[本] 三毛猫ホームズの用心棒

2010/02/13(土) 23:07:41 | カテゴリ:
赤川次郎「三毛猫ホームズの用心棒」(カッパノベルス)読了。

真夜中午前3時。三枝英子は帰宅途中に何者かに襲われたが、見知らぬ男に助けられた。彼は「あなたの用心棒」とだけ名乗って、姿を消した。
その一件以前にも、おかしなことが身の周辺で続いていた。気になった英子は、大学時代のサークル仲間であった片山刑事に、事の次第を相談をする。
その直後、英子に対して嫌がらせを働いていた会社の副社長が、自宅で殺された。


三毛猫ホームズシリーズの第46作目。
「水泳教室」「英雄伝説」「殺人協奏曲」「いたずら書き」、そして表題作の「用心棒」の全5作を収録。
このうち、前3作は別のアンソロジー集からの再録のようです。
「水泳教室」は「幽霊列車」シリーズの永井夕子との競演作ということもあって覚えていましたが、「英雄伝説」と「殺人協奏曲」は読んでいるハズなのに全く内容を覚えていませんでした。あれ?

赤川作品の特徴の一つでもある軽いタッチで書かれているため、ものすごくさらっと読めます。
通勤時の片道10分ほどの電車の中で読んでいたのですが、1週間ほどで読みきれます。
そのさらっとした感じ故に、三毛猫ホームズシリーズで読後感が悪いってことは滅多にないのですが、なんというか、相変わらず登場人物たちの悪意が強いですね。
メインキャラクターの片山兄妹とホームズ、石津を除いてですが。
特に犯人の悪意が強烈だと思うのです。悪びれないところが、なんともまた。
まぁ、それもまた、三毛猫ホームズシリーズの特徴とも言えるのですが。

このシリーズも長いですが、一体何作まで続くんでしょうか。
今まで通りのペースなら、50作までは確実か?

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