[ゲームEV] 科学アドベンチャーライブ2012 ドラマステージ「時空交錯のトリプレット」

5pb.(MAGES)より発売中のゲーム「科学アドベンチャーシリーズ」初の総合ライブイベント「科学アドベンチャーライブ2012」に行ってきました。
会場は、パシフィコ横浜国立大ホール。
開演18:00で、終了は21:15頃。
休憩なしで3時間長ぶっ通し。かなりのボリュームでした。

「ドラマステージ」と銘打ってありますが、内容は結構盛り沢山。
前半は、声優による生アフレコによるドラマパート。
後半は、声優トークショー。
それらの合間合間に、アーティストによる曲披露が挟み込まれていました。

ドラマパートは、「CHAOS;HEAD」「STEINS;GATE」「ROBOTICS;NOTES」それぞれの登場人物たちが、ひょんな事件をきっかけに一堂に会してしまい、事件の原因を追うというような内容。
簡単なあらすじを追記に記しましたので、ざっくりしたストーリーはそちらをご覧ください。
ただし、ネタバレを多数含みます。

科学アドベンチャーシリーズは各作品ごとの色が強いから、うまく溶け合うことができるのか、開演する前は少し不安でした。
しかし、意外といい感じに役割分担できていて、すごく面白かったです。
全体的にはカオヘ組とロボノ組で真面目にストーリー進行、シリアスもギャグもどんとこいなシュタゲ組が笑いを誘う、と言ったバランス。
とはいえ、始めこそ固かったカオヘ組やロボノ組も、シナリオが進むにつれて真面目に不真面目なシーンが増えていき、中盤は笑えるシーンが多かったです。
そして終盤は少し考えさせられる結末が用意されおり、しみじみしていたところで笑劇のラストがドーン。
笑いあり涙(?)ありのハチャメチャ展開でした。

特に印象的だったのは、ダルとフラウの会話。
開演前からこの2人の会話が楽しみで仕方なかったのですが、すごく満足しました。
尺の問題がなければ、この2人だけで30分ぐらいヲタ談義させたいくらい面白かったです。

ドラマパートは、重大なネタバレは無かったものの、各作品プレイ済み推奨なネタがちらほら。
ストーリーに絡む重要なネタ(ギガロマニアックスなど)は軽く説明されましたが、細かいネタはプレイしていないと分からなかったんじゃないかと。

声優トークショーはフリートークではなく、各作品ごとによくキャストへ投げかけられる質問を、別の作品のキャストに投げかけて回答してもらう、というものでした。
質問内容と回答の組み合わせは以下の通り。

「CHAOS;HEAD」の質問:「ギガロマニアックスで妄想を具現化するなら、何をしたいですか?」
→回答:ロボノのキャスト5人

「STEINS;GATE」の質問:「過去の自分タイムリープするなら、どの時代に戻りたいですか?」
→回答:カオヘのキャスト5人

「ROBOTICS;NOTES」の質問:「居る夫」でコスプレさせるなら、誰に何のコスプレをさせたいですか?」
→回答:シュタゲのキャスト5人

普通の回答あり、天然な回答あり、期待通りのオチありで、終始笑いが止まらなくて腹筋が痛くなりました。
特にシュタゲ組の場慣れっぷりが半端無かったです。
あと、最近名前をよく見かける某声優さんの意外な一面が見られたことは、一つの収穫でした。
なお、細かい感想は書くと長くなりそうなので、追記に書きます。

このトークショーで、各作品ごとの最新情報が一つずつ公開されました。
初出し情報は、劇場版STEINS;GATEのタイトルと、huke氏によるキーイラストの公開。
来春公開予定ということで、今から楽しみです。

というか、帰宅してからじっくり確認したキーイラストで気になる点があって、楽しみにせざるを得ません。
紅莉栖が抱きしめてる白衣とか、本気で気になるんですけど! どっ!!

ライブパートも、ボリューム満載でした。
参加されたアーティストは、
 Zwei
 ファンタズム(FES)
 nao
 いとうかなこ
 アフィリア・サーガ・イースト
 ※敬称略

各アーティストごとに最低でも2曲ずつ。
いとうかなこさんは持ち歌が多いので6曲ぐらい歌われていました。
個人的には「スカイクラッドの観測者」でテンションMAX。アンコールの「Hacking to the Gate」でテンション振り切れました。
あと、アフィリア・サーガ・イーストの踊りの運動量は、いつ見ても鬼畜レベルだと思います。
あんな地味に体力奪われまくる動きをしていて、よく倒れないなぁ。

パンフの内容が値段の割に薄かったり、ドラマパートの映像ミスが多かったりと、不満な点がないわけではないけれど、すごく楽しかったイベントでした。
「2012」と銘打たれているということは、次回も期待していいんでしょうか。
それ以前に、ぜひ今回のイベントをメディア化して欲しいです。
一部ピー音加工は仕方ないとしても、できるだけカット無しで。


これより下の追記では、ドラマパートのあらすじとネタバレ感想、トークショーの細かい感想などになります。


ドラマパートのあらすじは、大体こんな感じでした。

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2019年、種子島。
いつもの通り「ガンつく1」制作に精を出すあき穂と、それを手伝う淳和。
そして海翔は、あき穂の暴走っぷりにツッコミを入れまくる。
いつも通りの、ロボ部の日常。

2009年、渋谷。
母の代わりに兄・拓巳の生存確認に向かったその帰りの七海は、渋谷駅前で梢と出会う。
七海は、相変わらず引き篭もったままコンテナ部屋から出てこない拓巳に対して愚痴をこぼすも、他人の心の声が聞える梢には、いつもの通り全て見透かされる。
いつも通りの、渋谷駅前の日常。

2010年、秋葉原。
未来がジェット研究所へ足を運んだ岡部。そこにはダルとまゆりの姿はなく、紅莉栖だけがいた。
いつも通りの中身のない痴話ゲンカを繰り広げる二人。
いつも通りの、未来がジェット研究所の日常。

そのとき、2019年種子島、2009年渋谷、2010年秋葉原に、同じ文面のメールが着信した。

”その夢、だれの夢?”

世界線変動率は、1.048596から、1.121007へ。
そのメールを開いた瞬間、世界は再構成された。

2012年、横浜。
世界線の変動を感知した岡部は、気がつくと紅莉栖とともに横浜にいた。
ただし、そこには紅莉栖の他に見慣れない面々――七海や海翔らも揃っていた。
リーディング・シュタイナーによって変動後の世界線の記憶を持たない岡部は、まるで知己のように馴れ馴れしい面々に戸惑いつつも、いつも通り紅莉栖を茶化して平静を戻そうとする。
その岡部の言動に紅莉栖がブチ切れ、「海馬に電極ぶっ挿して、記憶を消してやる!」と言い放ったその瞬間。
紅莉栖の指先から放たれた電撃が、岡部に直撃した。

変動後の世界線では、メールを受け取った者はみな、妄想を現実化する能力「ギガロマニアックス」を習得しているようだった。
ダルとフラウは、2次元の世界からギガロマニアックスにより現実化した星来オルジェルの協力を得て、メールの送信元を調査することに。

その頃、横浜では、あき穂のギガロマニアックスによりガンヴァレルがあっさり完成。
しかし、それと同時にあき穂の妄想から出現した悪役とガンヴァレルの戦闘が勃発。
混乱の坩堝と化していた。

そうこうしているうちに、メールの送信元が判明。
送信元は、”将軍”。

事の次第を将軍に問い詰めると、彼はあるDメールを受け取ったことを発端として、今回の事態を引き起こしたのだと言う。
”世界中の人がギガロマニアックスを良い方向へ使えば、世界から夢を諦めることがなくなる”と。
しかしそれは、過程を跳ばして成功だけを手に入れること。
そんな能力で夢が実現しても、実感が伴わない。
だから、必要ない。
皆にそう説得された将軍は、取り消しDメールを送ることを決意する。

が、「その前に――」と、紅莉栖が将軍に問いかけた。
彼が受け取った最初のDメールは誰から送られてきたものなのか?、と。
それに対して、将軍はこう答えた。
「2019年の、橋田至から」
未来のダルが娘を溺愛するあまり、強力なギガロマニアックスを持つ将軍へ協力を要請するDメールを送っていたのだった。

かくして世界は再構成され、元の世界線に戻ったのだった。
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これをふまえて、この下はドラマパートの箇条書き感想になります。

