[ゲームRev] CHAOS;CHILD らぶchu☆chu!!

Xbox One/PS3/PS4/PS Vita/PC他でリリースされたADV「CHAOS;CHILD」(以下、カオチャあるいはカオチャ本編)のファンディスク「CHAOS;CHILD らぶchu☆chu!!」(以下、カオチャLCC)が発売されたので、予約して購入しました。
プレイ時間は、トゥルーエンド到達までに30~40時間。
そこからトロフィーコンプにかかった時間は、+3時間ほど。
カオチャ本編に比べると、テキスト量はおよそ半分ほどかと思います。
そもそもカオチャ本編のテキスト量が一般的なテキスト型ADVゲームの2倍と膨大なので、カオチャLCCのテキスト量の方が標準サイズとも言えます。

ボイスをほぼ全部ちゃんと聞いてこの時間なので、テキスト読むだけならもっと短時間でクリアできると思います。
ちょっと性的にマニアック過ぎてマトモに聞けなかったシーンが1, 2ヶ所あったので、そこだけすっ飛ばしましたが。
ただ、CVの方々の声の熱演が凄過ぎるので、ボイスは聞いた方が良いです。特に拓留。
主人公・宮代拓留役の松岡禎丞さんが、一体どこから声を出しているのか、どんな声帯してるのか、こんな声を出し続けていて喉が潰れないのか、もはや不思議しかない声を、カオチャ本編に引き続き今回もあちこちで出してます。
拓留のテンションの振り幅がカオチャ本編よりも大きいためか、なんだか本編よりも凄いことになっているかも。
別に俺は久野里さんサイドの人間ではないけれど、正直、喉をはじめとする呼吸器系を解剖して見てみたくなりました。

他のCVも凄いことになっているので、その声芸を聞くだけでもプレイする価値はあるかもしれません。
シーンによっては、声芸で張り合っているようにしか聞こえません。
それだけに、掛け合いが面白かったです。

シナリオの内容や舞台は、完全にカオチャ本編の後日談。
カオチャ本編のネタバレが、冒頭からそれはもうボロボロ出てくるので、カオチャ本編クリア済みであることが前提です。
アニメでは足りません。ゲームクリア済みが前提です。
というか、テキスト型ADVに抵抗のない方は、ぜひカオチャ本編をプレイしてほしいです。
シナリオがめちゃくちゃ良いので、本当にプレイしてくださいお願いします!
カオチャ本編をプレイして、その上で少しでもその後の話が気になったらカオチャLCCをプレイするくらいが、おそらくちょうど良いと思います。
うん、まずはカオチャ本編のプレイから。話はそれからだ! だっ!!

あと、結構がっつり恋愛要素、性的要素が盛り込まれているので、そこを楽しめる方推奨なところもあります。
自分は、グロ耐性はかなり高いので本編程度のグロ表現なら平気だったのですが、逆に恋愛要素や性的要素はやや苦手らしくて、プレイしていてツラかったところがしばしば。
プレイしているだけなのに、あまりにも気恥ずかしくて正視できなくなり、耐えられなくて意識が遠のいた箇所がいくつか。
プレイしていてどちらがツラかったかと問われれば、多分LCCの方に一票を投じると思います。
本編も本編で別ベクトルで辛いけれど、LCCの方が苦手なツラさでした。
俺、やっぱり恋愛要素ダメなんだなぁ。Memories Offシリーズをプレイしていたときから薄々気付いていたけれど、ここまでとは。
まぁ、非リアだから仕方ないね。

それでも、楽しめる要素も多々ありました。
全体的にラブコメだけど、カオチャ本編を踏まえたラブコメになっているので、カオチャ好きにはたまらないシーンが多数。
まぁ、良い意味でも悪い意味でも、という形容付きで、ですが。

