[本] 神話の里殺人事件

2007/02/02(金) 00:00:49 | カテゴリ:
西村京太郎「神話の里殺人事件」(双葉社)読了。

東京で男性が一人、遺書を残した自殺した。遺書には「神話の里で、人を殺してしまった」という記述が。男は自殺する直前に、奈良・飛鳥・吉野を巡る旅行に出ていたことがわかった。一人旅ではなく、どうやら若い女性と一緒だったらしい。
男が本当に人を殺したというのならば、死体がどこかにあるはず・・・。その死体を探す十津川警部らの元に、一本のタレ込み情報が入る。その情報通り調査を進めると、男の旅行ルートである高松塚古墳から遺体が発見された。


西村氏の作品を読むたびにいつも思うのだけど、
読点多過ぎじゃない?
読点で必ずワンクッション置く読み方をするので、
読点が多いと読み難いというか、余計に疲れるというか。
無駄な読点を削ったら、20ページぐらい減りそうな予感。

それはともかく。
今回の作品は、一つずつ明らかになっていく事実から
十津川警部らがひたすら事件のストーリーを推敲し続けるという、
推論合戦のような作風でした。
「そこまで行き詰まっておきながら、なんでもっと原点から見直さないのか?」と
中盤あたりは多少イライラするところもあったけれど、
推理を組み立てては崩しての繰り返しは読み応えあったかな。

コメント

この記事へのコメント


コメントを投稿する


トラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック