[GMCD] 下村陽子 / memoria! The Very Best of Yoko Shimomura

下村陽子さんの2枚目のベストアルバム「memoria! The Very Best of Yoko Shimomura」をゲット。
全16曲収録(そのうち、カラオケバージョンが2曲)。
再生時間は、トータルで約63分。

ベストアルバムと銘打たれていますが、これまで下村さんが作曲されたスクウェア・エニックスのゲーム音楽のアレンジアルバムです。
基本的なアレンジはオーケストラ。
それだけなら、前のベストアルバム「drammatica -The Very Best of Yoko Shimomura-」の趣旨と同じでした。
が、今作はそこから少し方向性を広げて、時々ピアノソロがあったり、ロックな激しい曲があったり、ポップなボーカル曲があったりします。
「drammatica」に比べると多種多様、雑多な感じです。

原曲のゲームも前作より雑多な感じです。
KINGDOM HEARTS、聖剣伝説 Legend of MANA、LIVE A LIVEはもはや欠かすことのできない存在なので曲数も多いですが、それ以外にもパラサイト・イヴやマリオRPGなど、コアなファン以外はあまり触れる機会のない下村楽曲も採用されています。
また、今回もFF15の曲が1曲だけ、ゲーム発売前ですが収録されています。

そういえば、「drammatica」にもFFv13(現FF15)の曲が収録されていたことを考えると、FF15って開発期間長いですね。
まさか、下村さんのベストアルバム2作目が出てもまだ完成しないとは、「drammatica」が発売された当時は思わなかったです。

出典ゲームおよび曲調が多様なこともあって、曲ごとに好き嫌いも激しかったです。
自分の好みの傾向が、ピアノソロやオーケストラ、民族音楽調は好物だけど煩い曲はあまり得意じゃないため、好みの曲にはすごくハマった一方で、好みから外れる曲はやや耳障りに感じることもしばしば。
「drammatica」が限られた領域の人にとってだけ100点満点な作品であるなら、「memoria!」は万人に75点をもらうための構成という感じがしました。

そんなわけで、オーケストラやピアノソロでアレンジされた曲は、どれもすごく楽しめました。
重厚で壮大でドラマティックで、ヘビロテ余裕です。
それ以外の曲調にアレンジされた曲は、まぁ、「へー」という感じです。
悪くはないけれど、あまり自分の好みではなかったです。
好きな人は好きかもしれません。

全曲オケアレンジではないので、前作と同じ様相を期待して買うと「ん?」ってなりますが、それさえ事前に把握していれば、下村さんの曲が好きな方は買って損はないと思います。
おそらく、どれか数曲は好みに合うのではないかと。


これより下は、印象に残った曲ごとの感想になります。


02. 森のキノコにご用心
一部フレーズを聴くと、ニコ動で一世を風靡した某組曲が出てくるのをどうにかしたい。
原曲の雰囲気をかなり残したままオケアレンジされているように思います。

03. Kiss of Jealousy
ポップなボーカル曲にアレンジ。
最初は「うーん?」と思っていたけれど、聴いているうちに慣れました。
ボーカルの息継ぎがたいへんそうですが、ノリの良さは原曲以上かも。

06. Vector to the Heavens
順当にオーケストラアレンジ。
ゲームは未プレイだけど原曲から好きな曲で、今回のアルバムの中でも一番好きな曲です。
切ないメロディが醸し出す終盤の盛り上がりがたまりません。

07. 焔の中を行く ~聖剣伝説 Legend of Mana ドラゴンキラー編メドレー~
文字通り、聖剣LoMのドラゴンキラー編の曲をオケアレンジのメドレー化にしたもの。
原曲の勇ましさ、切なさがそのままオケで表現されていて、これは良いアレンジ。
尺の問題で各曲1ループほどしかないのが物足りなく感じるくらい。
これでも十分楽しめますが、可能ならば各曲をもっとじっくり聴きたかったです。15分ぐらいかけて。

08. A.Y.A.
パラサイト・イヴの曲。ピアノソロ。
ピアノソロだけど、ドラマティックで迫力のある曲になっています。
原曲があまり記憶にないのだけど、OST引っ張り出して聴き直そうかな。

11. Annika - Song of MANA -Orchestral Version-
聖剣LoMのエンディング曲のオーケストラアレンジ。ボーカル入り。
原曲同様、あの何言ってるのかわからない歌詞がいい感じです。
オーケストラになったことでエスノっぽさが薄れて、ゴージャスになった感じがします。

14. The Masked
スマホゲーの「DEMONS' SCORE」の曲だそうです。
ギターサウンドの映えるエキゾチックな曲。
初めて聴いたとき、ラジアータストーリーズの「緋色の風」を思い出しました。
結構好みかも。原曲もこんな曲なのかな。

コメント

この記事へのコメント


コメントを投稿する


トラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック