[ゲームRev] 魔女と百騎兵

PS3のアクションRPG「魔女と百騎兵」を終章までクリアしました。
1周目はトゥルーエンド(=一般的にはノーマルエンド)でクリアして、2周目でバッドエンド(=一般的にはトゥルーエンド)でクリアしました。
1周目クリア時のプレイ時間は50時間ちょっと。
そのままデータを引継いで2周目をクリアした時のプレイ時間は、80時間超えでした。

難易度は、終始カジュアルモード(低難易度)でプレイ。
ちなみに、1周目の終盤あたりから攻略サイトを頼りにプレイしていました。
それでも80時間超えって・・・・・・時間かけ過ぎだ自分。

感想を端的に言うなら、脚本と音楽はよくやったが、PMとSEには文句があるからちょっと来い、といった感じ。

まずストーリーですが、普通に面白かったです。
前半から中盤にかけては目的が漠然としていたが故のダルさを感じていたのですが、後半からの先の読めない展開にはすごくハマりました。
若干トンデモ展開過ぎるような気もしましたが、それがどうでもよくなるくらい熱い勢いがありました。
おかげで、終盤以降はどうしようもなく先が気になって、ガッと一気にプレイ。

あらかじめ予備知識として本作が「不条理ゲー」というネタは仕入れていたので、不条理展開はあまり気にならなかったです。
とはいえ、結構容赦のないイベントが全体的に満遍なく散りばめられているので、予備知識がなかったらあまりの不条理さにちょっと胃もたれしていたかも。
特にトゥルーエンドは、先々まで残りそうなくらい後味が悪かったです。
逆にバッドエンドは、それほど不条理さを感じませんでした。
「バッド」っていうくらいだから、どれほどの不条理なんだろうと構えていたのですが。
むしろ、トゥルーエンドルートで積み残されていた謎がバッドエンドルートで次々と解明されていったので、そこに爽快感すら感じました。

ストーリーの良さとともに、音楽もすごく良かったです。
ゲームをプレイし始めてOSTが欲しくなった後に、OSTが初回限定版特典しかなくて市販されていないと知り、リアルorzしたくなった程度には。
ゴシック調のOPや拠点のBGMはいかにも魔女っぽい雰囲気満点で、耳に残り続ける印象の強さ。
他にもストーリーにあったBGMが数多くて、しかもどれも良曲でした。
個人的には、王国城内のBGMと封印牢のBGM、ED曲が気に入りました。
アレンジサウンドトラックは市販されているみたいだし、これだけでも買ってみようかな。

と、ここまでは良かった点ですが、ここからは良くなかった点になります。

とりあえず、強制終了もしくはフリーズがとんでもなく多かったことが、一番の不満でした。
1本のゲームをプレイしていて、こんなに多発したことは経験ないかも。
ボス戦で「あと1撃ぐらいで倒せる」というところで暗転→PS3のホーム画面に強制送還されたり、1時間ほどダンジョンに潜り続けて「そろそろセーブしとこうかな」というところでフリーズしたり。
1回や2回なら「まぁ、そういうこともあるよね」と寛容に済ませられるところですが、2周目クリアまでに10回ぐらい経験させられたのには、さすがにフラストレーションが溜まりました。
「不条理ゲー」ってそっちの意味か? と疑ったぐらい。

うちのPS3だけの問題かと思ってネットで調べてみたら、どうも他でも発生している様子。
テスト段階で発見できる不具合じゃないのかな、これ。
最近の日本一ソフトウェアのゲームって、デバッグが甘いような気がします。

他にも、

・武器のレアリティは機能しているのに、防具のレアリティが機能していなくて無意味
・武器のレアリティとLv上限の関係とか、ファセットとか、フィジカルリバレーションとか、固有のシステムが多いわりに、説明不足感が否めない
・武器・防具の性能がストーリー進行とともに指数関数的に増大してインフレ状態
・それに伴い敵の強さも指数関数的に増大していて、終盤は次の章に進むとザコに一撃でボコられる

など、機能的な不満点はあげればキリがないくらい。
どうしてこうなったと言わざるを得ない箇所があちこちにありました。

ストーリーと音楽はすごく良かったのに、システムに残念なところが多々あって、最終的には差し引きゼロといった感触。
容赦のない不条理さに耐性があって、アクションやパズル要素が平気で、多少の不具合も寛容に受け止められる人にはオススメかもしれません。

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