[GMEV] THE MUSIC MAGES 外伝

エレクトーンでゲーム音楽を演奏する「THE MUSIC MAGES」(以下TMM)の演奏会に行ってきました。
会場は、神奈川県の南武線武蔵中原駅近くにあるエポックなかはらホール。
14:30開演、17;30頃終演、休憩込みで3時間ほどの演奏会でした。

ちなみに、TMMの演奏会は今回が初でした。
度々演奏会が開催されていたことは知っていましたが、なんだかんだでこれまで行かず終いになっていました。

エレクトーンの演奏会自体、たぶん今回が初です。
確か中学生のときに、学校の音楽室に一時期エレクトーンが置いてあって、当時の音楽の先生が演奏してみせてくれたような記憶があります。
それ以降、この前の「ピアノレストラン」まで、あまりお目にかかったことがありませんでした。
そんな俺の中でのエレクトーンのイメージは、「どんな音でも出せる魔法の楽器」+「演奏者の手足の動きがなんかすごい」。

今回の演奏会で、そのイメージがより一層強化されたような気がしました。
1台でオーケストラのような多彩な音を奏でられる、画期的な楽器だと思います。
ピアノも「1台でオーケストラ」と言われるけれど、それ以上の再現力です。

ただ、本物の楽器音より音が軽いのが欠点でしょうか。
ちょっと重厚さが足りないというか。
ゲーム音楽のような、そもそも電子音楽であれば相性が良さそうだけど、オーケストラのような古典音楽だと曲が軽くなってしまいそう。

まぁ、今回はゲーム音楽の演奏会なので、その辺はあまり大きな問題ではなかったですが。

演奏会は全3部構成。オールFFです。
第1部と第3部で、FF1~11のラスボス戦曲を演奏。
第2部はマイナー曲のメドレー。
なんとも演奏者がドMな構成です。

しかし、ラストバトルの曲を一気に聴けるというのは、非常にたぎる展開でした。
第1部と第3部は、どこを切り取っても熱かったです。

第2部は、骨休めですかね。
どマイナーな曲によるメドレーが、まったりと4本。
光の戦士にも休息が必要っていう配慮でしょう、きっと。うん。

全体的にアレンジはあまり強くなくて、かなり原曲重視。
エレクトーンだから、あまりアレンジしなくても原曲に近い音が出せるので、そうされたのでしょうか。
個人的にはもうちょっとアレンジされたものが聴きたかったですが、こういう原曲重視なのもいいかも。

次回のTMMの演奏会は未定だそうですが、次はどんな演奏会になるのか今から楽しみです。


これより下は、今回の演奏会のセットリストと、曲ごとの雑感になります。


セットリストは以下の通りです。
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[開演前プレコンサート]
Pre-1. FINAL FANTASY IX Piano Collectionsより「眠らない街 トレノ」
Pre-2. FINAL FANTASY iX Piano Collectionsより「永遠の豊穣 Eternal Harvest」
Pre-3. FINAL FANTASY VI Piano Collectionsより「Kids Run Through The City Corner」
Pre-4. PIANO OPERA FINAL FANTASY IV/V/VI より「幻獣を守れ!」

[第1部]
1. FINAL FANTASY XIVより「潮風集う街~リムサ・ロミンサのテーマ」
2. FINAL FANTASY XIより「Awakening」
3. FINAL FANTASY Xより「決戦」
4. FINAL FANTASY IXより「最後の闘い」
5. FINAL FANTASY VIIIより「The Extreme」
6. FINAL FANTASY VIIより「片翼の天使(再臨)」

[第2部]
7. FINAL FANTASY 3 メドレー (ジンの呪い~小人の村トーザス~古代人の村)
8. FINAL FANTASY 5 メドレー (呪いの地~古代図書館~ムジカ・マキーナ)
9. FINAL FANTASY 9 メドレー (月なきみそらの道化師たち~モーグリのテーマ~振りカエルと奴がいる)
10. FINAL FANTASY 6 メドレー (魔列車~スラム・シャッフル~ジョニー・C・バッド)

