[GMEV] THE LEGEND OF RPG COLLECTION 第三章 伝説の剣とリズム

ゲーム音楽プロオーケストラ「JAGMO」の金管アンサンブルコンサート「THE LEGEND OF RPG COLLECTION 第三章 伝説の剣とリズム」の昼の部に行ってきました。
会場は、新宿の明治安田生命ホール。
13:00より10分ほど遅れて開演、15:00ちょっと前に終演しました。

第一章で木管アンサンブル、第二章で弦楽アンサンブルと続いてきた「THE LEGEND OF RPG COLLECTION」シリーズ。
今回の編成は、金管とパーカッション、ドラム、電子ベースのリズム隊がメイン。
曲によってはそこにサックス、ピアノが追加、という編成でした。

ちなみに、このシリーズ、自分はこれまで第二章のみ鑑賞しています。
第一章は別件と被って行けませんでした。

演奏曲目は、過去のコンサートと出典ゲームはダダ被りでも、曲は異なる感じです。
第一章や第二章でも演奏された曲があるにはあるけれど、ごく一部です。
詳細は、追記のセットリストをご覧ください。

今回のコンサートは金管アンサンブルということで、バトル曲のような攻撃的で派手な曲と演奏が目白押しという印象でした。
肌に感じる音の圧力が、ほぼずっと強かったです。
ゆったりした曲はロマサガ3の「ポドールイ」とFF10の「いつか終わる夢」ぐらいではなかったかと。

そのためか、演奏時間のわりには、終演後の疲労感が強かったです。
あまり一息つける曲がなかったからだと思うのですが。

演奏は、さすがプロオケだけあって、各演奏者の息はピッタリでした。
音の出だしのタイミングがキレイに揃っていて、技術力の高さを感じさせられました。

ただ、音色の表情は全体通してあまり変わらず、わりと終始のっぺりした感じ。
曲ごとに色を変えて欲しかったなぁと思いました。
金管楽器だから仕方ないのでしょうか。

それと、結構目立つ音外れがちらほら。
プロオケなので、そこはきっちり音を出して欲しかったです。

そんな印象の中、トロンボーンはすこぶる格好良かったです。
演奏されたお二方どちらも。
特に、ここぞというときのポルタメントがたまりませんでした。

個人的には、前回の弦楽アンサンブルより印象の薄い演奏会でした。
弦楽器の音色の方が自分の好みというのも影響しているかもしれませんが、なんかこう、惜しい感じがしました。
とはいえ、相対的に見てそう感じただけで、楽しかったことには違いありません。


これより下の追記は、セットリストと曲ごとの感想になります。


セットリストは以下の通りです。
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第1部 ポケットモンスター 赤・緑
「戦闘!プラズマ団」(ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2)
~「戦闘!シロナ」(ポケットモンスター ブラック・ホワイト)
~「戦闘!ジムリーダー(カントー)」(ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2)
~「ラストバトル(VSライバル)」(ポケットモンスター 赤・緑)

第2部 キングダムハーツ
「Traverse Town」~「Night of Fate」

第3部 クロノ・クロス
「時のみる夢」~「疾風」~「死線」

第4部 クロノ・トリガー
「戦い」~「エイラのテーマ」~「燃えよ!ボボンガ!」~「ボス・バトル2」

[休憩]

第5部 ロマンシング サ・ガ3
「ポドールイ」~「玄城バトル」~「ラストバトル」

第6部 FINAL FANTASY
「The Landing」 (FINAL FANTASY 8)
「仲間を求めて」 (FINAL FANTASY 6)
「闘う者達」 (FINAL FANTASY 7)
「バトル2」 (FINAL FANTASY 4)
「いつか終わる夢」 (FINAL FANTASY 10)
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アンコールは、「The Extreme」(FINAL FANTASY 8)~メインテーマ(FINAL FANTASYシリーズ) だと思うのですが、間違っていたらコメント等でツッコミを入れていただけると助かります。
閉演後の掲示が見つからなかったので、間違ってるかも。

これより下は、印象に残った曲ごとの感想になります。

第2部 キングダムハーツ
金管アンサンブルは若干JAZZ寄りになってしまうので、それに合わせた選曲であろう「Traverse Town」はすごく合っていました。
緩く気怠けな感じというよりは、熱く勇ましい感じでしたが。
意外と金管アンサンブルと合っていて驚いたのは、「Night of Fate」。
金管の硬い音色でも違和感のない演奏になっていました。
あと、パーカッションの方がすごく忙しそうでした。

第3部 クロノ・クロス
「時のみる夢」はともかく、「疾風」と「死線」はどちらも原曲がヒステリックな音色なので、硬い音色の金管でも全く違和感のない、迫力ある演奏でした。
ちなみに「死線」の掛け声は、さすがに入っていませんでした。

第4部 クロノ・トリガー
これ、原始時代で流れる曲で統一しているのは、たぶん狙ってのことですよね?
今回演奏されたクロノ・トリガーの曲はどれも、リズム隊とトロンボーンが特に格好良かったです。
「燃えよ!ボボンガ!」なんて、リズム隊を前面に押し出すために選曲されたように見えましたし。
原曲の怪しさは無くて、ひたすらカッコ良さが目立つアレンジでした。
「ボス・バトル2」も良かったです。
メドレーの最後に、今回演奏されたクロノ・トリガーの曲の一部フレーズを繋げたメドレーを演奏するのは、3月のフルオケコンサートから続くお約束でしょうか。

第5部 ロマンシング サ・ガ3
今回演奏された曲の中で数少ない落ち着いた曲「ポドールイ」以降は、ひたすら激しい曲。
サックスが格好良かったです。
「ラストバトル」は楽器の音域の都合なのか、音色的にちょっと物足りなさを感じました。

第6部 FINAL FANTASY
「仲間を求めて」
トランペット、ホルン、トロンボーンが4小節ごとに交互にメインテーマを奏でて、メロディラインがループに入る直前の4小節を全員合奏したところは、曲とアレンジと連携の妙に感動しました。
この曲の演奏、すごくたぎりました。

「闘う者達」
つい先日「Game Symphony Japan」でフルオーケストラ版のこの曲を聴いたばかりだったので、気が付くと比較してしまっていたのですが、全く遜色ない演奏でした。
思えば、この曲ってトランペットなど金管が映える曲ですし、金管アンサンブルに合わないわけがありません。
演奏の迫力は、どっちもウマウマでした。

「いつか終わる夢」
金管アンサンブルで演奏するには若干ムリがあったような。
この曲は、やっぱりアンサンブルだったらピアノ+木管で聴きたいです。
あと、ほぼずっと流れていた「シャララーン」っていう音が、ちょっとクドかったです。

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