[GMEV] KINGDOM HEARTS Orchestra -World Tour-

3月10日, 11日に、アクションRPG「KINGDOM HEARTS」シリーズ(以下、KH)の公式オーケストラコンサート「KINGDOM HEARTS Orchestra -World Tour-」の東京公演が開催されました。
そのうち、10日の公演に行ってきたので、その感想を記します。

会場は、東京国際フォーラム ホールA。
指揮は和田薫氏、演奏は東京フィルハーモニー交響楽団+コーラス隊。
開演は19:00で、終演は21:30頃でした。

■シリーズ初の公式オーケストラコンサート
自分のシリーズ作品プレイ歴は、1(オリジナル版)、「チェインオブメモリーズ」(CoM)、2(FINAL MIX版)、「Birth by Sleep」(BbS)のみ。
それと、ブラウザ用ゲームとして展開されていたχ(アンチェインではない方)をプレイしていた時期があります。
ただ、世界観が複雑過ぎて、ストーリーや人物関係は把握できていません。

とはいえ曲は好きで、OSTは聴き込んでいます。
未プレイの「ドリームドロップディスタンス」(3D)のOSTも持っていますし、HD ReMIX版のサントラBOXも購入しました。
下村陽子さんのアルバム「drammatica」と「memoria」も、当然押さえています。

それくらいのKHサウンド好きなので、今回のオーケストラコンサートは待ちに待ったものでした。
昨年の吹奏楽コンサート(First Breath)にも行きましたが、やはりKHはオーケストラで聴いてみたかったです。
開催されるという一報を聞いてチケット争奪戦への闘志を燃やし、なるべく確実にゲットするために平日金曜日公演の抽選予約に申し込みました。
そして無事にチケットをゲットできて、今回足を運んだ次第です。

■感涙必至の神曲揃い
昨年の吹奏楽コンサートのセットリストは、全体的に1, 2に偏っていたように思います。
今回のオーケストラコンサートは、吹奏楽コンサートよりもシリーズ作品から満遍なく選曲されていました。
比重はどうしても1, 2に偏りがちでしたが、それでも吹奏楽コンサートよりはその比重が小さくなっていました。
358/2やBbSの曲が、思っていた以上に多かったです。

ただ、3Dだけは影が薄かったです。
今回のコンサートにSIEも協力していたことから察するに、PSプラットフォームでリリースされていない作品だからでしょうか。

そんな数多あるKHサウンドの中から、選りすぐりの曲がセットリストに並んでいました。
右も左も神曲揃い。むしろ神曲しかない。
いや、使い古された神曲という言葉自体が生温く感じるくらいのセットリストでした。

そんなオールスターな曲が、今回オーケストラで生演奏されたわけです。
セットリストだけでなく、アレンジといい演奏といい、観客を本気で泣かせにきていました。
OSTですら軽く泣きかけてた曲は、オーケストラの生演奏では号泣必至です。
もし演奏中、目の前に机があって、音を出しても良かったなら、机に突っ伏してバンバン叩いてジタバタしていたと思います。
それくらい、感動的なセットリストとアレンジでした。

そんな感動に包まれていた人は、どうやら自分だけではなかったっぽく。
観客席のあちこちから、鼻をすする音が聴こえていました。
これは、泣いても仕方ないよね、うんわかる。
でも、演奏中に鼻すするときは、ティッシュを使うとかハンカチやタオルで鼻の辺りを覆うとか、なるべく音を出さない努力をして欲しかったな。

■原曲準拠もしくはオーケストレーション済み音源準拠のアレンジ
アレンジは、それほど強くなかったです。
そもそも原曲がオケっぽい曲なので、そのまま素直にオーケストラ演奏用に落とし込んだような感じでした。
また、既にオーケストレーション化して発表済みの曲(「drammatica」や「memoria」収録曲など)は、ほぼそのまま演奏されていました。
そのため、違和感はほぼ感じることはなかったです。
むしろ、「これをそのまま生オケで聴けるんだ・・・(感動)」と感じたことの方が多かったです。

今回オーケストラでの演奏を聴いて、KHサウンドとオケの相性はやっぱり最高だなと実感しました。
ものすごく相性が良いです。
あまりに相性が良いので、なんでこれまでオーケストラコンサートが開催されなかったのか、不思議に思ったくらいです。

■演奏以外の驚きの展開
演奏会中のMCは、KHシリーズの作曲を担当されている下村陽子さんご本人。
・・・・・・え、何されてるんですか、下村さん。
と、下村さんが登場されておもむろにMCを始めたときに、思わず目が点になりました。
下村さんは招待される立場なのでは?
もしかして、下村さんご本人の希望だったのでしょうか?
などなど、色々考えもしましたが、真相は何だったのでしょう?

曲名紹介などは大体映像が担当していたので、MC自体は本編1回、アンコール前に1回の計2回。
それだけだったから、下村さんが担当されていたのでしょうか。

また、驚きの展開といえば、休憩時間の終了間際にディレクターの野村哲也氏のアナウンスが流れたこと。
主に、近日リリース予定の「Union χ」(ユニオンクロス)の告知でした。
PVも先行公開され、あちこちから歓喜の声が沸き起こっていました。
※PVが一般公開されたのは、このときに公開された後だそうです。

追加情報として、KH3は鋭意制作中で、このWorld Tourのどこかの公演で発売日を発表するとのこと。
ということは、最終の大阪公演までには発表されるということですね。
お、もうすぐ情報解禁か・・・と一瞬思いましたけれど、大阪公演って7月じゃん! 最長であと4ヶ月待たされるってことじゃん!
まぁ、これまでさんざん待たされてきたので、4ヶ月なんてあっという間だと思いますが。

ちなみに、この休憩時間のアナウンスは、10日公演だけのものだそうです。

■不満点もないわけではなく
そんなこんなで、選曲やアレンジはとても素晴らしいコンサートだったのですが、不満点もないわけではありません。
国際フォーラム ホールAでのゲーム音楽コンサートではもはや恒例とも言えるスピーカーのノイズは、今回のコンサートでもやはり気になりました。
ホールがキャパ約5,000と巨大な空間で、曲の性質上ピアノやハープの音色を強調したい時があるから、スピーカーの使用自体は仕方ないと思います。
が、あのノイズはどうにかならないものでしょうか。
激しい曲であればノイズが掻き消されるので気にならないのですが、静かな曲ではノイズの方が勝ってしまうこともあって、その点は残念でした。
機材やケーブルの特性上、どうしようもないことなのかな。

あと、曲の余韻をもう少し長めに取って欲しかったです。
最後の一音が鳴った後に余韻に浸る間もなくスパンと指揮の手を下ろすことが多くて、余韻とは・・・と思ったことがしばしば。
勇ましい曲や激しい曲であれば百歩譲って許容範囲内ですが、感動する曲はもっとじっくり余韻を味わいたかったです。
あ、フライング拍手は問題外だと思っています。

■映像は必要か?
話は今回のコンサートから少々外れるのですが、先日Twitterで「ゲーム音楽の演奏会に映像欲しい?」というようなアンケートが流れてきました。
その結果「場合によっては欲しい」が最多数、次点が「ぜひ欲しい」でした。
映像が欲しいという人が多数派なんだなぁ、としみじみ思ったことが、今でも記憶に残っています。

ちなみに、自分は映像不要派。
理由は、映像が流れると視覚に脳のリソースを取られて、聴覚が疎かになるから。
せっかくの演奏会なのに、音を感じ取る聴覚が疎かになるなんて、勿体ないじゃないですか。
映像に含まれる情報量が少なければ問題ないのですが、ゲーム画面のような情報量の多い映像だったらむしろ邪魔だと感じています。

