[本] 天使の爪

2007/12/21(金) 17:26:45 | カテゴリ:
大沢在昌「天使の爪」(角川文庫)読了。

麻薬取締部で立てこもり事件が発生した。犯人から指名された交渉人は、麻薬取締部に席を置く神崎アスカ。彼女は、昔関わったある事件によって別人の体に脳を移植された、世界でただ一人の人物だった。
立てこもり事件は、アスカと、アスカが刑事時代にコンビを組んでいた古芳の機転により解決した。しかし、立てこもり犯の要求に不可解な点が多く、アスカは古芳とともに捜査を始める。
その一方、ロシアで新たな脳移植者が誕生した。ともに優れた戦闘能力を有した者同士の移植手術によって生まれた彼は、SVRの手によって日本に送り込まれる。


文庫上下巻のトータルページ数1,100p。
もともと遅読のせいというのもあるんだけど、読了までに1ヶ月以上の時間がかかりました。
いくらなんでもかかり過ぎな気もする。
もっとも、京極本で2ヶ月かかったこともあるので、
それに比べればまだマシ・・・・・・いや、どんぐりの背比べにしかならんな。orz

本作は「天使の牙」の続編。
とはいえ、要所要所で必要最低限の補足説明が入るので、
「天使の牙」を読んでなくても読めると思う。
でも、ネタバレも含まれているので、
「天使の牙」も読むつもりがあるのならそっちから読んだほうが、きっと無難。

前作「天使の牙」を読んだのは随分前なので、
もう細かいところは忘れてしまったけれど、
本作の方がアクションシーンが多い気がするんだけど、どうだろう?
主人公のアクションシーンというよりはむしろ、
主人公の適役のアクションシーンが多い、というか。

ただ、前作よりは謀略小説的要素が強くなってます。
話の広がりが世界規模になってるからかも。

まぁ、何にせよ、
前半はともかく、後半はひたすらに、
諜報員に善人なし、みたいな印象が強く残りました。
あながち間違ってないと思うんだ。

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