[本] ハル

2005/11/13(日) 19:32:24 | カテゴリ:
瀬名秀明「ハル」(文春文庫)読了。

姿や形だけでなく、人の行動を読み取り、そっくりに真似ることができるA3。博物館に設置されたコミュニケーションロボットのロボ次郎と、赤ん坊と同じ状態から学習し成長するロビタ。地雷探知犬とともに行動し、地雷探査を遂行するデミル。捨てられていたヒューマノイドロボットのロビイと、それを拾い共に生活する少女。そして、科学者たちが作り出そうとしている、正義を自分で判断する”完全なるアトム”。
ロボットとは何か。ロボットと人の関係はどうなるのか。一足分だけ未来の、人とロボットの5編の物語。


BVの公式掲示板に入り浸ってた頃から数えて、もう8年も経つのか・・・。
時が過ぎるのって早いなぁ。

というわけで。
ロボットをテーマにした作品5編+αを一冊にまとめた本です。
ロボットの話なので、専門用語も多少出てくるけれど、
本筋はそこじゃないので解らなくても読める・・・・・・はず?
# 腐っても工学系の端くれだから、そっちの知識も多少あったけど、
# まったく知らない状態だったらどーなんだろう、ちょっと自信ない。

5編の短編は、それぞれ全く独立しているというわけではなく、
ある作品で中心的な存在だったものが、別の作品に名前だけ出てきていたり、
パラレルワールド的ではなく、1つの世界で並行に走ってる話になっている。
そういう要素を探すのも、一つの楽しみ方かも。

ロボットが、今よりもちょっと身近な存在になっているくらいの時代設定で、
ペットロボットだけではなく、秘書ロボットのようなものも
普通に人のパートナーとして出てくる。
そのあたりの雰囲気は、マンガ「ちょびっツ」に似てる。
そういうロボットが、ちょっと欲しくなってみたり。。。


瀬名さんの最新刊「デカルトの密室」も、そのうち読むと思う。文庫で出たら。
# ハードカバーは、満員電車の中で立って読むにはちょっとツラい。

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