[GMCD] 30周年記念盤 スーパーマリオブラザーズ ミュージック

スーパーマリオブラザーズ誕生30周年記念CD「スーパーマリオブラザーズ ミュージック」をゲット。
CD2枚組みで、収録曲数は全73曲。
再生時間は、トータルで2時間30分ほどです。

FCでリリースされた初代「スーパーマリオブラザーズ」から、2015年9月時点での最新作「スーパーマリオ3Dワールド」まで、各作品から数曲セレクトして収録。
全曲収録されているわけではないので、その点は注意が必要です。
まぁ、曲数の少ない初代はともかく、その後ゲーム本体の容量増加とともに1作品あたりの曲数がどんどん増えてるわけだし、全曲収録なんてしていたらCDが何枚あっても足りないでしょうから、妥当な選択だと思います。

収録作品は、いわゆるアクションゲーム本編と捉えられているもののみです。
GBの「スーパーマリオランド」「スーパーマリオランド2」も、今回は本編として見なされたようで、対象に含まれています。
逆に、「Dr.マリオ」や「ヨッシーのクッキー」、「マリオカート」のような派生作品は含まれていません。
もっとも、マリオが登場している作品を全て派生作品として捉えてたら、一体何作あるんだよ?っていう話ですし。
それこそCD何枚あっても足りません。DVDやBDですら複数枚になりそう。

なお、ボーナストラックとして、最近発売されたばかりのスーパーマリオメーカーの曲も1曲だけ収録されています。

ちなみに、ぶっちゃけてしまうと、自分は「スーパーマリオブラザーズ」シリーズにそれほど思い入れはありません。
FCの「スーパーマリオブラザーズ」や同3は、専ら人がプレイしているのを見ていた程度。
GBの「スーパーマリオランド」と同2だけは、自分でプレイしたことのある数少ない作品です。
が、自分なりに結構がんばってみたけれど、難しくて途中で投げました。
それ以外の作品は、ほとんどプレイしたことも、プレイを見たこともありません。
だって、アクション苦手だし。
「スーパーマリオブラザーズ」の最凶の敵は、1-1の最初のクリボーだって信じてる。

それでも本作の30周年記念盤を買ったのは、ひとえに30周年記念盤だから。
アクション下手で自分じゃほとんどプレイしたことないけれど、やっぱりゲーム好きとしては、「スーパーマリオブラザーズ」は特別な存在なので。
なんかこう、不可侵領域というか、別格というか、そんな感じ。

そんな、ある意味罰当たりな自分でしたが、聴いてみたら思いのほか楽しめました。
序盤は「あー、こんな曲あったな」という懐かしさとともに、それ以外は「へぇ、こんな曲あったんだ」というゲーム音楽好きとしての興味とともに。
意外といったら何ですが、ゲームを知らなくても楽しめる良曲が多い気がしました。
ゲーム内で使用された曲の中から選りすぐったからかもしれませんが。
本作でたぶん初めて聴いたけれど、「スーパーマリオギャラクシー」や同2の曲が結構好みかも。
特に、「スーパーマリオギャラクシー2」の「新銀河帝国」がツボでした。
普通に格好良いというか、すごく生オケで聴いてみたい衝動に駆られた曲でした。

全体的に明るく、冒険心を掻き立てられるような曲が多いので、BGMにも良い感じでした。
作業用BGMにすると、作業がはかどりそう。

また、収録曲順が初代から最新作へリリース順に並んでいるので、順番に聴いていると音質の変遷の歴史も楽しめます。
FC時代のピコピコ音が、SFC、64時代あたりから徐々に豊かな音色になり、やがてフルオケにまで発展するという、壮大な変遷です。
FC時代からTVゲームで育ってきたような世代の身なので、その歴史になんとも言えない感慨深さを感じました。

