[本] 棄霊島

2006/05/05(金) 17:54:26 | カテゴリ:
姨捨SAから望む善光寺平
内田康夫「棄霊島」(文芸春秋)読了。

長崎県五島列島へ取材のため出かけた浅見光彦は、道中のフェリーの中で元刑事の後口と知り合う。後口は、娘の嫁ぎ先である長野からの帰りだという。話をするうちに意気投合し、後口は浅見の案内役まで買って出てくれた。
その後口が、数日後、静岡の御前崎で刺殺体となって発見された。警察は強盗殺人事件として捜査にあたる。
後口から30年前に端島(通称・軍艦島)での奇妙な事件の話を聞いていた浅見は、ただの強殺ではないと考え、独自の捜査に乗り出す。


新潟へ帰省している間に読了しました。
その翌日、長野自動車道の姨捨SAに行く機会があったので、写真ゲット。
それが上の写真。プロローグで出てくる善光寺平です。
姨捨SAから新潟方面に向かって撮影しました。
時間が時間だっただけに、かなり霞んでるのが非常に残念。
本当は姨捨山を撮りたかったんだけど、どれが姨捨山かわかりませんでした。


今回のメインは長崎県の長崎半島周辺。
端島(軍艦島)の荒廃っぷりを写真で一度見ておくと、読むときの手助けになるかも。
ネットで探せばゴロゴロしてます。多分。


今作はハードカバーで上下巻編成だったから、
4/28に購入してGW中に読み終わるかどうかヒヤヒヤしていたけれど、
気がついたら夢中で読み進めていました。
浅見光彦100個目の事件に相応しく、スケールが大きくておもしろかったです。
犯人のおおよその見当は序盤でつくので、
犯行に至るまでの道のりや動機の穴埋めが今作のメインディッシュかと。
話が進むに従って沈み込んでいく浅見さんの苦悩っぷりもいい味です。


にしても。
文芸春秋から出てる浅見シリーズは、
「氷雪の殺人」の次に「贄門島」で今作の「棄霊島」と、
島シリーズにするのかなぁ。それとも偶然?
# 「氷雪~」の舞台は北海道利尻島。

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