シナリオも、それなりに楽しく読めました。
各ルートにヒロインの特性に合わせた味があって、面白かったです。
比較的どのルートも「似たような話どこかで見たような」という気がした王道路線だったけれど、その分ハズレがなくて、王道ならではの安心感と安定感がありました。

ルート分岐は、結構わかりやすいです。
ADVゲームに慣れている方ならば、何が分岐フラグかすぐにわかるかと。
攻略サイトなしの自力プレイでも、たぶんトゥルーエンドまで到達できると思います。
ちなみに、トゥルーエンドまでだったら、自分も攻略サイトに頼らず自力で到達しました。
その後、トロコンのために、ちょっと攻略サイトを見たぐらいです。

カオチャ本編に引き続き、今回も妄想トリガーがあります。
ただ、ネガティブトリガーを弾いても、それほどグロくはありません。
ポジティブでもネガティブでも、どちらを弾いても大抵エロいです。
ただ、精神的ダメージの大きさが違うぐらいです。
人によってはご褒美かもしれませんが。

妄想トリガーの妄想シーンは、本編よりも暴走していたように思います。
というか、なんつー妄想してるんだよ拓留。
妄想トリガーのシーンだけ見たら、本当に残念男子でしかない。

もっとも、それだけでは終わらないから、宮代拓留という人物が好きなんですけれど。

そんなわけで、サスペンス要素満載だったカオチャ本編からがらりと雰囲気を変え、ラブコメ要素満載になったカオチャLCC。
グロ要素がない分、本編よりも優しくなっています。
カオチャ本編を面白く感じられた+ラブコメに抵抗がない方にはオススメです。

・・・・・・さて、本編やり直すか。


※これより下の追記以降には、カオチャ本編およびカオチャLCCのネタバレが多数含まれています。
本編トゥルールートおよび本作トゥルーエンドまでプレイしていない方は、閲覧の際にご注意ください。





というわけで。
これより下はネタバレ満載の感想になります。
下手に我慢するとこじらせて体調を崩す、ということを、カオチャ本編プレイ時に学んだので、吐き出せるときに吐き出すことにしました。



【全ルート共通の感想】
本エントリの冒頭でも少し触れましたが、声優さんもたいへんだなぁ、としみじみ感じました。
好むと好まざるとに関わらず、卑猥な台詞も感情を込めて発しなければならないところが。
もっとも、結構ノリノリで演じられているようにも感じましたが。
ブリドカットセーラ恵美さんは、わりと喜んで演じられていたような気がします。

なんといっても、拓留役の松岡さんには、本当にお疲れさまでした、と言いたいです。
拓留の台詞量が半端なく多ければ、テンションの振り幅も半端なく大きいだけに、たいへんだったのではないかと。
シリアスから突き抜けたエロ発言まで目白押しな台詞の数々の上に、普段はコミュ障のヘタレで朴念仁でバカっぽいのに、ここぞというときはズバッと格好良く決めてくれたり。
拓留の魅力の30~50%は、CV松岡さんだったからではないかと思ったぐらいです。
いや本当に、ありがとうございました。

それと、伊藤がとても良いキャラでした。色んな意味で。
主人公をサポートしつつ、率先して地雷を踏み抜きに行くところは、まさに恋愛ゲームにおける主人公の親友キャラそのもの。
何かと「ハムサンド」とか「箱」とかメタ発言してくるところも好きです。
拓留の親友が伊藤で、良かったです。

ところで、何故うきルートがなかったんでしょうか。
付き合いが短いからとか、そういう理由でしょうか。
もしくは・・・・・・大人の事情?


これより下は、クリアしたルート順に感想を並べます。

【結衣&結人編】
プレイして早々に到達したのが、この「結衣&結人編」でした。
YES-NOチャートもガチで正直に辿ったはずなのに、なぜかバッドへ行かずにここへたどり着きました。
ロリもショタも対象外のハズなんだけど。おかしいなぁ。

プレイ中、常に頭の片隅を過っていたのは「児●法」でした。
これ、いいんですか? ここまでやって、いいんですか?
CEROの審査通ってるはずだから問題ないとは思いますが、ラブコメでドキドキするのとは別の理由でドキドキしました。

危機意識を持たない中高生が迂闊にネット配信デビューすると、まぁこうなるよね、というのが、率直な感想でした。
そして、最終的には落ち着くところに落ち着いたというか。
それと、うきちゃんの能力は便利だなぁ、と思ったりも。ゲームメイカー的に。

伊藤と雛絵のプロデューサー対決、面白かったです。
というか、伊藤は想像通りのプロデューサーっぷりだったけれど、それよりも雛絵の感性の古さには驚きです。
そんな前時代的なセンス、どこで手に入れたんだこの子は。
あれで一応文芸部所属だから、古い小説とかで得た知識でしょうか。

【バッドルート】
次に到達したのは、バッドルートという名の伊藤ルート。
まぁ、順当に到達しました。
むしろ、一番がこのルートじゃなかったことに驚きです。

自分は腐っていない方だと思うけれど、とりあえず、伊藤が左で拓留が右って認識でOKでしょうか。
主人公補正のためか、拓留が左ってあんまり想像できないな。

そもそも、カオチャプレイヤーの中に、このルートを歓喜する女性プレイヤーがどれだけいるのかっていう話ですが。
だからこその「バッド」ルートなのでしょうか。
ちなみに自分は、拓留が絡んでいれば、どのCPでもわりと美味しくmgmgします。
あ、やっぱり前言撤回。神成さんだけは別枠で。

どこのルートの妄想トリガーだったか忘れてしまいましたが、カオチャの男性陣からあっち側の世界へ招待される妄想に神成さんが出てきて、「神成さんのイメージがぁぁぁ!」と叫んでいたのは俺です。

【有村雛絵編】
とりあえず、まぁ、まずはあれだ・・・リア充 爆 発 しろーっ!!

それと、渋谷スクランブル交差点の中心で愛を叫ばれると、実際にはものすごく迷惑なのでマジでやめてください。
いやまぁ、あの告白シーン、結構感動しましたけれど。
でも現実でやられると周りが本当に迷惑なので、ガチで勘弁してください。

そんなことはともかくとして、LCCの個別ルートの中では、雛絵ルートが一番好きなシナリオでした。
本編の雛絵ルートがアレだったので、このシナリオをプレイし終わったときは、LCCって雛絵救済ゲームだったのかなと思ったくらい。

本編プレイ時は、雛絵の魅力にあまりピンと来ませんでした。
なかなか本性が見えなくて、いかにもな女子高生タイプで、それにやかましいし、むしろ苦手なキャラでした。
が、LCCの雛絵ルートはとても良かったです。
他のルートの雛絵も好感の持てるキャラになっていて、LCCでようやく雛絵人気を理解できたように思います。
なるほど、これは人気が出たのも分かる、かも。

シナリオの展開は、一貫してドタバタラブコメディ。
雛絵のお色気攻撃に拓留がいつまで耐えられるか、という対決モード故の意地の張り合いっぷりが、たいへん面白かったです。
ドタバタ展開の果てにお互いの本心に気付いて、スクランブル交差点での告白シーンに繋がるという流れも、綺麗にまとまっていて良かったです。
前評判で雛絵ルートが良いという噂を耳にしていたけれど、これは確かに良いシナリオでした。

【香月華編】
エピローグで現実世界に戻った後、華が真っ先に赤面悶絶していたけれど、全ルート見た今ならその気持ちがわかるような気がします。
これは・・・恥ずかしいな。
結局、二重人格を自作自演して拓留に迫ったってことだし。
ていうか、拓留がとんだとばっちりですね。

