[本] 三毛猫ホームズの暗黒迷路

2007/03/25(日) 00:53:23 | カテゴリ:
赤川次郎「三毛猫ホームズの暗黒迷路」(光文社カッパノベルス)読了

迷路のように入り組み、ひどく暗い夜の住宅路。殺人犯の金山を追っていた笹井刑事は、誤って若手刑事の若原を射殺してしまう。その一部始終を見ていた金山は、それをネタに笹井を脅し、逃亡の協力をするよう強要する。笹井はそれを跳ね除けることができなかった。
金山の望みに応じて情報をリークし続ける笹井。そして新たな殺人事件が発生してしまう。


赤川作品の中で読み続けてるシリーズ物、
気がつけば三毛猫のみになっちゃったなぁ。
赤川作品初期200冊ぐらいは、
母が溜め込んでいたのを中学生のときに読み漁ったのでほぼ読んでるけれど、
今は刊行ペースについていけなくなってしまい。。。orz

その三毛猫シリーズの最新作が今作。第43作目だそうな。
遅読の俺でも、2日で読み終わりました。

三毛猫に限らず赤川作品って、
どことなく根底に悪意が漂っている印象を受けるんだけど、
今回は「どことなく」ではなく「あからさま」でした。
冒頭から結構黒い。
自らの過失を隠すために嘘をつき続ける老刑事も
それを利用する殺人犯も、
彼らを取り巻く周囲の人間も、みんな腹に一物あって黒い。
レギュラーの片山一家+1以外全員真っ黒みたいな、そんな感じ。
それだけに、いつもより緊張感があったような気もします。

まぁ、これだけ真っ黒だと、
赤川作品独特のユーモアがないと毒が強すぎて読めないかも。

中盤以降に片山刑事のデートシーンが入るんだけど、
なんだろう、すっごい違和感。
女性恐怖症っていう色が薄れ始めたあたりから薄々感じていたんだけど、
やっぱり片山さんは「女性に近寄られたら逃げる」方が似合ってる。
片山さんのデートは「推理」と「心中海岸」だけで十分。


三毛猫ついでに。
秋田書店の某マンガ誌でよく三毛猫のコミック化を目にするんだけど、
片山さんがやたら美化されているのは主人公の宿命として納得できるとしても、
いつから片山さんは眼鏡デフォになったんだろうかと小一時間(ry
眼鏡なイメージじゃないんだなぁ。そんな知的な外見とは思えない。
メガネ男子が流行りだからか? 時代の流れなのかそーなのか??

コメント

この記事へのコメント

ガムと一緒に送って!
2007/03/26(月) 10:29:54 | 笑い漏斗 #-[ 編集]
了解~。忘れなかったら入れて送る。
2007/03/26(月) 22:17:38 | ふゆき #4hr1sXUc[ 編集]

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