[GMEV] リトルジャックオーケストラ 第14回定期演奏会

8月20日(日)に、ゲーム音楽専門のアマチュアオーケストラ楽団「リトルジャックオーケストラ」(以下、LJO)の第14回定期演奏会が開催されたので行ってきました。
会場は、横浜みなとみらいホールの大ホール。
開演は13:30、終演は16:00でした。

■LJOにとって7年ぶりのクロノ・トリガー
今回のLJOの定期演奏会は、クロノ・トリガーオンリー。
ロビコンやアンコールを除き、最初から最後までクロノ・トリガー一色でした。

LJOにとってクロノ・トリガーの演奏は、2010年の第7回定期演奏会以来7年振りだそうです。
熱いリクエストが多かったことから、今回は第7回定演のとき以来の再演を決定したとのこと。
ただ、第7回定演は自分も足を運びましたが、そのときとはセットリストが結構変わっていました。
第7回定演時の名残も残っているけれど、第7回をベースに正統進化させたような感じです。
第7回定演ではクロノ・トリガー以外の楽曲も演奏していたけれど、今回は尺の全てをクロノ・トリガーに注ぎ込めた分、より深みのあるクロノ・トリガーになっていたと思います。
クロノ・トリガーのゲームや楽曲を、深くじっくりと丁寧に演奏されました。
クロノ・トリガーのゲームも楽曲も好きな身としては、たまらないひと時でした。

ちなみに、自分が初めて参加したLJOの演奏会は、第7回定演でした。

■メインストーリーに沿って奏でられる名曲の数々
曲の構成はメインストーリーに沿ったもの。
クロノの目覚めから、中世、未来、原始、古代と旅をし、そして星を食らう災厄であるラヴォスとの決戦まで、ほぼ完全に再現されていました。
自分がクロノ・トリガーをプレイしたのはSFCの頃なので、もう20年ほど前のことになるのですが、その構成のおかげで「あんなイベントがあったなぁ」とか「あのシーン切なかった」と当時の思い出に容易に浸れました。
そんな感じに、ゲームをプレイしたことのある方であれば、曲を聴きながら容易に追体験できたのではないかと。

演奏に使える時間には限りがあるので、全曲演奏ではありませんでした。
しかし、名曲と呼ばれる曲は、一通り網羅されていたと思います。
その上で、あの壮大なストーリーを曲で再現されていて、凄かったです。

また、各メドレーにはテーマのようなものがあって、それを踏まえつつも聴き応えのある展開になっていたのも素晴らしかったです。
あるメドレーは未来編、またあるメドレーではカエルと魔王の決戦、別のメドレーではサラの立場と苦悩と願い、実に様々なシーンと登場人物たちの想いが込められていました。
それらがとても抒情的に、盛り上がりのある展開で描かれていて、全てが聴きどころと言っても過言ではないレベル。
ものすごく練られた構成で、ぐぅの音も出ないくらいです。

全曲演奏ではなく、またメインストーリーに特化した構成だったため、演奏されなかった曲ももちろんありました。
キャラクターのテーマ曲は、ほとんど演奏されませんでした。
ただ、なくても組曲として綺麗に成立していたので、文句なんて全くありません。

■原曲に近い形で、より壮大に
編曲は全体的に、原曲を丁寧にオーケストラに落とし込んだ感じ。
オーケストラや曲の展開に合わせたアレンジはあったものの、かなり原曲を大事にしている印象を受けました。
オーケストラで演奏する上で無理のないような、それでいて原曲を損なうことのないような編曲で。
クセがあまりなくて、とても聴きやすかったです。

それでいて、重要なシーンではこれでもかと言わんばかりに壮大にアレンジされていました。
それがまた、すごく自分好みのアレンジだったので、もう興奮が止まりませんでした。
また、曲と曲の繋ぎの部分は鮮やかで、確実にレベルアップしている様を感じました。
最初から最後まで、とても良い編曲でした。

■LJOの本気が爆発していた演奏
曲の構成、編曲がほぼ完璧であれば、それに応えるような演奏も素晴らしかったです。
最初から最後まで、アンコールまでもが、渾身の熱い演奏ばかりで。
バトル曲はもちろんのこと、明るい曲や荘厳な曲、しっとりした曲も、どの曲も聴き惚れました。
時々思いっきり音を外していたこともあったけれど、そんなことがどうでもよくなるほどの情熱的な演奏。
クロノ・トリガーが楽曲も含めて大好きだという想いが、十二分に演奏に込められていたようでした。
ステージ上から放出される熱量が半端なかったです。

その圧倒的なパワーにより精神的に捻じ伏せられていたからか、曲が終わる度に深呼吸をしていました。
あまりの音の強さに演奏中は無意識のうちに呼吸を忘れていたことが多くて、耳だけでなく全身で音を感じていたような気がします。
それくらい、演奏に魅了されました。圧巻の演奏でした。

■感想まとめ
曲の構成、編曲、演奏と、全方位に全力で隙のない圧倒的な演奏会でした。
なにもかも凄かったです。どこを取っても凄かったです。
あまりに凄いものを目の当たりにすると、語彙力が吹っ飛ぶということを実感したくらい、凄かったです。
もう、最初から最後まで楽しくて興奮しまくって、非常に満足しました。
月並みですが、ものすごく良い演奏会でした。
これは、本当に行けて良かったです。


これより下の追記は、今回の演奏会のセットリストと、メドレーごとの感想になります。


セットリストは次の通りです。

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[開演前ロビーコンサート]
P-01. FINAL FANTASY 5より「はるかなる故郷」、「ハーヴェスト」
P-02. FINAL FANTASY 14より「カイエンのテーマ(アレンジ・曲名未公表)」、「天より降りし力」、「パッチ4.0 ダンジョンボス戦(曲名未公表)」
P-03. クロノ・トリガーより「エイラのテーマ」、「ロボのテーマ」、クロノ・クロスより「RADICAL DREAMERS~盗めない宝石~」、ゼノギアスより「飛翔」

【交響組曲『クロノ・トリガー』】
[第1部]
01. 予感/クロノ・トリガー
02. 朝の日ざし/やすらぎの日々/ガルディア王国千年祭
03. 風の憧憬
04. 道行く者へ 祈りを…/マノリア修道院/戦い/ボス・バトル1
05. 王国裁判/隠された事実
06. 地下水道/生きる望みをすてた人々/ラヴォスのテーマ
07. ガルディア城 ~勇気と誇り~/カエルのテーマ/魔王決戦
08. 風と空と大地のリズム/燃えよ!ボボンガ!
09. ティラン城/ボス・バトル2/ファンファーレ1

[第2部]
10. 時の最果て/時の回廊
11. ジール宮殿/海底神殿/サラのテーマ
12. 歌う山(UNRELEASED TRACK)/クロノとマール ~遠い約束~
13. 封印の扉/シルバード ~時を渡る翼~
14. 黒の夢/世界変革の時/ラストバトル
15. 星の祝祭/エピローグ ~親しき仲間へ~/遥かなる時の彼方へ

[アンコール]
E-01. クロノ・トリガーより「ゴンザレスのお歌」、「愉快なスペッキオ」、「バイクチェイス」
E-02. FINAL FANTASY 7より「オープニング~爆破ミッション」
E-03. クロノ・トリガー/クロノ・クロスより「ジール宮殿」、「世界変革の時」、「サラのテーマ」、「CHRONO CROSS ~時の傷痕~」、「時のみる夢」
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これより下は、印象に残った楽章ごとの感想になります。
ただし、あまりに圧倒的な演奏を前に語彙力を失ったので、いつも以上にカオスな感想になっているかもしれません。

プレコンサート02. FINAL FANTASY 14より「カイエンのテーマ(アレンジ・曲名未公表)」「天より降りし力」「パッチ4.0 ダンジョンボス戦(曲名未公表)」
「天より降りし力」が生演奏で聴けるとは思っていませんでした。これは嬉しいサプライズ。
FF14はかろうじて「新生エオルゼア」のOSTを聴いたことがあるという程度で、曲いいなぁと思いつつも、ゲーム未プレイかつ全OSTを網羅的に聴いているわけでもないため、公式のコンサートに足を運ぶことにも躊躇ってしまい、これまでなかなか生演奏を聴ける機会がありませんでした。
「新生エオルゼア」の中でも「天より降りし力」は格好良くて好きな曲だったので、今回聴けたことがすごく嬉しかったです。

「新生エオルゼア」以外のFF14のOSTにも興味はあるのですが、Blu-rayディスクで発売されているためか値段がやや高めで二の足を踏んでいます。
他のOSTも格好良い曲満載なのかな? 買いなのかな?

