[GMEV] オニオン弦楽合奏団 第三回演奏会

ゲーム音楽専門の弦楽合奏団「オニオン弦楽合奏団」の第三回演奏会に行ってきました。
会場は、江戸川区の小松川さくらホール。
17:00開演で、19:00頃に終了しました。

今回の演奏会で演奏された曲は、オールFF6。
FF6に登場するPTキャラクターに焦点を当てて、そのキャラクターたちのテーマ曲と関連曲をメドレー形式で演奏する、という形でした。

演奏形態は、楽団名の通り弦楽器+ピアノのみ。
総勢30名弱による、弦楽アンサンブルでした。

アンサンブルといってもあっさりしたものでは全くなく、むしろがっつりした演奏会でした。
管楽器がないのに、加えて本編では戦闘曲が一曲もなかったのに、迫力がすごかったです。
あの迫力は一体何なんだろう。
曲の良さに加えて、演奏者と編曲者の愛情がこれでもかと迸った結果でしょうか。

最初から最後まで丁寧に演奏されていて、ハーモニーがとてもキレイでした。
しかも、一音一音が色鮮やか。
演奏を聴きながら、容易にゲームのことを思い出せて、懐かしさにしみじみしました。
プロオケと比べると若干拙いところがないわけではなかったのですが、そんなものは些細な問題で、演奏技術力も表現力も豊かで本当に満足しました。

アレンジは、かなり強めです。
原曲主義の方にはちょっと受け入れ難いかもしれないくらい、アレンジが強かったです。
例えるなら、FF6のアレンジアルバム「Grand Finale」並み。
なので、編曲については賛否両論あるかもしれません。

俺は編曲どんとこい派なので、全く問題ありませんでした。
むしろ、曲を聴きながら編曲者の意図を考えることを楽しんでいました。
そういうのも、結構楽しかったです。

今回の演奏会は、弦楽アンサンブルというシンプルな構成ながら、FF6の世界観を独自解釈で重厚かつ鮮やかに描いて魅せた、非常に満足度の高いものでした。
次回演奏会は2015年11月29日と決まっているそうなので、曲目次第ではまた足を運んでみたいです。

その前に、同じプロジェクトの別楽団「シュデンゲン室内管弦楽団」の第三回演奏会(今年の12月に開催される方ではなく、2015年4月開催予定の方)の曲目が告知されていて、すごく行きたいです。
「魔界塔士SaGa」と「SaGa2 秘宝伝説」とか、なんて俺得!


これより下の追記に、セットリストと印象に残った曲ごとの雑感を記します。


セットリストは以下の通りです。
パンフレットと館内掲示からの引用です。
一度演奏された曲が後でまた演奏されたり、2つの曲が混ざっていたりしたので、演奏された曲順というよりは、演奏された曲のリストになります。

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[ティナ]
ティナのテーマ
街角の子供達

[エドガー&マッシュ]
運命のコイン
霊峰コルツ
反乱分子
エドガー、マッシュのテーマ

[カイエン]
カイエンのテーマ
迷いの森
魔列車

[ガウ]
ガウのテーマ
獣ヶ原

[ロック&セリス]
永遠に、レイチェル
ロックのテーマ
セリスのテーマ
アリア

[シャドウ&リルム&ストラゴス]
シャドウのテーマ
リルムのテーマ
ストラゴスのテーマ

[モグ&ゴゴ&ウーマロ]
スピナッチ・ラグ
モグのテーマ
ゴゴのテーマ
ウーマロのテーマ

[セッツァー]
飛空艇ブラックジャック
セッツァーのテーマ
墓碑銘
仲間を求めて

[アンコール]
大団円
戦闘
死闘
決戦
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以下、印象に残った曲・・・と言うかキャラクターメドレーごとの雑感になります。

ティナ
初っ端の冬山SEでまず鳥肌一発目。
そこから入ったか! という不意打ちをくらいました。

「ティナのテーマ」は、ちょっと間延びしたアレンジ。
原曲のようなリズミカルなメロディラインも入れて欲しかったです。

エドガー&マッシュ
「霊峰コルツ」が格好良かったです。
この曲、密かに好きな曲だったりするのですが、それが思いっきり格好良くなっていたので大満足。
編曲も演奏もGJです。
この曲の格好良さを再認識しました。
その後の「エドガー、マッシュのテーマ」も、すこぶる良かったです。

カイエン
「魔列車」が思いのほかゴシックというかバロックというか。
ピアノよりチェンバロが合いそうなアレンジでした。

どうでもいいことなのですが、曲に刺激されたのか、「魔列車」の演奏中ずっとフェニックスの尾が頭を過ぎって仕方なかったです。

ロック&セリス
「セリスのテーマ」から「アリア」への遷移がちょっと唐突な印象を受けましたが、演奏聴いていたらそんなことがどうでもよくなるくらい感動的な演奏でした。
「アリア」のメロディ、やっぱり好きだな俺。

「永遠に、レイチェル」の後に、かなりネガティブなアレンジの「ロックのテーマ」が演奏されたので、「これで『ロックのテーマ』が終わりなら、ちょっと不満だなぁ」と思っていたところ、「アリア」の後にちゃんと原曲に近い「ロックのテーマ」が演奏されたので、全体的に個人的評価高くなりました。
やっぱりちゃんと押さえるべきところは押さえてくれる編曲素晴らしいです。

セッツァー
これまで演奏されてきたキャラクターテーマ曲の1フレーズずつを繋げたメドレーの後に、満を持しての「セッツァーのテーマ」。
この流れに「ゲームのときみたいに、一番良いところで登場して、一番良いところを掻っ攫いやがって・・・・・・いいぞ、もっとやれ」と思ったとか。
すごくセッツァーらしい、ニクい編曲でした。

「墓碑銘」の後、一拍空白に続いた「仲間を求めて」は、もう興奮しかありませんでした。
全員揃ったよ! みたいな雰囲気爆発でした。
この後、「邪神の塔」から「妖星乱舞」に繋がって最後に「蘇る緑」に続くわけですねわかります。
演奏されなくても、そこまで繋がっていく様を空耳しました。

まぁ、実際はそのあたりはすっ飛ばされて、最後にパンフレットには書かれていなかった「ファイナルファンタジー」に繋がったわけですが。
この曲聴くと、しみじみと「ファイナルファンタジーなんだなぁ」と感じます。
逆に言えば、この曲聴かないと終われない感じもします。

アンコール
本編では一曲もなかった戦闘曲をまとめて演奏。
演奏された曲順を正確に記すと、大団円→戦闘→大団円→死闘→大団円→決戦→大団円、という、「どんだけ『大団円』好きなんだ」と言わせたいばりのサンドイッチっぷり。
面白かったし、テンション上げられまくったから、いいけど。

それにしても、一番最後に演奏された曲が、一番演奏者の体力を削る曲だったような。
演奏者の皆様、関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。

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