[本] 壺霊

2009/04/26(日) 00:31:48 | カテゴリ:
内田康夫「壺霊」(角川書店)読了。

雑誌「旅と歴史」の編集長・藤田から、浅見指名の取材以来が舞い込んできた。取材先は京都。取材内容は、高島屋デパートの「ダイニングガーデン京回廊」の全店舗の料理を試食して、ルポにまとめること。破格の待遇に裏があるような気がして、一度は断りを試みるものの、結局藤田に押し切られてしまう。
その直後、兄の陽一郎を通じて、京都の伊丹家のトラブル解決の依頼を受けた。ついでだからと、浅見はそれを快諾する。
翌日、京都に到着し、まずは伊丹家を尋ねると、そこの娘の千寿から母・佳奈の捜索を依頼される。佳奈は、伊丹家にあった高価な高麗青磁の壺「紫式部」とともに失踪してしまったという。


浅見光彦シリーズの最新刊――あ、もう次の「砂冥宮」が出てるから最新刊じゃないか、その一つ前の作品です。
舞台は京都。これでもかっというくらい、どっぷり京都です。

今回の作品は、ルポライターと探偵を兼ねることのたいへんさがよくわかる作品になってますw
これまでの作品では、ルポライターとしての仕事振りの描写があまりなくて、どんな風に取材してるのか分かり難いけれど、この作品中では、事件の調査をしながらちゃんと取材ネタの調査までしてます。
取材先で事件に巻き込まれる度にこんな状態になってて、よく体力持つなぁ浅見さん。事件もルポもまとめるって、頭の切り替えが素早くできないとどっちも中途半端になりそうな気がする。

作品自体はそこそこ面白かったです。
が、作中に出てくる女性陣にことごとく共感できなかったのには参りました。ヒロインをはじめ、ヒロインの母親や被害者の女性など、ほぼ全員。こんなこと、小説読んでて経験したことなかっただけに、自分でもびっくりです。
たまたまこの作品の女性陣が気に入らなかっただけなのか、京都の女性像とは相性が悪いのか。
唯一、新聞記者の栗原だけは好感が持てたのは救いでした。

次作の「砂冥宮」は近いうちに読み始めるんじゃないかと。
今読んでる小説が読み終わった次くらいかな。

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2009/04/27(月) 14:56:52 | my diary♪