっかり聴こえてしまうのはどうにかしたいです。
もう耳に染み付いてて離れないな、この空耳。ぐぬぬ。

「PQ散々クッキングのテーマ」は、某有名3分料理番組のOP曲を彷彿とさせられるオリジナル曲です。
音色は某番組に似せつつ、フレーズは全く別物といった感じ。
ただ、ブックレットのコメントにもありましたが、ちょこちょこと「Never More」などペルソナの楽曲のフレーズが入っていて、面白い作りになっています。
これ、何気に一聴の価値があるかも。

そんなわけで、「ペル空耳劇場」を知らない方が聴けば普通のベスト盤的なアルバムだけど、「ペル空耳劇場」を見ていると強力な呪いが降りかかるという、これまで経験したことのなかった新機軸なCDでした。
なんだかんだ言いつつも、色々な角度から楽しませてもらいました。
ペルソナの楽曲を穢れのない耳で聴きたい場合は「ペル空耳劇場」には触れないようにした方が良いです。
でも、空耳を知っていると、それはそれで楽しかったりするのですけれど。

余談ですが、自分一人に呪いがかかっているのもシャクなので、友人知人に「ペル空耳劇場」を布教中です。
とりあえず友人1人への布教には成功し、今もう1人を染めようと画策しています(ニヤリ

[GMCD] The Epic of Zektbach -Ristaccia-

BEMANIシリーズにてzektbach名義で展開されている楽曲集「The Epic of Zektbach -Ristaccia-」の通常版を、つい最近ゲット。
PVを収めたDVD付きCDで、CDの方は全14曲+交響組曲「リスタチア」5曲の計19曲。
再生時間はトータルで70分ほどです。

発売当初からすごく気になっていたCDだったのですが、今までなんだかんだで先送りしていたら、気が付けば発売開始から6年近くも経過していました。
それが一転して買おうと決心したのは、某中古CD店に置いてあったのを見つけてしまったから。
Amazonで新品を買おうか、すこしでも資金節約のためにiTunesで買おうか、散々頭を悩ませていたのに、現物を目にした途端あっという間の方針転換でした。

本作を知ったキッカケは、志方あきこさんの参加されている「Turii ~Panta rhei~」が収録されていたこと。
その上、昔からかじった程度しか知らなかった「Blind Justice」をちゃんと聴きたかったし、曲が描く世界観がきっと自分好みなんだろうなという予感もありました。
だったら早く買っとけよ、とツッコまれそうですが、本当にそう思います。

交響組曲「リスタチア」以外の楽曲は、BEMANIシリーズのOSTに収録されたものに少しフレーズを追加してリマスタリングした感じのもの+新曲数曲という構成です。
「ゼクトバッハ叙事詩」についてはWikipediaにある程度の知識しかありませんが、BEMANIシリーズOST収録曲のうち序章~第5章の各章のメインとなる曲を「ゼクトバッハ叙事詩」の描く世界観の順に並べて、新曲が章と章の間を繋いでいる感じでしょうか。

「ゼクトバッハ叙事詩」については、にわか知識しかないので若干厨二臭を感じますが、わりと好きな世界観かもしれません。
豪華版に付属されているブックレットとか手に入れた日には、KONAMIへの貢ぎが始まってしまいそうで怖いくらいです。

曲調は、中世ゴシック調、みたいな。
オーケストラとテクノ(と曲によってはさらに民族音楽調)が合わさったような感じです。
元が音ゲー用の曲なので、ノリが良くて軽快さがあるのはある意味当たり前だけれど、それでいて荘厳さもあって、全体的にはファンタジックでドラマティックです。

そして、キラキラと煌びやかな感じがします。
パーカッションや高音域が強いのかな。
派手さを感じるのは、そのためかもしれません。

新曲は、「ゼクトバッハ叙事詩」の各章のメインとなる楽曲に比べると、全体的にややゆったりして大人しい印象。
幕間の曲なので、やっぱり突出してメインの楽曲の方が派手です。
メインの楽曲がそれぞれ際立って派手なので、アルバム全体のバランスを考えると、ゆったりした新曲で程よく調和が取られている感じ。
注目されにくいけれど必要な存在、という印象を持ちました。