[第3部]
11. FINAL FANTASY VIより「妖星乱舞」
12. FINAL FANTASY Vより「光を求めて~最後の戦い」
13. FINAL FANTASY IVより「巨人のダンジョン~最後の闘い」
14. FINAL FANTASY IIIより「闇のクリスタル~最後の死闘」
15. FINAL FANTASY IIより「戦闘シーン2」
16. FINAL FANTASYより「カオスの神殿~ラストバトル」

[アンコール]
17. アルバム「THE BLACK MAGES」より FINAL FANTASY X 「Fight With Seymour」
18. デッドミュージックメドレー
FF11:Black Out~FF10:ゲームオーバー~FF9:ゲームオーバー~FF8:The Loser~FF7:つづきから~FF6:レスト・イン・ピース~FF5:レクイエム~FF4:哀しみのテーマ~FF3:レクイエム~FF2:デッドミュージック~FF1:デッドミュージック
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以下、印象的な曲ごとの感想になります。

FINAL FANTASY XIより「Awakening」
シアトリズムで初めて聴いて「あ、カッコいい曲だな」と思いつつ、そういえばまだちゃんと通して聴いたことなかったことに気付きました。
気付いたのは、演奏された曲の中盤に聴き慣れないフレーズがあったから。
シアトリズムは前半しか収録されていなかったのか。

今回の演奏会には、ドコドコ鳴ってるパーカッションもちゃんと含まれていて、格好良さは原曲並み。
エレクトーンの再現力って、すごいなぁ。

今回の演奏会でこの曲を聴いて、FF11のOSTが無性に欲しくなりました。
この曲のためにiTunesで買おうかな。
昔、リミテッドエディション買ったはずなのに、聴き込む前に行方不明になっちゃったし。

FINAL FANTASY Xより「決戦」
FF10の中で2番目に好きな曲キターーーーーッ!!
FF10の終盤バトル曲の中で、「シーモアバトル」は何度か聴く機会があったのですが、「決戦」だけは一度も聴いたことがありません。
なので、演奏会でこの曲を聴くのは初めてでした。

しかし、今回聴いてみて、どの演奏会でも演奏されなかった理由がわかったような気がしました。
なんというか、ものすごく演奏し辛そう。
3拍子がベースとはいえ変拍子の嵐だし、浜渦さんの曲だから音がピロピロ飛び跳ねるしで、ともすれば空中分解しかねないくらい、すごく馴染み難い曲だったと実感。
よく演奏しきったなぁ、さすが。

ちなみに、1番好きな曲は「いつか終わる夢」。

FINAL FANTASY VIIIより「The Extreme」
原曲に、コーラスを豊富に取り込んだようなアレンジでした。
コーラスが入ると、すごく迫力が増しますね。この曲。

あと「デデデデデデデデ」っていう刻みが胸熱でした。

FINAL FANTASY VIより「妖星乱舞」
第一楽章から第四楽章まで、全部演奏。
この曲、特に第三楽章はパイプオルガンがメインの教会系だけど、パイプオルガンを備えているホールなんて限られる状況で、パイプオルガンに比べれば遥かに小さな機械からパイプオルガンの音が出せるというのは、本当にエレクトーンの強みだと思う。

FINAL FANTASY IIより「戦闘シーン2」
連続「ウボァー!!!」は反則。

FINAL FANTASYより「カオスの神殿~ラストバトル」
今回の演奏会で、何気に一番楽しみだった曲がこの「ラストバトル」でした。
結構好きな曲だけど、WSC版以降に追加された曲だから、演奏会ではまず演奏されないだろうなぁ、と思っていた曲だったので。
FF10の「決戦」もそうだけど、FFの変拍子まみれの捻くれた曲は、何気に好物です。

「ラストバトル」は、原曲に比較的大きくアレンジを加えた曲になっていました。
すこぶる格好良かったです。
さらに、「カオスの神殿」のアレンジも、「ラストバトル」とは別ベクトルなんだけど、格好良かった。
力強くも哀愁漂う、静謐な感じの格好良いアレンジでした。

デッドミュージックメドレー
ちょ、オーラスなのに、なんでそんなメドレーなのΣ
あれですか、エレクトーン奏者は総じてドMでネガティブ思考だからですか?

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