そういうわけで、映像演出にあまり良い印象を持っていないのですが、今回はそれとは少し角度の異なる理由で、映像演出に対する印象が悪化しました。
そもそもの発端は、演奏が合わなくて音が不揃いになり、不快に感じたところが数えきれないくらいあったこと。
東京フィルらしからぬミス乱発で、らしくないなぁと思っていました。
が、第2部あたりでその理由が分かったような気がしました。

まず最初に気付いたのは、指揮の乱れでした。
リズムや指示が解りにくいというか、なんだかよく乱れていたのです。
で、よく見たら、どうも演奏中にヘッドホンを付けていた模様。
スピーカーから流れていたものと同じものを聴いていたのではないかと思います。
その時点で、そりゃ音が乱れるな、と納得しました。
楽器から直接聴こえてくる音とスピーカーから流れる音が完全同期するはずはなく、ケーブルや機材を経由している分、どうしてもスピーカーから流れる音の方が遅くなります。
演奏者側は楽器から発せられた音を聴きつつ指揮に合わせて演奏していると思うので、そこで楽器の音と指揮のタイミングにズレが生じ、混乱を招いた結果が音の乱れだったように思いました。

それならば、なぜヘッドホンを着用していたのかと言えば、これは憶測なのですが、映像と完全に同期させるためではないかと。
指揮台の足元にもモニターがあって、そこに正面スクリーンに投影されているものと同じ映像が流れていたようで、どうしても映像と同期させた演奏をしたいという企画側の意図が見えました。
ひょっとしたら、指揮者が着用したヘッドホンからは、映像と同期させるための外部からの細かい指示も含まれていたかもしれません。
それもあって、指揮が乱れてしまうことがあったのではないかと。

結局のところ、演奏と映像の主従が逆転してしまい、映像に引っ張られる形で演奏が乱れてしまっていたように思います。
だったら、演奏会に映像は要らないです。
演奏会なのだから、まずは音を最優先で大事にして欲しいです。

なんだか、映像に関する制約が強過ぎて、鑑賞していて楽団の方々や指揮の和田氏が可哀そうでなりませんでした。
もっと自由にのびのびと演奏してほしかったです。
少なくとも、今回の音の乱れに関しては、演奏者と指揮に非はないという結論に達しています。

■物販は長蛇の列
話は変わって、物販について。
コンサート恒例の物販は、やはり長蛇の列ができていました。
物販開始1時間前に列に並んで、買い終えたのはそれから2時間半後。
先頭に並んでいた方は、一体何時から並んでいたのだろう。

物販商品は大量に用意されていたらしく、自分が買った時点ではまだ品切れはありませんでした。
というか、商品が大量にあり過ぎていて、物販会場となったD1ホールが倉庫のようになっていました。
ホールの面影がまるでなくなっていて、それはそれで珍しいものを見た気分になりました。

もし品切れしていたとしても、通販による受注を受け付けていたので、今すぐ欲しい!というものでなければ確実に手に入れることができたようです。
受注受付期間は短いですが、せっかく並んだのに入手できないということが無くなるので、これは良い対応だと思いました。

ちなみに、会場限定発売されたアルバムは、今回演奏された曲が全て収録されているわけではありません。
アンコールを含めて6曲ほど未収録なので、そこは注意が必要です。

■感想まとめ
演奏と映像については不満を爆発させてしまいましたが、コンサートが終わって少し時間が経過した今になって振り返ってみると、良かったという思い出しか浮かんでこないです。
音だけで涙ぐんだり高揚したりと感情を揺さぶられながら、結局のところなんだかんだで楽しんでいたのだと思います。
KHはオケと相性の良い素晴らしい楽曲ばかりなので、ぜひ今後もコンサートを開催してほしいです。
さしあたって、KH3が発売されたタイミングでいかがでしょうか。