交響組曲「リスタチア」は、「ゼクトバッハ叙事詩」の序章~第四章までのメイン曲のオケアレンジバージョンです。
原曲からテクノ要素が除かれているので、ノリの良さが消えて、荘厳さが残り、全体的に重厚な曲になっています。
これはこれで、オケ好きとしては結構好きかも。
「Blind Justice」は正直原曲の方が好みでしたが、「シャムシールの舞」はいつもオケ版の方に強く反応してしまいます。

一通り聴いてみて、やっぱりどの曲も自分好みでした。
オケ+テクノは好物の一種なので、きっとハマるとは思っていましたので、想定通りです。
ほんと、もっと早く買っておけば良かったな。

特に好きなのは、まずは「Blind Justice」。曲の雰囲気ががっつり好みでした。
それと「Apocalypse」。雰囲気がガラっと変わる中盤の曲の展開がすごく好きです。
妙に耳に残ったのが「シャムシールの舞」。他の曲に比べてエキゾチック色が特に強くて、これが流れると耳を奪われます。
「Turii ~Panta rhei~」は民族音楽色強め+志方あきこさんの多重コーラスということもあり、志方あきこさん好きとしてはたまりませんでした。

というわけで、個人的には非常に満足したアルバムでした。
続編の「Masinowa」も欲しくなってきたので、ちょっと探してこようかと思います。

[GMCD] SOUL SACRIFICE オリジナルサウンドトラック

PS Vitaのアクションゲーム「SOUL SACRIFICE」のOSTをゲット。
全32曲収録で、再生時間はトータル62分ほど。

ちなみに、ゲームはいつも通り未プレイです。
そもそも、どんなゲームなのかもよくわかっていません。
漠然と、モンハンの魔法使い版というイメージはありますが。

そんな状態なのにOSTをゲットした最大の理由は、コンポーザとして光田康典さんが参加されているから。
次の理由としては、Amazonデジタルミュージックストアのバーゲン対象だったから。

そんなわけで光田さんっぽさのある曲を軽く期待して購入したのですが、あんまりそういうところは感じませんでした。
でも、これはこれで熱い曲がたくさんあって、何度も聴いているうちに熱くなれるという点で聴き応えのあるOSTでした。

曲調は、ほぼ全曲オーケストラ調。
音色からすると、たぶん打ち込みではなく生録ではないかと。
そのためだけではないと思いますが、聴いていて曲の展開や和音の響きあたりに、なんとなくクラシック音楽っぽさを感じました。
交響曲とかで、こんな感じのメロディ展開あるよなぁ、という感じ。
「偏屈者狂想曲」なんて、本当にクラシック音楽っぽかったです。

曲の雰囲気は、全体的に暗いというか、重いというか、おどろおどろしいというか、ヒステリックというか。
テンポが遅めの、荘厳で熱くたぎる曲が多かった印象です。
その点で言えば、モンハンのバトル曲に似ているかも。
生オケで聴けたら、結構興奮できそうな曲が揃っている気がします。

曲のインパクトは、それほど強くないです。
1周目の印象は良くもなく悪くもなくという感じで、正直「ふーん」という程度の感想しか沸いてきませんでした。
ただ、2周目、3周目と繰り返し聴いているうちに、じわじわと曲が内包している熱のようなものを感じるようになってきました。
「悲しき再会」や「永遠の戦いに終止符を」あたりをBGMにバトルしたら、結構熱くたぎれそうな気がします。
まぁ、アクションゲームなので、BGMに耳を傾けている余裕があるかどうかという問題がありますが。

じっくり聴くと良曲ばかりのOSTだったと思います。
オーケストラ調のゲーム音楽が好きな方、ゲーム音楽も好きだけどクラシック音楽も好きな方であれば、ハマれるのではないかと思います。
オススメは、「永遠の戦いに終止符を」。
オーケストラとコーラスが醸し出す重厚で熱い切迫感が、心にグッときました。

[ゲームRev] HEAVY RAIN 心の軋むとき

PS3のミステリーアドベンチャー「HEAVY RAIN 心の軋むとき」をクリアしました。
プレイ時間は、計ってないけれど、たぶん15~20時間ぐらい。
ちなみに、データインストール時の折り紙もちゃんと作りました。
今も、自宅テーブルの上に鎮座しています。

難易度は、一番易しいモードでプレイ。
プレイ開始前の難易度の選択肢が「ゲームのプレイ頻度」と「コントローラに慣れているかどうか」で表現されていて、その時点でなんだか嫌な予感がしたので、ゲームは毎日のようにプレイしているけれど「時々プレイする」という一番易しそうな難易度を選択。
結果的に、この難易度で正解でした。

基本的にはサスペンス系のアドベンチャーだけど、結構アクション性が高かったです。
画面に表示されたボタンや操作を、制限時間内で行わなければならないシーンが、かなりの頻度でありました。
しかも、そういうシーンに限って生死を賭けてるような格闘シーンで、一発でもミスったら殺されるんじゃないかというようなシチュエーション。
ゲーム内のプレイヤーキャラクターたちの緊張感も並大抵のものじゃなかったと思いますが、プレイヤー側である自分の緊張感もかなり高くなりました。
おかげで、そのシーンでの登場人物とのシンクロ率は、半端なく高かったと思います。

でも、アクション苦手で小心者な自分には、正直辛いシーンでした。
素早いコントローラさばきを要求されるし、時間制限付きだから焦らされるしで、アクションシーンに入る度に「早く終われ!」と心の中で叫んでました。
シーンが終わったときは、達成感よりも疲労感の方が強かったです。
これ、難易度選択を正直ベースで選んでいたら、たぶん途中放棄していたんじゃなかろうかと。

そういったアクションシーンのため、今、2周目プレイをためらっています。
「あの時、別の選択肢を選んでいたらどうなっていたんだろう・・・」と気になるシチュエーションが多々あったので、全フラグを一通り見てみたい欲求はあるのですが、それよりもアクションシーンの辛さを回避したい欲求の方が上回っています。

それと、キャラクター移動の操作感が特徴的で、慣れるまでかなり時間がかかりました。
最初は、操作キャラクターが思うように動かせず、部屋から出るだけでも一苦労。
終盤にはある程度慣れたとはいえ、結局最後まで、操作キャラクターを蛇行させずに目的地まで進めることができませんでした。
そこにストレスを感じているので、それも2周目プレイを躊躇っている理由かも。
JRPGみたいな操作感だったら、ストレスなくプレイできたかもしれません。

と、操作系は自分に向いていなかったのでストレス感じまくりでしたが、ストーリーはドラマティックで妙な魅力がありました。

ストーリーのジャンルは、完全にミステリー。
世間を騒がせている「折り紙殺人鬼」に連れ去られた子供を救出するために、子供の父親、新聞記者、私立探偵、FBI捜査官が奔走する物語です。
彼ら4人をコントローラで動かしながら、足で捜査して、物語を進めることになります。

話は非常に重苦しく、明るいシーンはたぶん最初だけ。
CERO D判定は、伊達ではなかったです。
過激描写が多々あるので、暴力シーンが苦手な人は要注意かも。
逆にそういったシーンが平気で、洋画が好きならば、結構楽しめるのではないかと。

自分は1周目で子供を救出+犯人は判明後、格闘の末死亡というエンディングに辿り着いたので、消化不良な要素はありつつも、ひとまず満足しました。
劇的なカタルシスを感じたわけではないけれど、終始止め時のわからない妙な引力を感じました。
話の先が気になるというよりは、止めるタイミングが解り難くてズルズルとプレイし続けてしまうような感じ。
気が付くと、2, 3時間ぶっ続けでプレイしていることもしばしばありました。
そういう意味では、没入感がかなりあったのかも。

