[ゲームRev] ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生

PSPのAVG「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」をクリア。
総プレイ時間は・・・どれくらいだろう? たぶん20時間ほどではないかと。
難易度は、一番簡単なものにしました。
あまり時間的余裕がなかったので。

内容は、とある学園内に閉じ込められた生徒たちが、学園の外に出られる権利を巡って「殺人」と「裁判」を繰り返しつつ、学園に仕掛けられた謎に迫る、という内容。
ゲームの流れは基本的に、

1. 他生徒とコミュニケーションを図る「日常パート」
2. 殺人事件が発生後、犯人特定のための情報を集める「非日常パート」
3. 殺人事件の謎を解き、犯人を特定する「学級裁判」

に分かれています。
日常パートと非日常パートは、3Dで再現された学園内をうろうろ歩き回りながら探索するという、よくあるAVGの様式です。
で、学級裁判パートが、このゲームの本質であり最大の特徴ではないかと。

その学級裁判、システムがユニークで面白かったです。
非日常パートで収集した証拠や裁判中の発言を弾丸にして、他生徒の発言に含まれる矛盾に撃ち込むというのが、「ダンガンロンパ」というゲームタイトルそのままで、うまくやったなぁと感じました。
他にも、追い詰められた生徒の駄々っ子のような悪あがきな発言を片っ端から撃ち落す「マシンガントークバトル」や、画面上に浮かぶ文字を撃ち落すことで謎を解明するための単語を完成させる「閃きアナグラム」など、飽きさせない様々な仕組みが盛りだくさん。
どこもかしこも、弾丸へのこだわりばかりでした。

逆に、仕組みが様々あるため、最初は操作を覚えるのがたいへんでした。
ボタンを押し間違えてあらぬところに弾丸撃ち込んでしまい、判定結果が下がったこともしばしば。
操作方法を勘違いして、初っ端からゲームオーバーになったこともありました。
うん、俺にアクションスキルを求めるのは、やっぱりムリ。

難易度を一番易しいものにしたからまだ楽だったものの、一つレベルを上げていたらやらなければならない操作が増えていたので、ちょっとクリアが厳しかったかも。
とはいえ、一番難易度の易しいものであれば、操作自体はわりと単純なので、すぐに慣れます。

ただ、アクションによるスリル感を味わいたいのであれば、一番易しい難易度はあまりオススメできないです。
本当に簡単で、ちょっと単調になるので。

ひたすら弾丸にこだわったシステムですが、謎が解けたときの爽快感は、ぶっちゃけ逆転裁判に劣る気がしました。
スピード感というかテンポが、悪くはないんですがあと一歩という感じ。
ひょっとすると、難易度を上げれば、また印象が変わるかもしれません。

あと、推理要素が簡単で、ほとんど自分で考えることがなかったような気がします。
これも、難易度を調整すれば印象が変わるかもしれません。

ストーリーは、面白かったです。
謎解きAVGなので詳細には触れられませんが、学園の謎と黒幕が判明するラストの展開は熱くなりました。
一つ一つの事件も作り込まれていて、あまりモヤモヤしたものは残りませんでした。

その一方で、残酷描写が結構多いので、そういうのが苦手な人は要注意。
CERO D判定は伊達じゃなかったです。
個人的には、同じくCERO DのCHAOS;HEAD(PSP版)よりもキツくて、かまいたちの夜2と同程度という感じでした。
作中で描かれる血液の色が総じて蛍光ピンクだったのですが、あれが紅かったらCERO Zだったかもしれません。

ストーリーといえば、登場人物の生徒たちが誰も彼も、各々のベクトルで突き抜けています。
平凡なのは、主人公の苗木だけ。
キャラの名前は覚えられなくても、キャラの性格はすぐに覚えられるぐらい特徴的です。
もちろん、中には「こいつムカつく」というキャラもいるのですが。
ただ、話を進めていく中で少し性格の変わるキャラもいて、最初ムカついても後で少しデレるキャラもいます。
逆に、話を進めていくと性格が豹変するキャラもいます。
「お前、そんなヤツだったのか!」と、何度画面に向かってツッコミ入れたことか。
あまりに突き抜けた性格にリアリティはあまり感じられませんが、その変わり方には妙なリアリティを感じました。

お気に入りキャラは、完璧なようでいてどこか詰めが甘い十神かな。
あと、最終的には腐川も、ボケ担当として好きなキャラになりました。
霧切は、最初から最後まで、どストライクなキャラでした。

事件がちゃんと作り込まれているので、ミステリAVGが好きな方にはオススメかと。
ただし、残酷描写への耐性は必須です。

コメント

この記事へのコメント

レビューを見る限りでは7月に発売される続編を買うほど
ハマりはしなかったみたいですね、残念ですが。

私はあまり気にならなかったですが残酷描写は確かに、
コミカルなキャラデザインに油断してると…って感じですね。
でも「一柳和シリーズ」とか「流行り神シリーズ」とかプレイされてるんですよね。
傍目にはあっちのほうが怖そう・グロそうに見えたりしますが。

推理要素が簡単すぎるのは同意です。
難易度は確か「ノーマル」でやったはずですがあからさまにヒント出しすぎでしたねw

あ、でもお気に入りと言われた十神くんは「それらしき人」が
続編に出るみたいなので是非是非買ってみて欲しいです。
なんか別人のようにふとましくなられてますがw
2012/05/01(火) 04:58:30 | yasuoku #-[ 編集]
言葉足らずで申し訳ないです。ストーリーはすごく面白かったです。
クラスメイトたちの心理状態の機微がうまく描かれていましたし、一つ一つの事件も凝っていて飽きなかったし。
続編は、今のところ発売日に購入する予定はないですが、いずれプレイすると思います。巷の評判次第かな。
十神が出るなら、なおのこと続編プレイすると思います。

推理要素は、もう少し難しい方が、解けた時の爽快感が高まりそう。
あと、アクション要素がどうにも苦手で、議論中ずっと「照準動くな!」と心の中で叫んでいました。
それくらいのアクション下手です。はい。

残酷描写ですが、1回目と2回目のおしおきタイムの手法がちょっとキツくて。
ポップな絵柄からは想像できなかった残酷なやり方に、「なんじゃこりゃ・・・」と絶句してたクチです。
それ以外は、まぁ、確かにそれほどグロくはなかったですが。
「一柳和シリーズ」や「流行り神」は、あからさまにホラー要素ありと言わんばかりのデザインだったので最初から構えてプレイしていたし、事件の手口自体はそれほどグロくなかったので、全体的にはそれほどグロいとは感じなかったのかもしれません。
2012/05/01(火) 22:58:46 | ふゆき #-[ 編集]

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