[演劇] LIVING ADV 『STEINS;GATE』

舞台版「STEINS;GATE」のSG編、鑑賞してきました。
ニコ生配信ではなく、現地(ZEPP ダイバーシティ東京)での鑑賞です。

オケや吹奏楽の演奏会の鑑賞なら沢山あれど、演劇の鑑賞は今回で2回目。
なので、演劇については超ド素人です。技術的なことは何一つわかりません。
というか、演劇自体そもそもそんなに興味ない人間です。

それなのに、今回足を運んだ理由は4点。

1) STEINS;GATEだから。
2) 一回も見ずに印象だけで批判するのはアンフェアなので、最低一回はとりあえず見て、それから考えようと思ったから。
3) 10年近く前に友人に引きずられて見に行った無名の劇団の演劇が思いのほか面白かったからか、演劇に対する抵抗感はあまりない。
4) 同じくゲーム原作の演劇「ペルソナ4」の評判が結構高くて、一回ぐらい見とけば良かったと軽く後悔したから。

そんなこんなでチケットをゲットして鑑賞してきた次第ですが、チケットゲットしたときは、正直そんなに期待していませんでした。
理由は、PVを見たときの違和感がものすごかったから。
「これ、マジで大丈夫なのか?」と、ひどく不安を覚えたものです。

なので、想定レベルの内容だったら、ブログに感想を書くつもりはありませんでした。
それなのに、今感想を投下しようとしている理由はただ一つ、想定を遥かに超える面白さだったからです。

ちなみに、これ以降もネタバレには極力触れないようなエントリを投下しようと思います。
あんまり自信ないけど。

当初、不安を覚えるほどの違和感を感じた登場人物たちですが、実際見てみたらそれほどでもありませんでした。
フェイリスのピンク髪は現実的な色じゃないので、他に比べると少し強く違和感を覚えるのですが、それ以外はそうでもなく。
意外とすんなり馴染みました。
たぶん、演者の方がゲームやアニメに近付こうとと努力された賜物なのかも。
ちょっとした仕草や喋り方など、結構研究されてるなぁと思わされる箇所がちらほらありました。

特にオカリンとダルは、声質まで似てたように思います。
アニメからそのまま飛び出てきたようでした。
オカリンは鳳凰院モードと素のときで声の使い分けまでされていて、役者ってすごいなと改めて感動しました。

ストーリーの内容は、最初のDメール送信から、トゥルーEDまでを網羅。
ゲームで30~40時間、アニメで約10時間の内容を、演劇では約3時間に凝縮。
そのため、かなりのジェットコースター展開。
あまりに内容を端折り過ぎていて、3時間ではわからないシュタゲ、でした。
これまでアニメにしろゲームにしろ、一度もシュタゲを見たこともプレイしたこともない人には解り難かったんじゃないかと。
なので、アニメ視聴済みかゲームプレイ済み推奨です。

ただ、端折り過ぎなのが悪いというわけではなく。
要所は押さえられていたので、実写で見たかったところは一通り見ることができた感じです。
シュタゲを知っている人ならば十分に楽しめる内容でした。

全体的に、ゲームよりはアニメを参考にして構築された模様。
台詞回しや演出が、かなりアニメを意識されていたように思います。

前半はややコメディ色が強め。
コメディタッチな展開の中に、ちまちまとサスペンス的な展開が挟まるような感じ。
オカリン(鳳凰院モード)の台詞や言い回しに軽くイラッ☆とさせられつつ、安定のダル落ち(ダルボケ+ダルツッコミ)につい笑ってしまったり。
特に印象的だったのが、フェイリス宅でなぜか自動扉が開かないダル。あれは必見w

後半は、前半から一転、シリアス展開の連続。
前半から、舞台上を右へ左へ走りぬける演出の多い演劇でしたが、後半はそれが加速。
アクションもあったりして、一瞬たりとも気の抜けない展開でした。

有名な三大トラウマの一つ、鈴羽の手紙は、演劇でもトラウマシーンでした。
ゲームやアニメに負けないぐらいの鬼気迫る演技で、背筋がゾワゾワしました。鈴羽の中の人、すごい。

他にも、オカリンvs萌郁さんの携帯奪い合いバトルも見物でした。
展開がゲームともアニメとも一部違っていたけれど、アレはアレで良い演出だったのではないかと。

そして、SG編ならではの展開(と思われる)「境界面上のシュタインズゲート」。
オカリン(の中の人)の迫力ある演技に、全て持っていかれました。
展開がわかっていても手に汗を握らざるを得ず、最後まで気の抜けないシーンでした。
オカリン、格好いいなぁ。

そんな中でも、ダルは一種の清涼剤でした。
アニメにあった演出が舞台上でも再現されていて、シリアスが続く中で息の付けるひと時になっていました。
ダル、いいキャラだ。

今回の演劇で、一つこうして欲しいという点を上げるなら、展開が速すぎて演出がややあっさりしてるところかな。
最初のDメールからトゥルーEDまでを3時間に凝縮しているわけだから、あっさり気味なのは仕方ないと解っているのですが。
もう少しじっくり堪能したければ、各ヒロインルートを鑑賞しろってことでしょうか。
それならば、仕方ないかな。

今回はSG編の鑑賞のみでしたが、鑑賞後、他のルートも俄然見たくなりました。
特に、紅莉栖編と鈴羽編は興味あります。
が、リア充な空気満載の台場にぼっちで行ったときの半端ないアウェイ感に耐えるのが体力的にも気力的にも正直辛い、平日は定時退社しても台場18:30にたどり着けない上に残業三昧でまずムリ、来週は日曜日に情報処理技術者試験があって終日行けないし土曜日はさすがに勉強しないとマズい、という三重苦のため、鑑賞できるのは今日1回きりになる可能性高し。
残業と試験が本気で憎い。ついでにリア充爆発しろ。
[2013.10.20追記] 結局、禁断症状には抗えず、試験ぶっち切って最終日昼・夜公演どちらも見てきました。てへぺろ☆

そんなこんなで、DVD購入フラグが立ったような気がしてます。

とりあえず今は、ニコ生のネットチケット購入してタイムシフト視聴しようか、本気で検討中です。
SG編以外のルートも、ニコ生配信してくれないだろうか。

というわけで、思っていた以上に、というか、全く思っていなかったくらい高レベルに面白い演劇でした。
シュタゲ好きの方はぜひ。


最後に、どうしても言っておきたいことが一つ。

白衣のヒラヒラは正義だっ!!
※ただし、イケメンに限る。


さらにもう一つ、気になったことを下に追記。
開演前や休憩中にかかっていた曲についてで、演劇の内容とはほぼ関係ないネタです。
開演前、休憩中に会場内にかかってた曲、たぶん「SYMPHONIC MATERIAL」だと思うのですが、スピーカーの影響かな、高音部分がちょっと弱かったのが残念。
「スカイクラッドの観測者」のサビのピアノがあまりよく聞こえなかった。

「スカイクラッド」から始まって、「GATE OF STEINER」で終わったかと思ったら、直後にまた「スカイクラッド」が流れたし、「REUNION」追加曲がなかったし、曲の再生順からも、おそらく「MATERIAL」を頭からリピート再生していたと思うのですが。
それにしても、なんで「REUNION」じゃなかったんだろう。
ディスクが2枚に分かれてたから?
まぁ、単に、大き目の音量で「いつもこの場所で」(オケ版)が聴きたかっただけなんですが。

というか、今日劇場で「SYMPHONIC MATERIAL」を聴いたせいか、オケの生演奏を聴きたい衝動がムクムクと増幅。
やっぱり開催して欲しいなぁ、シュタゲのオケ演奏会。

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