[GMEV] リトルジャックオーケストラ 第7回定期演奏会

ゲーム音楽専門のオーケストラ団体「リトルジャックオーケストラ」の第7回定期演奏会に行ってきました。
会場は、パルテノン多摩 大ホール。
人が歩くとやけに床が揺れるホールでした。あれはどうにかした方がいいと思う。

ちなみに、リトルジャックオーケストラの公演は、初めてです。

チケット購入制の全席指定だったので、数時間も前から座席取りのために並ばずに済んだのは良かったです。
ちなみに、座席は1列目でした。
オケコンの場合1列目はあまり良い席とは言えないので、内心ちょっとがっかりでしたが、後ほど「1列目でよかった」と思えた時がありました。詳細は後述します。

演奏は、ひたすら聴かせるタイプ。
オーケストラという演奏形態のためか、演出等の遊びは全くありません。
さすがゲーム音楽演奏団体の老舗、演奏が丁寧でクオリティが高かったです。
しっとり落ち着いた曲も、おどろおどろしいダンジョンの曲も、激しいバトル曲も、どれも良かったです。
ちょっと音を外していたところも無いわけではなかったですが、ご愛嬌と言える程度です。
これなら、1,000円払っても惜しくない。

演奏するゲームがDQ1とクロノ・トリガー(+クロノ・クロス)のみ。
DQ1は交響組曲版を、ほぼそのまま演奏されたようです。
対してクロノ・トリガーは、リトルジャックオーケストラ独自のアレンジが入っていました。
が、原曲が色濃く残っているので、違和感はほとんど感じませんでした。

演奏対象のゲームが2本だけだったので、演奏時間はそれほど長くないのかなと予想していたのですが、開演14:00で終わってみたら17:00近く。
長過ぎるということはなく、さりとて物足りないということもありませんでした。

過去の演奏履歴からすると、演奏対象とするゲームを1~2本に絞って、そのゲームの曲を集中的に演奏するのが、この団体の特徴のようです。
ゲームを2つに絞るから、必然的に1ゲームあたりにかかる演奏時間が非常に長くなります。
知ってるゲームの曲なら、長時間に渡ってものすごく楽しめると思います。
逆に、知らなかったり興味のないゲームの曲だと、ちょっと退屈かもしれません。

アンコール(と手違いで1曲だけ演奏されなかった曲)の前に特別ゲストの紹介がありました。
クロノ・トリガーの作曲者である光田康典さんの登場。
全く予想していなかったので、かなり驚きました。
しかも、座席が1列目だから、すぐ目の前。興奮せざるを得ません。
「当時の想い出は、辛かったものしかない」、「ゲームが『予感』の時計の音で始まり、『遥かなる時の彼方へ』の時計の音で終わるような、そんな小ネタをいくつも入れてあるんだけど、誰にも気付いてもらえない」という、ほんのりネガティブな話をされていました。

次回、第8回定期演奏会が、来年8月にあるそうです。
都合と曲目次第では、行ってみたいと思います。

以下、セットリストと曲ごとの感想になります。

セットリストは次の通りでした。
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[第1部] 交響組曲「ドラゴンクエストI」
  序曲
  ラダトーム城
  街の人々
  広野を行く
  戦闘
  洞窟
  竜王
  フィナーレ

[第2部] クロノ・トリガー
  予感~クロノ・トリガー
  やすらぎの日々~ガルディア王国千年祭
  風の憧憬
  王国裁判~隠された事実
  ガルディア城<勇気と誇り>~カエルのテーマ~魔王決戦
  ティラン城~ボス・バトル2

  時の最果て~時の回廊
  歌う山
  封印の扉~シルバード<時を渡る翼>
  黒の夢~世界変革の時~ラストバトル
  エピローグ<親しき仲間へ>~遥かなる時の彼方へ

  サラのテーマ~クロノ・クロス<時の傷跡>~時のみる夢

[アンコール]
  ガルディア王国千年祭(再演)
  エンディング~燃えよ!ボボンガ!~カエルのテーマ~遥かなる時の彼方へ(*)

(*)・・・PS, DS版にのみ収録されているED後のアニメーションの曲
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以下、印象に残った曲の感想です。

序曲
「交響組曲ドラゴンクエストI」の序曲の中盤って、こんなにアレンジ入ってたっけ? と思って、家に帰ってから聴き直してみたら、確かに演奏されていた通りでした。
確かに何度も聴いてたはずなのに、記憶に全くなかった・・・ちょっとショック・・・orz
音数が多いからか、DQ1の序曲というよりは、最近のDQの序曲を聴いているような気分でした。

戦闘
今回の演奏を聴いて、DQ1の戦闘曲って、なんだか恐怖心を煽るようなおどろおどろしい曲だなぁと感じました。
血沸き肉踊るような曲とは、一線を画すというか。
基本的に一人旅だからでしょうか。

予感~クロノ・トリガー
原作がSFCだからでしょうか、先に聴いたDQの曲よりも煌びやかに聴こえました。
DQが弦楽器主体で演奏されていたからかもしれませんが。
予感の時計の音は、頑張ってる雰囲気は伝わってきました。

やすらぎの日々~ガルディア王国千年祭
初めて「ガルディア王国千年祭」の曲を「あ、いいな」と思えました。
ほぼ原曲通りなんだけど、ノリの良い曲に多少アレンジされていて、自然と体が揺れそうでした。
さすがに耐えたけれど。

ガルディア城<勇気と誇り>~カエルのテーマ~魔王決戦
手に汗握る曲その1。
カエルのテーマがやはり格好良いです。
魔王決戦も良かった。迫力が半端なかったです。

ティラン城~ボス・バトル2
手に汗握る曲その2。
前曲からの勢いもあるのでしょうが、最初から最後までヒートアップしっ放しでした。

歌う山
ピアノソロアレンジも良かったですが、弦楽器や木管楽器とのアンサンブルで聴きたかったです。
いつか、ロビーコンサートでやってくれませんかね。

黒の夢~世界変革の時?ラストバトル
手に汗握る曲その3。
「世界変革の時」は他団体の公演でもよく演奏されるので聴く機会も多いのですが、「ラストバトル」はあまり聴かないような。
そのためか、なんだか新鮮でした。
「世界変革の時」~「ラストバトル」と続けて聴いて感じたのですが、「世界変革の時」の方が曲のインパクトが強いような。
「ラストバトル」よりも「世界変革の時」の方がよく演奏される理由が、なんとなくわかったような気がしました。

それにしても、ラヴォスの声をヴァイオリンで再現したのには、「そこまでやるか!」と驚きました。
さすがに、ラヴォス倒した時のSEはやりませんでしたが。

サラのテーマ~クロノ・クロス<時の傷跡>~時のみる夢
手違いによりアンコールのような扱いになってしまった、本編最後の曲。
「時の傷跡」は問答無用で神曲だと改めて実感。

「時のみる夢」を今回久しぶりに聴いたのですが、ゲームの電源入れて放置していると流れるデモムービーが脳内再生されました。
意外と覚えてるもんだなぁ、デモムービー。
あと、弦楽器の音色のためか、中盤あたりが原曲よりも切なさを強く感じました。

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