[GMEV] Ensemble Game Classica 第8回演奏会

ゲーム音楽を室内楽形式で演奏している団体「Ensemble Game Classica」の第8回演奏会に行ってきました。
会場は、東京北区の北とぴあスカイホール。
第一回(12:00~)の公演の方に参加しました。

演奏形式は、弦楽五重奏。
演奏曲目は、

1. エストポリス伝記2
2. Final Fantasy Tactics
3. かまいたちの夜
4. 天地創造
5. サンサーラナーガ2

と、SFC~PS初期のあまりメジャーではなく、だけど一部で名作と名高い作品で占められていました。
最近の作品がなかったためか、観賞客の年齢層は比較的高めだったような気がします。
観賞客数は70人ぐらいかな。席はまだ余裕がありました。

演奏時間は1時間30分弱。
いわゆる劇場ホールではなく、音楽室のような小さな部屋+固い椅子だったので、時間としては妥当なところではないかと。
長くもなく、さりとて短くもなかったです。

これまでゲーム音楽の生演奏というと、オーケストラや吹奏楽など大規模編成のものしか聴いたことがありませんでした。
室内楽というと、こじんまりとした地味なイメージがあったので、正直なところあまり期待していませんでした。
ところが、一発目の「エストポリス伝記2」から、その意外な迫力に圧倒されまくり。
ハーモニーが半端なかったです。
小規模編成だからこその、見事な調和を感じました。
また、演奏者一人ひとりのスキルが高いから、演奏も安定していたし、安心して聴けました。

まぁ、とある曲は、演奏云々とは違う意味でハラハラしっぱなしでしたが。
どれとは言わないけど、「かまいたちの夜」が。

たまには室内楽の演奏会もいいなぁ。
ちょっと病み付きになりそうです。
弦楽器の音色が好きな人間にはたまりませんでした。


以下、曲ごとの感想になります。

1. エストポリス伝記2
サントラは持ってるし、ゲームもプレイしたけれど、実はあまりBGMが記憶に残っていません。
なんとなーく聴き覚えのあるような気がする曲が多かったです。
ただ、戦闘曲(と思われる曲)の迫力が素晴らしかったです。
この一発目で、「あ、室内楽もいいじゃん」と思いました。

2. Final Fantasy Tactics
FFTのメジャーな曲半分、サントラ未収録曲半分という、ユニークな構成。
1年半ほど前に聴いたFFT専門のオーケストラ楽団「星の調べ」の公演とは少し趣が異なりましたが、これはこれで良かったです。
「星の調べ」は原曲を忠実に再現する方向の演奏でしたが、こちらは弦楽五重奏に合わせたアレンジが入っています。
そのためか、おどろおどろしい曲は、より一層それが増していたように感じられました。
また、室内楽という性質上、サントラ未収録曲はなんだかバロック時代の曲を聴いているような気がしました。

でも、さすがに「Bland Logo~Title Back」を弦楽五重奏で演奏するのは、少しムリがあったかも。
あの曲、グロッケンの響きが特徴的だからなぁ。

3. かまいたちの夜
アレンジの方向性を端的に2文字で表すなら、「病的」。
なるほど、「殺戮にいたる病」というのも言いえて妙でした。聴いて納得。

「疑心暗鬼」を軸にしてかなりアレンジが入っており、夏にはもってこいの曲でした。
夜に聴いたら効果てきめんかと。
原曲そのままの不安定なメロディもそうだし、不協和音も多く使われていて、正直「なんじゃこりゃ」と思わないでもなかったですが、「かまいたちの夜」ならば仕方ない。
演奏中にふっと思い浮かんだのは、「かまいたちの夜2」の妄想篇でした。

ラスト付近で「ゲレンデの恋人たち」が聴こえてきたときに、ようやくほっとしたのも良い思い出。

4. 天地創造
名作という噂は聞いたことがあるけれど、ゲームも曲もよく知らなかったです。
が、中盤からラストの盛り上がりが印象的でした。
ただ、これはやっぱり、オーケストラで聴きたい曲かも。

5. サンサーラナーガ2
冒頭とラストの「オープニング」が、凄まじく素晴らしかったです。
ゲームは知らないけれど、あのメロディラインはなんだか泣けてきて仕方がなかったです。
アレンジもさることながら、弦楽器の響きが原曲よりも勇壮さをより一層際立たせていたように思います。
最後の最後に良曲をありがとう。感動しました。

コメント

この記事へのコメント


コメントを投稿する


トラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック