[本] 風のなかの櫻香

2011/08/27(土) 21:45:21 | カテゴリ:
内田康夫「風のなかの櫻香」(徳間書店)読了。

ルポライターの浅見は、母・雪江のお供として、奈良県の尼寺・尊宮寺を訪れた。その尼寺では、施設から引き取った少女・櫻香を後継者として育てていた。だがここ数ヶ月、その櫻香の周辺で不穏な事件が多発し始めたという。2ヶ月前、櫻香が見知らぬ女性から声をかけられた。その女性は、「櫻香」という名前は知っていたのに、彼女の苗字は知らなかった。その後、10日前に施設の方へ櫻香の消息を尋ねる男から電話があった。そして5日前、尊宮寺に届いた「櫻香を出家させるな」という手紙。櫻香の安全を願う尊宮寺からの依頼を受け、浅見は事の真相を探ることになった。


読了までに3ヶ月ぐらいかかってるとか、いくら遅読とはいえかかり過ぎだろう俺。
ページ数はそれほど多くないです。ハードカバーで320ページぐらい。

舞台が尼寺というのは珍しいのではないでしょうか?
普通の寺社・仏閣が舞台っていうのは、ままありますが。
尼寺に関する説明が冒頭に出てくるので、尼寺が何かを知らなくても問題ありません。
っていうか、自分がいかに尼寺について知らな過ぎたってことに気付かされました。

殺人事件がメインではないためか、あまり血なまぐささはありません。
話は重いけれど、読後感はさっぱりしてる気がします。
浅見シリーズというと殺人事件というイメージがあるのですが、本作はそこからちょっと外れてます。
まぁ、人が1人も死なないってわけでもないですが。

でも、最近の浅見シリーズは、こういうあまり人の死なない作品が多いような。
まぁ、こういう作品も嫌いじゃないです。
ただ、さっぱりした作品を読んだ後は、がっつり重いものを読みたくなります。
次回作はどんな作品になるんだろう。

あと、読了後、妙にハンバーグが食べたくなりました。
うん、読んでいただければわかるかと。

コメント

この記事へのコメント


コメントを投稿する


トラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック