[GMCD] 坂本英城オーケストラ作品集

ゲーム音楽のコンポーザである坂本英城氏の曲のオーケストラアレンジアルバム「坂本英城オーケストラ作品集」をゲット。
全17曲収録で、再生時間はトータルで約66分。

坂本氏と言えば、数多くのゲームのBGMを手がけている方。
このアルバムには、そのうち「勇者のくせになまいきだ:3D」(以下、勇なま3)と「無限回廊」の曲がオーケストラアレンジされて収録されています。

ちなみに、自分はどちらのゲームもプレイしたことがありません。
勇なまシリーズは「勇者のくせにこなまいきだ。G」だけ、表面のラストまでプレイしたことがある程度。
ただ、勇なま3の「ファイナル・ギャザリング!」と「来たるべきセカイ」は、プロ・アマ問わず結構あちこちの楽団のコンサートで演奏されていたので、以前からなんとなく耳馴染みがありました。
耳にする度に「いい曲だな」と思いはしました。
が、なかなかCDまで手が伸びず。

手が伸びなかった最大の原因は、ゲームをよく知らないという点もあるんですが、それよりも多分、CDジャケット表面一杯の坂本氏のドヤ顔かと思います。

それが一転して購入に至ったのは、先日の「4starオーケストラ2015」の2日目のコンサート。
そこで演奏された「無限回廊」の「prime #919」があまりにも格好良くて、一発で虜になってしまいました。
懐事情によりちょっとだけ躊躇ったけれど、結局ガマンしきれなくてAmazonでポチリました。

一通り聴いてみて感じたのは、「オーケストラ形式のクラシック音楽を聴いてるみたい」でした。
ゲーム音楽のアレンジを聴いているような感じではなくて、このアルバムの一曲一曲がゲームとは切り離されて、一つの楽曲として完成されているような感じ。
ゲームのオーケストラアレンジアルバムにありがちな、原曲の雰囲気をあの手この手で再現しようと苦心しているような要素がまるでなくて、普通にド直球のオーケストラ曲でした。
クラシック音楽の演奏会の最初の小曲の一つとして演奏されても、「へー、こういう曲があるんだー」ってすんなり受け入れられてしまえるんじゃないかとすら思えました。

1曲1曲はすごく短い(大体2~5分、例外的に1曲だけ9分弱)のですが、その1曲の中にメリハリのある曲展開があって、最初からすごく楽しめました。
ゲームや原曲を知らなくても十分楽しめます。

それにしても、聴けば聴くほど「prime #919」が好きになりました。
1分10秒あたりの展開の切り替わりには、いつも鳥肌が立ちます。
これは、4starオーケストラ2015で選曲されたのもわかります。
もう一回、生オケで聴きたいなぁ。

いっそ、「交響組曲『勇者のくせになまいきだ:3D』」と「交響組曲『無限回廊』」として全曲演奏会してほしいレベルです。
「ファイナル・ギャザリング!」や「来るべきセカイ」、「prime #919」だけでなく、どの曲も生演奏で聴きたくなりました。

本作は「坂本英城オーケストラ作品集」と言いつつ、勇なま3と「無限回廊」のみの収録でしたが、それでもものすごく満足できたアルバムでした。
こんなにハイクオリティだったなら、もっと前に買って聴いておけば良かったです。
ジャケットのドヤ顔に連戦連敗だった昔の自分を恨めしく思います。
そんなわけで、ゲームや原曲を知らなくても、オーケストラの曲が好きな方にはオススメです。

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