[本] 三毛猫ホームズの夢紀行

2012/04/30(月) 20:16:57 | カテゴリ:
赤川次郎「三毛猫ホームズの夢紀行」読了。

引きこもりの青年・小出弘一は、母の雪子と二人で暮らしていた。小出は長年、一歩も外へ出ず、生活のほとんどを母親に頼りきっていた。
そんなある日、雪子が自宅の台所で射殺された。
雪子の事件を捜査することになった片山は、やがて雪子が専業主婦らしからぬ大金を貯金していたことを知る。そんな大金を、普通の主婦であった雪子が一体どこから手に入れたのか。片山は、雪子が別人のような格好をし、ボディガード2人を連れて入っていったというビルの調査へ向かう。


久しぶりに本1冊読みきった気がします。何ヶ月ぶりだろう。
今回は諸事情により帰省中に読みきらなければならなかったため、遅読に定評のある俺が5時間ぐらいで読みきりました。
まぁ、そこは最近の赤川作品、わりと簡単に短時間で読み切れるので、威張れるもんでもないのですが。

2012年春ドラマで連ドラ化した三毛猫シリーズですが、ドラマ版第一話が大いに不満だった俺としては、本作品には逆にほっとさせられました。
「あー、いつもの片山ファミリーだ」と。
確かに原作の片山さんもダメ刑事だし、晴美も強気な女性ではあるけれど、ドラマ版は残念な方に誇張され過ぎてまるで別人だったので、ちょっとなんだかなぁと思っていました。
石津については、もはや片鱗すらほぼ無いので、ノーコメント。
そんな中読んだ小説の方は、さすが本家本元、長年慣れ親しんだ片山ファミリーのほのぼのドタバタっぷりが発揮され、ひとしきり癒されました。
やっぱり、片山一家はこうだよなぁ。

話の内容は、高層ビルなのに妙にローテクだったりとか、二次元嫁についてとか、ヲタクな技術者の端くれとしてツッコミたいところが多々ありましたが、最終的には楽しめました。
テンポはいつも通り、良く考えれば状況は深刻だけど、表現があっさりしてるのであっさり読めます。
まぁ、赤川作品は気軽に楽しめるところが良いのではないかと。

というわけで、少し時間があるときに気楽に読書したいときには、赤川作品はオススメです。

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