01. 予感/クロノ・トリガー
時計の針の音を彷彿とさせる「カッ、カッ」というドラムのヘリを叩く音から入る「予感」から始まり、一気に「クロノ・トリガー」へ。
この「クロノ・トリガー」で、初っ端からノックアウトされました。
管楽器、弦楽器、打楽器、全ての音のバランスがとても良くて、その調和の良さから力強さや前向きさが迸っていたように感じました。
おかげで、まだ2曲目だというのにクライマックス感満載で、「あ、なんかもう、この演奏だけでも満足」という気分に。
まぁ、曲が進むにつれてそれどころではなくなっていくのですが、それを思い知るのはもう少し先のこと。
この時の自分はまだ語彙力を失うほどではなかったから、多少の平静さは残っていたと思います。

02. 朝の日ざし/やすらぎの日々/ガルディア王国千年祭
「朝の日ざし」の海鳥の鳴き声や波の音、花火の音などのSEの再現率の高さに感心している間もなく、そこに続いたハープの清らかな調べにやられました。
うらやましいくらいに清々しくて、まさに理想の朝でした。
そこから「やすらぎの日々」を挟んでからの「ガルディア王国千年祭」。
「ガルディア王国千年祭」といえば、「ハッ!!」の掛け声やハンドクラップは欠かせません。
というわけで、今回の演奏会でもとてもノリノリで再現してくれました。
とても祭りらしい、華やかで胸の躍る演奏でした。

03. 風の憧憬
2ループ目、前半のフルートによる主旋律から後半の弦楽器へバトンタッチするところが、とてもドラマティックで鳥肌が立ちました。
弦楽器によって雪崩れ込むようにグワッと入ってくるところが、もうたまらなかったです。
「風の憧憬」は名曲と名高いだけあってあちこちの演奏会で様々なアレンジを聴いてきましたが、今回の2ループ目の編曲はその点がとても斬新で。
切り口を変えるとまだまだ掘り下げる余地がある曲なのだな、と感心しきりでした。
今回の編曲担当さん、本当にめちゃくちゃ良い仕事されてます。GJです。

04. 道行く者へ 祈りを…/マノリア修道院/戦い/ボス・バトル1
「道行く者へ 祈りを…」と「マノリア修道院」でたっぷりとパイプオルガンの音色に浸り、神秘的な雰囲気に酔っていたところで、横っ面を引っ叩く勢いで怒涛のバトル曲に突入。
「戦い」は、とにもかくにもシロフォンのお姉さんのバチ捌きがすごかったです。
音を聴いても連打の嵐で凄かったし、目で見ても腕の動きがなんだか凄いことになっていたし。
凄い人が凄いことをやるとすごく格好良いということを、目の当たりにした気分です。
あのお姉さん、超格好良かったです。

そこから続く「ボス・バトル1」もとても熱い演奏で。
LJOのバトル曲の演奏はやっぱり凄いなぁと、改めて実感。
「戦い」~「ボス・バトル1」は第1部前半における最大聴きどころでした。

ちなみに、このあたりから、語彙力が行方不明になっていったような気がします。
人って、興奮が天元突破すると、語彙力失うんだなぁ・・・と、終わった今になって振り返ってみて、しみじみ思いました。

05. 王国裁判/隠された事実
「隠された事実」が意外とオケ映えのする曲で、心底驚きました。
ものすごく聴き覚えのある曲なのに、こんな迫力で聴いたことがない、という感じです。
正直なところ、今回の演奏は原曲を超えていたと思います。

06. 地下水道/生きる望みをすてた人々/ラヴォスのテーマ
「地下水道」~「生きる望みをすてた人々」のジメッとした絶望感が、ゲームのシーンを反映していてとても良かったです。
エントロピーの増大とエネルギーの喪失、熱意や情熱が失われて希望が一切感じられない演奏が、なんというか、とても「らしい」というか。
楽器演奏というと熱意や情熱さに基づく心を動かされるような表現を求めてしまいがちになるのですが、逆にそういう無気力さを表現する方法もあるのか、と目から鱗な気分でした。

そんなジメジメした演奏からの、尊大とも畏怖ともいえる「ラヴォスのテーマ」。
生演奏だからでしょうか、圧倒的なパワーに押しつぶされそうな気分を味わいました。
クロノたちも、こんな気分でラヴォスと対峙していたのかなぁ。

ところで、原曲を聴き直していたときにもふと感じたのですが、「ラヴォスのテーマ」の中盤でグロッケン(かな?)主体の物静かなフレーズになる部分があるのですが、あれって何を表現しているのでしょうか?
ラヴォスといえば「星を食い殺す悪役の権化」というイメージしかないのですが、あのフレーズには何か意味が含まれているのかな?

