[GMEV] 4starオーケストラ オーケストラステージ(昼公演)

4年に1度のゲーム音楽の祭典「4star」の3日目オーケストラ昼公演に行ってきました。
会場は江戸川区総合文化センター大ホール。

ちなみに、昨日2日目昼の吹奏楽公演にも行ったんですが、諸事情により第二部からの参加となってしまいました。
第二部からしか聴けませんでしたが、吹奏楽公演の演奏、すごく良かったです。
ほとんど知らない曲でしたが。

閑話休題。

3日目オーケストラ昼公演は、8割以上が古今東西のスクエニ楽曲、むしろスクウェア楽曲づくし。
FFに聖剣にサガフロ、クロノと、スクウェアの楽曲の人気の高さを見せ付けられたようなセットリストでした。
その中にあって異彩を放つ「グランディア」と「ヴィーナス&ブレイブス」。
とはいえ、その2曲もスクウェア曲に負けない名曲なので、浮くようなことはなかったです。

そんな名作・名曲揃いのセットリストだったためか、4starの大ホール公演の中で、この公演だけはチケットが即完売していた模様。
ま、そりゃそうだよな。うん。

詳細なセットリストは追記に記しましたので、そちらを参照してください。

演奏は、前半第一部がコスモスカイオーケストラ、後半第二部が4starのため有志によって結成された4starオーケストラという、変則的な構成。
そのため、前半と後半で編成が異なってしました。
ぱっと見た感じでは、後半の方が弦やパーカッションの人数が増えていたようでした。

とはいえ、演奏自体は大きな変化はありませんでした。

前半、後半ともに、激しく派手な曲の演奏はすごく格好良かったです。
演奏の勢いというか圧力がすごくて、気が付くと曲に引き込まれていました。

その一方で、緩やかな曲はやや演奏の粗や不安定さ、音のアンバランスさが見られました。
もう少し調和の取れた演奏だったらなぁ、と感じることがしばしば。
全体的に、弦楽器の音がかき消され気味だったのが気になりました。
パーカッションの音が大きかったのか、弦楽器の厚みが足りなかったのかはわかりませんが。
(全体のボリュームは十分だったので、たぶん後者のような気がする)

なお、演奏の終盤に、ゲーム音楽の作曲家として有名な光田康典さんがゲストとして登壇。
今回の公演で一番盛り上がったのは、きっとこの瞬間だったと思います。
やっぱりみんなゲーム音楽好きなんだなぁ、とニヤニヤせざるを得ませんでした。

MCからの「今後のご予定は?」という質問に対し、光田氏の回答は「ほとんど話せないけれど、2作ほどゲーム音楽を担当。また、クロノ・クロスのアレンジ盤を制作中」とのこと。
クロノ・クロスのアレンジ盤の話はもう何年の前からあったけれど、あれがまだ現在進行形だったことに驚きました。
そして、完成がものすごく楽しみで仕方ありません。
ぜひとも、外部要因に負けることなく、完成させてください。

なんだかんだ言っても根はゲーム音楽好きなので、全体的には存分に楽しんだひと時でした。
次回もあるとしたら4年後になりますが、首を長くして待とうと思います。


これより下は、セットリストと曲ごとの雑感になります。

セットリストは次の通り。

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[開演前ロビーコンサート]
FINAL FANTASY 7 Piano Collectionsより
a. ゴールドソーサー
b. 闘う者達

[第一部:コスモスカイオーケストラによる演奏]
1-1. FINAL FANTASY 13 for Cosmosky orchestra & 4star short version
FINAL FANTASY XIII プレリュード/閃光/パルス de チョコボ
1-2. グランディアのテーマ [グランディア]
1-3. Sword of Mana for orchestra ~FINAL FANTASY Adventure~ [聖剣伝説~ファイナルファンタジー外伝~]
Rising Sun/果てしなき戦場/哀しみのなかで/想いは調べにのせて/戦闘2/聖剣を求めて/Rising Sun
1-4. 交響詩「希望」 Symphonic Poem "Hope" [FINAL FANTASY 12]
1-5. Waltz for Ariah [ヴィーナス&ブレイブス~魔女と女神と滅びの予言~]
1-6. Saga Frontier 2 for 4star orchestra
Thema/Praludium/Feldschlacht I/Feldschlacht III/Feldschlacht IV/Rozenkranz/Ovation

[休憩中ロビーコンサート]
Xenogearsより
c. 夢の卵の孵るところ
d. 憧憬

[第二部:4starオーケストラによる演奏]
2-1. タクティクスオウガより「Overture」
2-2. サガ フロンティア
旅の幕開け/Battle #4/碧い街/バカラ/Battle #5/Last Battle -Asellus/オープニングタイトル
2-3. ゼノギアス(-MYTH- The Xenogears Orchestral Albumより)
  おらが村は世界一 -Orchestral Version-
  やさしい風がうたう -Orchestral Version-
  飛翔 -Orchestral Version-
2-4. クロノ・トリガー/クロノ・クロス
エピローグ/親しき仲間へ~/遥かなる時の彼方へ/予感/クロノ・トリガー/CHRONO CROSS~時の傷跡~