これより下の追記は、今回の演奏会のセットリストと印象に残った曲ごとの感想になります。


セットリストは以下の通りです。
-----
[第1部]
1-01. 光 -KINGDOM Orchestra Instrumental Version-
1-02. Dearly Beloved -KINGDOM HEARTS II Ver.-
1-03. Destati
1-04. Organization XIII
1-05. Twinkle, Twinkle Holidays
1-06. Treasured Memories
1-07. The World of KINGDOM HEARTS
1-08. Fate of the Unknown
1-09. Threats of the Land: KINGDOM HEARTS Battle Medley

[第2部]
2-01. Heroes and Heroines: Characters' Medley
2-02. Lazy Afternoons ~ At Dusk, I Will Think of You...
2-03. Vector to the Heavens
2-04. Wave of Darkness
2-05. Daybreak Town: The Heart of χ
2-06. The Other Promise
2-07. Let Darkness Assemble: Final Boss Battle Medley
2-08. Passion -KINGDOM Orchestra Instrumental Version-

[アンコール]
E-01. Fantasia alla marcia for piano, chorus and orchestra
-----

これより下は、印象に残った曲ごとの感想になります。

1-01. 光 -KINGDOM Orchestra Instrumental Version-
昨年の吹奏楽コンサートのオーラス曲で、今回のコンサートから始まりました。
この最初の曲から既に、涙腺直撃でした。
ようやく生オケで聴けたという感動と、ゲームをプレイした時の記憶への刺激で、ダメでした。
曲自体は前向きだし、後半のサビの部分はスネアドラムの刻みもあってマーチっぽいのに、聴くだけで泣けてくるって凄くないですか。

演奏された曲自体は、OSTに収録されているものそのままでした。
この曲はOSTに収録されているオケ版の時点で完成されているので、そこから外れないのは無難だと思います。

1-02. Dearly Beloved -KINGDOM HEARTS II Ver.-
語りも交えた演奏。
語りもそうだけど、何よりも映像が卑怯でした。良い意味で。
この曲の映像だけはゲーム映像ではなく、自然の風景を実写で切り取って組み合わせたものになっていました。
晴れのシーン、雨のシーン、草木や街並みなど、何気ない日常に普通にある場面なのに、どれも美しくて愛おしく感じました。

さらに、ピアノとハープを主体とした穏やかで美しくもどこか切なさのある調べが、非常に抒情的な響きで。
何気ない風景映像に彩を添えていました。

そんな感じで、映像に演奏と語りが合体し、三位一体となって涙腺を総攻撃。
あえなく、涙腺は崩壊しました。
これは、抗えないですよ。泣くなっていう方が無理です。

1-03. Destati
これほど生演奏で化ける曲も珍しいかもしれません。
OSTで印象に残ったなら、ぜひ生演奏を聴いてほしい最推し曲の1つです。
生演奏の迫力はOSTとは桁違い、本当に半端ないので。

この曲には欠かせないコーラスは、もちろん素晴らしかったです。
また、良いところで重厚なインパクトを与えてくるバスドラム、また盛り上げるところで高らかに響くホルンを始めとした金管楽器も格好良かったです。
本当にこの曲は、生演奏で迫力を味わってほしいです。

1-04. Organization XIII
今までXIII機関の曲はそれほど印象に残っていなかったのですが、今回のこの曲を聴いて印象が変わりました。
前半は原曲に合わせたような、妖しさのあるゆったりした調べ。
それが後半になって大きく盛り上がる展開になっていました。
この後半の展開が、聴いていて気持ち良かったです。
同名の原曲とは曲の構成が違っていたっぽいので、「Organization XIII」をベースに他のXIII機関の曲を組み合わせたのでしょうか。

1-05. Twinkle, Twinkle Holidays
ネヴァーランド関連曲。ようやく明るい曲が来ました。
「drammatica」に収録されているものが、ほぼそのまま演奏されたのかな。
生で聴くと疾走感がより際立って、聴いているだけで楽しい気分になれました。

