[GMCD] 大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險- 劇伴音樂大全集

3DSで発売されたAVG「大逆転裁判」のOST「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險- 劇伴音樂大全集」を一通り聴き終わりました。
CD2枚組で、収録曲数は67曲。
再生時間は、トータルで2時間30分弱です。

ちなみに、ゲームは未プレイです。
PVでBGMを聴いた時に、あまりの格好良さから衝撃を受けて、発作的にゲーム本体よりも前にOSTを予約していました。
ゲームは、そのうちプレイするつもりです。うん、多分そのうちに。

ゲームの舞台が明治時代のロンドンのためか、全体的にノスタルジックなクラシック音楽調になっています。
「逆転裁判」のナンバリングタイトルの音色とは、ちょっと違う感じ。
ナンバリングタイトルは近未来を想定しているためか、曲によってはメカニカルな音もあったけれど、「大逆転裁判」はほぼ全曲オーケストラが主体。
その中でも、弦楽器とパーカッションが大活躍しています。
そんな音色の中に、時々チェンバロなどのようなルネサンスやバロック時代の音色があったり、バンドネオンやアコーディオンのようなどこか懐かしさを感じさせる音色も聴こえてきます。
さらに、琴のような和楽器も入っている曲もあったりして。
楽器の古今東西は問わないのに、和洋折衷が上手い具合に成立している、なんとも独特というか不思議な曲調です。

ただ、曲のメロディラインというか展開は、確かに逆転裁判っぽかったです。
「成歩堂龍ノ介 ~異議あり!」を聴いて、「あ、逆裁だ」と瞬間的に思いました。
他の曲からも、逆転裁判のナンバリングタイトルのBGMっぽさが感じられて、ある意味安心して聴けました。
コンポーザは歴代タイトルの方々とは全然違うようですが、歴代作品のBGMの特徴をうまく捉えて再現させているように感じました。

それでいて、何より曲が良いです。
元々オケ調のゲーム音楽が大好物ということもあるのですが、それでも正直ここまで良曲が揃っているとは思っていませんでした。
明治時代という古臭さを上手く表現しつつも、すごく聴き応えのあるドラマティックな曲に仕上がっています。
全曲聴き終えた今、「良い曲が多いな」という感想を持ちつつも、同時に「面白い曲が多いな」とも感じました。
このOSTを聴いて、各曲がゲーム中のどんな場面で使われるのか、俄然興味が沸いてきました。
そのうちプレイする。そのうち、きっと。

それと、どの曲も生演奏でも聴いてみたく感じました。
たぶん、オーケストラとは相性が良いと思います。
どこかの楽団で演奏してくれないかなぁ。
前述の「成歩堂龍ノ介 ~異議あり!」も聴いてみたいし、「バロック・バンジークス ~大法廷の死神」や「最終弁論」あたりも生演奏で聴いてみたいです。

本作は、ゲームが内包している「逆転裁判」らしさ、「明治時代」らしさ、「ロンドン」らしさという色々な「らしさ」を、BGMレベルで融合・昇華させていたOSTでした。
色々な特徴が含まれていますが、それらを余すことなく、かつ崩壊させることなく、見事に成立させて更に良曲に仕上げているという点で、独特であり聴き応えのあるOSTでした。
ゲーム未プレイでも結構楽しめるOSTだと思います。
オーケストラ調のゲーム音楽が好きな方にはオススメです。

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