[ゲームRev] FINAL FANTASY XIII-2

PS3のRPG「FINAL FANTASY XIII-2」を今さらながらクリア。
クリアまでのプレイ時間は約35時間でした。
プレイした手ごたえからすると、ストーリーを追うだけならばこれより5~10時間は短くなり、やり込み要素をがっつりやるならこの倍以上の時間がかかると思います。

FF13は一応クリア済みでしたが、ストーリーはほとんど記憶に残っていなかったし、そもそもほぼ理解できませんでした。
ファルシのルシがコクーンでパージされてなんとかかんとかっていうことしか記憶になく、そもそもファルシとかルシとかパージとかってなんだっけ? という状態。
それでもFF13-2をプレイしようと思ったのは、発売当時の評判がそこそこ良くて気になっていたからと、中古ショップで980円と安かったから。

発売当時、評判がそこそこ良かった理由は、プレイしてみてなんとなく解りました。
メインストーリーは短めだけどやり込み要素がかなり多い、というシステム面での良さもあるのですが、FF13が好きな人との親和性が高そうな作品で、そもそもFF13の続編だからFF13好きしかプレイしていないから評判高かったんじゃないか? という意味で。
FF13は好きでも嫌いでもないという自分にとっては、良かった点もありましたが、不満点も結構ありました。

まずはストーリー。
FF13のセーブデータがあったからなのかもしれませんが、FF13の最初から最後までのストーリー概要(ネタバレ多数)があったのは助かりました。
その概要でようやく、「あ、FF13ってそういう話だったのか!」と手を打って納得しました。
それくらい全然理解していなかったので、その概要はたいへんありがたかったです。

FF13-2本編のシナリオですが、FF13よりは全体の流れが理解しやすかったです。FF13よりは。
本編ストーリーが短めで、一つ一つのイベントはFF13ほど長くなく、比較的理解しやすいテンポで流れていった感じでした。
とはいえ、あくまでFF13との比較の問題なので、1本のゲームとして見ると、ちょこちょこと唐突なアイテムや展開が現れることがしばしば。
それらを頭の中で整理しつつ想像力で補完する前にイベントが自動的に流れていってしまうことがよくあり、結局「どうしてそうなった?」と混乱することがやっぱりありました。
それでもFF13よりは要点を追えたので、FF13よりは改善されていた思います。

ただ、FF13から無理矢理続きを作った感がそこかしこに感じられて、その点については若干首を捻らざるを得ないところ。
そこまで無理矢理押し込むくらいなら、FF13で終わらせておいても良かったんじゃないか? という思考が、プレイ中何度か頭を過ぎりました。

ちなみに、FF13-2はFF13の直系の続編なので、FF13プレイ済み前提で、FF13のネタバレが多数含まれています。
とはいえ、FF13をまっさらな状態から直球で楽しみたいという人でないなら、FF13のストーリーは概要で済ませて、FF13-2からプレイするのもアリかもしれないです。
だって、FF13を真面目にプレイしたのに、ストーリーほとんど理解できなかったし。。。

マルチエンディング形式らしいですが、1周目は必ず同じエンディングに辿り着くようで、それを見る限りでは、完全に続編ありきな終わり方をします。
素晴らしく潔くあからさまに「続編ありますっ!」という終わり方をするので、下手に匂わせられるよりは逆にすっきりさせられて、消化不良感は少なかったです。
ま、実際、続編(LR-FF13)が出ましたし。

システムについてですが、やり込み要素がFF13以上に多いです。
FF13も途中から一気にやり込み要素が増えるのですが、FF13-2は序盤からやり込み要素があります。
ロールによる戦略性はFF13と変わりませんが、そこにアイテム収集とマルチエンディング、モンスターのカスタマイズなどが加わって、さらにアップ。
全アイテムゲットに奔走するも良し、PTメンバーとモンスターを組んで最強もしくは低Lvクリアを目指すも良し、といった感じで、やり込み好きな人の心をくすぐる要素が満載でした。

