[GMCD] Monster Hunter 10th Anniversary Compilation 【Self-cover】 / 【Tribute】

モンスターハンターシリーズの10周年記念CD「Monster Hunter 10th Anniversary Compilation 【Self-cover】」と「Monster Hunter 10th Anniversary Compilation 【Tribute】」をまとめて聴きました。
収録曲数は、両方とも10曲ずつ。
再生時間は、「Self-cover」が45分ほどで、「Tribute」が48分ほど。

「Self-cover」は、モンハンシリーズ(スピンオフ含む)の歴代コンポーザが、自身の曲をアレンジした曲を収録。
「Tribute」は、これまでモンハンシリーズと関わったことのないコンポーザがアレンジした曲が収録されています。
参加されている方々の顔ぶれは、なるけみちこさんや菊田裕樹さん、山根ミチルさん、桜庭統さん、伊藤賢治さん、土屋昇平さん、古代祐三さんなど、かなり豪華です。
さすがは10周年記念の名を冠しているだけのことはあります。

まずは「Self-cover」の方について。
原曲が全体的にオーケストラ色の強い楽曲でしたが、本作はロック調が強めな印象です。
ゲームの特性を考えると、無難にアレンジするならそういう方向性で行くだろうな、という感じ。
違和感はあまりありません。

そんな中で、他とは方向性のずれたアレンジだったのが「生命ある者へ」と「目覚め」、「英雄の証」だったかな。
個人的に好みだった曲は、「生命ある者へ」、「ポッケ村のテーマ」、「目覚め」でした。

次に、「Tribute」について。
どの曲も、コンポーザの方々の個性が強く出ているアレンジでした。
なるけみちこさんのアレンジされた「旅立ちの風」はまさになるけ節でしたし、イトケンさんのアレンジされた「牙を剥く轟竜/ティガレックス」も後半はイトケン節だし。
桜庭統さんの「迎え撃つ大銅鑼」も、古代祐三さんの「英雄の証」も、最初に聴いた時点で「あぁ、なるほど」とすとんと腑に落ちた感じがしました。

コンポーザの方々がモンハンの枠に囚われていないためか、「Self-cover」よりも「Tribute」の方がいろんな曲調を楽しめます。
コンポーザによって曲の色ってこんなにも変わるんだなぁ、としみじみ実感させられました。

「Self-cover」も「Tribute」もどちらも、個人的には原曲が一番だと感じましたが、原曲とは一味以上に違ったアレンジばかりだったので、これはこれで楽しめました。
とはいえ、アレンジが強めだし、1枚3,000円とそこそこのお値段なので、人を選ぶアルバムだと思います。
購入前にe-CAPCOMで試聴音源聴いてから判断した方がいいかも。

これより下の追記には、印象に残った曲ごとの感想になります。


【Self-cover】
01. 銀盤に潜む牙 ~ ザボアザギル
チープで軽い音色にアレンジされた、ほんのり静かな曲。
こんな曲、あったっけ? と思ったほどに印象の異なるアレンジでした。

04. 生命ある者へ
ピアノと篠笛をメインにした、シンプルだけど壮大なアンサンブル。
原曲好きとしては、これはこれでたまりませんでした。
メロディラインをなぞる篠笛の響きに胸を打たれました。

08. ポッケ村のテーマ
この曲調は、テクノというか、チルアウトっていうのかな。
爆音でかき鳴らす感じではなくて、落ち着いた趣がありつつも、でもリズムに乗りやすい爽やかな曲になっています。
「ポッケ村のテーマ」ってこんなに良い曲だったっけ? と意外に思ったくらい、結構好きなアレンジです。

09. 目覚め
ギターサウンドとティン・ホイッスルによる静かに響くアンサンブル。
シンプルでアコースティックなんだけど、ホイッスルの響きが耳に残るサウンドでした。

10. 英雄の証
ボーカル入りにアレンジ。歌詞はブックレットに掲載されていました。
ボーカルが非常に力強い反面、伴奏はすごくシンプルにピアノとヴァイオリンという構成。
なるほど、こういうアレンジで来たか、という感じです。
この曲が、「Self-cover」で一番意外なアレンジだったなぁ。

【Tribute】
01. 旅立ちの風
ギターサウンドによる民族音楽調で、なるけ節炸裂なアレンジでした。
ワイルドアームズの曲を少し荒っぽくしたような感じ。
曲全体に疾走感と安定感があって、聴いていると胸が躍ります。
「Tribute」の中では一番好きです。

02. 風そよぐ村~シナト村
菊田裕樹さんがアレンジを担当。
ほんのり退廃的な寂しさも感じられる、ほんわりしたアレンジ。
なんでか解りませんが、この曲の雰囲気が妙に耳に残りました。

03. 光と闇の転生~シャガルマガラ
山根ミチルさんによるアレンジで、このまま生演奏もできそうなオーケストラ調のアレンジでした。
前半の徐々に盛り上がっていく展開にワクワクしました。
また、後半の金管楽器がすこぶる格好良いです。

05. 閃烈なる蒼光/ジンオウガ,海と陸の共震/ラギアクルス
出だしがすごくジンオウガです。
そこの部分の印象がすごく強く残った曲でした。
ジンオウガのメロディラインって、印象に残りやすいんだなぁ。

06. 迎え撃つ大銅鑼
桜庭統さんがアレンジを担当。
オケ+ロック調の激しい曲で、RPGなら中ボス戦曲かラスボス戦曲に相当するのではないかと。
冒頭からすごく桜庭さんらしさ満載でした。

08. 牙を剥く轟竜/ティガレックス
イトケンさんがアレンジ。
前半のバリバリロックなところはいつものイトケンさんの曲とはちょっと違うように聴こえましたが、後半以降のドラマティックなアレンジにイトケン節を感じました。

10. 英雄の証
冒頭から古代祐三さんっぽさ全開で、軽く吹きました。
古代さんの曲って確かこんな感じ、という曲調。
それにしても、英雄の証+古代さんっていう組み合わせがすごく豪華。

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