[GMCD] 「Real Boot Modulation」 -CHAOS;CHILD OST-

Xbox One/PS3/PS4/PS Vitaで発売中のADV「CHAOS;CHILD」(以下、カオチャ)のOSTが発売されたので、早速ゲットしました。
CD2枚組で、収録曲数は全59曲(OP・ED曲およびジングル含む、SE集除く)。
再生時間は、トータルで約2時間33分です。

昨年夏にPS Vitaでカオチャをプレイして大ハマりして以来、ずっと待ち望んでいたOSTが、ようやく発売されました。
箱版の初回特典と知った時には軽く絶望したけれど、念願叶ってついに待望の一般販売。
待ち続けた甲斐がありました。
事あるごとに「カオチャOSTのDL配信希望!」とか「発売希望!」とTwitterやブログで言いまくってたのって、意外と効果あるのかな。

ただ、てっきりDL配信されるものと思っていたので、まさかのパッケージ販売決定には驚きました。
それだけ要望が多かったということでしょうか。

収録曲の内訳は、BGM(another版含む)全曲+ジングル5曲+OP・ED曲4曲。
確認してないけれど、ゲームのサウンドテストで聴けるBGMは、「SILENT WORLD」を含めておそらく全部収録されています。
曲順が変わっていたりするけれど、曲自体はたぶんそのままです。
それに加えて、2013年のLive5pb.で公開されたプレビュー映像用のBGMも収録。
また、OP・ED曲は全てフルバージョンで収録されています。
PSプラットフォーム版OP曲「シンギュラリティ」はシングルCD発売からまだ1年経っていないのに、随分思い切ったことしたなぁ。
本当にありがとうございます。

まぁ、「非実在青少年」と「シンギュラリティ」のシングルCDはゲームクリア直後に買いに走ったので、「silent wind bell」も含めたフルバージョンの音源を既に持っていましたが。
それでも、フルバージョン収録は、なんとなくうれしいです。

曲調は、陰鬱な環境音楽っぽいもの、いわゆる雰囲気音楽がやや多め。
心をじわじわ浸食してくるような、そんな曲が多いです。
ゲームのストーリーの特性上、まぁそうですよね、という感じです。
ただ、意外と曲が耳に刷り込まれていたからか、そう言えばあのシーンでこの曲流れていたなぁ、と、曲からゲームのシーンを連想することが容易でした。
そういう意味では、正しいBGMのあり方だなと思います。

おかげで、今、そうやって思い出されたゲームのシーンのせいで、再プレイしたくて仕方ないです。
いや待て俺、1ヵ月後にはPC版が発売されるじゃないか、それまで我慢するんだっ。

ライナーノーツによると、カオチャの音楽はバリの寺院にある神聖な雰囲気と僅かな恐怖感を意識したとか。
言われてみれば、確かにエキゾチックな要素があちこちに垣間見えます。
その雰囲気がカオチャの世界観とも見事にマッチしていて、その選択は絶妙だったと思います。

数少ない環境音楽じゃない曲は、どれもものすごく好きです。
日常シーンでかかる「NEUTRALS」や「GIRLISH」「REVIVED SHIBUYA」、主に終盤のイベントシーンでよく流れていた「WHAT WAS LOST」「VISIBLE ESSENCE」、アレが登場する際に流れる印象的な「HE IS...」、バトルシーンでかかっていた「BREAK FORTH」「DI-SWORD OF SADNESS」、そして忘れてはならない「WORLD -C;C MAIN THEME-」「SILENT WORLD」。
これらの曲が本当に好きで、PS Vitaのサウンドテストでオールシャッフルプレイで作業用BGMにしては、最長30分でVitaが自動スタンバイになると同時に再生も途切れる度に「あぁ、もう!」と半ギレ状態になりつつVitaを起動させる、ということを繰り返していたくらいです。
しまいには、スタンバイからの再起動が面倒くさくなり、VitaとPCをライン接続して録音しようかとも考えてました。
無事にOSTが発売されたから、そうしたイライラから解放されるんだなぁ。エンドレスリピート万歳。

聴いていて、意外と涙腺を刺激されてヤバいなと思ったのが「GIRLISH -PIANO-」。
カオチャの涙腺崩壊曲と言えば「silent wind bell」が殿堂入りレベルで筆頭ですが、「GIRLISH -PIANO-」も負けていないと思います。
終盤の回想シーンに使われていたためか、聴くたびに切なくなって泣きそうになります。
「SILENT WORLD」もトゥルーEDを思い出してしまい、聴くたびに泣きそうです。

ちなみに、個人的には「WORLD」と「BREAK FORTH」、「DI-SWORD OF SADNESS」が三強です。
「BREAK FORTH」は、いかにもバトル曲といわんばかりのすこぶるたぎる曲。
「DI-SWORD OF SADNESS」もバトル曲だけど、こっちは神秘的かつ憂いを含んでいて、これが流れるシーンが想起されるためか、聴いていると心がざわつきます。
そして「WORLD -C;C MAIN THEME-」は、Aメロとサビのメロディラインが印象的で、妙に耳に残ります。
なんて表現すればいいのかわからないぐらい、とにかくグッときます。

まぁ、三強と言いつつも、この3曲の主旋律はどれも同じなのですが。
ホント、どれだけ「WORLD」の主旋律が好きなんだ俺は。

とりあえず「WORLD」はオーケストラアレンジ版が聴きたいです。すごく聴きたいです。できれば、生演奏で。
言い続けてればいつか叶うんじゃないかな、と淡く期待しつつ、何度でも言います。
カオチャのオケアレンジ版が聴きたいです。せめて「WORLD」だけでもっ!