2013年に発売された「Nintendo FAMICOM MUSIC」と異なり、曲は一曲一曲別々のトラックとして収録されています。
1トラックに1ゲーム分のBGMをメドレー形式にぶち込んだような形にはなっていません。
おそらく、「Nintendo FAMICOM MUSIC」発売当時にそのことを一部で批判されたのが、今回生かされたのでしょう。
個人的にも、一曲ずつトラックが別になっていたのはありがたい措置でした。

そんなわけで、スーパーマリオブラザーズ発売30周年記念として発売された本CD。
昔のゲームしか知らない自分でしたが、思いのほか楽しめたCDでした。
せっかくの30周年記念なので、ゲーム好きならば買って損はないかもしれません。

[GMEV] ブラス・エクシード・トウキョウ 第14回演奏会

東京近郊で活躍されている演奏家で結成されたプロ吹奏楽団「ブラス・エクシード・トウキョウ」の第14回演奏会が、9月22日に開催されたので行ってきました。
会場は、練馬文化センター大ホール。
開演18:00で、終演は21:00ちょい過ぎでした。

演奏会の時間が長くなるのであれば、開演時間をもう少し早めて欲しかったところ。
おそらく電車の都合でしょうが、第3部あたりから途中で抜けていく人がちらほらいました。

ブラス・エクシード・トウキョウが2013年度から始めた「~吹奏楽で奏でるゲーム音楽~」シリーズの第4回にあたる今回。
DQ、クロノ、FFという、名曲揃いのセットリストになりました。
過去に演奏された曲の再演も多かったように思います。

演奏技術は、相変わらずの激高。
さすがプロオケと思わずにはいられない安定感がありました。
特に、ここぞとばかりに高らかに歌う金管楽器の格好良さといったらもう。
バトル曲のような激しい曲では、一層魅力的に聴こえました。

木管は控えめで、縁の下の力持ち的な感じでした。
サックスはともかくとしても、全体的に金管に比べると下支えに徹していたような印象です。
アレンジの影響でしょうか、あまり目立たなかったような。

コーラスは、一般公募による派生団体「コーラス・オブ・エクシード」によるものでした。
人数は20~30人ほどでしょうか。
男女比は3:7ぐらいで、女性の方が多かったです。
マイクを使っていて、曲によってはコーラスが吹奏楽の音色を消してしまっていたところもちらほら。
しかも、マイクの近くにいる人の声をより大きく拾って悪目立ちしていたのが、ちょっと気になりました。
むしろ、ここはコーラスいらないんじゃない? と思うようなところも多々ありました。
逆に、このコーラスはアリだ! という箇所もありましたけれど。

曲のアレンジは、曲によって良し悪しが両極端でした。
DQは公式譜面なのでアレンジのしようがありませんが、クロノとFFは、好みのものはすごく好みだったけれど、そうでないものは最後までピンと来なかったです。

ただ、曲が進むに連れて盛り上がり方も上昇傾向にあったので、最終的には思いっきり満足感に浸れました。
特に第2部の「クロノクロスメドレー」以降、演奏者側から少しずつ煽られているような感じがして、最後のFF5メドレーはテンションMAXでした。
総じて考えると、とても満足した演奏会でした。

今回の演奏会で一番驚いたのは、演奏内容よりも実は客層かもしれません。
どこかの中学校の吹奏楽部と思われる団体がいました。
しかも着ている制服が数種類あったので、おそらく数校。
今までのゲーム音楽のコンサートでこういう光景を見ることはなかったので、かなり意外に感じました。
ブラス・エクシードがプロの吹奏楽団だからこそ、吹奏楽の学習の一環として鑑賞に来ていたのかもしれません。
面白い試みだし、正直うらやましいと思いました。
これをキッカケに、ゲーム音楽好きな子が増えてくれるとうれしいな。

それと、MCの吉田純也氏が、とても良い味を出していました。
司会進行だけでなく、演奏の途中に参加して合いの手を入れたり、ナレーションしたり。
クロノトリガーの「ガルディア王国千年際」で「ハッ!」と言うためだけに登場されたときは、会場内が笑いの渦に包まれました。
また、FF5メドレーでギルガメッシュをノリノリで演じていたのも印象的でした。

今回の演奏会はメジャーなゲーム音楽が揃った演奏会だったので、もし次の「~吹奏楽で奏でるゲーム音楽~」シリーズが開催されるなら、もうちょっとマイナーなところも攻めて欲しいです。
確か、第12回演奏会だったかな、V&Bの「Waltz For Ariah」とか、魔界塔士SaGaメドレーとかをセットリストに組み込んだときのように。

そんなわけで、今回の演奏会も、序盤こそはちょっと不安もありましたが、最終的には非常に満足したものでした。
次回のブラス・エクシード・トウキョウの演奏会は来年1月を予定しており、映画音楽の劇伴をテーマとしたものになるそうです。
映画音楽はあまり興味ない(というか、映画自体あまり見ない)ので、たぶん見送ると思います。
が、またゲーム音楽特集を開催されるときには、ぜひ行ってみたいです。


これより下は、今回の演奏会のセットリストと、印象に残った曲ごとの感想になります。

[音楽] 岩垂徳行&土屋玲子 / ensemble II

2015/09/20(日) 13:09:38 | カテゴリ:音楽
ゲーム音楽のコンポーザとして有名な岩垂徳行さんが、ヴァイオリニストの土屋玲子さんとともに自主制作されたCD「ensemble II」をゲット。
収録曲数は全6曲。
再生時間はトータルで26分ほど。

自主制作CDなので、市販はされていないCDです。
2083など特定のショップまたはイベントでのみ入手可能のようです。
ちなみに、自分は今夏のC88の3日目に、岩垂さんのサークルへ足を運んで購入しました。
前作「ensemble」のときと同様に岩垂さんご自身が売り子されていて、話しかけたい衝動に駆られつつも結局何も言えずにCDだけ買って引き上げてきました。
あと一歩を踏み出せない、自分の見事なコミュ障っぷりが憎い。。。orz

そんなわけで、前作「ensemble」もコミケでゲットして聴いているのですが、今作の方が個人的にはがっつり好みでした。
曲の雰囲気は、曲によってまちまち。
妖しげな曲もあれば、神秘的な曲もあり、明るくポップな曲もあったり、金管楽器の鳴り響く勇ましい曲もあったり。
だけど、二胡などの音色が入っているためか、全体的にどことなくエキゾチックというか民族音楽調な感じです。
その点だけで、自分の好み直撃でした。
「ラジアータストーリーズ」の「緋色の風」が好きな人には、結構心に刺さる曲揃いではないかと。

自分の好みド直球だった上に、いろいろな雰囲気の曲が揃っているためか、再生時間は短いものの、繰り返し聴いていてもあまり飽きることがありませんでした。
耳当たりの良い曲ばかりなので、作業用BGMとしても最適でした。
ただ、少数精鋭ばりの良曲が揃っているので、ふと旋律が耳に入ってくるとそっちに集中してしまうことがあったりしたところだけ、少々困ったりしましたが。

良曲揃いの今作の中でも、個人的にイチオシだったのは、「uair」と「The Cullinan」。
特に「The Cullinan」は、前述の「緋色の風」が好きな人には本当にオススメです。
アコギと弦楽器と金管楽器とパーカッションのバランスが見事で、冒険心をくすぐられるような、心が躍る勇ましい曲です。
すごく格好良かったです。

「uair」は”ザ・民族音楽”といわんばかりの曲調ですが、こういう曲に弱いので一発KOでした。
民族の踊りを表現したような曲で、中盤に向けて段階的に疾走感が増していくあたりがたまりませんでした。

あと、インパクトが強かったという意味では、1曲目の「迷宮の扉」も印象的でした。
妖しげな弦の低音の音色が、トラウマレベルのインパクトを放ってました。
でも、それすら格好良いと思えてしまう、なんとも不思議な曲でした。