もう一人の『華』の方は元の華とは桁違いに積極的だったけれど、ひょっとしてそっちの『華』の方が素に近いのでしょうか。
確かに、エンスー2のチャットの華は、そっちの『華』に近い感じだったような。
ギガロマニアックスとしての能力が無かったら、こんな積極的な性格の子になってい可能性があったのかも。
だとしたら、トゥルーエンド後、時間経過とともに言葉を発することに慣れてきたら、こんな子になるのでしょうか。
それはそれで見てみたいし、すごくモテる子になりそう。

【来栖乃々編】
本編でも巷でクズ原くんと言われまくっていた川原くんが、ついにこのルートで弁解の余地のないほどのクズ原くんにレベルアップしました。
正直、ドン引きレベルです。
来栖や泉理に対する告白もがっつり上から目線で、プレイヤーとしても「ないわー」と思いました。
やっぱり川原くんって、本当にクズ原くんだったのか。
本編の乃々ルートの川原くんには、まだ情状酌量の余地があったけれど、うん、認識を改めよう。やっぱりクズ原くんでした。

乃々ルートは、他のルートに増して、本編のオマージュというかメタ発言が多かったように思います。
主に「箱」や「力士シール」などなど。
赤ん坊の登場も、ある意味メタな設定とも言えるかも。

中盤以降で捨てられた赤ん坊を青葉寮で育てるところは、乳幼児を可愛いと思ったことがない(むしろ子供は大の苦手)自分にとっては、赤ん坊のどこが可愛いのか理解できないのですが、青葉亮の面々が誰もが四苦八苦しながらも楽しんで子育てしているところは微笑ましかったです。
乳幼児は好きになれないけれど、あの家族団欒の風景は良かったです。

終盤の、乃々の秘密を守ると決断した後の拓留は、格好良かったです。
拓留なら、自己保身のために仲間を秘密を売ったりすることはせずに、自分で全てを責を背負う覚悟を決めるだろうなぁと予想はしていたけれど、それでもやっぱり格好良かったです。
来栖が泉理であることを明かしたあと、全校生徒を説得する演説が、ものすごく格好良かった。
本編でもそうだったけれど、普段ヘタレでコミュ障の内弁慶なのに、一度決断した後の彼の行動力と意志の強さには感銘を受けました。
これは、惚れざるを得ない。

最後に一言。
川原くん、ざまぁ!

【尾上世莉架編】
世莉架ルートだけは他のルートの雰囲気とは異なり、すこぶるダークなシナリオでした。
でも最後までプレイしてみて、これが一番最後に開放されたシナリオだったことに納得しました。
さすがは正ヒロイン。

個別ルートに入って間もなく拘束生活が始まるという、その時点でサスペンスフル。
いや、まぁ、個人的な好みから言ってしまえば、好きなキャラクターの拘束監禁シチュエーションはもえるのですが。
しかし、指と爪の間に縫い針を差し込んだり、拘束具を思いっきり締め上げたりというのは、ボイスも相まってすごく痛そうでした。
普通に考えても、とんでもなく痛いだろうなぁ、きっと。
想像しただけで、指先がザワザワします。

シナリオ中に『白』の世莉架と『黒』の世莉架が出てきますが、『黒』の世莉架は現実世界で拓留によって封印された世莉架だったっていう認識です。
和久井によって作られた妄想の檻、夢の世界だからこそ、『黒』の世莉架が出てこられたのかな。
『黒』の世莉架にとって、拓留の願いを叶えること、つまり大事件を解決に導いた英雄として拓留が世間から認められることが至上命題で、妄想の檻から脱出することは拓留をそれと真逆の状況に置くことになるから、『黒』の世莉架には到底受け入れ難いこと。
『黒』の世莉架にとって、何よりも一番大切な人は拓留だったし、拓留の願いが『黒』の世莉架の存在理由だったわけだし。
だから、拓留を現実世界に戻したくない、戻さないためには容赦なく何だってする、拓留の敵である和久井とだって手を組む、という気持ちはわからなくないです。