07. ガルディア城 ~勇気と誇り~/カエルのテーマ/魔王決戦
3曲ともとても勇壮で格好良い演奏でした。
特に、トランペットを始めとした金管楽器が抜群に格好良いメドレーだったと思います。
「ガルディア城」に「カエルのテーマ」と騎士道っぽさ満載の曲における金管楽器、すごくおいしいです。
あと、「ガルディア城」の2周目で「風の憧憬」が混ざっていたところもツボでした。

「魔王決戦」の後に「カエルのテーマ」に戻って終わるところも、とても熱い展開でたぎりました。
カエルが魔王を撃破したかのように高らかに鳴り響く勇壮な金管の音色が、格好良かったです。

08. 風と空と大地のリズム/燃えよ!ボボンガ!
2曲とも、主役はパーカッション。
そのため、ただでさえ本気のパーカッション隊が、限界突破×4ぐらいしていました。
原曲からしてパーカッションがメインになることはわかっていましたが、それが見事に再現されていて、LJOのパーカッション隊の凄さを思い知りました。
なんなんだ、あのリズム感の良さは。

あと、自分が意外とこういうパーカッションメインの曲も好きなんだな、と気付かされました。
全部こんな曲だとさすがに食傷になると思うのですが、1つの演奏会に1曲ぐらいこういう曲があると、内心大喜びして大興奮するみたいです。
「風と空と大地のリズム」のパーカッションオンリーも好みでしたし、「燃えよ!ボボンガ!」のパーカス+重低音もたまらなく気持ち良かったです。

09. ティラン城/ボス・バトル2/ファンファーレ1
手に汗握る「ボス・バトル2」からの「ファンファーレ1」で感じた、例えようのないほどの達成感といったらもう。
第1部ラストを飾る上で、これ以上ないほどに最高のファンファーレでした。
まぁ、恐竜人の滅亡や、このあたりの展開がクロノ・クロスに影響を及ぼすことを考えると、手放しに喜べないところはありますが、そこはそれ。
第1部の〆としては完璧に近いレベルの高揚感を感じました。

10. 時の最果て/時の回廊
「時の回廊」のAメロの主旋律を奏でていたファゴットが、とても印象的でした。
重厚感がありつつも、ふわっとした浮遊感もあって、古代の浮遊大陸で流れる「時の回廊」らしい絶妙な空気感を醸し出していたように思います。
そこから弦楽器へ流れて、神秘的で壮大な「時の回廊」が展開されていく様は、とても聴き応えがありました。

11. ジール宮殿/海底神殿/サラのテーマ
緊迫感のある「海底神殿」から続けて演奏されたためか、「サラのテーマ」ではより一層サラの素朴な願いが際立っていたように感じられました。
サラの切なる願いと抗えない宿命が、演奏の中に込められていたように思います。
また、「サラのテーマ」の終盤で、裏に「クロノ・トリガー」(もしくは、クロノ・クロスの「時のみる夢」かな?)のフレーズが重なっていたのが印象的で。
そのわずか数小節の間だけとはいえ、瞬間的にクロノ・クロスの物語も重なって見えたからか、色々な感情が綯い交ぜになってぶわっと胸が締め付けられる想いがしました。
この「サラのテーマ」は本当にヤバかったです。

ちなみに、この「サラのテーマ」で、「アンコールは、ひょっとしてもしかして、クロノ・クロスの『時の傷痕』来るかな来るかな!?」と思いました。

12. 歌う山(UNRELEASED TRACK)/クロノとマール ~遠い約束~
「歌う山」に関しては、もう心の底から「ありがとうございましたっ!」と言いたいです。
「歌う山」はクロノ・トリガーのOSTの中で1, 2を争うぐらいに好きな曲なのですが、いかんせんゲーム未収録楽曲(DS版除く)なためか、演奏される機会がなかなかなくて。
今回、管弦楽で壮大かつ素晴らしい演奏を奏でてくれて、感謝の言葉しか出てきません。
あの物悲しくも美しい旋律が、始めはピアノとハープによるシンプルなデュオで奏でられ、それがやがて木管楽器と弦楽器による大きな合奏へと展開する様が、本当にもう鳥肌モノ。
あまりに素晴らし過ぎて、本懐を果たした気分になり瀕死でした。

