[本] 病の世紀

2006/12/28(木) 00:06:33 | カテゴリ:
牧野修「病の世紀」(角川ホラー文庫)読了。

国立予防医学研究所。伝染病を専門とする研究機関であるそこでは、特にサンプルの少ない症例を取り扱っていた。
ある日、国立予防医学研究所の所長である小淵沢は、毛利刑事から人体発火現象について相談を持ちかけられる。その現場写真から、小淵沢は炎上疥癬菌が原因と推測する。炎上疥癬菌は、抵抗力の弱い人に感染する菌。院内感染の疑いがあった。
そして、他に感染している人がいないかどうか調査している過程で、新たに別の男が炎上疥癬菌に感染している可能性が浮上する。


牧野作品を手に取るのはこれが初めてだけど、
その前に「かまいたちの夜2」で触れていたので、
内容は読んで「あ~・・・」って妙に納得してました。
この作品に対して、というよりは、かま2に対して、だけど。
あのストーリーは牧野さんかなぁ、みたいな。


閑話休題。
一見、生物系ホラーっぽく見せてるが、実はサイコホラーって感じだろうか。
ちょっとキツい描写も出てくるけど、
多分ホラー小説としてはよくある範囲内だと思う。

4つの小話を基本軸となる話が貫いているような構成で、
短編でもないが長編でもない、といった印象でした。
とはいえ、一本一本の内容は結構濃いので、
それくらいの緩い構成でないと胸焼けしそうだったかも。

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