プレイしていて一番驚いたというか感心したのは、グラフィック。
3DCGの人物の描写や動きが、インタラクティブでありながら相当実写に近くて、自分で操作しながらも洋画を見ているような気分でした。
特に目と表情筋の動きがかなりリアル。
それだけに、過激シーンでは「うわぁ・・・」とか「いやそれマジで痛いって痛いからっ!」と独り言が増えました。
まぁ、そういう痛い思いをさせてるのが自分(プレイヤー)だったりもするんですが。
ほんと、すまんかった。特に、誘拐された子供の父親。
何度も感電させて、ほんとすまんかった。

操作系で不満な点がありつつも、ストーリーとグラフィックは結構楽しませてもらいました。
自分にアクションを楽しめる程度のセンスがあれば、色々フラグ回収に周りたいところなのですが。
どこかでうっかりネタバレを見て、実際にこの目で確かめたい欲求が高まったら、思わず周回プレイを始めるかもしれません。

[GMCD] GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動 オリジナルサウンドトラック

PS Vitaのアクションアドベンチャー「GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動」のOSTをゲット。
CD2枚組みで、全47曲収録。
再生時間は、トータルで1時間50分ほど。

ちなみに、ゲームは未プレイです。
プレイ動画か何かを見たことはありますが、その時にアクション性が高そうで自分にはムリと悟りました。
なんだかぐるんぐるんしてて、多分動体視力がついていけないです。

ただ、曲については以前から「良い」という評判を耳にしていたので、気にはなっていました。
その後、PRESS START 2012で実際に生演奏を聴いたときも、「あ、曲いいかも」と思ったことも強く印象に残っています。
それでもなかなかOSTに手が出なかったのですが、昨年末のPlayStation 20周年記念として開催されたAmazonミュージックストアのセールの対象商品にこのOSTが含まれていたので、ここぞとばかりに思わずポチッと。
そんなこんなで、ようやく全曲聴くことができました。

曲調は、クラシック音楽調の曲が6~7割、その他はジャズっぽかったり、民族音楽っぽかったり、デジタル音楽っぽかったり。
アクション性の高いゲームのわりに、意外とドカドカしたロック調の激しい曲が少なかったです。
全くないわけでもないのですが、ここぞというところにしかそういう曲がなかったような。
そのせいか、全体的に大人しいというか、大人っぽいというか、渋いというか、そんな印象が残りました。
ゲームの色合いが彩度の低いレトロな感じだから、音楽もそれに合わせてるようです。

それと、全体的に重厚さを感じました。
暗くて重くて、ずっしり感があります。
軽い曲は、ほとんどなかったような。

派手さはそんなにないけれど、妙に耳に残る曲がちらほらあります。
公式サイトでBGMとして冒頭部分だけ使われている「万有引力の発見」の流麗なピアノソロが良い例です。
公式サイトのトレーラーで一部聴ける「GRAVITY DAZE/重力的眩暈」も、冒頭は重厚なオーケストラですが、途中でドラムが入ってくるとテンポが良くなって印象がガラッと変わり、そのギャップが印象的です。
他に、ボーカル曲の「ジュシュレ イーブゥル プーレッラ/どうせ死ぬんだから」も、このOSTの中ではある意味はっちゃけている印象的な曲でした。

確かに評判通り、良曲が揃っているOSTだと思いました。
OSTを一通り聴いてみて、生オケで聴きたくなる曲がすごく多かったです。
PRESS STARTで生演奏を聴く前にOST聴いておけば良かった、と今軽く後悔しています。

個人的には、「切札」~「ジュシュレ イーブゥル プーレッラ/どうせ死ぬんだから」の曲はどれも好きです。
あとは、「万有引力の発見」、「GRAVITY DAZE/重力的眩暈」、「反抗と殲滅」、「血塗れの鈎爪」、「ヴァン・ダ・センタリアレ」・・・とあげてるとキリがないくらいくらい、良曲があります。

