[本] 繋がれた明日

2006/04/01(土) 17:41:27 | カテゴリ:
真保裕一「繋がれた明日」(朝日文庫)読了。

被害者の挑発に乗った挙句、人を殺めてしまってから6年。中道隆太は刑務所から仮釈放された。社会復帰した隆太を待ち構えていたのは、中傷ビラや執拗な嫌がらせ、世間の冷たい視線。自らの過ちが全ての発端とはいえ、家族にも多大な累が及ぶ現状に納得もできない。死んだ被害者がたとえ何をしたとしても、生き残った加害者だけが全面的に悪いのか。隆太の本当の”贖罪”が始まる。


NHKでドラマ化されたそうですね、この作品。
昔は「映像化はしない」と言い張っていた真保さんも、
「ホワイトアウト」映画化以来、方針を変えたんでしょうか。
# ↑は確か対談で言ってたと思うんだけど、
# 同じ対談上で宮部みゆきさんは「アニメ化はしない」と言ってたような。。。

まぁでも、映像化したのがNHKなら、なんとなく納得。
内容が非常に重いのでNHKなら雰囲気を壊してしまうこともしないだろうし、
何より変なところでCMが入ってしまうと一気に興冷めしてしまいそう。
むしろCM入れてほしくないかも。
結局、ドラマは一回も見てませんが。


真保さんの作品にしては珍しく(?)、
最初からかなり飛ばし気味でした。
あの手この手で主人公をいじめ抜いている感じ。
1つ困難が解決したと思ったら新たな困難が降ってきて、
山と谷がずっと続いて飽きがこない。
そのためか、自分にしてはかなり早いスピードで読み進めてました。


そいえば。
真保さんの作品て、必ずといっていいほど、
主人公が身体的に傷つけられるシーンがあるような。
「連鎖」といい「取引」といい「奪取」といい「ダイスをころがせ!」といい。
作者の好みなんでしょうか?
そういうシーン大好きなので、俺的には万事オッケーだったりするけど。

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