本作は、全体的には民族音楽風を漂わせつつも、いろいろな雰囲気の曲が収録されていてバリエーションが豊かで、非常に楽しめた1枚でした。
岩垂徳行さんの曲が好きな人はもちろん、民族音楽調のインスト曲が好きな方にもオススメです。

[GMCD] 「ペルソナ4 ダンシング・オールナイト」 サウンドトラック -ADVANCED CD-

PS Vitaで発売されたペルソナ4のリズムゲーム「ペルソナ4 ダンシング・オールナイト」(以下P4D)の拡張OST「「ペルソナ4 ダンシング・オールナイト」 サウンドトラック -ADVANCED CD-」をゲット。
収録曲数は17曲。
再生時間はトータルで74分ほど。

本CDは、P4D初回限定版の特典として付属されたOSTの拡張版にあたります。
そのため、初回特典OST収録曲は、ほぼ含まれていません。
初回特典OSTもまとめて欲しい方は、こちらの「-ADVANCED CD-」ではなく「-ADVANCED CD付 COLLECTOR'S EDITION- CD」をお求めください。
逆に、初回特典OSTを持っている方は、この「-ADVANCED CD-」だけで事足ります。

初回限定版購入者のことも考慮して、2種類のOSTを出してくれたあたり、アトラスは相当良心的なメーカーさんだと思います。
今回のこのOSTの件で、印象がものすごくアップしました。
元々好印象でしたが、さらにうなぎ上り。

とはいえ、「-ADVANCED CD-」は名前の通り、本当に拡張版です。
収録曲の半分以上は、特典OSTに収録されていたリズムゲーム部分の曲のロングバージョン。
ただし、ロングバージョンと言っても曲によって千差万別で、かなりロングになっているものもあれば、ほんの少ししか違いのわからないものもあります。

ちなみに、本気のロングバージョンは1曲あたり5~7分と、尺が長過ぎてリズムゲームとしてはとても使えない長さになっています。
こんな超ロング曲をリズムゲームに実装されたら、プレイ後の疲労感半端ないし、そもそも集中力続かないわ、というレベルの長さです。
そんなわけで、ロングバージョンはOSTで聴くだけで、正直お腹一杯でした。

曲の雰囲気は、どのロングバージョンも、初回特典OST版(ゲーム収録版)とあまり変わらず。
ロングになったことですごくテンションがアップするとか、そういう印象は受けませんでした。
「そういえば、ここのフレーズは追加部分かな?」という程度です。

収録曲の残り半分は、初回特典OSTからの再録だったり、DLC配信曲だったり、(多分)新アレンジ曲だったり。

初回特典OSTからの再録は、おそらく2曲。
「Heartbeat, Heartbreak (TOWA TEI Remix)」と「Your Affection (Daisuke Asakura Remix)」です。
もっとも、長ければ良いってものでもないと思うので、再録でもあまり気にならなかったです。

初回特典OST未収録で、本作に収録されたDLC配信曲は、「True Story (ATLUS Kozuka Remix)」と「霧 (ATLUS Konishi Remix)」の2曲だけかな。
アニメのOP曲やED曲、初音ミク曲は収録されていません。
個人的には、「霧 (ATLUS Konishi Remix)」が収録されたという一点だけで、たいへん満足しました。
足立曲ktkr! ひゃっほい!

本作は、あくまで初回特典OSTの拡張版という位置付けっぽいので、なんとなくコレクターズアイテム的な印象を受けました。
初回特典OST収録曲のロングバージョンが多数なので、新鮮味は特にありませんでした。
初回特典OSTで満足していて、DLC配信曲などに興味がないのであれば、無理に買う必要はないかもしれません。
が、価格はわりと良心的なので、P4DやP4サウンドが好きな人ならば、買って損はないかも。