そのためか、2枚組みなので曲数も再生時間もそれなりにあるのですが、実際に聴いていてみると不思議とそんなに長い感じはしなかったです。
全体的にはオーケストラ調の曲が多いけれど、思っていた以上にいろいろな曲調が混ざってるからかな。
気が付くと、あっという間に一周分聴き終わっていたことがしばしば。

オーケストラ調っていえば、このOSTは他のオケ基調のゲーム音楽に比べて、なんとなく木管・金管が前に出ている感じがしました。
このOSTでは木管や金管が目立っている印象が強いです。
ジャズっぽい曲が抜きん出て特徴的だから、サックスとトランペットの音色の影響でしょうか。

そんなわけで、「GRAVITY DAZE」のOSTは重厚で渋くて良曲の揃っている作品でした。
ゲーム未プレイでも「お!」と思える曲が多数なので、たぶんゲームプレイ済みだったらもっとハマれるOSTではないかと思います。

[ゲームRev] 魔女と百騎兵

PS3のアクションRPG「魔女と百騎兵」を終章までクリアしました。
1周目はトゥルーエンド(=一般的にはノーマルエンド)でクリアして、2周目でバッドエンド(=一般的にはトゥルーエンド)でクリアしました。
1周目クリア時のプレイ時間は50時間ちょっと。
そのままデータを引継いで2周目をクリアした時のプレイ時間は、80時間超えでした。

難易度は、終始カジュアルモード(低難易度)でプレイ。
ちなみに、1周目の終盤あたりから攻略サイトを頼りにプレイしていました。
それでも80時間超えって・・・・・・時間かけ過ぎだ自分。

感想を端的に言うなら、脚本と音楽はよくやったが、PMとSEには文句があるからちょっと来い、といった感じ。

まずストーリーですが、普通に面白かったです。
前半から中盤にかけては目的が漠然としていたが故のダルさを感じていたのですが、後半からの先の読めない展開にはすごくハマりました。
若干トンデモ展開過ぎるような気もしましたが、それがどうでもよくなるくらい熱い勢いがありました。
おかげで、終盤以降はどうしようもなく先が気になって、ガッと一気にプレイ。

あらかじめ予備知識として本作が「不条理ゲー」というネタは仕入れていたので、不条理展開はあまり気にならなかったです。
とはいえ、結構容赦のないイベントが全体的に満遍なく散りばめられているので、予備知識がなかったらあまりの不条理さにちょっと胃もたれしていたかも。
特にトゥルーエンドは、先々まで残りそうなくらい後味が悪かったです。
逆にバッドエンドは、それほど不条理さを感じませんでした。
「バッド」っていうくらいだから、どれほどの不条理なんだろうと構えていたのですが。
むしろ、トゥルーエンドルートで積み残されていた謎がバッドエンドルートで次々と解明されていったので、そこに爽快感すら感じました。

ストーリーの良さとともに、音楽もすごく良かったです。
ゲームをプレイし始めてOSTが欲しくなった後に、OSTが初回限定版特典しかなくて市販されていないと知り、リアルorzしたくなった程度には。
ゴシック調のOPや拠点のBGMはいかにも魔女っぽい雰囲気満点で、耳に残り続ける印象の強さ。
他にもストーリーにあったBGMが数多くて、しかもどれも良曲でした。
個人的には、王国城内のBGMと封印牢のBGM、ED曲が気に入りました。
アレンジサウンドトラックは市販されているみたいだし、これだけでも買ってみようかな。

と、ここまでは良かった点ですが、ここからは良くなかった点になります。

とりあえず、強制終了もしくはフリーズがとんでもなく多かったことが、一番の不満でした。
1本のゲームをプレイしていて、こんなに多発したことは経験ないかも。
ボス戦で「あと1撃ぐらいで倒せる」というところで暗転→PS3のホーム画面に強制送還されたり、1時間ほどダンジョンに潜り続けて「そろそろセーブしとこうかな」というところでフリーズしたり。
1回や2回なら「まぁ、そういうこともあるよね」と寛容に済ませられるところですが、2周目クリアまでに10回ぐらい経験させられたのには、さすがにフラストレーションが溜まりました。
「不条理ゲー」ってそっちの意味か? と疑ったぐらい。

