[GMEV] Symphonic Fantasies Tokyo - music from SQUARE ENIX

スクウェア(現スクウェア・エニックス)のゲーム音楽のオーケストラコンサート「Symphonic Fantasies Tokyo」の初日に行ってきました。
会場は、上野の東京文化会館、大ホール。
演奏は、東京フィルハーモニー交響楽団。
曲によっては、東京混声合唱団も参加されています。
指揮は、エケハルト・シュティーア氏。

3年前にドイツ・ケルンで開催された「Symphonic Fantasies」の日本公演にあたるこの演奏会。
ドイツ公演の時から、ラインナップのゲームタイトルがとにかく豪華過ぎでした。
キングダム・ハーツ、聖剣伝説2、クロノ・トリガー/クロノ・クロス、FINAL FANTASY。
スクウェアのゲーム音楽好きにとっては垂涎モノです。
3年前の自分に財力があって、ドイツまで行く時間と甲斐性があったら、きっと行っていたと思います。
それくらいメジャーなタイトルが揃っていたこの演奏会が、ついに日本上陸。
行かない手はありません。

演奏内容は、ドイツ公演の音源をまとめたCD「Symphonic Fantasies - music from SQUARE ENIX」とほぼ同じだと思います。
聖剣伝説2の音の演出など、若干違うところもあったような気もしますが、概ねCDの通りです(アンコール除く)。
演奏される曲目自体はCDで予習済みなので、あまり驚く場所はなかったのですが。
ただ、やはり生演奏は迫力が違いました。
終始、ぞくぞくした鳥肌が止まりませんでした。
細かい感想は、ネタバレ防止も兼ねて、追記に記載します。

全ゲームタイトルともメドレー形式であるため、曲にはかなりアレンジが入っています。
そのため原曲至上主義の方にはオススメできません。
しかし、オーケストラ演奏用にアレンジされたメドレー形式であるが故に、どの曲も非常にドラマティックな曲になっています。
最初から最後まで飽きることはありませんでした。

メドレーに採用された曲の中には結構マイナーな曲も含まれていて、今回演奏されたゲームのOSTは一通り持ってる身としてはたまりませんでした。
また、裏で薄く別の曲のフレーズが流れていたりして、曲探しをするのも楽しかったです。

なお、本編終了後(アンコール直前)に、ゲストとしてアレンジャーのお二方と、菊田裕樹さん、光田康典さんが登壇され、お一人ずつコメントされていました。
なお、下村陽子さんは仕事の都合で、植松伸夫さんはEARTHBOUND PAPASの演奏会のためアメリカ滞在中で不在でした。

そういえば、閉演後、1Fロビーで浜渦正志さんを見かけました。
スクウェア音楽班から独立またはフリーになられた方って、今もスクエニとの繋がり強そうだから、他にもスクウェアに縁のあるコンポーザの方々が来られていたかも。

もし次回公演があるなら、別のゲーム音楽を演奏して欲しいです。
聖剣伝説3やLOM、サガシリーズなど、ゲーム音楽も素晴らしいスクエニのゲームは他にもありますし。

これより下の追記に、セットリストと曲ごとの感想を記載しています。
明日の公演に行かれる方など、ネタバレを回避したい方は、ご注意ください。
ちなみに、パンフレット売り場はとんでもない長蛇の列になっていましたので、二日目公演に行かれる方はご注意を。


セットリストは、以下の通りです。
パンフレット記載の曲目の他に、自分で聴き取れた曲目も一部追加しています。
-----
1. Fanfare Overture
2. FANTASY I キングダム・ハーツ
 Deary Beloved
 Sora
 Kairi
 The Other Promise
 Happy Holidays!
 A Fight to the Death
 Hand in Hand
 etc.
3. FANTASY II 聖剣伝説2
 天使の怖れ
 少年は荒野をめざす
 呪術師
 予感
 薔薇と精霊
 etc.
4. FANTASY III クロノ・トリガー/クロノ・クロス
 クロノ・トリガー
 CHRONO CROSS~時の傷跡~
 やすらぎの日々
 死線
 魔王決戦
 運命に囚われし者たち
 カエルのテーマ
 etc.
5. FANTASY IV ファイナルファンタジー
 プレリュード
 オープニング~爆破ミッション
 ビッグブリッヂの死闘
 迷いの森
 闘う者達
 チョコボのテーマ
 ファイナルファンタジー
 etc.
アンコール
 キングダム・ハーツより「Destati」
 聖剣伝説2より「子午線の祀り」
 クロノ・トリガーより「世界変革の時」
 FINAL FANTASY 6より「妖星乱舞」
 FINAL FANTASY 7より「片翼の天使」
------

これより下は、曲ごとの簡単な感想になります。

1. Fanfare Overture
・Symphonic Fantasiesオリジナル曲ということもあって、CDで聴いていたときもよくすっ飛ばしていたのですが(ひどい)、生で聴いてみたら結構良い曲でした。
・他4曲が強大過ぎるので影が薄くなってしまうけれど、普通に聴いたら前座にしておくのがもったいない。

2. FANTASY I キングダム・ハーツ
・「The Other Promise」を生で聴けただけで、俺は満足です(早
・ゲーム音楽4曲中、一番普通にオーケストラって感じでした。

3. FANTASY II 聖剣伝説2
・音の演出がCD以上でした。クジラの鳴き声、風の音、鳥のはばたき、水の泡沫のはじける音など、小道具を使った表現力がすごかったです。
・ただ、その音の演出を多く取り入れられたため、前置きが長く感じれらました。ちょっとクドい。
・困ったときの「天使の怖れ」頼みが、ちょっと気になりました。1曲の中で4回ぐらい演奏されてて、最後はさすがに「もういいよ」って思わないでもなかったです。
・生の「呪術師」は鳥肌ものでした。感動で、ではなく、不協和音の妙で。「呪術師」演奏中だけ、場の空気が違いました。
・でも、今回の演奏会中で一番ぞくぞくさせられたのは、「呪術師」でした。

4. FANTASY III クロノ・トリガー/クロノ・クロス
・ロニー氏のパーカッションが加わっただけで、全体的にエキゾチックな雰囲気に。
・これまでプロアマ問わずいろんな演奏会に足を運んできて、常々思っていたことでもあるのだけど、クロノ・クロスの曲って「時の傷跡」はよく聴くのに、それ以外の曲ってほとんど聴いたことないよなぁ。
・「運命に囚われし者たち」は好きな曲だったし、演奏も素晴らしかった。
・だけどトラウマ曲でもあったため、演奏を聴いている最中、ずっと悶々としてました。ミゲル倒すのに、どんだけ苦労させられたことか・・・。
・「魔王決戦」~「カエルのテーマ」の流れの自然さに感動。これは良い繋ぎ。

5. FANTASY IV ファイナルファンタジー
・ファイナルファンタジーとはいえ、5~7の曲しか含まれていません。
・良い意味でKYな「チョコボのテーマ」。
・「ビッグブリッヂの死闘」が格好良かったです。低音がたまりません。できれば2ループ演奏して欲しかった。
・終盤、「ファイナルファンタジー」を邪魔したチョコボが魔晄列車に蹴散らされるシーンを受信しました。

アンコール
・曲のタイトル、「Last Boss Suite」だったか「Last Battle Suite」だったか、忘れました。
・開演前や休憩時間中に、金管楽器による「世界変革の時」の1フレーズが舞台裏から何度も聴こえていて気になっていましたが、やっぱりアンコールだったか。
・そういえば、「世界変革の時」って、正確にはラストバトルの曲ではないような。
・「片翼の天使」と「妖星乱舞」が混ざり合っていて、面白いくらいにカオスでした。
・まぁ、FFのラスボスとしては相応しいのかも。
・「妖星乱舞」の演奏箇所は、第一段階と第三段階かな。
・一瞬だけ、「ケフカのテーマ」も聴こえました。
・このアンコール曲、非常に面白かったし、なんかもう聴き応えがすごかったです。ただでさえ、どのラスボス曲も単品で聴き応えのある曲なのに、それをメドレーにしてしまったものだから破壊力10倍以上でした。

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