ブックレットには、作曲者・阿保剛氏による全曲解説(OP・ED曲除く、another含む)が書かれています。
1年ほど前に配信された電撃オンラインの解説とは異なる内容です。
一部、電撃オンライン版とネタが被っているところもありますが、このOSTの曲解説はそれよりもやや作曲技法に偏った内容になっています。
ネタバレ避けの検閲が入ったためか、ゲーム内容にはあまり触れられてません。
この音はどの機器を使ったとか、どんなイメージで作曲したとか、そんな感じ。
それはそれで、非常に興味深かったです。

また、Disc1はエンハンスドCD仕様になっており、ゲーム内で使用されているSEを一つにまとめたMP3と、2曲分のピアノ譜のPDFが入っています。

ピアノ譜に採用された曲は、「MORE GRIEF」と「SILENT WORLD」。
選曲基準は、原曲がピアノ主体でピアノ譜にしやすそう、かつピアノ初心者でも弾けそうな曲、といったところでしょうか。
「MORE GRIEF」は、2015年夏コミの5pb.ブースで無料配布されたスタッフ本に掲載されたものと、たぶん同じかと。
「SILENT WORLD」は、確かに弾けそうと言えば弾けなくもないかもしれないけれど、39小節目に鬼畜3連符アルベジオがあります。
テンポのゆっくりした曲なので、超絶技巧の持ち主ではなくても頑張ればいけるかもしれませんが。
他がわりと簡単そうな譜面なだけに、39小節目の鬼畜っぷりが輝いて見えます。

ちなみに、コードは未記載です。
まぁ、和音から推測できなくもないもないから、個人的には必須ではないですが。

曲を聴きながら楽譜の音符を目で追うのが好きな自分にとっては、ピアノ譜はうれしい特典でした。
しかも、どちらも「WORLD -C;C MAIN THEME-」を主題とした変奏曲なので、さらにうれしさ倍増。
サビの部分は、楽譜を見てるだけで幸せになれます。
これでピアノが弾ければなぁ。
楽器演奏まるでできないので、打ち込んで楽しむぐらいしかできない自分が恨めしい。

一方SE集の方は、他の楽曲を一通り聴き終わった後に続けて再生したら、なんだか懐かしい感じがしました。
SEの音が、ではなく、OSTにSE集が入っていることが、です。
ブックレットの阿保氏の解説にもありましたが、確かに昔のOSTにはよくSEが入っていたような気がします。
俺の持ってるOSTでSE集が入っていたのは、直近ではFE覚醒でしょうか。
・・・・・・あ、意外と最近だった。

改めてSE集を聴いて、いくつか発見もありました。
赤ん坊の泣き声の精神破壊力の強さとか、妄想トリガーのSEが思っていた以上にバリエーションがあったりとか。
おそらく全てのSEが収録されているわけではないと思うけれど、印象的なSEは一通り入っていると思います。

というわけで、ようやく発売されたカオチャのOST。
BGMだけでなく、これでもかっと特典てんこ盛りな内容で、ゲームプレイ済みで現在進行形でハマり中の自分にとっては、ものすごく満足したOSTでした。
あまり自己主張の強くない曲ばかりなので、聴くならゲームプレイ済み推奨です。
未プレイの方には、「WORLD」のような単曲でも十分聴ける曲以外は、あまりオススメできません。
逆に、カオチャプレイ済みで、カオチャ良かったと感じた方には、非常オススメできるOSTです。
曲を聴くだけで、意識をカオチャの世界に一気に逆戻りさせることができます。
また、曲を網羅的に収録した完全版仕様になっているので、箱版の初回限定版特典のOSTを既に持っている方にもオススメです。

[GMCD] 20th Anniversary テイルズ オブ オーケストラコンサート アルバム

2015年12月に開催された「テイルズ オブ」シリーズ初のオーケストラコンサートの模様を収録したアルバムが発売されました。
収録曲数は、全15曲。
再生時間は、トータルで77分ほどです。

「テイルズ オブ オーケストラコンサート」自体は、実際に会場に足を運んで鑑賞しました。
現地で圧巻の演奏を目の当たりにし、その帰り際にCD予約コーナーを見つけたので、即行で予約しました。
今思い返してみても、あのコンサートは本当に素晴らしかったです。
平日開催だったため有休申請する手間がかかったり、チケット代が結構かかったりしたけれど、それを補っても余りあるくらい感動的な演奏でした。

そんなコンサートの演奏を収めた本アルバム。
これを聴いている最中、ずっと当時の感動が甦ってきて、呼吸が苦しくなるぐらい胸が詰まりました。
CDになっても、演奏の素晴らしさは変わらず。
アルバムを聴いている最中はひたすら、耳が幸せな状態でした。
エンドレスリピート再生することで、当時の感動にずっと浸れる喜びもあり、もう本当にたまりません。

とはいえ、やっぱり生音の方が感動の度合いが桁違いだな、とも思いましたが。
全身を音に包まれるあの生音独特の感覚は、うちのごくごく平凡なオーディオ環境では得られませんでした。
当時の感動を再現するには7.1chのオーディオルームを作るしかないのか、だがしかしそんな予算はないしぐぬぬ、と、このアルバムを聴きながら数瞬苦悩したりもしました。
そう思えたくらい良い演奏だし、良いアルバムです。

