[本] ペルソナ4 Your Affection

2009/08/01(土) 23:08:46 | カテゴリ:
渡海奈穂「ペルソナ4 Your Affection」(B's-Log文庫)読了。

2011年春。片田舎の八千稲羽市に引っ越してから半年を過ごした陽介は、いまだに田舎暮らしに馴染めずにいた。一方、千枝と雪子は小学校の頃からの長きに渡る親友関係を保っていたが、近頃互いに『ズレ』を感じるようになっていた。そして菜々子は、長年父親と二人暮らしだった家に、4月から見知らぬ従兄弟が1年間居候するということに、戸惑いを感じていた。
一人の少年が八千稲羽に滞在していた1年間の、様々な人々の何気ない物語――。


PS2のRPG「ペルソナ4」のノベライズ。
とはいえ、話の内容は全てオリジナルの短編集です。ゲームのシナリオをおこした作品ではありません。

B's-Log文庫から刊行されるということで、「めっさ○女子向けの内容だったらどーしよー」と戦々恐々としながらも、なんとか頑張って購入したのですが、内容はいたって普通のノベライズで一安心しました。
まぁ、「ヤマなしオチなし」というところに、どことなく二次創作SSっぽさを感じたのは、この際だから目を瞑る。

ほぼ完全に、ゲームプレイ済み前提で書かれているような印象を受けました。
クマの特殊性など、キャラクター説明がほとんどありませんし。
一応、いまだにアンソロ本でも解禁になっていないP4最大のネタバレ(12月以降の真犯人ネタなど)には触れられていないので、多少プレイしていればクリアしてなくても読めそうです。夏休み明けぐらいまで進めていれば、多分いけるんじゃないかと。
もちろん、真EDまでクリア済みが望ましいですが。

短編集ということで、かなりいろんなキャラに焦点があてられています。
PTキャラだけでなく、コミュキャラ、非コミュキャラまで幅広く。
個人的なお気に入りは、4月と10月と2月の話。4月と10月は、足立好きとして外せません。彼、人気があるにもかかわらず、とある理由のためにアンソロでもノベライズでもドラマCDでも触れられる機会が極端に少なかっただけに、「よくやってくれた!」と作者にエールを送りたい。そして2月は、菜々子のある一言が号泣モノでした。菜々子、いい子過ぎる・・・。
そして、相変わらずノベライズでは不憫キャラの主人公が、妙に印象的でしたw

P4ファンなら、まぁ読んで損はしないのではないかと。

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