でも、俺、コレクター魂もないし、最強を目指す気もさらさらなかったので、中途半端にしかやっていません。
ストーリー(と音楽)で楽しめれば満足、っていうタイプなので。
ラスボス戦はEASYモードでクリアしたぐらいの、残念ヘタレゲーマーです。

なお、完全にやり込みコンプするには、周回プレイが必須のようです。
攻略サイトによると、2周目以降で入手可能なアイテムや、倒せるようになる強敵が出てくるらしいです。

バトルシステムは、FF13をほぼそのまま継承。
各戦闘メンバーにロール(役割)を設定して、実際の行動はAI任せ。
一応、プレイヤーで行動まで設定することもできたのですが、ほとんど使いませんでした。
プレイ開始直後ぐらいにちょっと試してみたのですが、バトルのスピード感があり過ぎて、手入力だとそのスピード感についていけず、モタモタしている間に敵に連続でボコられて被ダメージが半端なかったので、「あ、手入力ムリだ・・・」と悟りました。

ただ、AIが若干バカなので、そこはストレスの元になることがしばしば。
細かい敵が多数出現して、強力な範囲攻撃で一掃して欲しいところなのに、単体攻撃でちまちま攻撃してくれたりとか。
あと、プレイヤーの動きを操作できないもどかしさもありました。
回復役なのに勝手に敵に近付いた挙句に攻撃されて一撃死したのには、さすがにコントローラ投げつけたくなりました。

そんなわけで、試行錯誤も八つ当たりするのも面倒くさくなった中盤からは、アタッカー+ブラスター+ヒーラーの編成で、ひたすら○ボタン連打でラスボス戦まで通しました。
それで大体解決したから、まぁいっか。

戦闘といえば、場所によってはエンカウント率が異常に高いところがあったのは、さすがにイラッとしました。
2, 3歩歩いただけでエンカウント、というのが立て続けに起きたときには、いつの時代のゲームだよっ!と心の中のちゃぶ台ひっくり返してました。
フィールド移動中にランダムに敵のシンボルが出現し、それを避けて距離を取れば戦闘回避できるのですが、狭い通路にデカイ敵が出現したらどうしようもないじゃん! という絶望感もあちこちで遭遇。
FF13は確か完全シンボルエンカウント式で、戦闘回避も比較的簡単だったような気がするんだけどなぁ・・・なんだろうこの納得いかない感。

もっとも、そのおかげでLvはがっつり上げられたので、ラスボス戦はそれほど苦労せず倒せました。
EASYモードだったけれど。

と、不満点ばかり続いたので、良かった点にも言及します。
グラフィックと音楽は、FF13から変わらず美しかったです。

キャラクターの表情とか動きとか、かなりリアルに動きます。
イベントムービーは3DCGの映画を見ているような感じだし、フィールド移動中のキャラクターの動作はモブも含めて滑らかでした。
また、風景描写も綺麗だし、高所からの遠景は素晴らしかったです。

音楽は既にOSTで聴いていたのですが、ゲームと合わさることで相乗効果発動。
全体的にどの曲も、ゲームの邪魔はせず、でもちゃんと盛り上げてくれるドラマティック感はあって、良かったです。
OSTで聴いていたときはそれほど好きではなかった曲でも、ゲームをプレイしたら印象が変わって、良曲に感じられたものもありました。
FF13のときもそうでしたけれど、音楽はすごく良かったです。

総合すると良かった点も不満点もあるしで、平均すると「まぁ、こんなもんかな」という印象でした。
FF13が面白かった人やタイムトラベルものが好きな人、やり込み好きであれば、オススメかもしれません。

エンディングが潔く続編ありきだったので、続きのLR-FF13もほんのり気になっています。
ここまでプレイしたら、最後までプレイしておきたいという気持ちもあるので、機会と気分次第でプレイしたいと考え中です。

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