一方で、ならば『白』の世莉架は何だろう、という疑問が湧きました。
単純に考えれば、封印後の世莉架なのかな、と思います。
ただ、そうなると、封印後の世莉架が拓留を独占したくて心が壊れる、というのがちょっとピンと来ませんでした。
トゥルールート以降の記憶封印された世莉架は、拓留のことを知っていて、トゥルールートの一件で嫌悪以外に何か思うところがあったとしても、独占したいという気持ちはないと思うので。
もし封印された記憶が戻っているなら、より一層『白』の世莉架なんて不要で、出てこないのではないかと。

となると、妄想の檻の中で壊れかけているのは、”普通の女の子”の世莉架自身ではなく、拓留の心の中の世莉架か、拓留の写し鏡としての世莉架でしょうか。
『白』の世莉架が拓留自身だとすれば、完全に壊れたら拓留の精神も壊れるも同然で、そうなればギガロマニアックス再覚醒の可能性が出てきます。
和久井はそこを狙って、世莉架を唆したのかも?

そういえば、世莉架ルートが拘束監禁生活な話になっているのは、現実の拓留が自由の効かない理不尽な拘禁生活だから、それが反映された形なのでしょうか。
拷問は、拓留がその身で受けている理不尽や不条理の暗喩なのかもしれない。

拓留が「この世界が現実ではない」と気付かされた『黒』の世莉架の「やはりお前はその選択をするのだな」みたいな一言は、なんでそれがぽろっと出てきたのかちょっと不思議に感じています。
その一言がなかったら、拓留はそこが現実ではないと気付かなかったんじゃないかと。
『黒』の世莉架が封印前の世莉架なら、恐ろしいほど狡猾なはずなので、現実に戻したくないならその一言は出てこないのではないのかなと思いました。

いやでも、そもそも『黒』の世莉架も拓留の想像上の存在だったら、有り得るかな。
封印した世莉架がどんな人物だったかを拓留は知っているから、それを夢の世界で具現化して『黒』の世莉架が出てきたのであれば、あの一言が出てきたのも筋が通るかも。
内心で「ここが現実ではない」ことに気付き、『黒』の世莉架の口を借りて自認した、てことで。要するに自己解決。
そうすると、LCCでも世莉架(イマジナリーフレンド)の助けを借りて、自力脱出したことになるのか、拓留は。

それにしても、LCCの世界が現実ではないと気付いたときに、いきなりトゥルーの拓留に戻ったのには驚きました。
そして、和久井に対して発した拓留の怒りが、ものすごく格好良かったです。
トゥルーの拓留がイケメン過ぎて、生きるのがツラいです。
声と台詞だけだったのに、あまりの迫力に思わず息を飲みました。
LCCのここまでの拓留の9割が残念男子だっただけに、ここのシーンはすごく映えました。

あと、トゥルーの拓留はガチ切れすると静かにブチ切れるタイプっぽいので、自分の中で「本気で怒らせてはいけない人物」に昇格しました。
あの和久井への二言、本気の殺意が籠ってて、格好良くもあり少し怖くもありました。

【インターミッション~エピローグ】
トゥルーの拓留がイケメン過ぎて、生きるのがツラいです(大事なこと

結局LCCは、本編トゥルールートで始まった拓留vs和久井の「ゲーム」だった、という認識でOKでしょうか。
時系列としては、

本編(2015年9~11月)

トゥルールート(2016年2月11~14日)

LCC(2016年3月)

トゥルーエンド(2016年10月)

Children's Revive(2016年11月頃~2017年正月)

という流れかな。
Children's Collapseは今のところ本編の前日譚のはずだけど、この先どこまで描かれるのか不明なので、とりあえず保留で。

それにしても、まさかトゥルーエンドよりも前に、既に一戦交えていたとは。
というか、2016年2月14日の戦いからわずか1ヶ月足らずで、和久井が仕掛けてきていたとは思いませんでした。