うちのPS3だけの問題かと思ってネットで調べてみたら、どうも他でも発生している様子。
テスト段階で発見できる不具合じゃないのかな、これ。
最近の日本一ソフトウェアのゲームって、デバッグが甘いような気がします。

他にも、

・武器のレアリティは機能しているのに、防具のレアリティが機能していなくて無意味
・武器のレアリティとLv上限の関係とか、ファセットとか、フィジカルリバレーションとか、固有のシステムが多いわりに、説明不足感が否めない
・武器・防具の性能がストーリー進行とともに指数関数的に増大してインフレ状態
・それに伴い敵の強さも指数関数的に増大していて、終盤は次の章に進むとザコに一撃でボコられる

など、機能的な不満点はあげればキリがないくらい。
どうしてこうなったと言わざるを得ない箇所があちこちにありました。

ストーリーと音楽はすごく良かったのに、システムに残念なところが多々あって、最終的には差し引きゼロといった感触。
容赦のない不条理さに耐性があって、アクションやパズル要素が平気で、多少の不具合も寛容に受け止められる人にはオススメかもしれません。

[GMCD] ワンダと巨像 大地の咆哮

PS2/PS3のゲーム「ワンダと巨像」のオリジナルサウンドトラック「ワンダと巨像 大地の咆哮」を、Amazonのデジタルミュージックストアでゲット。
全42曲収録で、再生時間はトータルで75分ほど。

ちなみに、ゲームは未プレイです。
PVなどで高いアクションセンスが必要そうに見えて、その時点で「あ、俺にはムリ」と悟りました。

それなのにOSTをゲットした理由は、ICOの次作的な位置付けである点と、安かったという点。
昨年の12月にPlayStation20周年記念ということで、Amazonデジタルミュージックストアでゲーム音楽が破格の値段で販売されていて、そのラインナップにこのOSTが入っていたのを見つけて、ついポチっと。
ICOの「You were there」が好きというのも影響していたと思います。

曲調は、ほぼ全編オーケストラ調。
戦闘曲っぽい曲は熱く激しく、そうでない曲はしっとり情緒豊かな曲が揃っています。
ただ、戦闘曲もそうでない曲も、いずれにも根底には神秘性や畏敬の念があるように感じられました。
オーケストラで演奏されているからでしょうか。
全体的にずっしり重くて暗めです。明るい曲はあまりありませんでした。

曲名に「巨像との戦い」と付いている曲は、どの曲も格好良いです。
聴いていてたぎれる曲が揃っていて、確かにこれをBGMにバトルしたら熱くなれそうです。

全体的にどの曲も悪くないけれど、強いインパクトのある曲もない感じでした。
なんというか、さらっと聴いているとあんまり印象に残らないけれど、でもじっくり傾聴していると「あ、この曲良いじゃん」と思えるような、そんな曲ばかり。
聴いている人の耳に入るとその人の集中力まで奪ってしまうほどの尖ったところはあまりなく、あくまでも良BGMに徹しているような印象です。
そのためか、ゲーム未プレイだから印象が薄く感じるだけで、きっとゲームをプレイしてからこのOSTを聴けば印象がかなり変わりそうな気がします。
自分にもっとアクションセンスがあればなぁ。

逆に言えば、インパクトがそれほど強くないので、作業用BGMには向いているかもしれません。
自分も作業用BGMとして流していましたが、あまり作業を邪魔されることがなく、BGMとして良い感じに空間を満たしてくれました。
ふっと集中力が途切れたときにこのOSTの曲が耳に入ってきて、あー曲良いなぁとふわっと思う、そんなことを繰り返していました。

そんなわけで、すごくもやっとした感想なってしまいましたが、全体的には本当に悪くはなかったです。
オーケストラ調のゲーム音楽が好きなら、一聴してみるのもアリかと。