そこから「クロノとマール ~遠い約束~」のしっとりとしたグロッケンも、泣ける演奏でした。
2曲とも派手さはないけれど、ツボにド直球でヤバかったです。

14. 黒の夢/世界変革の時/ラストバトル
「黒の夢」を1ループでスパンと切って、スムーズに「世界変革の時」に繋げたところが、まず見事でした。
ぶった切ったはずなのに、それを感じさせない鮮やかな繋ぎでした。

そして、遂に辿り着いた「世界変革の時」。
これが凄かったです。とにかく凄かったです。ヤバいくらいに凄かったです。
言葉では語り尽くせないし、そもそも語彙力とか吹っ飛ぶくらいのレベルで、凄かったです。
編曲と演奏と情熱、そしてここまでの過程の全てがここで結実したくらいの完全な総力戦。まさに世界の命運を決する戦いそのもの。
演奏も決死の覚悟ならば、志村健一氏の指揮も血管の数本がブチ切れてそうなほどの渾身のもので。
おかげで鳥肌は立つし、手に汗握るし、胸が熱くなるし、興奮し過ぎたからか視界がチカチカするし、意識が飛びかけるしで、なんだこれ状態。
もう、なんだろう、とにかく凄かった。圧巻の演奏でした。

最後は「ラストバトル」。
これは曲そのものよりも、ラヴォスの声にやられました。
あの狂気を帯びたラヴォスの声が完璧に再現されていて、ゾクッとしました。
最後のラヴォスの断末魔の悲鳴は、終演して数時間経過した今でも耳の奥に残っている感じがします。

15. 星の祝祭/エピローグ ~親しき仲間へ~/遥かなる時の彼方へ
「ラストバトル」の後、ステージ上は暗転。
その状態が少し長く続いた後に始まった「星の祝祭」で、ようやく戦いの終結を実感できて、心底ほっとしました。
この曲に、こんなに安心させられるなんて、ゲームプレイしていたときですら感じなかったような。

仲間たちとの感謝と絆と別れの曲「エピローグ ~親しき仲間へ~」からの「遥かなる時の彼方へ」が、とても良い前向きさ加減でした。
ホール一杯に広がる音色から、一つの旅の終わりと、新たな旅の始まりを感じさせられて。
胸が踊るような、ポジティブな演奏でした。
またいつか、どこかで会おう、のようなメッセージのようにも感じられました。

これは、いつかまたきっと、再演してくれますよね?

E-01. クロノ・トリガーより「ゴンザレスのお歌」、「愉快なスペッキオ」、「バイクチェイス」
「ゴンザレスのお歌」の演奏者のノリの良さがもう。
ちょ、志村氏まで何やってるんですか、っていう感じで、笑うしかなかったです。

E-03. クロノ・トリガー/クロノ・クロスより「ジール宮殿」、「世界変革の時」、「サラのテーマ」、「CHRONO CROSS ~時の傷痕~」、「時のみる夢」
オーラスは実質裏エンディング。サラ視点による、もう一つのエンディングでした。
本編で「サラのテーマ」を聴いてから「これはクロノ・クロスへの展開あるんじゃね?」と思っていましたが、やっぱり来ましたか! 待ってました!
「世界変革の時」で「あれ?」と思い、「サラのテーマ」で「もしかして・・・」と予感し、「時の傷痕」が始まったときは「キターッ!」と心の中で大喝采でした。
しかも、「時の傷痕」までは予想していましたが、さらに「時のみる夢」まで演奏してくださるなんて、太っ腹過ぎです。ありがとうございますっ!
もう本当に、構成・編曲された方がすごく良く分かってらっしゃる感じで、感謝感激です。
というわけで、全力で堪能させていただきました。

とはいえ、最後のメドレーに「世界変革の時」を持ってきたときは、「なんて鬼畜な構成なんだ」と思ったりもしましたが。
ラスボス戦であれほどの演奏をした後の「世界変革の時」再演だったので、演奏を鑑賞しながら「もうやめて、LJOのみんなのHPはもうゼロよっ!」と演奏者の方々の残HPが気がかりでした。
が、そんな苦難すらも乗り越えるLJOの方々。残機ゼロからの逆転勝利のように見えて、格好良過ぎました。

しかも、「時の傷痕」も「時のみる夢」も素晴らしい演奏で、たいへん満足しました。
なんかもう、この流れのまま、次回の演奏会は「クロノ・クロス」が良いのではないかと思ったほどです。

というか、アンコールまで本気度MAXの手抜かりのなしで、流石はLJO。脱帽です。
本当にとても良い真エンドでした。

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