和久井が久野里さんに対して罠を仕掛けた理由がついさっきまでよくわからなくて、彼女に対して何もしなければ手痛い反撃を受けることもなかったんじゃないのかと、しばらく考え込んでいました。
でも、もし久野里さんに何もしないまま、拓留を含む新聞部のみんながいきなり昏睡状態になったら、必ず久野里さんは和久井の仕業と気付くはず。
そのための予防線として、「因果律を捻じ曲げる」なんてことをでっち上げたのでしょう。
それでも、いずれ久野里さんが拓留たちの状態に気付くであろうことは予測できるでしょうから、久野里さんにちょっかいを出したのは、最初から拓留がギガロマ再覚醒するまでの時間稼ぎでしかなかったと思いますが。
ただ、久野里さんが気付くのが思いの外早かったことと、人工ギガロマを再現させていたことが、和久井の想定外だったってところでしょうか。

まぁ、LCCに関しては、和久井も本気で拓留を再覚醒させようとしていた感じではないですし。
拓留が自力脱出したらそれはそれ、再覚醒したら儲けもの、ぐらいの気持ちだったのではないかと。
そんな感じでちょっと手を出してみたら、手酷い反撃を喰らってましたが、まぁ死んではいないでしょう。
拓留に直接結果報告してるぐらいの余力はあったし。
なんか、和久井って、ゴキブリ並みにしぶとそうなイメージ。

ラストのトゥルー拓留を見て、もう拓留のことはそっとしておいてほしいという想いもあるけれど、きっと和久井は放っておかないだろうなぁ。
和久井自身の委員会における生き残り(?)がかかっているのだから。
それと、個人的には、拓留と久野里さんで決着を付けてほしいという想いもあって、少々複雑な気分。
とりあえず、拓留が現状で一番救われる道に進んでほしいなぁ。
・・・・・・でも、闇堕ちした拓留も、きっと美味しいと思う(ぉぃ

結局、LCC騒動の前後で状況が何も変わらなかったことを考えると、久野里さんが冒頭で言っていた通り、確かにLCCは蛇足ですね。
唯一変わった点と言えば、久野里さんのディソード(レプリカ)が壊れたことと、和久井が負傷したことぐらいでしょうか。
あまり大きな変化はなかったです。

蛇足ついでに。
3つ目のインターミッションだったと思うのですが、久野里さんと神成さんが車で移動中のときの絵が、ハードボイルドな格好良さ満載でお気に入りです。
このときの神成さんが既に和久井の成りすましだったのかと思うと途端に凹むのですが、それを考慮せずに絵として見たら、すごく好みのイラストでした。
この絵、いいなぁ。壁紙にしたい。

先日発売されたノベライズ「Children's Revive」で、ヒロインズたちの拓留に対する絶大な信頼感は一体どこから出てきたのか? 過大評価してないか? と思うこともありましたが、カオチャLCCをプレイしてそれに納得しました。
エピローグを見る限りでは、どうやらヒロインズの記憶にLCCのエピソードが残っているようなので、そりゃ拓留に対する信頼感がうなぎ上りなのも仕方ないかなと。
ただ、あのエピローグの場に結衣がいない点だけ、一抹の寂しさを感じました。
あと、世莉架も記憶を封印されている都合上それほどでもないっぽいのも、少し寂しかったです。

【余談】
OPムービーやEDムービーにドット絵(っぽい絵)が使われているのは何故だろうと思っていたけれど、「ゲーム」らしさを表現していたことについさっき気付きました。
LCCが結局、拓留(&久野里さん)vs和久井の「ゲーム」であることを、暗に表現しているのかと。
OPムービーの曲「非合理的かつ訂正不能な思い込み」のサビに、矩形波か三角波かわからないけれど、8bit音源のような音色のフレーズがはっきりと入っているのも、その表れでしょうか。

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