[ゲームRev] ゴーストトリック

DSのAVG「ゴーストトリック」クリア。
総プレイ時間は、正確なところはわからないけれど、15~20時間ぐらい。
攻略サイト等は一切見ずにプレイしてましたが、そんなに長くはなかったです。

昨年のTGSのカプコンブースで「ゴーストトリック」を試遊した友人が、TGS以降しきりに「ゴーストトリック、マジヤベェよ! 発売日に買うよ!」と連発していたので、ついうっかりつられて発売日に購入。
ディレクター・巧舟氏のシナリオは好みだったし、元々「逆転裁判」シリーズが好きだったので、ためらう理由もなかったわけで。

物語は、事件に巻き込まれて命を落とし、タマシイだけの存在となった主人公シセルが、命なきモノにトリツいてアヤツったりしながら、一連の事件の過程で死んだ人をその死者の力で救いつつ、失われた自分の生前の記憶を探すというもの。
巧氏らしくものすごい勢いで2転3転するシナリオのため、止め時がなかなかわからず、時間を忘れてついつい夢中になって進めてました。
シナリオのノリやテンポは、「逆転裁判」によく似ています。
笑わせるところで笑わせ、しんみりさせるところではしんみりさせる。
その緩急がちょうどいい。
ところどころで思わず「なんだってーっ!!」って叫びたくなるようなトンデモ展開もあるのですが、そんなことがどうでもよくなるくらい、シナリオが良かったです。

「逆転裁判」のときも思いましたけれど、巧氏のシナリオって、言葉の操り方が秀逸ですよね。
特に韻の踏み方や、単語の重ね技が。
あれは、なかなか真似のできるものではないんじゃないかと。ほんと、すごい。

登場人物たちは、誰も彼も前向きで明るいです。
死んでるのに、妙にあっけらかんとしていて、プレイしていて気持ちが沈むことはあまりありませんでした。
人の死を扱っているのにジメジメした雰囲気にならなかったのは、彼らの明るい性格に救われていたのではないかと。
個人的にはミサイルが一押し。あと、順当にシセルがいい感じ。
とはいえ一番印象に残ったのは、実は、看守(先輩)の「テンテコの舞い」だったんですが。
ぜひ「キリキリの舞」も見たかった。

システム面ですが、プレイ前はちょっと面倒そうに感じていたけれど、プレイしたらすんなり慣れました。
できることが「トリツク」と「アヤツル」、シナリオを進めると使えるようになる「トリカエ」に限定されていたからでしょうか。
パズル的要素も、最初は本当に簡単ですぐに解けるのですが、少しずつ複雑かつ難しくなっていって、10数回繰り返したものもありました。
中には時間制限付きのものもあって、そういうものは多少のアクションも要求されます。
でも、アクロバティックな操作は必要なくて、しかも難しくてもコンティニューは何度でもできるため、いろいろアヤツって試しているうちに解決方法が見出せるんじゃないかと。
アクションセンス底辺の自分にもなんとかなったので、たぶんなんとかなります。

パズルが解けていく様は、見ていて爽快でした。
一つ一つは小さな動きなのに、複合的に組み合わさってパタパタと解けていくところは、まるで「ピタ○ラスイッチ」のよう。
この爽快感もまた、止め時がわからなかった理由なのかもしれません。

世界観のわりにはポップでほんのりハードボイルド、なんだかかなり気楽に楽しめたゲームでした。
「逆転裁判」好きはもちろん、AVGやパズル好きにもオススメです。

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