[アンコール]
e. クロノ・トリガー
魔王決戦/ボス・バトル2/世界変革の時
-----

以下、印象に残った曲ごとの雑感になります。

1-1. FINAL FANTASY 13 for Cosmosky orchestra & 4star short version
「閃光」が驚くほどオケと相性良くて滾りました。
重厚で煌びやかな曲調が、オケで見事に再現されていたんじゃないかと。
これ、いいなぁ。もう一回聴きたい。
というか、FF13の曲は、比較的どれもオケと相性良さそう。

1-3. Sword of Mana for orchestra ~FINAL FANTASY Adventure~
「想いは調べにのせて」に時間を多く割いたためか、「戦闘2」と「聖剣を求めて」が短かったのが残念。
まぁ、「想いは-」が名曲だから分からないでもないんですが、「想いは-」を3ループほど演奏して、「戦闘2」と「聖剣を求めて」が1ループっていうのが少々アンバランスというか。
次の曲に移ったときには、「あ、あれ、もう終わっちゃったの!?」と瞬間的に思いました。
激しい曲が2連続だから、それぞれ1ループずつにしたってことなんでしょうか。

「戦闘2」は、アレンジアルバム「想いは調べにのせて」のバージョンに似ていました。特にパーカッションが。
あれに2割ほどアレンジを加えたような感じでした。
うん、やっぱり2ループ欲しかったです。

「果てしなき戦場」はすごく良かったです。
あの勇ましさがたまりません。

1-4. 交響詩「希望」 Symphonic Poem "Hope"
ほぼまるっと原曲のまま全曲演奏。
アレンジもそれほどなかったんじゃないかと。
原曲が原曲なので、違和感は全くありませんでした。
マイクのためか、ブーストが強すぎたためかはわかりませんが、「ロード・オブ・ホープ」のヴァイオリンソロが若干音割れしていたのが気になったくらい。

1-5. Waltz for Ariah
某ニコ動MADの影響のため、一番盛り上がるあの部分で脳内に「跳べよぉおおおおお!!」が鳴り響いたあたり、俺はもうダメかもしれない。
ネタが分かった方は、ぜひお友達になってください。

今回の公演、本命はこの曲でした。
大人の事情によりOSTにすらなっていないゲームの神曲が、まさか生演奏で聴ける日が来るとは、思いもしませんでした。
ただ、演奏自体はもうちょっと迫力が欲しかったなぁ、というのが正直なところ。
特にあの盛り上がるところ(販促用ムービーで言えば、花びらの散るところ)がかなりあっさりしていたので、もっと音の圧力というか緊迫感というか、そういうぐわっと鳥肌の立つものが欲しかったです。

そして、これを機にOST出してくださいほんとお願いします。

1-6. Saga Frontier 2 for 4star orchestra
FF13といいサガフロ2といい、浜渦さんの曲はオケと相性いいなぁ。
オケや吹奏楽で演奏されたサガフロ2の楽曲は、これまであちこちで聴く機会があったのですが、何度聴いても飽きないです。
「Feldschlacht」(戦闘曲)なんてどの演奏会でも少なくとも1曲は演奏されていましたが、その演奏団体によってアレンジが異なるためでしょうか、いつも楽しく聴けます。
今回もまた、全曲楽しみながら聴けました。
原曲重視とはいえアレンジが結構強く入ってて、特に戦闘曲3連続の部分については力強さが印象的でした。

2-1. タクティクスオウガより「Overture」
あっという間に演奏が終わってしまったので、演奏後の拍手しそこねました。
タクティクスオウガは、どこか別の機会にがっつりやって欲しいです。

2-4. クロノ・トリガー/クロノ・クロス
「時の傷跡」の冒頭のフルートの「ひょろろ~ん」は、ミスったのでしょうか、それともそういう演奏だったんでしょうか?
2回連続でやっていたので、そういう演奏なのかと思いもしたんですが、でもだとしたらそこは原曲通りの方が良かったんじゃないかと。
うーん、どっちだったんだろう。

「時の傷跡」以外はほぼ原曲重視。「時の傷跡」だけ、アレンジがかなり入っていました。
ちょっと違和感があったけれど、まぁこれもアリかなぁ。
できれば、「時の傷跡」は原曲のままの方が好みだけど。

アンコール: クロノ・トリガー
前の曲に戦闘曲が1曲も入っていなかったから「おかしいな」とは思っていたんですが、やはりアンコールでしたか。
しかし、ボスラッシュ3連続とは。漲らざるを得ない!

オケ昼公演の中では、最もハーモニーの綺麗な、安定した演奏だったと思います。
弦が他の楽器音に潰されず、パーカスが過剰に自己主張することもなく。
これが最初からこうだったらなぁ、と思わないでもなかったですが。
とはいえ、生演奏で「世界変革の時」が聴けたのでうれしかったです。

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