1-06. Treasured Memories
抒情的なピアノの調べが印象的な演奏でした。
ここまで感情を揺さぶられたり盛り上げられたりする曲が続いていたけれど、ここでようやく気分を落ち着かせることができたかもしれません。
というか、むしろ、この曲しか落ち着けるところがなかったような気もします。

1-07. The World of KINGDOM HEARTS
KHシリーズの各作品からフィールド曲を1曲ずつピックアップしてメドレーにしたもの。
パンフレットによると、吹奏楽コンサートでは1のフィールド曲がメドレーになっていたので、今回は各作品からという構成にしたそうです。
含まれていた曲のうちわかったのは、

・Mickey Mouse March
・Olympus Colliseum
・A Very Small Wish
・Waltz of the Demand
・The Silent Forest
・La Cloche

で、中盤に入る1曲だけわかりませんでした。
個人的には「Hollow Bastion」がすごく聴きたかったです。まぁ、仕方ない。

1-08. Fate of the Unknown
すごく格好良い曲でした。
演奏を聴く前はあまり印象に残っていなくて「こんな曲あったっけ?」状態だったのですが、今回の演奏を聴いて惚れ直しました。
途中、映像に合わせたバスドラムの一撃が、本当に映像と完全一致していて、録音かと思ったくらいです。
あのタイミング調整、たいへんだったろうなぁ。

それと、ひたすら高速連打し続けていたハイハットシンバル(かな?)が、この曲の敢闘賞だと思います。
すごく腕が痛くなりそうな高速連打を、この曲の間ずっとされていました。本当にお疲れ様です。そして、GJです。

1-09. Threats of the Land: KINGDOM HEARTS Battle Medley
KH1の各ワールドのバトル曲をメドレーにしたもの。
吹奏楽コンサートではKH1のフィールド曲をメドレーにしたので、今回はバトル曲にしたそうです。

モンストロの「Monstrous Monstro」はBPM値が高いのか、主旋律の後ろでピロピロしている伴奏部隊が若干追い付けなくなっているところがありました。
さすがにあれと原曲とテンポで演奏することは、プロでも難しかったようです。
が、空中分解まで行かなかったのは、さすがプロでした。

個人的には、ホロウバスティオンの「Scherzo Di Notte」が聴けて満足です。
ホロウバスティオンの曲、フィールド曲もバトル曲もどちらも、神曲揃いのKHシリーズの中でも5本の指に入るくらい大好きなんです。
だからこそ、「Hollow Bastion」を生オケで聴きたかった。。。(まだ言うか)

2-01. Heroes and Heroines: Characters' Medley
主要キャラクターのテーマ曲をメドレーにしたもの。
内訳は、

・Sora
・Riku
・Kairi
・Namine
・Roxas
・Musique pour la tristesse de Xion(シオン)
・Terra
・Aqua
・Vwntus
・Enter the Darkness(ヴァニタス)

かな。
「Enter the Darkness」は、ロクサス、ヴェントゥス、ソラのフレーズも入っていたと思います。
ソラは解りやすいけれど、ロクサスとヴェントゥスはすごく解りにくいので、たぶん入っていたと思う、という程度ですが。

ソラ、リクは短めで、カイリ、シオン、ヴァニタスがやや長めな構成でした。
単純にキャラクターの初登場順に並べたような流れなので、曲調の移り変わりの激しいメドレーになっていました。
曲が変わると雰囲気もがらっと変わって、高低差が激しいというか。
それにより、ソラとリクの明暗や、ヴェントゥスとヴァニタスの動静などの対比が明確に表現されていて、これはこれで面白い構成でした。

個人的な聴きどころは、ロクサスからシオンにかけての部分。
「The Other Promise」と「Vector to the Heavens」を続けて演奏しているようなものなので、感動必至です。
流れ的にこれしかないとは思うけれど、この流れはズルいです。号泣、慟哭レベルものです。もはや泣くしかないです。

2-03. Vector to the Heavens
本命のうちの1曲が来たーっ!!
というわけで、歓喜と感動の涙を流しながら演奏を聴きました。

曲のアレンジ自体は「memoria」版とほぼ同じかと。
フルートの響きがとても美しくて情感豊かで、印象的でした。

2-04. Wave of Darkness
今回演奏された曲の中では、一番最新の曲だそうです。
パンフレットによるとボスバトル曲だそうで。
なんというか、すごくKHのボスバトル曲っぽいです。
とにかく熱い。めちゃくちゃ格好良い。すごくたぎる。
それでいて、ほんの少しの切なさもあって。
メロディアスに熱く盛り上げつつも、ややヒートダウンする部分もある緩急の付いた展開は、KHサウンドらしかったです。
これをBGMにしたボスバトルをプレイしてみたいけれど、俺じゃたぶん瞬殺なんだろうなぁ。。。

2-06. The Other Promise
本命のうちの2曲目来たーっ!
というわけで、歓喜と(以下略

「drammatica」でこの曲を聴いて以来、生演奏で聴きたいとずっと思っていた念願が、ついに叶いました。
曲自体は「drammatica」版と、コーラスも含めてほぼ同じです。
「Vector to the Heavens」と同様に、フルートの調べが非常に印象的でした。特に冒頭と終曲部の。

ただ、少し弦の主張が強過ぎる気がしました。
ピアノよりも弦の音の方が強かったり、他の楽器の音色と上手く混ざり合っていないような部分もあったり。
そこだけは、ちょっと勿体ないと感じました。

もっとも、この曲を生演奏で聴けた時点で、かなり満足したのですが。

2-07. Let Darkness Assemble: Final Boss Battle Medley
各作品のラスボス戦曲をメドレーにしたもの。
KHシリーズでラスボス曲をメドレーにすると「Destati」無双になる、ということがよくわかるメドレーでした。
こんなに使われていたのかと驚くくらい、何度も「Destati」を聴きます。
メドレーの半分は「Destati」でできているんじゃないか、というくらいによく聴きます。
まぁ、KHの世界観の仕様だから仕方ないし、演奏がものすごく格好良いので、全く問題ありませんが。

2-08. Passion -KINGDOM Orchestra Instrumental Version-
この曲が聴けるとは全く想定していなかったので、これは嬉しい選曲でした。
原曲はクセが強くて聴きにくい(けれど慣れると逆にクセになる)曲と感じているのですが、こちらのオケアレンジ版はすごく聴きやすいし、個人的にはこのオケ版がかなり好みだったりします。
それを今回演奏してくださって、もう感謝しかありません。

曲自体は、OST収録版とほぼ同じかと。
ただ、迫力はさすが生演奏、後半のグワッと来る感じがたまりませんでした。
やっぱり生演奏はいいなぁ。

それと、「光」で始まり「Passion」で終わる本編の曲構成も良かったです。

E-01. Fantasia alla marcia for piano, chorus and orchestra
アンコールということもあって、下村陽子さん自らがピアノを演奏。
意外と、と言っては失礼かもしれませんが、上手い演奏だと思いました。
確かに若干誤魔化されたような気がした部分もありましたが、アルベジオも見事に弾きこなされていて、普通に上手でした。

曲はほぼOST収録版のままだったと思います。
ピアノは多少アレンジがあったかもしれませんが、目立った違和感はありませんでした。

アンコールにエンディング曲を持ってきたあたりも、大団円っぽくてとても良かったです。
ゲームでエンディングを迎えたときのような、すっきりした満足感に浸れました。
多少の不満もありましたが、終演から少し時間が経った今となっては、なんかもう、本当に良かったという感想しか残っていません。
やっぱり、KHは神曲揃いでした。

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