[ゲームRev] シェルノサージュ OFFLINE ~失われた星へ捧ぐ詩~

PS Vitaの7次元コミュニケーションゲーム「シェルノサージュ」のOFFLINE版を、ようやくクリアしました。
クリアまでのプレイ日数は、セーブデータによると117日。およそ4ヶ月。
続編であるアルノサージュを先にプレイしていたので、EDはシェルノEDとリンクEDの両方見ました。

本作は、7つの次元の先に実在する(とされる)イオンという少女と端末(Vita)越しに交流しながら、イオンの記憶を修復させていくというもの。
大別すると、イオンと交流するコミュニケーションパートと、修復した記憶を見るストーリーパートの2つで構成されています。

コミュニケーションパートでは、イオンと話をしたり、一緒にデートしたり、イオンに調合をお願いしたりできます。
イオンの世界でも現実と同じような時間の流れがあり、あっちの世界で夜になればイオンは寝るし、朝になれば起きるし、一日3食の食事は取るし、お風呂にも入るし、トイレに行くこともあります。
まるで本当に生きているかのようなリアルな生活感があります。
あんなにカワイイ子が2次元のハズないよっ!

ストーリーパートを進めると、イオンが調合用のレシピを作ってくれるので、コミュニケーションパートでは主に調合と材料の採取をお願いしていました。
第12話(最終話の1つ前)まではストーリーを一気に進めることが可能だったのですが、その先の最終話に入るためには膨大な量の調合が必要だったので、プレイ期間の後半2ヶ月ほどはひたすらイオンに採取と調合をお願いしていました。
イオンにどんだけメディア結晶を取りに行ってもらったことか。
そんなこんなで、プレイ日数の後半はやや作業的でした。
まぁ、調合そっちのけでストーリーパートを一気に進めてしまった自分が悪いっていうのもあるのですが。

ストーリーパートは、イオンの記憶を修復するとその記憶が見られるというものだったのですが、これが非常に面白かったです。
最初はイオンの弱気な性格にイライラさせられることがかなりあったのですが、話が進むにつれて精神的に成長するので、終盤は応援しながらストーリーを追っていました。
また、イオンを取り巻く人々が強烈な個性を持ちつつも魅力的なキャラクターばかり。
悲喜こもごも入り乱れ、笑いあり涙あり感動あり意外な展開ありで、最後まで飽きさせない人間ドラマが描かれていました。
シェルノサージュをクリアした今、改めてアルノサージュをプレイしたら、キャラクターに対する思い入れがガラッと変わって、心機一転して楽しめそうだなぁ。

キャラクターも魅力的でしたが、世界観もものすごく自分好みでした。
高度なテクノロジーとファンタジーが融合した世界観は、惑星や宇宙規模にまで発展するほど壮大で、終盤は圧倒されまくりました。
Vitaという端末の”特性”までもが上手く組み込まれていて、本当によくできていると感心しきり。
アルノサージュをプレイした際にWikipediaでシェルノサージュのネタバレに多少触れていたし、そもそも続編のアルノサージュをプレイしている時点である程度ストーリーは知っていたのですが、それでもがっつり引き込まれました。
どんどん先が気になって、時間があるときは一気に記憶を修復させていました。
そのおかげで、途中から重要なレシピの調合をしなければ先に進まなくなって、採取と調合をイオンにお願いするばかりの日々になってしまったりもしたのですが。

OFFLINE版では、無印版にはなかった「時間を進める」機能が実装されました。
これはゲーム内時間を任意の時間分一気に進められるようになるもので、コミュニケーションパートでも、ストーリーパートでも、すごくお世話になりました。
記憶の修復も調合も採取も、この機能で一発解決できましたし。
もう、あまりにも便利すぎて、もはやこの機能がないとプレイできる気がしません。
無印版をクリアされた方々は、本当に忍耐強いと思います。俺にはムリ。

それと、もう一つ特筆すべきはBGM。
歌曲もインスト曲も、どれも素晴らしかったです。
OSTであらかじめ聴いていましたが、ゲームで聴くと相乗効果で素晴らしさが倍増。
歌曲では「Ahih rei-yah」と「ラシェール・フューザー」、インスト曲では「天涯星夜」が特に好きでした。

前述の通りイオンとデートするイベントがあったりするので、ほぼ完全にターゲットが男性に絞られている仕様なのが少し気になりました。
さすがにイオンの性別をプレイヤーに合わせて変えるのは難しいと思うので、せめて恋人ルートの他に親友ルートみたいなのが欲しかったです。
なんか、こう、イオンの台詞に背筋がムズムズすることがしばしばあったので。
いやまぁ、イオン可愛いに異論はありませんが。

コミュニケーションゲームということでプレイ前はあまり期待していなかったのですが、プレイしてみたら思いのほか面白いゲームでした。
コミュニケーションパートは人によって好き嫌いあるかもしれませんが、ストーリーについてはアルトネリコにハマった人ならばハマるのではないかと。
ただ、今からプレイするならば、便利な機能が搭載されているOFFLINE版をオススメします。

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