演奏された曲に関する感想はコンサート鑑賞時とほぼ変わりないので、ここでは割愛します。
コンサート当時のエントリを参照してください。

なお、雑音除去はもちろんのこと、現地で鑑賞したときに感じた音のバランスの悪さやズレは調整されてるっぽいので、このアルバムを聴いても「ん?」っというような引っかかりは感じられませんでした。
オケCDにありがちな「ボリュームの小さいところと大きいところの差が大き過ぎて、音量調整に困る」ということがなかった点も、個人的には聴きやすくて好印象。
オーラスの「夢であるように」冒頭の拍手と喝采は残っていたけれど、これはわざと残したような。

「テイルズ オブ」シリーズの曲が好きな方はもちろん、そんなに曲は知らないけれど主題歌だけでは知っている方にも、非常にオススメです。
原曲を色濃く残した正統派なオーケストラアレンジばかりなので、どの曲もすごく聴きやすいです。
「テイルズ オブ」シリーズが好き、もしくはゲーム音楽のオーケストラアレンジが好きな方ならば、これは買いだと思います。

ただ、1点注意するとしたら、コンサートで演奏された全曲が収録されているわけではないという点。
オケコンでは演奏されたものの、本CDには収録されていない曲があります。
未収録なのは、TOVの「満月と明星と/鐘を鳴らして」、TOXの「progress」、そしてTOPの「フィールドメドレー」の3曲。
前2つは、たぶん権利問題とか予算の都合とか、そういった大人の事情により収録が見送られたのでしょうか。
特に「鐘を鳴らして」はBONNIE PINKさんご本人が降臨されていたので、収録できなくても「まぁ、うん、そりゃぁ、ねぇ・・・」と思わないでもないです。
後1つは、前述の2曲が収録できなくなったとばっちりを受けたんだ、と思いました。
CD1枚に収録するためには、収録可能時間の問題であと1曲削らなければならなくなり、そこで白羽の矢が立ったのがTOPの「フィールドメドレー」ではないかな、と。

収録されなかった曲があるため、このコンサートにおける大前提「マザーシップタイトルから少なくとも1曲は演奏する」が崩れています。
よりにもよってTOVだけが、このアルバムには1曲も収録されていません。
TOPは他に「夢は終わらない」やボスバトルメドレーの「DECISIVE」があるし、TOXも「旅に魅せられて」がありますが、TOVだけ1曲もありません。
TOVクラスタにとっては涙目です。少なくとも、俺は涙目です。泣いていいよね。

事情は察せられなくもないですが、本音を言えば「コンサート開催時点でCD発売が決定していたってことは価格設定も決まってすなわち収録曲も決まっていたんだろうから『鐘を鳴らして』に代わるTOVの曲をセットリストに入れておくぐらいの気を回してくれよっっ!(ダンダン」と思います。
でも、「鐘を鳴らして」はコンサート本番での扱いが別格だったので・・・まぁ、うん、そうですよね。
事情を理解できなくもないあたり、すごく複雑な気分です。

このアルバムを聴いて、やっぱり「テイルズ オブ オーケストラコンサート」はぜひ再演してほしい、という思いを強く感じました。
例えセットリストが同じでも、きっと喜んでチケットを買うと思います。
ただ、できれば休日開催にしてほしいです。
そして、1回公演だとチケット争奪戦が凄まじいことになりかねないので、昼夜2回公演が理想です。
欲張りかもしれませんが、言っておけばひょっとしたら公式様が拾って叶えてくれるかもしれないので、とりあえず言うだけ言っておきます。

[GMCD] The Sound of STEINS;GATE 魂

科学アドベンチャーシリーズ(以下、科学ADV)の第2弾「STEINS;GATE」(以下、シュタゲ)のOSTコンプリートBOXが出たのでゲット。
CD7枚+DVD1枚の計8枚組み。
収録曲数と再生時間は、なんかすごいことになっています。
そのため、価格もなんかすごいことになっています。

収録内容は、

・シュタゲ(無印、スピンオフ、メディアミックス)の全OP・ED曲、挿入歌(フルバージョン)
・シュタゲ(無印、変移空間のオクテット)のOST
・アレンジアルバム(ダンスリミックス、オケ版など)
・キャラクターソング
・シュタゲ(無印、アニメ、劇場版など)のドラマCD
・新録ドラマCD

と、とりあえずシュタゲ(無印)に関わる音源は全てぶち込んだような内容になっています。
収録曲は特設サイトに全て掲載されているので、詳細はそちらを参照してください。

シュタゲのOSTや関連CDはほぼ購入済みなので、このコンプBOXに収録された音源の約9割は既に持っていたものでした。
それなのに、わざわざ安くないお金を払ってまでコンプBOXを購入したのは、ひとえにボーカル付き「GATE OF STEINER」のため。
シュタゲゼロのトゥルーEDで流れる、あの曲です。
フルバージョンが収録されるのはこのコンプBOXだけ、とか言われたら、買わないわけにはいきませんでした。
5pb.に踊らされてるってわかってる・・・わかってて、やったんだ・・・ッ(血涙

CD7枚組というだけでも、ものすごい曲数。
さらにそこに、発表済みのボイスドラマのMP3がDVD1枚に詰め込まれていて、それがとてつもないボリュームでした。
CD分はわりとさらっと聴き終わったのですが、ボイスドラマはいくら聞いても終わりが見えない状態。
とりあえず全トラックを1回ずつ聴くだけで、2週間かかりました。
諸事情により23日までには聴き終えたいとがんばってマラソンしていたのですが、毎日少しずつ聴いて、なんとか全部聴き終わったのは昨日20日。
自宅にいた時間はほぼひたすら聴き続けていたあたり、聴き終わった今冷静になって考えると、我ながら執念というか狂気すら感じます。

シュタゲは大好きな作品ですが、とはいえ一気に聴くのは正直ちょっと疲れました。
自分の好きな音源と聴いたことのない音源を拾い食いする程度が、ちょうど良いかもしれません。

シュタゲ(無印)限定で考えると確かにコンプリートされているように見えますが、シュタゲ関連と捉えると、収録内容がわりと中途半端です。
まず、「線形拘束のフェノグラム」やシュタゲゼロ、アニメ版や劇場版のOSTが未収録です。
「比翼恋理のだーりん」追加曲にいたっては、結局メディア化すらされなかったような。
ボイスドラマをかなり網羅的に収録してくれたのはうれしいのですが、それなら各種カウントダウンボイスも収録してほしかったです。
欲を言えば、アニメ版シュタゲの「未来ガジェット電波局」(ニコ生でOAしていたもの)も収録して欲しかったけれど、それは権利とかいろいろ面倒な問題がありそうなので、収録されていなくても已む無しかな。
ちなみに、アニメのBlu-ray/DVD初回特典については、キャラソン3曲以外は収録されていません。
爆笑必至なボイスドラマ「微笑動画のメタフィクション」や「王道定式のホットスプリング」も収録されませんでした。
そんなわけで、スピンオフ・メディアミックス作品に関しては、ぽろぽろと抜け漏れがあります。

とはいえ、そこまで完璧に網羅してたら、一体どんなボリュームになるんだ、という話なので、結局今回の形が妥当かもしれません。

そもそも、シュタゲ関連音源がそんなに大量にあったことに、まず驚きです。
PSP版シュタゲからハマった身で、そこから音源をちまちま買い揃えてきましたが、いつの間にか随分溜まっていたことをしみじみ実感しました。

それにしても、シュタゲは発売早々にWebラジオやドラマCD等のメディアミックス展開を積極的にやっていて、なんだか恵まれているなぁ、と思ってみたり。
科学ADV第4弾のCHAOS;CHILD(カオチャ)もそれくらいやって欲しいですっ(切実
キャラソンは別にいらないけれど、ドラマCDとかファンディスクとか、もっと積極的に展開して欲しいです。
昨年末にアニメ化企画進行中と発表されましたが、それ以来新しい情報がないので、ぼちぼちカオチャ成分に対する飢餓感がかなり強くなってきました。
あれは良い作品なので。埋もれさせちゃ勿体無いよっ!
何度でも言うよ、勿体無いよっっ!!

閑話休題。

シュタゲの音源を今から買い揃えるのはたいへんだと思うので、一気に揃えたいならこのコンプBOXがオススメです。
収録曲の一覧を見て、聴いたことのないものが半分ほどあるのなら、コンプBOXは買いかもしれません。
逆に、既にほとんどの音源を持っている人にとっては、ファンアイテムの一つかと。
件の「GATE OF STEINER」も、しばらくすればデジタル配信されそうな気がするので、その旨の要望を5pb.に投書しつつ首を長くして待つのもアリかもしれません。

[GMEV] ダーマ ウインドオーケストラ 2016

3/19に「ドラゴンクエスト」の曲を演奏する吹奏楽団「ダーマ ウインドオーケストラ」(以下、DWO)の演奏会に行ってきました。
会場は、武蔵野市民文化会館 大ホール。
開場13:00で開演14:00、終演は16:00ちょっと過ぎでした。

2015年10月に結成し、わずか半年後に演奏会という、企画の進行スピードが脅威的な速さだったこの楽団。
正直、あまりにも準備期間が短かったので、実際に演奏を聴くまではあまり期待していませんでした。
有料の演奏会とはいえ、前売チケットの価格設定が3桁だったので、「まぁ、値段並の満足感が得られればいいかな」と、そんな軽い気分でした。

が、実際に本編の演奏を聴いた瞬間、その考えは良い方向に思いっきり裏切られました。
完成度が、めちゃくちゃ高かったです。
期待してないとか思ってた少し前の自分を全力で殴りたい、という気分にさせられたぐらい、完成度が高かったです。

全体的な演奏技術力は、すこぶる高かったです。
パンフレットの「ご挨拶」に書いてあった「真面目に取り組もう!」の言葉通り、超絶な真面目さを感じました。
本編1曲目の冒頭1フレーズが奏でられた瞬間、反射的に「あ、真面目だ、すっげー真面目だっ!」と感じたぐらい。
音色や和音の響きの細部にまで、誠実さ、妥協の無さが見られました。
奏でられた一音一音が、すごく丁寧だったと思います。

それだけに、音が外れると悪目立ちしていました。
特に金管楽器の弱音は、よくヘロっていたような気がします。
もっとも、金管楽器は弱音を出すのが難しい楽器なので、アマチュア楽団では仕方ないかな、とも思いましたが。

DQなので、使用された譜面はおそらく公式譜面かと思います。
ただ、よく演奏される真島俊夫氏編曲版ではなく、滅多に演奏されない小野崎孝輔氏編曲版が多かったのが、特徴的でした。
小野崎版も真島版も、概ねそれほど大きな差異はなかったで、真島版に聴き慣れている耳でも違和感はさほどありませんでした。
小野崎版の方が真島版よりも先に公表されているっぽいので、真島版の方が小野崎版を参考に編曲されたのでしょうか。

とはいえ、全く同じというわけではないので、そういう違いを探すのも楽しかったです。
小野崎版はたぶん初めて聴いたので、よりいっそう「お、そう来たか!」という気持ちを感じました。

セットリストの構成は、第1部はDQ1, 2, 3の曲を満遍なく、第2部はDQ3の曲をどっぷり演奏するというものでした。
第1部前半は城メドレーや街メドレーなど大人しい曲が続いたためか、やや迫力不足な気がしました。
綺麗にまとめられていたけれど、手堅過ぎてちまっとしているというか。
後半に激しい曲が控えているし、第2部もあるしで、体力を温存するためだったのでしょうか。
その代わり、第1部後半の通常戦闘曲メドレーからはHP・MP全使用も辞さない全力状態。
常に会心の一撃を出しまくっていました。
おかげで、戦闘曲メドレーとDQ1ED曲の流れは、聴いていてすごくたぎりました。

第2部は、最初からフルスロットルの「ガンガンいこうぜ」状態。
その勢いのまま、素晴らしい演奏を維持したまま、最後まで演奏しきっていました。
また、ほぼ全曲DQ3という構成だったこともあり、DQ3の世界観にどっぷり浸れたように思います。

元来から曲自身の持つ喜怒哀楽を引き立てる美しい調和に、吹奏楽らしい力強さ、そしてそれを十分に引き出す真面目かつ丁寧な演奏。
多少のミスはあれど、それがどうでもいいと思えるぐらい、最後まで素晴らしい演奏でした。
一発オケで終わってしまうのは勿体無いので、ぜひ今の真面目な姿勢を保ったまま、今後も継続的に活動を続けてほしいです。
DQに限る必要はないと思うので、編曲の手間はかかるかもしれませんが、他のゲーム音楽を演奏するのもアリだと思います。


これより下の追記は、今回の演奏会のセットリストと、印象に残った曲ごとの感想になります。

[ゲームRev] アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~

PS3のRPG「アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~」を、とりあえず1周クリアしました。
プレイ時間は、約50時間。
攻略サイト等はほぼ見ずにプレイして、気が付いたらユーリスENDに到達していました。
クリア後に攻略サイトを見てみたのですが、真ENDはどれなんでしょう。
真ENDまでプレイした方が良いのかな。

本作が、自分にとって初めての「アトリエ」シリーズになります。
OSTはいくつか聴いたことがあるけれど、ゲームをプレイするのは初です。

アトリエシリーズの特徴の一つである調合システムは、ガストの他の作品(アルトネリコ2, 3や、サージュ・コンチェルト)でそれっぽいものは体験済みでしたが、本家とも言えるアトリエシリーズの方がさすがに奥深かったです。
奥深いというか、やり込み要素がすごく多くて、すごく悩まされました。
最初は材料を適当に放り込んで闇雲に調合しまくっていたけれど、ゲームが進むにつれて特性や効果の有用性がわかってきたあたりから、いかに効率よく品質の良いものを作るかに頭を悩ませ続けることに。
プレイ時間の3分の1は、調合の組み合わせで熟考してた時間じゃないか、というぐらい、あれこれ試していました。
やり込み要素はほとんどやり込まないヌルゲーマーな自分ですら、気が付いたらあれこれやり込んでいたので、やり込み好きにとってはものすごく時間ドロボウなゲームだと思います。

それだけに、他のエンディングを見るために材料採取と調合をまたやるのは、ちょっと骨が折れるなぁ・・・・・・というわけで、2周目プレイ挫折しているのですが。
2周目引継ぎ要素があるから、2周目はもっとプレイ時間が短くなると思うけれど、それでも数十時間かかりそうなのがちょっと。
せめて素材や調合品の引継ぎができればなぁ。あんなに頑張ってレア素材集めて調合しまくったのに。ぐぬぬ。

シナリオは、想像以上にのほほんとした感じでした。
サブタイトルに「黄昏」という単語が入っていたので、もっとこう、終末的世界観を想像していたのですが、あんまりそこまで切羽詰った感じではなかったです。
切羽詰まった感で言うならば、アルトネリコシリーズやサージュ・コンチェルトの方が、はるかに崖っぷちの瀬戸際です。
のほほんとしたシナリオも悪くないけれど、好みで言えばアルトネリコやサージュ・コンチェルトの方が、どちらかと言えば好きかな。

とはいえ、シナリオが面白くなかったわけではなく。
コメディとシリアスが良い感じのバランスで、どのイベントも楽しくプレイしました。
久しぶりにこういうのほほんとした世界観のRPGをプレイしたからか、逆に新鮮でした。

まぁ、ただ、イベント発生フラグの回収にはかなり苦労させられましたが。
続きもののイベントが多く、途中まではサクサクイベントを発生させられて進められたけれど、途中から次のイベントがなかなか発生させられなくて、西へ東へウロウロしまくっていました。
そして、無駄に時間経過しまくって、危うく1周目はバッドENDに突入しかけました。
ちなみに、ラスボスっぽいものを倒したのは、3年目の12月下旬でした。

個人的に一番のツッコミどころは、ラスボス(と思われる敵キャラ)を倒しても、エンディングに突入しなかったこと。
エピローグっぽいイベントムービーの後に、何事もなかったかのように普通にプレイヤーキャラを操作できて、調合もワールドマップ移動もできたときには、「あ、あれ、まだあるんかいっ!」と思わずTVに向ってツッコミを入れてしまいました。
これまでプレイしてきたRPGではラスボスを倒したらエンディング突入というのがセオリーだっただけに、この展開には思いっきり意表を突かれました。
アトリエシリーズって、大体こんな感じなんでしょうか。
いや、面白いからいいんですが。

アトリエシリーズといえば、良曲揃いと定評のあるBGM。
既にOSTを聴き込んでいたので曲の良さは知っていましたが、改めてゲームで聴くと感動もひとしお。
「あの曲、ここで使われるのかぁ」としみじみしながら耳を傾けていました。
惜しむらくは、「パナすぺしゃる」をゲーム中でまだ聴いていないこと。
いやまぁ、バトルでニオの必殺技でトドメをさせばいいだけだから、調整すれば難なく聴けるはずなんですが、ニオの武器・防具を揃えるのが面倒になってしまって。

あ、一度クリアすると解放される「Extra」で見られるコンポーザの方々のコメントが、ウィットに富んでいて面白かったです。必見です。

そんなわけで、俺にとっては初のアトリエシリーズでしたが、やり込み要素の豊富さに思わず夢中になってプレイしたゲームでした。
やり込み要素好きならば、シナリオそっちのけでハマるゲームかもしれません。
近いうちに続編の「エスカ&ロジーのアトリエ」もプレイする予定ですが、PS Vita移植版の方が追加要素豊富そうだから、そっちでプレイしようかと思います。

[GMEV] シュデンゲン室内管弦楽団 第四回演奏会

ゲーム音楽をアンサンブル形式で演奏するプロジェクト「Melodies of Crystal」(以下、MoC)主催の「シュデンゲン室内管弦楽団」第四回演奏会「Etwas als Geschenk Gegeben」に行ってきました。
会場は、練馬文化センター 小ホール(つつじホール)。
開場13:00、開演13:30、終演は・・・そういえば、時間確認しなかったです。たぶん16:15ぐらい?
チケットは先行抽選・前売で完売したそうで、キャパシティ500人ほどの会場は満員でした。

今回の演奏会は、2014年4月に開催されたオール「サガ フロンティア2」(以下、サガフロ2)演奏会の再演になります。
再演とはいえ、曲順や譜面が見直されたそうなので、全く同じというわけではありません。
曲数も、前回はおよそ40曲だったところ、今回はおよそ50曲に増量。
また、パーカッションも、前回1人だったのが2人に増強されたようです。

ちなみに、2014年のサガフロ2演奏会にも足を運びました。
ただ、予習をせずに行ったので、「あれ、こんな曲あったっけ?」と思うことが多々あり、なんとも悔しい思いをした記憶があります。
というわけで、今回は前回のリベンジという気持ちもあり、ちゃんと予習をしていきました。
まぁ、予習といっても、OSTを一通り聴き直したぐらいですが。
ゲームをやり直すほどの時間的余裕はありませんでした。

それでも、予習するとしないとでは、聴こえ方に随分違いがあるなぁ、としみじみ実感しました。
特にサガフロ2は、同じ主題のアレンジ違いというパターンが事の外多いので、予習しないで聴くとどれも同じ曲に聴こえてしまって。
サガフロ2では、予習、超重要。

今回の演奏会の曲順や編曲の方針については、開演直後にMoC代表+編曲者の大澤久氏から説明がありました。
それによると、前半の第1, 3, 5楽章はギュスターヴを、第2, 4, 6楽章はウィル・ナイツをイメージ。
要するに、ギュス様とウィルが交互に出てくるということです。
休憩を挟んでからの後半、第7楽章はギュスターヴからのヨハンのイメージ。
第8, 9楽章はリッチ・ナイツ、第10, 11楽章はジニー・ナイツとのこと。
具体的に演奏された曲については、追記のセットリストを参照してください。

確かにその説明を聞いてから演奏を聴いたら、イメージしやすかったです。
ゲームをプレイしたのはもう10年以上前のため、ゲームの内容はほとんど覚えていなかったのですが、解説を起点として引っ張れる限りの記憶をかき集めて、「そういえばあんなイベントあったなぁ」とか「こんなダンジョンあったなぁ」とか、演奏を聴きながら思い出せたような気がします。

演奏形式は、小規模の管弦楽団。
弦楽器、木管楽器に、トランペットとパーカッション、という構成。
メンバーの増強や入れ替えは多少あれど、楽器編成はほぼ前回のサガフロ2演奏会と同じだと思います。

演奏技術力は、相変わらずどの演奏者も激高でした。
そこは、さすがMoCというか。
小規模編成だから相対的に一人あたりの責任が大きくなる中、大きなミスのない確実な演奏。
そして、非常に表情豊かな響きでした。

それでも、最初から最後までノーミスで完璧、というわけではなかったですが。
むしろ、前回のサガフロ2の演奏会より、というかこれまでのMoCの演奏会より、少しミスが多かったような気がします。

MoCの演奏会で特筆すべきは、やはり編曲の妙。
大澤氏の編曲は、相変わらずすごかったです。奥深かったです。
今回は、楽器の音色や編成、または演出の都合により必要な箇所だけの編曲に留め、かなり原曲重視なアレンジ。
その点は、過去のMoCの演奏会とは違っていました。
これまでのMoCの編曲の方針は、ゲームの内容を知っているものとして、それを踏まえた曲編成や強いアレンジでした。
だから、ゲームの内容を知っていないと、結構置いてけぼりをくらうことが多かったです。
それが今回、大胆なアレンジの少ない原曲重視に方針転換。
ゲームを知らなくても、OSTなどで曲を知っていれば楽しめる内容になっていました。
ゲームの内容がうろ覚えになりつつもBGMだけは強く耳に残っている身としては、非常に聴きやすかったです。

とはいえ、ゲームを知っていた方が、より楽しめるような作りだったと思います。
この演奏会のためにオリジナルにアレンジされた部分は、ゲームの要素が色々含まれていそうな気がします。
エッグを想起させられるような不穏な響きがそこかしこに見られたので、たぶんもっとちゃんとストーリーを覚えていたら、より一層楽しめたのではないかと。

アレンジはアレンジで、サガフロ2の世界観やストーリーだけでなく、曲の流れとして自然であるかも加味された、素晴らしいものでした。
主題をモチーフにしたMoCらしい大胆なアレンジで、「ここはあれのことを表現してるのかな?」とイメージを膨らませるのも楽しかったです。
原曲重視と大胆なアレンジのバランスは、個人的には今回の演奏会ぐらいがちょうど良い感じがします。

アレンジといえば、特に曲と曲の繋ぎの部分が、とにかく自然ですごかったです。
あたかも最初からそういう展開の曲だったかのような鮮やかかつ多彩な繋ぎ方で。
いつも思うことなのですが、曲の繋ぎまで細心の注意を払って編曲されていて、大澤氏の編曲力にはいつも感心させられっぱなしです。
本当に好きなんだなぁ、ゲームも曲も。

そんなわけで、個人的にはリベンジとも言える今回のサガフロ2演奏会。
相変わらず演奏も編曲も素晴らしかったし、予習した甲斐もあって非常に楽しめた演奏会でした。リベンジ成功しました。
サガフロ2の曲が好きな方は、ぜひ次の再演の際には足を運んで欲しいです。

あ、いつか「魔界塔士SaGa」と「SaGa2 秘宝伝説」の全曲演奏会の再演をお願いします。


これより下の追記は、今回の演奏会のセットリストと、印象に残った曲ごとの感想になります。

[GMEV] 東京ファンタジックブラスバンド 第7回演奏会

ゲーム音楽専門のアマチュア吹奏楽団「東京ファンタジックブラスバンド」(以下TFB)の第7回演奏会に行ってきました。
場所は、板橋区立文化会館の大ホール。
12:30開場の13:00開演、15:15頃に終演しました。

キャパシティ1,300弱の会場で、座席は6~7割ほど埋まっていました。
ちょっと空席が目立っていたような気がします。
真裏で某ゲーム音楽専門プロオケ楽団の演奏会があったので、それが影響していたのかもしれません。

TFBの演奏会に足を運んだのは、今回で4回目。
2013年の10周年記念コンサート以来になります。

今回の演奏会、実は直前まで行こうかどうしようか迷っていました。
その最大の理由は、ほとんど原曲を知らないから。
今回演奏された曲のうち、8~9割は原曲を知りません。
知らないというか、覚えていない、といった方が正しいかも。

それでも足を運ぼうという考えに至ったのは、「今年に入ってまだ一回もゲーム音楽の演奏会に行ってない!」という自分的には到底見過ごすことのてきない事実に気付いて禁断症状が出たからです。これは由々しき事態。
まぁ、これから6月頭にかけて2週に1回のペースで演奏会行き決定してるのに何言ってるんだか、というツッコミは、セルフでもう入れています。

それと、原曲知らなくてもそれなりに楽しめるだろう、どんな曲でも初めて聴くときは「原曲知らない」状態なわけだし、という楽観視もあったり。
原曲知ってた方がより楽しめるのは確かですが、知らなくてもそれなりに和音や音色の響き、メロディの流れを楽しめるタイプなので。
とはいえ、「ついていけなかったらどうしよう」という不安も、結構あったりしたのですが。

そんな楽観と不安が半々というノリで鑑賞したのですが、予想以上に楽しめました。
吹奏楽らしい力強さで、迫力のある演奏。
確かに音がヘロったところはいくつもありましたが、ほぼ苦にならない程度。
演奏に無理のない編曲でも、ちゃんと曲としての面白さが残っていて。
取っ付きやすくノリやすい選曲だったこともあってか、原曲を知らなくても十分楽しめました。
演出が控え目だったことで、ゲームを知らないとネタが分からず置いてけぼりにされる、というケースがほぼ無かった点も、高ポイントです。

原曲の知らない曲ばかりだったので、原曲からどの程度アレンジされたものなのかは、わかりません。
とりあえず、全体的には金管楽器大活躍なアレンジでした。
金管がとにかく格好良かったです。良いところ取りまくっていました。
また、パーカッションも絶妙の力加減で、程良い下支えかつアクセントに徹していました。

逆に、木管楽器はもうちょっと活躍していても良かったと思います。
ただ、これは木管楽器の奏者ではなく、編曲の問題なのではないかと感じましたが。

選曲や編曲は確かに良くて、原曲をあまり知らない身としては助かったし、単純に楽しめた利点はありました。
とはいえ、少し気になったのは編曲のバリエーションの狭さ。
派手で激しい曲をほぼフルスロットル状態でガンガン演奏し続けるメドレーが多いように感じられました。
特に第1部がそうだったのですが、ひたすら煽られ続けて、曲は確かに格好良くて楽しかったけれど、でもなんかどれも似たような曲調で感動に結びつかない、という印象が残りました。

もちろん、そうじゃない編曲もありましたが。
「星のカービィWii メドレー」と「ゼノブレイド メドレー」は、緩急がしっかり付いていて良かったです。
特に「ゼノブレイド メドレー」は、原曲を覚えていないながらも感動しました。

自分にとっては4回目となるTFBの演奏会でしたが、いくつか気になった点はありつつも、総合的にはやっぱり楽しかったです。
ほぼ原曲を知らなかったにしては、かなり楽しみましたし、興奮しました。
ゲーム音楽楽しいなー、このフレーズ気持ち良いなー、やっぱり生音は至福だよなー、金管とドラムかっけーなー、と十分な栄養補給ができた気分です。
うし、明日からまたもうちょっと頑張れそう。

次回の演奏会も、都合が付けば足を運びたいです。


これより下の追記には、今回の演奏会のセットリストと、印象に残った曲ごとの感想になります。

[GMCD] FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS Original Soundtrack

スクウェア・エニックスのiOS/Android用アプリゲーム「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」のOSTをゲット。
CD2枚組みで、収録曲数は42曲。
再生時間は、トータルで約1時間46分ほど。

なお、このOSTは、スクエニのオフィシャルショップ専売だそうです。
オフィシャルショップ専売なのに、スクエニのオフィシャルショップ「e-STORE」で購入すると限定特典が付いてくる!とうたってる点は、正直よくわかりませんでしたが。
オフィシャルショップって、e-STORE以外にもありましたっけ?
ちなみに限定購入特典は、ゲーム実装済み+CD未収録曲のMP3ダウンロード権(2曲)。
いやいや、再生時間から察するに、CDにまだ空き容量あるでしょう。わざわざ購入特典にする意味がわかりません。
そんな感じで、もういろいろツッコミが追いつきませんでした。
でも、売り方がすごくスクエニっぽい、と感じました。
主に悪い意味で。

ゲームの方は、例によって未プレイです。
スクエニのアプリゲーって、なんかアコギな商売してそうなイメージが強くて、ちょっと手を出し難いというか。
ただ、このゲームをローンチからプレイしている友人が「ゲームはアレだけど、BGMは良い。むしろ、BGM だ け は 良い」とひたすら勧めてきたことと、YouTubeで公開されていた試聴動画で曲を聴いたら確かに格好良かったことから、OSTに手を出してみました。
冷静になって考えると、その友人に上手いこと誘導させられたような気がします。
・・・・・・うん、まいっか。深く考えないでおこう。

試聴動画で3曲ほど聴いたきりだったのですが、その3曲だけでなく全体的に良曲揃いでした。
「BGMだけは良い」と強く力説されたのも納得です。
捨て曲らしい捨て曲がなくて、本当に良曲揃い。
一周聴いただけで、「あ、これ、生音で聴きたい」と、すんなり思わせられたくらいでした。

全体的な曲調はオーケストラ。
音の伸びや響きが心地良く、そして壮大な広がりを感じさせる曲が多いです。
また、どの曲もクセが少なく耳当たりが良いので、非常に聴きやすかったです。
腰を落ち着けて、じっくり聴きたい曲ばかりでした。
アプリゲーのBGMにしておくのが勿体無いぐらい、曲が良かったです。
# なんとなく、アプリゲーのBGMはデフォルトOFFという個人的な偏見があってですね(ごにょごにょ

作曲は、Elements Gardenの上松範康氏。
Elements Gardenの名前は、最近よく目にするような気がします。
ただ、ちゃんとElements Gardenと認識した上で曲を聴くのは、これが初めてかもしれません。
なるほど、こういう曲調なのか。これは俺のツボかもしれない。

個人的に一番良かったのは、やはり上記の試聴動画でも聴ける「DUEL!!」。
試聴動画を聴いてもらえると一目瞭然かと思いますが、とにかく曲が力強くて格好良い。
そして、FFの通常バトル曲ではお馴染みの、あのイントロ。
古き時代のFFと新しき時代のFFが上手く融合したような曲で、その作曲の妙にガツンとした衝撃を喰らいました。
上松さん、粋な計らいをしてくれたなぁ。
古くからのFF曲好きとしては、本当にたまりませんでした。

歴代FFではお馴染みの曲もいくつかあって、そこもFF好きとしては見逃せないポイントでした。
勝利のファンファーレ、プレリュード、チョコボのテーマのアレンジ「Amigo de Chocobo」。
中でも一番強烈なインパクトを放っていたのが、やはり「Final Fantasy」。
これ、歴代のオケアレンジ版「Final Fantasy」に一歩も引けを取らない素晴らしさだと思います。
2Aメロとコーダのコーラス無双っぷりが斬新でした。

オーケストラがベースの曲の中で、異彩を放つ曲がちらほらあったのも、聴いていて面白いところでした。
宇宙空間に放り出されたようなアンビエント調の「Not of This World」。
バリバリのオケロックな「Onslaught」。
オーケストラに電子音が混ざったような、硬質で尖った「Monument Valley」。
むしろ、ほぼ電子音がメインな「Antiquities」。
アコギとドラムの音色のためか、ほんのり民族音楽調の「Sacred Ground」。
基本的にほぼオーケストラがベースだけれど、曲によってはちょっと突き出た特徴があるのに、それでいて他の曲から極端に浮いてもいない絶妙なバランス。
その上、どれも聴いていて楽しいです。なんとなくワクワクさせられました。

他にもたくさん良曲が揃っていて、オーケストラ調のゲーム音楽が大好物な身としてはすこぶる満足したOSTでした。
焚きつけられて勢いで買ったOSTだったし、スクエニの売り方に引っかかるものを感じないわけではないですが、それらが一気に帳消しになって更にお釣りが大量に出るぐらい、満足しました。
オーケストラ調のゲーム音楽が好きな方には、非常にオススメです。
とりあえず、YouTubeの試聴動画を聴いてみるのが一番かと。