[GMCD] 文豪とアルケミスト 劇伴音樂集

スマホゲーム「文豪とアルケミスト」(以下、文アル)のOSTをゲットし、一通り聴いてみました。
収録曲数は、全18曲(未発表曲4曲、ボーナストラック4曲含む)。
再生時間は、トータルで57分ほどです。

文アルのゲーム自体は未プレイです。
ゲーム系ニュースサイトやTwitterで時々名前を見かけるので存在自体は知っていますが、一体どんなゲームなのかすら知らなかったりします。

そんな自分がこのOSTを買おうと思い至った理由は、主に3つ。
・曲が良いと評判だから。
・作曲が坂本英城さんだから。
・上記2点を踏まえて、なんとなく勢いで。

ゲームを知らなくても曲の評判が良ければOSTを買ってしまうのはゲーム音楽好きの性だから仕方ありません、てことにしておこう。

全体的な曲調は、和風オーケストラ。
管弦楽+ピアノの中に、時々チェンバロか三味線のような音が混じっているような、そんな感じです。
オケ調のゲーム音楽好きにとってはとても聴きやすいし、それでいて聴いていなんだか心が躍ります。

曲の雰囲気は、一言で言い表すならば「ノスタルジック」。
明治~大正時代っぽい、近代化の波に乗った頃の空気感を感じます。
古色蒼然としていて、言葉は悪いのですが、古臭さや黴臭さが音色から感じられるほど。
古い書物から漂ってくる匂いが、音の中から湧き出てくるように感じられました。
その点は、ゲームタイトル名にある「文豪」を反映しているのでしょうか。
名は体を表すを地で驀進している感じがして、腑に落ちる以前に違和感が全くありませんでした。

ノスタルジックと言っても、穏やかな曲ばかりではなく、激しい曲もあります。
そして、激しい曲は大体格好良いです。
ノスタルジックで古色蒼然としているのだけど、スタイリッシュさもあって疾走感があって、要するに格好良い。
「破綻スル齒車」や「開進止メヌ文士タレ」が、個人的には特に好みな曲です。

ボーナストラックは4曲とも、原曲のアレンジ版になります。
内訳は、「文豪とアルケミスト」のピアノソロバージョンとオーケストラバージョン、「憩」の弦楽バージョン、「破綻スル齒車」のオーケストラバージョンの4曲。
その中でも妙に印象に残ったのは、「文豪とアルケミスト」のピアノソロバージョンと、「破綻スル齒車」のオーケストラバージョンです。

「文豪とアルケミスト」のピアノバージョンは、初めて聴いたときは軽くスルーしてしまっていたのですが、何度か聴いているうちに「あ、これ、いいかも」と感じるようになりました。
哀愁すら感じられる主旋律としっとりとした演奏が良い感じに抒情感を醸し出していて、これはこれで好きというか。
あまりキャッチ―なアレンジではありませんが、原曲を聴いた上でこのアレンジ聴くと、なんだかより強く心に響く感じがしました。

「破綻スル齒車」のオーケストラバージョンは、問答無用で格好良いです。
原曲も結構好きですが、それを上回る格好良さがあります。
かなり本気のオーケストラにコーラスまであって、その荘厳さと勇壮さには身悶えするほど。
聴いて一発で「なにこれ超格好良い」と惚れました。
これ、生オケで聴きたいです。
坂本英城さんだから、きっといつか何かの機会に演奏してくれると期待しています。

ゲームを知らずに勢いで購入した文アルのOSTですが、評判に違わないとても良いOSTでした。
オーケストラ調の古色蒼然とした曲が好みの方にはオススメです。
ゲームを知らなくても、結構聴けるOSTだと思います。

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