[ゲームRev] 内田康夫DSミステリー 名探偵・浅見光彦シリーズ 「副都心連続殺人事件」

タイトル長いよっ!

DSのADV「内田康夫DSミステリー 名探偵・浅見光彦シリーズ 『副都心連続殺人事件』」を、グッドエンドでとりあえずクリアしました。
グッドエンドクリア時の浅見光彦度は8。
グッドエンドクリアまでのプレイ時間は約6時間。
・・・・・・いくらなんでも、短過ぎないか?

アサミスト兼(ヌル)ゲーマーとして、このゲームは非常に楽しみでした・・・・・・と言いたいところだけど、正直なところプレイするまで楽しみ半分、不安半分でした。
過去に原作ありきのゲームが激しく原作を破壊していた様を幾度か見てきたし、しかも制作がD3という点も不安原因の一つ。
オーソドックスでありきたりなシステムでいい、頼むから余計なことはしてくれるな、と切に願っていたら、ほんとにオーソドックスなゲームに仕上がっていました。その点は、ほっと一安心。

基本システムは、コマンド式ではなく、ビジュアルノベル式。シナリオを読みすすめていって、時々発生する選択肢を選択することでシナリオが分岐したり内部パラメータが変わったりするタイプです。
もっとも、シナリオ分岐といっても、「かまいたちの夜」のようにストーリーががらりと変わるわけではない模様。
ノベルタイプを選択したのは、きっとターゲットが原作小説読書層のためなんだろう。
実際、プレイしてる間「なんか小説読んでるみたいだな」と何度も感じました。

難易度は、たぶん低め。事件の人間関係が把握できていれば、すんなりグッドエンドまでたどり着けると思う。
一回だけ最後の選択肢間違えてバッドエンドへ突入してしまったけれど、バッドエンドになったのはそれっきりで、グッドエンドに到達していきなり浅見光彦度8達成、おまけシナリオも一発で全出現でした。
さすがに一発で浅見光彦度10にはならなかったか。ちぇ。

シナリオは、結構おもしろかったです。
ゲームという媒体を意識してか前半では暗号解読が主体になっていたけれど、それほどトリック重視というわけではなく、最終的にはやっぱり原作のように人間関係が物語の主体になってます。
これがまた、相変わらずドロドロしてるというか。
事件が収束し始めるあたりからラストの展開は、ものすごく浅見光彦シリーズらしい展開でした。

原作と大きく異なる点は、主人公(=プレイヤーの分身)がシリーズの主人公である浅見さんではなく、浅見さんをアシストするカメラマンということ。物語は常にこのカメラマンの視点で描かれます。
小説では神の視点で描かれている(一部作品に例外はあるけれど)事件が、このゲームでは第三者の目を通して描かれるわけで、第三者が感じる事件像や人物像がダイレクトにプレイヤー(=読者)に伝わってくるのが新鮮でした。
特に、第三者から見た浅見家の人々の姿が。「他人からはこういう風に見えるのかぁ」って。

物語の所々に、アサミストならニヤニヤせざるを得ない描写があったりして、ファンとしてはそのへんも楽しめました。
そういう原作絡みの小ネタは多少あるものの、本筋は完全にオリジナルストーリーなので、原作を知らない人でも十分プレイできると思います。
クリアまでのプレイ時間はかなり短いけれど、アサミストはもちろん、システムよりシナリオ重視のADV好きにもオススメかもしれません。

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