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・七海の「おにぃのバカーッ!」がいつ見てもかわいい。あの前傾姿勢で叫ぶキャラ絵がすごく好き。
・オカリンとクリスティーナの会話 in 未来ガジェット研究所。中身のない会話って言っていたが、まぁいつものことじゃね?
・というか、どう見ても夫婦漫才です本当に(ry
・シュタゲ組のメイン3人(オカリン、クリスティーナ、ダル)は最初からアドリブ盛り沢山。
・他の方々があまりアドリブかましていなかったせいか、この3人のアドリブが特に目立った。
・ゲーム画面のように元のセリフがモニタに表示されるため、どこがアドリブなのか丸分かり。これはこれで、面白い。
・世界線変動直後に突然差し込まれたタクのカゲアナ。これが重要な伏線だったことに、このときの俺たちは、知る由もなかった・・・。
・噛み噛み昴はフェイリスと同類ニャ。
・フェイリス+ギガロマニアックスなんて、世界がヤバイなんてレベルじゃない気がする。結構マジで。
・ダルとフラウの会話が違和感無く楽しすぎ。これは永久保存したくなるレベル。
・オカリンx海翔よりは海翔xオカリンだろjk。むしろ、オカリン総受でFA。
・まぁ、ぶっちゃけオカリンさえいれば、どんなCPでもどんとこい。ノマカプもOKさ(キリッ
・フラウの○女子っぷりは、生で聞いてもすごい。それを演じきってる名塚さんもすごい。
・天王寺綯は、シュタゲの小動物ではなく、ロボノの暴走小町でした。
・黒幕・将軍からの問いかけに対する観覧客の反応の薄さ。ごめんなさい、どう反応していいのか、本気で分かりませんでした。
・未来ダルからのどーしよーもない親バカDメールを読み上げる代永さんの棒読みっぷり。将軍ではなく代永さんの棒読み。
・世界線変動率が元に戻った直後にまゆりのカゲアナ(一部早送り)が流れた時点で、カゲアナが世界線変動率と連動していたことに気付きました。1.121007は、タクがカゲアナ担当だった世界線だったのか。だから、ドラマパートの真っ最中で明らかに開演後なのに、開演前のようなカゲアナ流していたのか。
・というか、開演前にかなりの頻度で流していたまゆりのカゲアナも、刷り込みを狙って流されていたものなんだろうか。カゲアナまでシナリオに組み込むとは、さすが科学ADV。
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これより下は、トークショー他の過剰書き感想になります。

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・いろんな意味で残念なよんどしー。
・トークショーにおけるロボノ組オチ担当・細谷さんの回答が、若干下ネタだった件について。
・細谷さんってそういうキャラだったのか。知らなかった。
・カオヘ組の回答は、全員が無難に普通。
・辻さんの白紙回答に、今井さんが密かに力強くうんうん肯いていたのが印象的。紅莉栖も過去改変に否定的だったもんなぁ。
・シュタゲ組の回答が、凄まじくネタ満載。安心のシュタゲ組クォリティ。
・初っ端の山本さんの回答を受けて、関さんが生の骨○スネ夫披露。
・関さんのス○夫、このイベントで初めて聞きました。
・関さんの回答が、いつも通りの今井さんいじり→今井さんのキレ芸オチ。
・今井さんの回答の、パーフェクト ダル(=体形までそっくりな、ダルのコスプレをした一般人)。
・宮野さんの回答が、代永さんいじりに見せかけた細谷さんオチ。
・回答時間30秒という短い時間に、宮野さんが猛烈な勢いで何枚も回答を書いていたのは、代永さんいじり3連発+細谷さんオチのためだったのか。
・関さんといい、宮野さんといい、イベント慣れしている方々はイベントの盛り上げ方(=キャストのいじり方)をよく心得てる。
・最後は出演者が一堂に会したエンドトーク。
・カオヘのキャスト、シュタゲのキャスト登場以降、ロボノのキャスト登場からアーティスト登場に至るまで、なぜかほぼ全員が「フゥーハハハ」な高笑いで登場。
・まさか、FESまで高笑い(っぽい発声)をするとは思いませんでした。すごく貴重なものが見れた。
・しかも、一切MCしないことで有名なFESが喋るとか。あれ、世界線変わった?
・ステージ前方に声優さんが一列に並び、その後方の段上にアフィリア・サーガ・イーストが一列に並んだため、アフィリア・サーガ・イーストの挨拶時に声優さんが後方を向いて正座するという事態が自然発生w
・その時の関さんのセリフ「もう少しで見えそう」。
・うん、いつもの関さんが垣間見えて、逆に安心しました。
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ちなみに、終幕後まもなくのときに、観客席から三三七拍子が突然沸き起こったのですが、あれは一体何だったんでしょう?
ついうっかり、流れで自分も手拍子してしまったのですが。


最後に、どうしても語らずにはいられなかった、おまけの感想。

エンドトークあたりからアンコール、終了後までかかっていたBGMが、シュタゲのオーケストラアレンジCD「SYMPHONIC MATERIAL」(PS3版STEINS;GATEダブルパック特典)収録の「宇宙エンジニア」「非線形ジェニアック」「スカイクラッドの観測者」のボーカルレス版で、全俺がたぎって仕方がなかったです。
大音量でシュタゲでオケとか、ほんともう、たまらない! たぎる! たぎりまくる!
「宇宙エンジニア」と「非線形ジェニアック」のオケ部分は本当にカッコいい!
「スカイクラッドの観測者」は、終盤のクレッシェンドとピアノの八分連打が気持ちいい!
シュタゲ好きでオケ好きのゲーム音楽厨にとっては、最高のプレゼントでした。ごちそうさま。

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